どちらもナパのワインで希望小売価格は5000円台と、決して安いワインではありませんが、動画では「オーパス・ワンの8割」とか85%などとその味わいを評価しています。
本当にオーパス・ワンの8割の美味しさなのかは置いておきますが、私も試飲会でチェックしていた美味しかったワインに入っていました。
ラザフォード・ロードの方はカベルネ・ソーヴィニヨン100%、ラザフォードが90%でオークヴィルが10%とまさに王道を行く構成。ナパらしい芳醇さを求めるならこちらでしょう。一方のナパ1847というのは1847年にナパがカリフォルニア州の「郡」になったことを意味する名前。こちらはカベルネ・ソーヴィニヨン90%で、メルローが6%、プティ・ヴェルドとマルベックが2%ずつ。スプリング・マウンテンのブドウも30%含まれており、よりストラクチャーを意識した作りになっています。
どちらもやっぱり高いよ、という人には写真左のジアポーザもお薦めです。こちらはナパのブドウを40%使っています。
ちなみにこれらのワインはすべてマイケル・ポザーン(Michael Pozzan)ワイナリーによるもの。ここは、今ナパのコスパワインとしては大注目のワイナリーです。これらのほかに「マイケル・ポザーン」や「アナベラ」のワインも国内で売られています。
ココスです。
柳屋です。
ドラジェでウェンテのシャルドネ「モーニング・フォグ」がセールになっています。税込み1815円という価格は、ワイナリー価格の税抜き18ドルと比べても安くなっています。
リヴァモア・ヴァレーの自社畑のブドウから作ったワインで、わずかにゲヴュルツトラミネールが入っています。
カリフォルニアのシャルドネの8割ほどがウェンテ由来のクローンとも言われており、中でもオールド・ウェンテと呼ばれるクローンはキスラーがそれを使っているブドウ畑だけを選んでいるなど最高級のシャルドネを生み出しています。モーニング・フォグにはウェンテのいくつかのクローンをバランス良く入れているとのこと。
このシャルドネは価格帯にしては非常にバランス良く作られているのが特徴。作り方にもそれが現れており、樽発酵とステンレス発酵を半々にし、ステンレス発酵のうち半分をシュール・リーで熟成させています。新樽は使っておらず、樽の風味も強すぎずにいい感じです。
ウェンテはもっと上の価格帯のものもいいのですが、このワインのコスパが良すぎて他にあまり目が行かないのが、もしかしたら最大の難点かもしれません。
リヴァモア・ヴァレーの自社畑のブドウから作ったワインで、わずかにゲヴュルツトラミネールが入っています。
カリフォルニアのシャルドネの8割ほどがウェンテ由来のクローンとも言われており、中でもオールド・ウェンテと呼ばれるクローンはキスラーがそれを使っているブドウ畑だけを選んでいるなど最高級のシャルドネを生み出しています。モーニング・フォグにはウェンテのいくつかのクローンをバランス良く入れているとのこと。
このシャルドネは価格帯にしては非常にバランス良く作られているのが特徴。作り方にもそれが現れており、樽発酵とステンレス発酵を半々にし、ステンレス発酵のうち半分をシュール・リーで熟成させています。新樽は使っておらず、樽の風味も強すぎずにいい感じです。
ウェンテはもっと上の価格帯のものもいいのですが、このワインのコスパが良すぎて他にあまり目が行かないのが、もしかしたら最大の難点かもしれません。
カリフォルニアワイン協会の試飲会で美味しかったワインのシリーズです。
先日「1000円台で予想外においしかったピノ・ノワール」という記事でジェームズ・ブライアント・ヒルのワインを紹介しましたが、今回もこのワインと同じくモントレーのシャイド・ファミリーによるピノとピノのロゼです。
ここはすべて自社畑でサスティナブルの認証を受けています。近々有機栽培の認証も取る予定です。これで安くて美味しいのですから、文句のつけようがありません。ディストリクト7はジェームズ・ブライアント・ヒルと比べて果実のみずみずしさが光るような味わいでした。
ショップはトスカニーです。
3月に開催されたカリフォルニアワイン協会の試飲会で見つけたコスパワインを紹介します。ファブリストは昨年「注目の国内新入荷ワイナリー「ファブリスト」」などで紹介していますが、高品質でエレガント系のワインを手頃な価格で提供しています。今回は特にマルベックが印象に残りましたが、昨年人気でそうそうに売り切れたジンファンデルなども上出来です。
カリフォルニアワインの試飲会で印象に残ったワインの一つです。南カリフォルニアでは随一の知名度を誇るテメキュラにあるウィルソン・クリークの「アーモンド・スパークリングワイン」は、実際にアーモンドの果汁を加えたスパークリングワイン。
ほの甘で、たしかにアーモンドの風味がします。どこかで味わったことがあると思ったら杏仁豆腐でした。デザートワインほどは甘くないのですいすい飲めてしまう感じです。アルコール度数も11%とやや低め。
単体で飲んでもおいしいですし、インポーターによるとチョコレートにもあい、ピクルスや和食にも合うとのこと。パーティなどで出しても喜ばれそうな気がします。
先月のカリフォルニアワイン試飲会で見つけたワインの一つです。シャルドネが大人気(ピノ・ノワールもケンタッキーに合うワインとして紹介しました)のブレッド&バターからスパークリングが登場しました。
米国では55ドルするナパ・ヴァレー産のスパークリングやロゼはラインアップされていますが、このワインは未公表。現状日本向けだけに出しているそうです。シャルマ方式(タンク内二次発酵)を使っています。
青りんごや白桃の味わい、はつらつとした酸があります。トーストの風味にブレッド&バターらしさを感じます。カジュアルに楽しむタイプのスパークリングワイン。品種はシャルドネが35%ですが、あとは未公開とのこと。
一人でじっくり飲むよりもパーティなどで皆で楽しみたい感じのワインです。
先日、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ(DRC)の共同オーナーを引退して甥に譲ったことで話題になったオベール・ド・ヴィレーヌ。彼がカリフォルニアでハイド・ヴィンヤードのラリー・ハイドと造るワインがHdVです。ちなみに両家の関係はラリーのいとこがオベールの妻だということ。
HdVでは「カリフォルニアのDRC」としてピノ・ノワールを期待されたわけですが、2002年の設立から10年以上ピノはつくらず、初めて作ったピノは意外にもハイドではなくソノマ・マウンテンのぶどうを使ったものでした。このワイン「イザベル(YSABEL)」は「神の雫」にも取り上げられていますが、現在は造られなくなっており、今HdVが造るピノ・ノワールはハイドの「YGNACIA」となっています。
さらに言うと、HdV設立からずっとワインメーカーを努めてきたステファン・ヴィヴィアーは2020年にHdVをやめており、現在は自身のヴィヴィアー(Vivier)とロング・メドウ・ランチ(Long Meadow Ranch)だけになっています。
そういう意味でも貴重なイザベルの一連のバックヴィンテージがしあわせワイン倶楽部に入っています。限定数なのでお早めに。
HdVでは「カリフォルニアのDRC」としてピノ・ノワールを期待されたわけですが、2002年の設立から10年以上ピノはつくらず、初めて作ったピノは意外にもハイドではなくソノマ・マウンテンのぶどうを使ったものでした。このワイン「イザベル(YSABEL)」は「神の雫」にも取り上げられていますが、現在は造られなくなっており、今HdVが造るピノ・ノワールはハイドの「YGNACIA」となっています。
さらに言うと、HdV設立からずっとワインメーカーを努めてきたステファン・ヴィヴィアーは2020年にHdVをやめており、現在は自身のヴィヴィアー(Vivier)とロング・メドウ・ランチ(Long Meadow Ranch)だけになっています。
そういう意味でも貴重なイザベルの一連のバックヴィンテージがしあわせワイン倶楽部に入っています。限定数なのでお早めに。