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Date: 2012/0831 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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ナパの人気ワイナリJoseph Phelpsが40回めの収穫を迎えています(Joseph Phelps Vineyards Begins 40th Napa Valley Harvest - PR Newswire - The Sacramento Bee)。

最初の年の1973年はカベルネ・ソヴィニョンとピノ・ノワール、リースリングを契約した畑から収穫したそうです。まだワイナリ設備がなく、Heitzなどを間借りして醸造したとか。有名なブレンドInsigniaは1974年に始まっています。先駆的な存在だったSyrahも1974年から。

来年には40週年記念でInsigniaの垂直テイスティングなど、さまざまな企画が予定されているそうです。ファンの人は要チェックです。

最後に豆知識。現在Araujoの畑として知られているEisele Vineyard(アイズリー・ヴィンヤード)は、かつてはJoseph Phelpsが単一畑やInsigniaのブレンドに使っていました。持ち主が畑を売りたいといったときに、Phelpsは辞退してBart Araujoに声をかけたそうです。Phelpsとしては最大の判断ミスだったと思います。なお、1991年は唯一Joseph PhelpsとAraujoのEisele Vineyardのワインが作られた年になりました。
Date: 2012/0830 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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先日紹介した、バランスの取れたシャルドネやピノ・ノワールを作るIPOBというグループ。日本で売っているワイナリも結構入っています。

CaleraやAu Bon Climatといった大所を除いて、注目するものを探すと、CobbやKutch、Littoraiといった最近活躍しているワイナリが気になりました。


Date: 2012/0829 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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マイク・ディトカがワイン・ブランドを再構築するそうです(Mike Ditka partners with Terlato to relaunch wine line - Blogs On Sports - Crain)。マイク・ディトカといってもほとんどの人はご存じないのではないかと思いますが、プロ・フットボール(NFL)のシカゴ・ベアーズの元ヘッドコーチ。1985年のシーズンではスーパーボウルを制しています。

このマイク・ディトカ、6年前にワイン・ブランドを始めたのですが(当時の記事「マイク・ディトカがワインのブランドになるとは!?」)、自身が経営するレストランなど、一部でしか流通しなかったようです。

そこで、新たにブランド再構築をするわけですが、ワインの名前が「The Player」「The Coach」など、まさにそのもの。シカゴ・ベアーズのファン層を狙っているんでしょうね。

オバマ大統領もシカゴに家があり、元々イリノイ州の議員でしたから、大統領に選ばれるようなこともあるのかも、と想像をたくましくしています。
Date: 2012/0828 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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私も最近知ったのですが、「In Pursuit of Balance」というグループができています。目的は「バランスが取れたピノ・ノワールやシャルドネ」を広めていこうというもの。2011年にサンフランシスコで最初のイベントを開き、今年春にはサンフランシスコとニューヨークでテイスティング・イベントを行いました。

「バランスが取れた」と一口で言っても、その実質が何であるかはなかなか難しい問題ですが、アルコール度が低かったり、酸がしっかりしていたり、新樽の比率が低かったり、といったところが指標になるようです。ただ、このグループでは特にその定義を決めているわけではなく、あくまでも参加しているワイナリの意識の問題ということのようです。

参加しているワイナリの一覧は


Au Bon ClimatやCaleraは日本でもよく知られていますが、なるほどというところ。Flowers、Freeman、Littoraiもそういうイメージありますね。古豪ですが近年人気実力急上昇のMount Edenも入っています。

Red Car、Ojai、Twomeyあたりは、自分の中ではバランスが取れたワインというイメージではなかったのでちょっと意外でした。例えばOjaiは近年、シャルドネでの新樽比率を下げるなど、確かにバランスを意識した方向に進んでいるようです。

Cobb、Kutchは最近日本への輸入が始まったワイン。どちらもインポーターはilovecalwineです。

なお、Vinographyに、今年春のサンフランシスコの試飲会のレビューが載っていたので、リンクを置いておきます(Acid Freaks Unite!: Tasting Notes from In Pursuit of Balance 2012 - Vinography: A Wine Blog)。

消費者に大きな影響力を持つWine Advocate誌のカリフォルニアレビュアも、濃いワインが好きと言われているRobert ParkerからAntonio Galloniに変わったことで、Au Bon Climatに高い点が付くなど、変化が見られます。カリフォルニアワインも、今後はバランスというのがキーワードの1つになってくるのかもしれません。
Date: 2012/0827 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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Fermentationに、ナパとソノマを休日を過ごす場所として比較した記事が載っていました(Fermentation: The Daily Wine Blog: The Wine Vacation: Napa vs Sonoma)。

比較する項目は7個。ワイン、ワインのバラエティ、回りやすさ、歓迎度、便利さ、社会的生活、コスト、です。

ワインは、知名度ではナパですが、ソノマにも有名ブランドはたくさんあります。ワインのバラエティでは、カベルネに固執するならナパ、そうでないならソノマの勝ちです。

回りやすさではナパ、歓迎度ではソノマの方がカジュアルに楽しめます。社会的生活というのは、要は飯はどちらがおいしいか、ということですが、ナパの方が探しやすいものの、ソノマにもいいところはいくつかあります。最後のコストは問題なくナパの方がかかります。

まあ、概ね妥当なところでしょうね。結論としては、どちらが勝ちということではなく、その人に合った方に行きましょうということです。
Date: 2012/0826 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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2012年のワイン・ブログ・アワードが発表されました(The 2012 Wine Blog Awards Winners)。残念ながらうちのブログは選ばれなかった(当たり前)のですが、いくつか新しい顔もあったので紹介します。

ベスト・ニュー・ワイン・ブログに選ばれたのはWine Julia。著者のJuliaさんはニューヨークをベースに欧州のワイン産地を旅するツアー・コーディネーターを務めた後、昨年オレゴンに移住してワインショップとワイン・バーを始めたという人。オレゴンのワインに絞って書いています。

ベスト・オリジナル・ビデオ/写真ブログに選ばれたのはWine Oh TV。 Monique Soltaniさんというちょっとチャーミングな女性がインタビュアーとして話を聞くというスタイル。もともとテレビで仕事をしていたとのことでインタビューは手慣れた感じ。ビデオもしっかり編集されているので、これまでのこの賞を取ったブログよりもプロフェッショナルな感じがします。Wine Library TV亡き後、本命不在な領域なので今後に期待したいところです。

全体のベストワインブログに選ばれたJamie Goode’s Wine Blog やベスト業界ブログに選ばれたThe Gray Report、ベスト・ライティングに選ばれたVinographyあたりは超定番で、安定したところ。この中ではThe Gray Reportの、物議を醸すような記事に期待しています。
Date: 2012/0825 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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フランスで3番めに大きなワイン会社Boisset家の一員で、カリフォルニアにBoisset Family Estatesを持ち、さらにはガロのGina Galloの夫であるJean-Charles Boissetがユニークなピノ・ノワールを作りました(Jean-Charles Boisset on a quest)。

このワイン、なんとソノマとブルゴーニュのブレンド。冗談で作っているわけではなく、ソノマはRussian River ValleyのMaboroshi、Pinnacchio、Starkeyの畑、ブルゴーニュはNuits-Saine-Georges Les CharbonniéresとGevrey-ChambertinのJeanes Rois、Es Murotsという畑。ソノマのぶどうが60%を占め、ブルゴーニュからは樽に入ったまま空輸するそうです。

ワインの名前はJCB #3。3番にしたのは1+1=3という意味合いを込めているとか。価格は123ドル。216ケース(+熟成用に66ケース)の生産だそうです。

Date: 2012/0824 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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カプコンの辻本憲三氏が作ったことで知られるワイナリKenzo Estateですが、2011年の白ワイン「あさつゆ」とロゼ「結」を市販しないと発表しました(KENZO ESTATE|お知らせ :ケンゾーエステイトオンライン)。

2011年は天候不順の年、ナパにしては異例なほどの天候が続きました。

"各ワイナリーが葡萄栽培において様々な選択を迫られる中、当ワイナリーは、葡萄の品質にこだわり、ひとつの葡萄の房に栄養が十分に行き渡るよう、早期から剪定に剪定を重ねて参りました。その甲斐 あって、収穫期には完熟した良質な果実を摘み取ることができましたが、その代償として収穫量が激減し、ボトル生産数も前年の半分に満たない状況となってしまいました。"


Kenzoでは、品質を重視してワインを作った結果、生産量が前年の半分を割り込んでしまったようです。確かに、それは厳しいですね。そこで、一般向けの販売はしないということで決まったようです。

Kenzo、設立当初はネガティブな意見が多かったですが、先日はWine Spectateorの注目のニューフェースに選ばれるなど、だいぶがんばっているようです。
Date: 2012/0819 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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「Life is a Cabernet」の標語で知られるSilver OakのオーナーであるDuncan家がソノマのワイナリSausalを買収しました(PR: Silver Oak Family Announces Acquisition of Sausal Family Vineyard and Winery)。

Sausalは1956年に設立された比較的古いワイナリ。樹齢130年を超えるブドウを含むZinfandelの畑を持っています。

Duncan家にとってはSilver Oak、ナパのTwomey Cellarsに続く第3のワイナリということになります。
Date: 2012/0816 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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有名なワインブログFermentationに、Wine Advocate誌のカリフォルニア担当Antonio Galloniの記事が載っていました(Fermentation: The Daily Wine Blog: Examining Antonio Galloni)。とても興味深い内容なので紹介します。

筆者のTom Wark氏(ソノマ在住のワインコンサルタント)はまず、Galloniとのメールのやりとりを通じて、レビューを書くときに心がけていることを聞いています。

それによると、Galloniはワインの批評は、読者の教育のためであるとしています。また、アロマやフレーバーの感じ方は人によって異なっており、Galloniがカシスだとしたものをほかの人はブラックベリーだったり、ブルーベリーだったりと認識する可能性もあります。そのようなことから、なるべく明確な言葉を使う(例えばシナモンやナツメグの代わりにスパイスとする)ことを意識しているとか。

この議論を踏まえて、Tom Wark氏は2008年、2009年のカリフォルニアの赤ワインのレビューで登場する単語を、Galloniのレビュー全体、90点以上、95点以上、に分けて頻度順に分析しています。

このあたりの数字は興味深いので、原文を当たっていただきたいのですが、いくつかの単語が95点以上のレビューで顕著に多く登場しています。例えば、Tar、Silk、Finesse、などなど。

また、一番多く登場する単語はLicoriceで、全体で46%、90点以上で49%、95点以上ではなんと57%のレビューで出てきます。

「Licorice」問題については、さらにパーカーのレビューと比較しています。一番顕著な例だと、Galloniはピノ・ノワールのレビューの34%でlicoriceを使っているのに対してパーカーはわずか2%。また、カベルネ・ソヴィニョンだとパーカーは全体で23%のレビューでlicoriceを使っているのに対し、95点以上では34%と増えるとか(この傾向は特にSyrahで顕著です)。

最後に、Galloniにlicoriceの多用について問い合わせたところ、"It seems pretty clear I may be overusing licorice as a descriptor, and I thank you for pointing that out".とのこと。

Galloniの率直な人柄に好感が持てました。記事も興味深いので、ぜひ読んでみてください。
Date: 2012/0815 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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既にナパのスパークリングワイン用ブドウなどは収穫が始まっていますが、今年は記録的な少雨で、収穫は例年よりも早くなりそうです。地域によっては収穫量も減少、その代わり品質は高くなりそうとのことです(Extra-dry weather a bittersweet harvest for US winemakers | Reuters)。

Wine Instituteによると、今年のカリフォルニアは「a good to great year in both quality and size of harvest」とのことで、中部から東部にかけての地域に比べると、収穫量への影響は少なそう。一方で、ニューヨークのFinger Lakeあたりでは、干ばつでブドウが「シャットダウン」してしまったとのこと。このところようやくちょっとお湿りが来て、ちょっと改善するかもしれないそうです。

干ばつは中部の穀物への影響が中心だとは思いますが、ブドウも全く無関係というわけにはいかないようですね。
Date: 2012/0811 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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Crushpadの資産の競売が行われ、CastleGateという会社が顧客のワインなどすべてを含んで65万4866ドルで落札しました(New Crushpad Owners Ask Customers to Pay More | News | News & Features | Wine Spectator)。

ただ、サービスに必要な費用のすべてを賄うことはできないとし、今後ワインのボトル詰めなどに追加費用を要求することになりそうです。

現在の顧客数は約500ですが、既に支払っている料金の中にボトル詰めなども含まれていることになっていたため、「ワインを人質に取る気か」という怒りの声も上がっているようです。
Date: 2012/0809 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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Diageoというと飲料業界の巨人。ギネスやジョニー・ウォーカーといったブランドを持ち、ワインではモエ・エ・シャンドンやドン・ペリニヨンのディストリビューターやChalone、Sterlingなどのワイナリを持っています。

そのDiageoのCMO(Chief Marketing Officer)であるAndy Fennell氏によると、Diageoが行うキャンペーンにおいて、Facebookが中心になっているとのことです。Facebookで展開するコンテンツは他のメディアと異なるわけではないのですが、人間らしさを出すなどの工夫をしているとのこと。

同社のFacebookページには既に2000万ものファンがいるそうで、さらにこれだけ増えると「次の500万を獲得するのは死ぬほど簡単」だとのことです。

日本でもサントリーなどは比較的積極的にFacebookを使っていますが、レベルが違う感じがします。
Date: 2012/0807 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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イェール大学の研究によるとスズメバチやアシナガバチがワインの醸造に必要な酵母をブドウに付けるのに役立っているそうです(Wasps kick start fermentation in wine)。

これらの蜂がブドウに噛み付いたときに酵母がブドウに移るとのこと。酵母を媒介する生物はほかにもいろいろいるのですが、これらの蜂は冬の間、酵母を体内で保持しているという点で、ほかの生物よりも大きな役割を持っているそうです。

古代ローマではぶどう畑の隣に庭を作ることが多かったのですが、昆虫のワイン造りにおける役割を意識してのものかもしれないとしています。

「Wasps are a wine lover’s best friend」とのことです。
Date: 2012/0804 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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一般向けのカスタムワイン造りのパイオニアだったCrushpadが財政的に行き詰っています。来週には資産が競売にかけられる予定(Crushpad in financial crisis, selling assets | PressDemocrat.com)。

2004年に誕生したCrushpadは「Wine2.0」の旗手的存在でした。自分自身のワインを作るというワイン愛好家なら一度は夢見ることを実現可能なレベルで提供してくれるそのサービスはかなり魅力的でした。

とはいえ1樽作るとやはり300万円近くの支出になりますから、そうそうたやすく手を出せるものではありません。米国ではリーマンショックの後、作る人が急減してしまったようです。近年はサンフランシスコからナパ、さらには新オーナーとなったBill Foleyの持つソノマのSebastianiへの移転などで再起を図っていましたが、いろいろ難しかったようです。

なお、日本で現在ワインを作っている途中の顧客はゼロとのことです。また、先ごろ閉店したCWGや兵庫県のワインショップVin du 268のオーナーであるクラッシュパッドは米国とは資本的に無関係です。ボルドーでのオペレーションは既に他社に譲り渡しているようです。
Date: 2012/0804 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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昨日紹介した柳屋のアウトレット市プレミアム版に、なんとShaferのシラーRelentlessが加わっていました。ヴィンテージは2008年。Wine Advocate誌では同ワイン・トップタイの95点が付いています。

カリフォルニアのシラーの市場はまだまだ小さすぎると思うのですが、実際にはセントラルコーストのSine Qua NonやSaxum、Alban、ナパではShaferやAraujoなど、非常にレベルが高いものがたくさんあります。その中でもShaferは、いわゆるシラー臭さはほとんどなく、飲みやすいので、シラーはちょっと、と思っている人にもお薦めです。5900円というのは米国の価格並みの安さです。

ワケありワイン≪アウトレット大・処分市≫

ワケありワイン≪アウトレット大・処分市≫★プレミアム版★
Date: 2012/0803 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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2008年に亡くなったRobert Mondaviの未亡人Margritが自叙伝を発売しました(Robert Mondavi Winery | Margrit Mondavi's Sketchbook:
Reflections on Wine, Food, Art, Family, Romance and Life
)。

ワイナリの売却後も文化事業の副社長としてRobert Mondavi Wineryに残っているMargrit。1967年に同社に入社してから65年というから恐れ入ります。なお、Margritは現在86歳。入社時は米国のGIの妻でした。その後、ロバートと付き合うようになり、両者とも離婚、1980年に結婚したのでした(ロバートの子息はいずれも前妻との間の子)。

この本には、こういったロマンスの話やレシピ、芸術といったことが載っているそうです。彼女がずっと付けていた日記をベースにしているということで、センセーショナルなものではなく、淡々としたもののようです。下世話な話好き向きではなさそうですが、貴重な記録の1つでしょうね。
Date: 2012/0802 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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サンタ・バーバラの開拓者であるRichard SanfordのワイナリAlma Rosaが7月27日、連邦破産法11章、通称チャプター11を申請しました(Alma Rosa, Sibling of ‘Sideways’ Winery Files for Chapter 11)。

負債は100万ドル~1000万ドル、資産も同規模と見られていますが、詳しいことはわかっていないようです。

チャプター11は日本で言うと民事再生法に相当するもので、ワイナリを清算してしまうのではなく、オーナーシップを変えることで存続を狙っているのだとは思いますが、今後どうなるか気になります。

Richard Sanfordは70年代にSanford & Bennedict Vineyardを始め、その後Sanford Wineryでサンタ・バーバラをピノ・ノワールとシャルドネの産地として一級品の地位に上げた立役者になりました。その後2004年にワイナリを売却して今のAlma Rosaを立ち上げました。
Date: 2012/0801 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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先日閉店したCWGのオーナー杉本さんのプライベートブランド「シャトー・イガイタカハ」のサイトができたそうです(Ch.igai Takaha | シャトー・イガイタカハ)。

最初はCrushpadで作るピノ・ノワールで始まったシャトー・イガイ・タカハですが,Brewer-CliftonのGreg Brewerによるサムライ・ビューティや,同ワイナリのSteve CliftonのPalminaで作るイタリア系品種のワインなど,今では多くのワイナリとのコラボレーションでワインの幅も広がっています。

先日はRutherfordのGeorges 3 Vineyardから供給を受けたカベルネ・ソヴィニョンDragon Beautyが「日本で飲もう最高のワイン2012」で専門家と愛好家の両方からプラチナ賞を受賞するといった栄誉もありました。

今後のワインにもますます期待できそうです。