英国の研究によると,アルコールの摂取が乳がんの危険を増やすという結果が出ているそうです。1日に大きなグラス1杯のワインを飲んだ場合1/5,2杯なら1/3,3杯なら倍にまで危険が増えるとのこと。
"Dr Sarah Cant, Policy Manager at Breakthrough Breast Cancer, said:'Drinking moderate or high levels of any type of alcoholic drink has many health consequences, including an increased chance of breast cancer."

Just one of glass of wine a day increases risk of breast cancer | Mail Online

どうして飲酒が乳がんを引き起こしやすくするのかは明らかでありませんが女性ホルモンが関係するのではないかとのこと。

調査によると英国における乳がん患者はこの10年増加傾向にあり,飲酒がその一因ではないかと研究を発表した医者は考えているようです。

もちろん,飲酒だけが影響するのではなく,最大のファクターは年齢で乳がん患者の5人に4人は50歳を超えているとのこと。

また,同じ機関による別の研究によると,女性は乳がんを遺伝子と関係付ける傾向があるが,遺伝子が関係して発生する乳がんは5%程度しかないという結果が出ているそうです。