August Westワイン会第2弾,影のテーマは「これっきり」
Date: 2011/07/28
Category: テイスティング・ノート
Posted by: Andy
August Westから間違って届いてしまったワインを使ってのワイン会第2弾を開催しました。前回はワイン関係でない知り合いをお招きしましたが,今回は気楽にFacebookやTwitterで呼びかけて集まりました。皆さんワイン好きなので,August West以外のワインもちょっと気張って出してみました。レストランは前回と同じく麻布十番のカリフォルニア・ワイン・ガーデンです。ワインに合わせて料理も考えていただいたようで,ワインも料理もおいしいワイン会でした。
ウェルカムのスパークリング・ワイン(Roederer Estate,これもおいしかった)の後,最初はシャルドネ2本です。一つはAugust Westのシャルドネ(2008年)。もう一つはPatz&HallのWoolsey Road 2000年です。Patz&Hallがちょっと心配だったのですが,まだ十分においしく,「Woolsey Roadはちょっと海藻っぽい風味があるので,海苔を合わせてみました」という前菜(夏野菜のラタトゥーユ)とよく合いました。August Westのシャルドネも,もちろん期待を裏切らない味。このワイナリをピノ専業だと思うと大きな間違いです。
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続く料理はもう一つ前菜で鱸のソテー。これもシャルドネに合います。
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ワインはピノ2つ。August Westの2009年のSanta Lucia Highlandsと2003年のRosella's。
2003年はAugust Westの最初のヴィンテージ。ちゃんと熟成していることが分かってよかったです。Santa Lucia Highlandsの方はAVA名が付いているものの,中身はRosella'sの単一畑。とてもコストパフォーマンスのいいワイン。
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料理はなすと鰯のテリーヌ。鰯とピノは合いますね。
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さて,もう一本ピノが続いてKanzlerの2007年。これはここ2年くらいで一番気に入ったワインの一つなので,ほかのワイン好きの皆さんにも知ってほしいと思って出したのですが,予想以上に大好評。これ,マジでおいしいです。
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メインディッシュは豚肉。ワインはAugust Westのシラー(写真撮り忘れました)。昔はシラーはあまりピンと来ないワインの一つでしたが,今はCabernet飲むよりシラーを選ぶ方が多いくらい。「今度はシラー会をしましょう」という話がまとまりました。
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ワインの最後はデザートワイン。Sine Qua NonのNobleman。シャルドネのデザートワインです。甘いのですが,ちょっと抜けるようなすっきり感もあってさすがの作りでした。
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デザートもおいしかったです。
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カリフォルニア・ワイン・ガーデンは,何度もワイン会で使っていますが,ワインの順番さえ決めてけば後は安心してお任せできるので,幹事としてはとても楽です。料理も前回と全く違うものばかりでさすがのシェフの実力を感じました。
あ,そうそう。
思わせぶりなタイトルですが,今回のワインでAugust Westの間違って来てしまったワイン以外のものに(ある程度)共通するテーマです。それは,もう手に入らないこと。
Patz&HallのWoolsey Roadは5年くらい前にやめてしまったもの。ここのシャルドネはリリース直後は全然おいしくないのですが,3年くらい経つと急においしくなってきます。今回もその良さが楽しめるものでした。
August WestでRosella'sの2003年は手持ちの最後のワイン。僕は「日本から最初にAugust Westに注文した」人だとのことなので,最初に日本に来たワインの最後の一本でした。
次のKanzlerはテーマ外なので置いておいて,最後にSine Qua NonのNoblemanも,この年を最後に作られなくなってしまったワインです。畑のオーナーが亡くなってしまって,作れなくなってしまったのです。
とってつけたようなテーマですが,ちょっと珍しいワインを集めたらこんな感じになりました。
ウェルカムのスパークリング・ワイン(Roederer Estate,これもおいしかった)の後,最初はシャルドネ2本です。一つはAugust Westのシャルドネ(2008年)。もう一つはPatz&HallのWoolsey Road 2000年です。Patz&Hallがちょっと心配だったのですが,まだ十分においしく,「Woolsey Roadはちょっと海藻っぽい風味があるので,海苔を合わせてみました」という前菜(夏野菜のラタトゥーユ)とよく合いました。August Westのシャルドネも,もちろん期待を裏切らない味。このワイナリをピノ専業だと思うと大きな間違いです。
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続く料理はもう一つ前菜で鱸のソテー。これもシャルドネに合います。
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ワインはピノ2つ。August Westの2009年のSanta Lucia Highlandsと2003年のRosella's。
2003年はAugust Westの最初のヴィンテージ。ちゃんと熟成していることが分かってよかったです。Santa Lucia Highlandsの方はAVA名が付いているものの,中身はRosella'sの単一畑。とてもコストパフォーマンスのいいワイン。
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料理はなすと鰯のテリーヌ。鰯とピノは合いますね。
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さて,もう一本ピノが続いてKanzlerの2007年。これはここ2年くらいで一番気に入ったワインの一つなので,ほかのワイン好きの皆さんにも知ってほしいと思って出したのですが,予想以上に大好評。これ,マジでおいしいです。
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メインディッシュは豚肉。ワインはAugust Westのシラー(写真撮り忘れました)。昔はシラーはあまりピンと来ないワインの一つでしたが,今はCabernet飲むよりシラーを選ぶ方が多いくらい。「今度はシラー会をしましょう」という話がまとまりました。
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ワインの最後はデザートワイン。Sine Qua NonのNobleman。シャルドネのデザートワインです。甘いのですが,ちょっと抜けるようなすっきり感もあってさすがの作りでした。
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デザートもおいしかったです。
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カリフォルニア・ワイン・ガーデンは,何度もワイン会で使っていますが,ワインの順番さえ決めてけば後は安心してお任せできるので,幹事としてはとても楽です。料理も前回と全く違うものばかりでさすがのシェフの実力を感じました。
あ,そうそう。
思わせぶりなタイトルですが,今回のワインでAugust Westの間違って来てしまったワイン以外のものに(ある程度)共通するテーマです。それは,もう手に入らないこと。
Patz&HallのWoolsey Roadは5年くらい前にやめてしまったもの。ここのシャルドネはリリース直後は全然おいしくないのですが,3年くらい経つと急においしくなってきます。今回もその良さが楽しめるものでした。
August WestでRosella'sの2003年は手持ちの最後のワイン。僕は「日本から最初にAugust Westに注文した」人だとのことなので,最初に日本に来たワインの最後の一本でした。
次のKanzlerはテーマ外なので置いておいて,最後にSine Qua NonのNoblemanも,この年を最後に作られなくなってしまったワインです。畑のオーナーが亡くなってしまって,作れなくなってしまったのです。
とってつけたようなテーマですが,ちょっと珍しいワインを集めたらこんな感じになりました。
うえはら wrote: