今やロウダイを代表する人気ワイナリーになったマイケル・デイヴィッド。急速な勢いで販売量を増やしています(Lodi’s Michael David Winery In Expansion Mode)。

トップブランドであるセブン・デッドリー・ジンズ(7 Deadly Zins)は2016年に販売量を15%増やして30万ケースを超えました。レッド・ブレンドのフリークショー(Freakshow)は63%も増えて14万ケース。プチ・シラーを中心にした「プティ・プティ」も39%増加して10万ケースの大台に乗りました。セブン・デッドリー・ジンズは2017年も25~30%増える見込みだといいます。

現在は自社畑のブドウを1/3程度使っていますが、それ以外の購入ブドウは4月に買収したソノマのシルバー・オークの設備に集約する見込みだそうです。

販売量の拡大に合わせて、生産量も3倍程度まで引き上げ、2019年には年間1万5000トンにします。将来は3万トンまで見据えているとか。

仮に750mlのワイン1本作るのにブドウを1kg使うとすると1万5000トンでは1500万本=125万ケースとなります。中規模から大規模になるといってもいいでしょう。

マイケル・デイヴィッドはこのブログでも注目しているワイナリーの1つです。これまでに結構な数の記事を書いています。
マイケル・デイヴィッド、レッド・ブレンドを追加
最近飲んだワイン: マイケル・デイヴィッド セブン・デッドリー・ジンズ2013
最近飲んだワイン:マイケル・デイヴィッド プティ・シラー "プティ・プティ" 2014
ワイン・エンシュージアストの年間トップ100発表、2位は驚きの18ドルワイン
ロバート・パーカー、中間号でマイケル・デイビッドを高評価
マイケル・デイビッド・ワイナリー、急成長の秘密
マイケル・デイヴィッドがソノマのシルバーオークのワイナリーを購入