半年ほど前に「カリフォルニアのカベルネ系でパーカー評価が一番高いワインは?」という記事を公開しました。そのときに調べた上位のワインが次の表のもの。

カリカベ

平均97点を超えると、超一流といってもいいでしょう。

裏を返せば、これほどのワインであっても97点を下回る年もそれなりにあるということ。それならば、もっと安いワインで97点以上取ったものの方がお買い得度は高い気がします。

といっても値上がり激しい昨今、各ワイナリーのトップクラスのワインとなると2万円を超えるのが珍しくありません。1万円台でと探したところ、3本のワインがありました。

1つは、以前にも紹介したリヴァース・マリーのカベルネ・ソーヴィニヨン・カリストガ。2014が97、2015が97+、2016が96-98と、安定して高得点を取っています。安いところでは1万3000円台で手に入るのは破格といってもいいでしょう。

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次は、昨年日本への輸入が再開したボーリュー(BV)のジョルジュ・ド・ラトゥール カベルネ・ソーヴィニヨン2014。ワイン・アドヴォケイトでなんと52ヴィンテージもレビューされていますが、初めて97点を取ったのが2014年です。


最後はケークブレッドのフラッグシップ「ダンシング・ベア」。2014、2015と2ヴィンテージ連続で97点を取っています。環境保護にも力を入れているワイナリーです。国内価格は実売で辛うじて2万円以下。


もう数年すると「あのころはまだ97点のワインでも1万円台で見つかったんだけどねえ」なんて話になるかもしれませんね。