昨日、今年はカリフォルニアのランクインは少なそうと書いたばかりですが、ワイン・スペクテーターの年間トップ10の4位と2位もカリフォルニアでした。
マヤカマス
4位に入ったのはマヤカマス・ヴィンヤードのカベルネ・ソーヴィニヨン2016でした。昨年は2015年の同ワインが2位。驚きの2年連続トップ10入りです。2013年に現在のオーナーが買収して、アンディ・エリクソンがワインメーカーに就任しましたが、クラシックな造りはそれまでと変わっていません。それまでは衛生面などちょっと問題もあったようなのですが、そういった問題を解決して適切に投資できるようになったのが、2年連続の快挙につながったようにも感じます。実はコロナ騒ぎの直前にマヤカマスのセミナーがあり、そのときにどうしてスペクテーターで2位になったと思うか聞いてみたところ、スペクテーターのレビュアーが変わったからでは、といった返事がありました。理由はともあれ、マヤカマスのような酸やタンニンがしっかりしたワインが高く評価されるようになったことは驚きです。

日本には2016年はまだ入っておらず2位になった2015年がカリフォルニアワインあとりえに残っていました。


そして2位はオーベールのピノ・ノワールUVヴィンヤード2018。UVは先日ラテン系ワイナリーの記事でも取り上げていたユリシス・ヴァルデスの頭文字です。
オーベール
これも同じワインはありませんが、同じくユリシス・ヴァルデスがつくったUVSLの畑がありました。