ナパの老舗ワイナリー「ハイツ・セラー(Heitz Cellar)」のオーナーであるローレンス・ファミリー・ワイン・エステーツが、ボルドーのマルゴーにある格付け第2級のワイナリー「シャトー・ラスコンブ」を買収しました。ローレンスにとっては初めての欧州における取り組みです。

ローレンスはハイツのほか、米国ではBurgess Cellars、Ink Grade、Stony Hill Vineyardを保有。老舗のワイナリーを中心にポートフォリオを広げています。

そういう意味ではボルドーの2級ワイナリーを買うというのも筋道が通っているような気がします。今回の買収の詳細は明らかではないですが、2011年に前オーナーのMACSFが購入した際は2億8000万ドルだったそうです。

ローレンスは2018年にハイツ・セラーを購入。その後畑の購入などを行っています。