デイヴィッド・レイミーはDominus,Rudd Estateなどで力を奮ったワインメーカー。現在は自身のブランドRameyで知られています。Jericho Canyonなどのカベルネ系ブレンド,シャルドネ,シラー,いずれも高く評価されており,例えばWine Advocate誌による2005年の評価では,PedregalというCabernet Sauvignonが96点,HydeとRitchieのシャルドネが95点,Rodger's Creekというシラーが94点といった具合です。Wine Advocate誌では「One of Northern California’s most successful winemakers/consultants, David Ramey’s personal winery continues to go from strength to strength.」と書かれています。Rameyのワインは日本でも比較的値付けが安めでしたが,今回は95点のHydeが7000円台(税抜き)。ワイナリ価格の60ドルと比べて同程度とはいいませんが,かなり近い線の値段で出ています。

Hyde以外はClaret 2005が税抜き4950円。これはワイナリ価格38ドルでWAでは88点付いています。比較的早飲みタイプのカベルネ系ブレンド。2006のChardonnay CarnerosとSonoma Coastも同値段。これはまだWAのレビューはありませんが,2005年のものは両方とも91点を得ています。ワイナリ価格はどちらも38ドル。この価格帯ではいいシャルドネだろうと思います。