先日,ワインを水深60mに沈めて保存する実験を紹介しましたが,今度はフランスのシャンパーニュ・ハウスLouis Roedererが,モン・サン・ミシェルの10mの水中で保存する実験をするそうです。
"A cellarman came up with the idea after realising that the water temperature in the bay, a constant 10 degrees Celsius (50.00F), was ideal for ageing wine."

Oddly Enough | Africa - Reuters.com

温度のほかに,波の影響を見るとか。1年間セラー保存のものと比較してみるそうです。

ちゃんと比較する分,先日の実験よりはまともな感じがしますが,どうなんでしょうね。逆に1年という短期間では差が出ないようにも思えます。

もし,これで良い結果が出たらそれはそれでこれまでのワイン保存の常識(迷信?)を覆すことになりますね。セラー温度より随分低いし,空気はない方がいいということになるし,揺らした方がいいということにもなります。

ということで,ちゃんと結果が発表されるのかどうか知りませんが,どういう結果になるのかちょっと興味があります。