Napaでどこが最良のカベルネを生み出すか。ShaferのあるStags Leap、Bealieuなどで知られるRutherford、SpottswoodeのあるSt. Helena、AraujoなどがあるCalistoga、どこも素晴らしいですが、Oakvilleがワン・オブ・ザ・ベストであることに異議を唱える人は少ないのではないでしょうか。

Halan Estate、モンダヴィなどで知られるTo-Kalon Vineyard、Screaming Eagle、Dalla Valle、PhelpsのBackus、etc。キラ星のごとく、有名ワイナリや畑があります。

ただ、一口にOakvilleといってもHarlanやTo-KalonがあるHighway29よりも西側のスロープと、Dalla ValleやScreaming EagleなどがあるSilverado Trail周辺の東側の地域と、大きく2つにわかれます。この東側の地域について論じた記事がありました(What’s So Special About East Oakville? Soil. - Wine Enthusiast Magazine - Web 2011)。

これによると、東側の地域は火山による赤土で覆われており、それが大きく影響しているようです。Dalla ValleのワインメーカーであるAndy Erickson(2010年まではScreaming Eagleのワインメーカー)によると、この赤土は鉄分を多く含んでおり、それがミネラルや酸に寄与しているのではないかとのこと。ただし、科学的にはっきりしたことは分かっていないそうです。

一方で、西のスロープと比べると、熱に当てられやすいのが弱点です。夏の熱波への対策が必要になります。Ruddでは霧を吹くことで熱波対策をしているとか、Dalla Valleではブドウを植える方向を通常の南北ではなく東西にして、西日に直接当たることを防いでいるそうです。

代表的なこの地域のワインです。