VinexpoとInternational Wine and Spirit Research (IWSR)の調査によると、2011年にワインの消費が一番多い国は米国でした。中国が英国に代わってトップ5に初めて入りました(AFP: US is biggest wine consumer, China joins top five)。

2位~4位はイタリア、フランス、ドイツの欧州勢。欧州は合計で全体の62%を占めましたが、量は減少傾向。一方で米国は2011年の37億ボトルから2015年には10%増加する見込みであり、中国は2011年の19億ボトルから2015年までに54.3%もの伸びを見込んでいます。

また、興味深いのは飲まれたワインの価格が上がる傾向にあること。2006年から2010年にかけて5ドル未満のワインの消費は0.95%減ったのに対し、5ドル以上10ドル未満では10.7%の上昇、さらに10ドル以上では14.7%の上昇になっています。