W. H. Smithというと2003年のMaritime VineyardがWine Spectator誌で97点を取って、一躍有名になったワイナリでした。カリフォルニアワインあらかるとで、そこの2009年のHellenthal Vineyardが4980円、2008年のSonoma Coastが3490円という信じられない値段で出ています。

日本では、毎年ごく少量しか出回らないブランドなので、これまで安くなることはほとんどなかったのですがどういうことなのでしょう。

同ショップのメルマガによると、
円高差益還元を素早く反映させる輸入元さんの努力に、弊店納入分のスケールメリットが生かされたことも要因の一つですが、それらに加え、もう一点。
過日、日本人ファンによるWHスミスへのワイナリーツアーが組まれました。これに、大変気を良くしたオーナーのビルとジョアンさんご夫妻が、太っ腹な決済をしてくれ、それが決定打ともなっております。

とのこと。いわば特別価格ですから、今回限りと考えておくべきでしょう。

なお、このワイン、Wine Spectatorでの評価は芳しくないです。Sonoma Coastが87点、Hellenthalは84点。Cellar Trackerなどでの評価は悪くないので、WSの点が悪い=ダメなワインということではないですが、念のため。