Antonio Galloniが退任してから空白だったWine Advocate誌のカリフォルニア担当がようやく決まりました。

新しいレビュアは3人予定されていますが、うち1人が今回決定。Jeb Dunnuckというエアロスペースのエンジニアで「The Rhône Report」というローヌ系ワインのレポートをWebで発行しているそうです。

ローヌはこれまでロバート・パーカーが担当しており、パーカーが最も得意とする分野の1つでしたが、今回はパーカー自身がJebに惚れ込み、ローヌ担当を明け渡すことになりました。Jebはこのほか南仏、ワシントン、そしてカリフォルニアのセントラル・コーストと南カリフォルニアを担当します。セントラル・コーストの記事は8月末の予定です。

一方、北カリフォルニアについては、パーカー自身が示唆していたように、パーカーが返り咲きます。ただし、ペンディングになっていたソノマのレポートについては白紙のまま、パーカーによる次回のレポートは12月末の予定となっています。これに伴い、従来12月だったナパのレビューは10月になります。

なお、イタリアを担当する予定の新しいレビュアとスペイン・チリ・アルゼンチンを担当する新しいレビュアについては、今回は公表されませんでした。