Wine Advocate誌が、前同誌のレビュアAntonio Galloniを契約不履行と名誉毀損で訴えるとしていた件で両者が和解しました。

過去記事「ロバート・パーカー、アントニオ・ガッローニを提訴へ、ソノマ・レポートの問題で」で記したように、2013年2月にWine Advocate誌をやめたアントニオ・ガッローニは2月末発行の同誌にソノマのレポートを掲載することになっていました。それが棚上げになって、アントニオ・ガッローニは自身のサイトに掲載する意向を示したことから、提訴するとしていました。

ロバート・パーカーによると、4月末の同誌でソノマ・レポートを掲載。5月にはイタリアのピエモントのレポートもサイトに載せるとのこと。

ガッローニのテイスティング能力の高さについては衆目が一致するところであり、こじれた形で両者が別れることには懸念していた人も多いと思います。今回の和解は両者にとって最善だったのではないでしょうか。

なお、ガッローニ側からは和解についてのアナウンスは出ていません。