Kongsgaardといえば、「Judge」に代表されるカリフォルニアのシャルドネの第一人者。そのワインの秘密を解き明かそうという記事が出ていました(How John Kongsgaard rewrote the rules of white wine - San Francisco Chronicle)。

Judge
といってもびっくりするような最新のテクニックがあるわけではなく、むしろその逆。発酵や熟成に考えられないほど時間をかけて作っています。

例えば、発酵においては、ごくごく少量のSO2を追加するだけで、天然酵母で発行し、なんと1年以上もかけるとのこと。途中、果汁は茶色く変色し、これで大丈夫かと心配になりますが、それを押し通すのがKongsgaard流。樽熟成の間にまたきれいになっていくのだそうです。

こういったワイン作りの秘訣、彼は隠すのでなく、積極的に人に教えていこうとしているとのこと。

いや、いろんな意味ですごい人ですね。