ナパでまた1つ、新しいプレミアムなワイナリが誕生しました。名称は「Kata」。日本語の「型」から取った名前です。アントニオ・ガッローニが紹介しています(Kata: An Exciting Debut From Napa Valley (Feb 2014) | Vinous - Explore All Things Wine)。

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ワイナリのオーナーはDavid Beckstoffer(デイビッド・ベクストファー)。ナパの歴史で必ず登場するAndy Beckstofferの長男で、ナパ最大の畑のオーナーであるBeckstoffer Vineyardsの社長です。同社の所有する畑には、100点ワインを輩出しているBeckstoffer To-Kalonなどがあります。

「型」で使っているのはセント・ヘレナにあるBournという畑。カベルネ・ソヴィニョンに加えて、古くから植わっているプチ・シラーがあります。

ワインは、この2種の混醸によるワイン1つ。ワイナリ価格は165ドルというからかなり強気です。

ワインメーカーはボルドー出身のBenoit Touquette。ミシェル・ロラン、アンディ・エリクソンに師事し、Realm、Magrez、Hartwellなどでワインを作っていたそうです。

ナパのプレミアムなワイナリというだけだと、今や数えきれないくらいあるので、その中で独自の立ち位置を築けるのか注目です。