2015年ももう終わりですね。ほぼ毎年、10大ニュース的な記事を上げているのですが、今年は1年間の記事を振り返っても、これだ、という記事があまりなかったようです。

そんな中でいくつか選ぶならば、まず春のIPOBがありました。自分的にはこれが1大ニュースと言っても過言ではないものです。かなり多くのワイナリーにインタビューさせていただき、試飲会やセミナーも充実したものでした。ヴァーナー/ニーリーのロバート・ヴァーナーさん、ハーシュのジャスミン・ハーシュさん、ペイのニック・ペイ、ヴァネッサ・ウォン夫妻は特に印象に残っています。

記事でアクセスが多かったのは、例年通りのオーパス・ワンを除くと酸化防止剤を除去するツールのもの。個人的にはどうなんだろうねえ、という感じもありましたが。

昨年から続けていたインタビューシリーズは、ちょっと中座してしまっていますが、今年もいろいろな方にお会いできる貴重な経験でした。

このほかでは、フリーマンのワインがオバマ大統領の晩餐会で使われたり、シャトー・イガイタカハのワインがワイン・エンシュージアストのセラー・コレクションやJALのファーストクラス用ワインに選ばれるなど、日本人が作るカリフォルニアワインの活躍もありました。

ただ、今年はやろうと思っていたことがほとんどできなかったので反省が多い年でした。「無敵のカリフォルニア・ワイン講座」はナパ、ソノマに続いてセントラル・コースト(サンタ・クルーズ・マウンテンズ、サンタ・ルシア・ハイランズ、パソ・ロブレス、サンタ・バーバラの4本立てになる予定)を考えていますが、全く手付かずに終わってしまいました。

もう1つ、カリフォルニアワイン初心者向けの電子書籍も書いている途中なのですが(こちらは完全書き下ろし)、お薦めのワインを考えているところで中断。こちらもほとんど進みませんでした。

それから、ワインの価格をウォッチできるようなサイトを作ろうと考えているのですが、こちらも現在中断中。名前をマッチングさせるところがかなり難しいのです。

というわけで2015年はほとんど淡々とブログを更新することで終わってしまった感があります。

2016年は引き続き上記テーマ(電書とサイト作り)を1つでもものにしたいと思っています。

ともあれ、今年の応援、ありがとうございました。ブログを読んでいてくださる方がいらっしゃることが、励みになって、これまで十数年続けております。2016年もよろしくおねがいします。