あけましておめでとうございます。年明け早々ですが、Wine Advocate誌の222号が発表されました。前号に引き続いて北カリフォルニアのパート2が掲載されています。パーカーが自身が経験した37年間でベストと評する2013年のワインが中心となったこともあり、今回も満点のワインがかなり多く出ています。

中でも注目は、マーカッサン(Marcassin、マーカッシン)とピーター・マイケル(Peter Michael)に続く白ワインの100点が3つのワイナリーで出たこと。特にうち1つはシャルドネでもありません。シャルドネでもデザートワインでもない白ワインの100点はカリフォルニアでは初めてです。

赤ワインでも初めての品種で満点が登場しました。

また、初めて100点を取ったワイナリーは8個。今回13ワイナリーの18のワインに満点が付いていますから過半数のワイナリーが初めての満点だったわけです。

WA222号で満点のワイン

白の100点はオーベール(Aubert)、コングスガード(Kongsgaard)、モレ・ファミリー(Morlet Family)の3つ。

コングスガードはもちろん「The Judge」。誰もが満点を取るのは時間の問題と思っていたワインです。オーベールはシャルドネのイーストサイド。オーベールの満点も衆目の一致するところですが、イーストサイドというワインは知らなかったのですが、UVヴィンヤードの1区画だそうです。

もう1つの満点白はモレ・ファミリーの「La Proportion Doree」。65%セミヨンで24%ソーヴィニヨン・ブランという構成。

赤では今回カベルネ・フランに初めての満点が出ました。これもモレ・ファミリー。「Cabernet Franc Force de la Nature」というワインです。

また、初100点ワイナリーはKongsgaard、Myriad、Aubert、Morlet Family、Beau Vigne、Del Dotto、Cliff Ledeとなっています。