先日、リースリング・リングというリースリングのみの試飲会が開催されました。カリフォルニアが少ない(ボンテラだけだった)のは当然としても、オレゴンやワシントン州も2、3種類ずつくらいしか出ておらず、ちょっと寂しい感じがしました。
リースリング・リング

そんな中で、北米のワインで一番目立っていたのはニューヨーク州のワイン。
NYワイン

といっても、出していたのはこの「Gotoワイン」というニューヨーク専門のインポーターだけでしたが、コーナーのいい場所を陣取っており、ワインもみな美味しく感じました。

それにしても、今回痛感したのは自身のリースリング経験の低さ。いいリースリングがどのようなものかわかっていないので、評価するのが難しいのです。例えば、このワインは熟成したらおいしくなりそう、といったイメージがもっとできるようにならないといけないなと思いました。

例えばリースリングの特徴と言われている「ペトロール香」。これがあるかないかは、もちろんすぐに分かりますが、それがあるからいいのか、ない方がいいのか。個人的にはない方が好きですが、熟成するときには、そういった要素も必要になるのかもしれません。

安いものだと、明らかにバランスを崩しているものもありましたが、そうでないワインであれば、正直いって2000台のものと1万円台のもので、どちらが美味しいか、あまりわかりませんでした。