SFクロニクルがワインメーカー・オブ・ザ・イヤーと並んで、注目のワインメーカー(Winemakers to Watch)を発表しています(2016 Winemakers to Watch - San Francisco Chronicle)。

毎年のことながら、かなりマニアックなチョイス。ただこの中から将来有名なワインメーカーが出て来るかもしれません。

Johanna Jensen, The Keep Wines
スコリウム・プロジェクトで働いていた人のワイナリー。アルバリーニョに注力しています。熟成型のアルバリーニョに加え、ポルトガルのヴィーニョ・ヴェルデのように作ったワインもあります。それだけでなく、コントラコスタのカリニャン、ナパのシラー、Falanghina, Cortese and Loureiroという3品種のブレンドによる白ワインなどもあります。

Michael Savage, Savage Grace Wines
ワシントン州のColumbia Gorgeというあまり知られていない地域にあるワイナリー。ワシントン州で有名なワイナリーというとカイユースやクィルシーダ・クリークなどはっきりした味わいのワインを作るところが多いですが、ここはよりデリケートな味わいを目指しています。

Brian and Stephanie Terrizzi, Giornata, Broadside
パソ・ロブレスのワイナリー。Giornataはイタリア品種の、Broadsideはコストパフォーマンスの高いワインを目指しています。

Ketan Mody, Beta Wines, Jasud Estate
ハーラン・エステートで働いていた人がダイアモンド・マウンテンに土地を買い、切り開いて作るワイナリー。Betaは購入したブドウでワインを作っています。カベルネにしか興味がないとのことです。