トニー・ソーターといえば、1980年代から90年代にかけてはダラ・ヴァッレやアラウホなど、数々の「カルト」的ワイナリーでワインメーカーやコンサルタントを務めた人気ワインメーカー。シェーファーもワインを作り始めた頃、トニー・ソーターから多くのアドバイスを貰ったそうです。また、自身のブランドのエチュードでも優秀なピノ・ノワールやカベルネ・ソーヴィニヨンを作っていました。

2000年代に入り、エチュードを売却した後はオレゴンに自身の名前の付いたワイナリーを作り、シャルドネやピノ・ノワール、スパークリングワインなどを作っています。オレゴンワインのパイオニア、とまでは言えませんが、いち早くオレゴンの将来性に目をつけた一人とは言えるでしょう。

参考:
ワインメーカーの系譜(3)――トニー・ソーター&ミア・クライン「最強コンビ」

そのソーターのシャルドネやピノ・ノワールが現地価格に近い価格になっています。

まずは廉価版の「プラネット・オレゴン」のピノ・ノワール。廉価版とはいえ、Wine Spectatorでは90点を取っていますし、米国の価格は20ドル程度ですが、税抜き2380円とほぼ現地価格並みです。


シャルドネのノース・ヴァレーは米国では約30ドルするのが3300円台からとこれも現地価格以下からの安さです。


ピノ・ノワールのノース・ヴァレーはシャルドネほどではないですが、格安です。