昨日はオレゴンの雄、イヴニング・ランドのシャルドネを紹介しましたが、今日はピノ・ノワールです。
こちらもスタンダード版と上級版の「ラ・スルス」の2種。「イヴニングランドはシャルドネもすごいんです(後編)」の記事で個人的にはベストとした2014年の「ラ・スルス」も入っています。ここはスタンダード版と上級版の差は結構あるほうだと思いますが、価格も倍なのでスタンダード版のコスパは大したものだと思います。


イヴニング・ランドは現在、サッシ・ムーアマンとラジャ・パーが所有していますが、以前は有名なソムリエのラリー・ストーンや、ブルゴーニュの著名ドメーヌ「コント・ラフォン」のドミニク・ラフォンも参加していました。ラリー・ストーンがイヴニング・ランドをやめるときにセブン・スプリングスの一部を分けてもらおうとしたのですが叶えられず、代わりに手に入れた土地がセブン・スプリングスの隣。そこで現在はリングア・フランカ(Lingua Franca)というワイナリーをやっています。これもこの土地のポテンシャルを高く評価している証拠と言えるでしょう。