古木の畑で作るジンファンデルで知られるベッドロックですが、ごく少数ながら白ワインも醸造しています。もちろんこちらでも古木へのこだわりは忘れません。

現在日本に入ってきているベッドロックの白ワインは2種類。ゲヴェルツトラミネールやリースリングなどが混植された畑のブドウで作る「コンパーニポルティス」と、今年の来日時にショウカイされたリースリングです(ベッドロックではこのほかソーヴィニヨン・ブランも作っています)。

コンパーニポルティスは多品種を一緒くたにして醸造しており、そこから生まれる複雑さや柔らかい味わいが特徴。

一方、リースリングはカレラのすぐ近くの石灰岩を含む土壌に、1963年に自根で植えられたというレアにレアを積み重ねたような畑のブドウ。よくぞこんな畑が今まで残っていたと思ってしまいますが、これを完全にドライに仕上げたワインもとてもユニーク。花の香りやスパイスが特徴的。

どちらも唯一無二のワインと言っていいでしょう。以前行ったリースリングだけの試飲会でも、これに似たワインを試飲した記憶がありません。


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ベッドロック コンパーニ ポルティス ヴィンヤード[2016]
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