ソノマ・ヴァレーのグレン・エレンにあるワイナリー「コトゥーリ(Coturri)」。1979年設立と、40年の歴史がありますが、これまであまり注意して見たことがないワイナリーでした。しかし、今のワインメーカーである創設者の孫のニッコロ・コトゥーリは、自然派の作りで新しいワインをいろいろと生み出しているようです(White Zin is in, again: Niccolo Coturri is giving the wine a new life - Los Angeles Times)。

中でも気になるのが、引用元の記事タイトルでも取り上げている「ホワイト・ジンファンデル」。ホワイト・ジンファンデルというと、ちょい甘で、元記事では「大学生しか飲まないキャンディでコーティングしたカリフォルニアワインのジョーク」などと書かれるようなワインが一般的。しかし、今回のコトゥーリのホワイト・ジンファンデル「ジン・コンタクト」はピュアな果実味があり、ミネラル感やきれいな酸も特徴なようです。これまでのホワイト・ジンファンデルの概念を覆すようなワインです。ただ、2樽しか作っていないとのことなので、入手するのはかなり難しそうです。

記事に書かれているシャルドネやピノ・ノワールも、いわゆるニュー・カリフォルニア系のぷピュアな作りでかなり美味しそうです。

ニュー・カリフォルニア系のワインが気になる方には要チェックなワイナリーの一つになりそうです。