ワイン・エンスージアスト誌が2019年のトップ100を発表しました(The Enthusiast Top 100 Wines of 2019 | Wine Enthusiast Magazine)。

同誌のトップ100はセラー・セレクションという熟成向きのワイン、バリューというコストパフォーマンスに優れたワイン、それからこのトップ100と3種類発表されます。

このトップ100は今飲んで美味しいワインであり、ワイン・スペクテーターと比べると、より広い地域でワインのバラエティも富んでいる感じがします。最近のトレンドも加味しているように思います。また価格も比較的抑えめです。

そんな中でカリフォルニアからは2位にウイリアムズ・セリエムのソノマ・カウンティ ピノ・ノワール2017がランクイン。39ドルで98点は立派です。

日本には入ってないかと思っていたらありました。さすがに価格は高いですが。


7位にはナパのマシカンのアニア・ホワイトという白ワイン。トカイ・フリウラーノなどを使った、今っぽいブレンドです。こういうのがトップ10に入るのは面白いです。

もう一つ注目はロアーのシエラ・マー・ヴィンヤード ピノ・ノワール2017が15位に入ったこと。これ、全く同じワインがワイン・スペクテーターでも43位に入っていました。両方で上位に入るのはかなりレアで快挙といってもいいと思います。