男性的なワイン、女性的なワイン
ワイン・サーチャーのサイトでライターのヴィッキ・デニッグがワインの表現における「男性的」「女性的」といった言葉の使用について提言しています(Time to Kill Gender Stereotypes in Wine | Wine-Searcher News & Features)。
例えば女性的(フェミニン=feminine)であれば、柔らかく、エレガントでデリケートな味わいのワインであり、女性的という言葉を使わなくてもこれらの言葉で代替できます。男性的(マスキュリン=masculine)であればパワフルで筋肉質といった言葉で代替できます。であれば、これらの言葉を使う方がいいというのがデニッグの主張です。
私も、ときどき「女性的」という単語は使ってしまっていました。特に、女性ワインメーカーによるワインの描写でついつい使ってしまっていました。あまり良くないのではないかという意識は一応あったのですが、英語でも使われていることを免罪符にしていたのでした。
デニッグの記事への反響があったのかどうかわかりませんが、個人的には今後は使わないよう気をつけたいと思います。