カリフォルニアワイン協会主催のスプリング・テイスティングが17日に開催されました。昨秋に続き、かなり綿密なコロナ対策を行っていました。

この試飲会は4月から始まる「バイ・ザ・グラス」のためのワインを業者が見つけるという面もあるため、出展されるワインの価格は比較的抑えめです。プラカップでの試飲ということもあり高級ワインのテイスティングはやや限界があります。

その中で今回高級ワインとして目に止まったのは「ダブル・ダイヤモンド」。昨年秋にも試飲したワインですが、そのときはリヴァース・マリーの「ハーブ・ラム」とか、ト・カロンの「ハイエスト・ビューティ」といったウォーと思うワインがあったため、あまりちゃんと紹介できませんでした。

今回改めて試飲して、前回よりもこなれて落ち着いた感じもあり、1万円クラスのカベルネ・ソーヴィニヨンの中でもピカイチといっていいレベルだと思いました。

元々ダブル・ダイヤモンドはシュレーダーの廉価版という位置付けでしたが、2018年のヴィンテージからはラベルも新しくなり、畑もベクストファー・ト・カロンとモンダヴィのト・カロンの両方のブドウを使うという超ぜいたくな構成になっています。それ以外の畑のブドウも使っていますが、ト・カロンで80%ほどだとのこと。申し訳程度に数%入っているのではなくト・カロン中心のワインとなっています。おそらくト・カロンをこれだけ使っているワインの中では最安でしょう。

ココスです。


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