この冬の少雨により、カリフォルニア州で旱魃の問題が広がっています。特にソノマとメンドシーノについてはニューサム州知事が4月21日に旱魃の緊急事態宣言を発令しています。

この地域の水の供給はロシアン・リバーへの雨水の供給に依存しており、今のままの状況が続くと10月までにレイク・ソノマとレイク・メンドシーノは2012~2016年の旱魃時以下の水準にまで落ち込むと見られています。

もっと広域での宣言をした方がいいという意見もあったようですが、前回の旱魃前と比べると都会における水の使用量は16%削減されていることなどもあって、一部の地域に留めることにしたとのこと。

また、マリン郡では日中の散水や家庭での洗車などが禁止になっています。

南カリフォルニアでは、地域の水よりもコロラド川などからの上水システムが中心になっており、そちらは当面問題なさそうです。