パソ・ロブレスで最大級のワイナリーであるジャスティン(Justin)の親会社が、ナパの人気ワイナリーであるルイス(Lewis)を買収することが明らかになりました(Exclusive: Paso Robles' Justin Vineyards and Winery Buys Napa's Lewis Cellars)。買収金額は公表されていません。

ルイスはレーシングドライバーだったランディ・ルイスが1999年に設立したワイナリー。2016年には2013年のカベルネ・ソーヴィニヨンでワインスペクテーターのワインオブ・ザ・イヤーを獲得しています。果実味濃厚で、しっかりした味わいのワインとして人気を誇っています。

ジャスティンの親会社であるワンダフル・カンパニーはフィジィ・ウオーターやピスタチオ、アーモンドの会社など幅広く手掛けており、ソノマのランドマーク・ワイナリーも保有しています。


今回の買収の真意については不明ですが、敵対的なものではなく、ルイス側も歓迎しており、ランディ・ルイスや現社長でランディの亡き妻デビーの息子であるデニス・ベル以下全ての従業員もこれまで通りであるとしています。また、ルイスの輸入元である中川ワインにも変更ありません。

ルイスのインタビュー