実はほぼ現地価格、レベル高いのに格安なカレラ単一畑ピノ・ノワール
カレラといえば「カリフォルニアのロマネコンティ」という異名を持つワイナリーとして知られています。このニックネームの由来は、ロマネコンティで働いていたことがある創設者のジョシュ・ジェンセンが、ロマネコンティの畑のブドウの枝を持ち込んで植えたという「伝説」によるものですが、こういった、正規ルートでない枝の持ち込みは「スーツケース・クローン」といって、現在は厳しく禁止されているので、一応今は否定も肯定もしない、ということになっています。
さらに、漫画「ソムリエ」で、主人公がブラインドで出されたワインを最初ロマネコンティだと思ったものの、カレラのジェンセンだと見破ったというエピソードがあり、日本ではカレラ、特にジェンセンの人気が高くなりました。
私のアカデミー・デュ・ヴァンの講座でも何回かカレラを取り上げていますが、受講生の「飲んだことがある」比率はかなり高いワインです。ただ、一方で「昔飲んだけど、最近は全く」という人も多く、意外と見過ごされているワイナリーでもあるのかもしれません。
実際にはカレラはコンスタントに高品質なワインを作り続けており、値段はほとんど上がっていないので、現在では品質に比べてかなりリーズナブルに買えるワインの一つでもあります。
カレラの単一畑は、ジェンセン、セレック、リード、ミルズ、ライアン、ド・ヴィリエの6つがありますが、特にジェンセンの人気が突出して高く、次いで超熟型のセレックとなっています。価格も概ねこの順で、ジェンセンはド・ヴィリエやライアンの倍近い価格なのですが、ワイナリー価格で見ると1.5倍程度なのでド・ヴィリエやライアンのほうがかなり現地価格に近くなっています。例えばド・ヴィリエ2017のワイナリー価格65ドルに対し、国内は税込み8300円程度と、ほぼ現地価格といっていいレベルです。
また、アカデミー・デュ・ヴァンの講座では複数の単一畑をブラインドで試飲しましたが、畑間の品質差はほとんどないというのが実感です。特に、ド・ヴィリエはジェンセンに一番近い畑であり、ややタニックなところはありますが、酒質も一番近く感じます。
現行市場に出回っている2017年はかなり評価の高い年で、ヴィナスの評価ではセレックが96、ジェンセンが95、リード、ミルズ、ド・ヴィリエが94、ライアンが93となっています。
しあわせワイン倶楽部では11日まで初売りで10%引きとなっていて、ド・ヴィリエは7000円台。この機会にお薦めです。
さらに、漫画「ソムリエ」で、主人公がブラインドで出されたワインを最初ロマネコンティだと思ったものの、カレラのジェンセンだと見破ったというエピソードがあり、日本ではカレラ、特にジェンセンの人気が高くなりました。
私のアカデミー・デュ・ヴァンの講座でも何回かカレラを取り上げていますが、受講生の「飲んだことがある」比率はかなり高いワインです。ただ、一方で「昔飲んだけど、最近は全く」という人も多く、意外と見過ごされているワイナリーでもあるのかもしれません。
実際にはカレラはコンスタントに高品質なワインを作り続けており、値段はほとんど上がっていないので、現在では品質に比べてかなりリーズナブルに買えるワインの一つでもあります。
カレラの単一畑は、ジェンセン、セレック、リード、ミルズ、ライアン、ド・ヴィリエの6つがありますが、特にジェンセンの人気が突出して高く、次いで超熟型のセレックとなっています。価格も概ねこの順で、ジェンセンはド・ヴィリエやライアンの倍近い価格なのですが、ワイナリー価格で見ると1.5倍程度なのでド・ヴィリエやライアンのほうがかなり現地価格に近くなっています。例えばド・ヴィリエ2017のワイナリー価格65ドルに対し、国内は税込み8300円程度と、ほぼ現地価格といっていいレベルです。
また、アカデミー・デュ・ヴァンの講座では複数の単一畑をブラインドで試飲しましたが、畑間の品質差はほとんどないというのが実感です。特に、ド・ヴィリエはジェンセンに一番近い畑であり、ややタニックなところはありますが、酒質も一番近く感じます。
現行市場に出回っている2017年はかなり評価の高い年で、ヴィナスの評価ではセレックが96、ジェンセンが95、リード、ミルズ、ド・ヴィリエが94、ライアンが93となっています。
しあわせワイン倶楽部では11日まで初売りで10%引きとなっていて、ド・ヴィリエは7000円台。この機会にお薦めです。