wildfoote
シェーファー(Shafer)が、スタッグス・リープ・ディストリクトにあるワイルドフット(Wildfoote)ヴィンヤードを購入しました。これまでのオーナーはジャン・フィリップス。スクリーミング・イーグルの創設者として知られており、不動産のブローカーをしていたことから、数々のナパ・ヴァレーの畑の売買に携わっており、少数の畑を自身で持っています。ワイルドフットは2011年にピラーロック(Pillar Rock)から購入した畑でした。

ワイルドフット・ヴィンヤードはシェーファーからシルバラード・ドライブを少し南下したところにある畑。中央に大きな丘があり、その左右にブドウが植わっています。ブドウはカベルネ・ソーヴィニヨンが中心で一部メルローです。丘の東側は、スタッグス・リープ・ワイナリーのすぐ隣になります。西側はシルバラード・ドライブに沿っており、シルバラード・ドライブを挟んでまた丘が連なる、スタッグス・リープ・ディストリクトの中でも一番幅の狭い平地部分になります。

ワイルドフットのブドウはこれまでビーヴァン(Bevan)セラーズが一部を使っており、残りはシェーファーが購入していました。今回畑が売りに出たため、シェーファーがブドウの確保のために購入したという格好です。シェーファーは「これほどの一等地の畑を買えるチャンスはめったになく、購入した」と表明しています。