シルヴァー・オークの樽で熟成した日本ウイスキー
シルヴァー・オーク(Silver Oak)と、秩父に蒸溜所を持つウイスキーメーカー「ベンチャーウイスキー」がコラボレーションして作ったウイスキー「イチローズモルト 秩父 シルヴァー オーク カスク フィニッシュ 2022」をJALUXが発売します。シルヴァー・オークのナパ・カベルネ・ソーヴィニヨン2015とのセットで11万円。10月発売予定です。
イチローズモルトは2018年にはオークションで1億円近い価格で落札されて注目を浴びたウイスキー。社長の肥土伊知郎氏は元々江戸時代初期から続く造り酒屋の家に生まれた人。この酒造所では戦後はウイスキーの製造もしていたがウイスキー衰退の波に抗えず、2004年には人手に渡ることになりました。
このときに廃棄を命じられた2000樽のウイスキーの在庫を引き取って始めたのがベンチャーウイスキーです。肥土社長は現場を知るために2年間で2000軒ものバーに行ってウイスキーを飲み、少しずつ市場を開拓していきました。そして、前述のように注目を浴びるウイスキーを作るほどになってきたのです。
一方、シルヴァー・オークは今年創設50周年。「Life is a Cabernet」のキャッチフレーズで知られ、アメリカン・オークの樽で熟成した2種類のカベルネ・ソーヴィニヨンだけを作り続けています。その樽のために、自ら樽工場の会社まで持っています。シルヴァー・オークによると自社で樽工場を持つワイナリーはここだけだとのこと。
そのシルヴァー・オークでワインの熟成に使った樽をウイスキーの「フィニッシュ」に使ったというのが今回のウイスキーです。肥土社長によると「朝の針葉樹を思わせるような爽やかな印象を与えてくれる」とのこと。確かに焼きりんごのような甘い香りの奥に、す~っと爽やかな味わいが来て、非常に後味がいいウイスキーです。
試飲では開けて1カ月たったというボトルのウイスキーも試しましたが、よりエレガント感が増した味わいでした。
製造量はわずか4樽とのこと。非常に貴重なウイスキーです。
シルヴァー・オークの試飲については別記事で。
イチローズモルトは2018年にはオークションで1億円近い価格で落札されて注目を浴びたウイスキー。社長の肥土伊知郎氏は元々江戸時代初期から続く造り酒屋の家に生まれた人。この酒造所では戦後はウイスキーの製造もしていたがウイスキー衰退の波に抗えず、2004年には人手に渡ることになりました。
このときに廃棄を命じられた2000樽のウイスキーの在庫を引き取って始めたのがベンチャーウイスキーです。肥土社長は現場を知るために2年間で2000軒ものバーに行ってウイスキーを飲み、少しずつ市場を開拓していきました。そして、前述のように注目を浴びるウイスキーを作るほどになってきたのです。
一方、シルヴァー・オークは今年創設50周年。「Life is a Cabernet」のキャッチフレーズで知られ、アメリカン・オークの樽で熟成した2種類のカベルネ・ソーヴィニヨンだけを作り続けています。その樽のために、自ら樽工場の会社まで持っています。シルヴァー・オークによると自社で樽工場を持つワイナリーはここだけだとのこと。
そのシルヴァー・オークでワインの熟成に使った樽をウイスキーの「フィニッシュ」に使ったというのが今回のウイスキーです。肥土社長によると「朝の針葉樹を思わせるような爽やかな印象を与えてくれる」とのこと。確かに焼きりんごのような甘い香りの奥に、す~っと爽やかな味わいが来て、非常に後味がいいウイスキーです。
試飲では開けて1カ月たったというボトルのウイスキーも試しましたが、よりエレガント感が増した味わいでした。
製造量はわずか4樽とのこと。非常に貴重なウイスキーです。
シルヴァー・オークの試飲については別記事で。