クリスマスや正月はいいワイン開けたいですよね。とはいえ、無制限にお金はかけられませんから、飲んでみたいワインをなんでも買うというわけにはいきません。

個人的経験からすると、1万円を超えるとやはりワインのランクは上がると思います。2万、3万となっていくと今度はより嗜好性が強くなる面もあります。そこでこの記事では1万円以下で、オーバー1万円の満足感が得られると思うワインを紹介します。

いきなり大本命から紹介します。
カベルネ系ではナパのファヴィアやマヤカマスのワインメーカーで、かつてはスクリーミング・イーグルやダラ・ヴァレのワインメーカーも務めていたアンディ・エリクソンが作るリヴァイアサン。彼がナパに限らずベスト・サイトからのブドウを使って作るワインで、このクオリティで8000円台で買えるのはちょっと驚きです。

しあわせワイン俱楽部です


ピノ・ノワールではカレラのド・ヴィリエ。カレラがマウント・ハーランに作った6つのピノ・ノワールの畑の中では5番目に植樹した畑です。場所はジェンセンの隣で、やや骨太の味わいはジェンセンに通じるところがあります。故ジョシュ・ジェンセンが一番苦労した畑でもあり、非常にタンニンが強いことからそれをコントロールするのが難しく、ここだけは全房の比率を下げて作っています。このワイン、米国で80ドル台なのが現状国内は8000円台で購入可能です。おそらく来年には1万円を大きく超えてしまう可能性が高いです。ド・ヴィリエに限らずカレラのワインは今のうちに買い込んでおくのが吉だと思います。

Cave de L Naotakaです。


ピノ・ノワールをもう一つ挙げると、オー・ボン・クリマのイザベルは7000円台で買えます。ここは故ジム・クレンデネンが値上げしないことをポリシーとして持っていたので、今でも価格はかなり抑えられています。フラッグシップで1万円切るのはここくらいでしょう。

ショップはウメムラです。


冷涼系ピノからアントヒル・ファームズのコンプチ・リッジを紹介します。ワイン・アドヴォケイトでは94点の高得点。ここはおしなべてコスパ高いです。


ジンファンデルではベッドロックのオールド・ヒル・ランチを紹介しておきましょう。1850年代に植樹された現存する最も古いジンファンデルの畑の一つです。カリフォルニアの宝と言っていいでしょう。
ショップはトスカニーです。


シラーではまだまだ無名の生産者レッジ(Ledge)のMCAキュベ。ワイン・アドヴォケイトで95+、ヴィナスで94点、ローヌ系を得意とするジェブ・ダナックで95点という高評価ワインです。なんとパソ・ロブレスの銘醸畑ジェームズ・ベリーと、サンタ・バーバラのビエン・ナシードのブドウをブレンドしています。むちゃくちゃバランスもよく、ものすごく芳醇。7000円台のレベルではありません。
Yanagiyaです。


シャルドネでは「シャルドネの魔術師」と言われたレイミーのワイン。単一畑ものは1万円超えますが、AVAものは1万円切ります。ところがフォートロス・シーヴューのAVAものは実はマルティネリの単一畑だというからわけがわかりません。むちゃうまです。
カリフォルニアワインあとりえです。


サンタ・クルーズ・マウンテンズのマウント・エデンも素晴らしいシャルドネの生産者。安定感抜群でいつ何を飲んでも美味しいです。
ココスです。


タリー(Talley)も素晴らしいシャルドネの生産者ですが、サン・ルイス・オビスポというマイナー生産地のせいか、あまり話題に上がりません。リンコンとローズマリーという2大自社畑のワインは常にトップクラスの一つです。個人的にもすごく心躍る生産者の一つ。