ボーグル、アルミボトル採用の新シリーズを発表
ボーグルは従来のガラス瓶と同じ750mlのアルミボトルを使った新しいワインシリーズ「Element[AL](エレメンタル) Wines」を1月17日に発表しました。ワインの種類はシャルドネ、ピノ・グリジオ、ロゼとピノ・ノワールの4種類。
アルミボトルの最大のメリットは軽量であること。ワインの栽培から流通までの二酸化炭素排出量を考えたとき、最大の排出要因はガラス瓶です。製造においてもかなりの排出があり、その重さから流通における排出量も大きくなります。ガラス瓶が平均500gするのに対し、今回のアルミボトルは90gで済みます。ガラス瓶と同じ本数をトラックに積載するとすると重量は5000㎏も少なくなります。また、サイズも少し小さくなるため、実際にトラックに積載できる本数は43%増え、それでも3%軽くなります。
また、アルミボトルはリサイクルのしやすさもガラス瓶を上回ります。アルミに組むはリサイクルによる品質の低下がほとんどなく、リサイクルの比率も高くなります。
「Element[AL]は、単なる新しいワインブランドの立ち上げではなく、ワイン業界の新しい考え方の始まりです。私たちは、既存のガラス瓶を軽量化する方法を模索することから始めましたが、その結果、消費者が受け入れる準備が整っていると感じる、より急進的なアプローチにたどり着きました」とボーグルのコンシューマー・リレーションの副社長であるジョディ・ボーグルは語っています。