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Date: 2007/0630 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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2002,2003とWine Advocate誌で2年連続100点を取ったというワシントン州のQuilceda Creek Cabernet Sauvignon。2004年がわずかに出回っています。実はここもMLに登録したのですが,買わずじまいで切ってしまったのでした。惜しいことをしました。なお,ワシントン州のレビューは2003まではPierre Rovani,2004年からはJay Millerが担当することになっています。したがって,ロバート・パーカーが100点を付けたというと誤りなので気をつけましょう。

≪高得点≫クリセダ・クリーク カベルネソーヴィニヨン[2004]
【スペクテイター95点】
小売価格26,000円
オンライン特価23,400円 (税込24,570円) 送料別
Date: 2007/0629 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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Wine and Spirits Dailyによると,Two Buck Chuckのあだ名で知られるCharles Shawの2005 Chardonnayが,California State Fairで最高得点を取ったそうです。
"Charles Shaw’s 2005 chardonnay beat out 350 other chardonnays in the competition."

Wine & Spirits Daily: TWO BUCK CHUCK WINS CALIFORNIA TASTING
Date: 2007/0628 Category: イベント
Posted by: Andy
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今作っている人も,これから作る予定の人も,いつかは作りたい人(含む自分,笑)もどうぞ。

Crushpadでワインを作りたい
Date: 2007/0627 Category: ワイナリ訪問
Posted by: Andy
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Cima Collinaといってもほとんどの人が知らないと思いますが,「Cellar Rap」というブログは米国の「ワインブログ界」では知られる存在です。このブログを書くワインメーカーAnnette Hoffは,Sterling,Saitsburyを経てニュージーランドに渡り,Estancia,Cima Collinaという経歴。Pinot Noirへの情熱に駆られています。
"Tasting Room & Art Gallery opening June 30, 2007 located in the Paseo Building on San Carlos between Ocean & 7th, Carmel-by-the-Sea, California Open Thursday - Monday from 11 am - 6 pm 831/620-0645"

CIMA COLLINA - CHARDONNAY, CABERNET BLENDS & PINOT NOIR FROM MONTEREY

新しいテイスティング・ルームはCarmel by the Seaにあり,今週土曜日6月30日にグランド・オープニングです。そちらに出かける予定のある方はぜひ。
Date: 2007/0627 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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ワイナリ価格で55ドルするRodney Strongの最上級ワインSymmetry。それがなんと2000円台(税抜き)です。2002年というヴィンテージはとてもよいヴィンテージですから,これは間違いないと思います。最初に見たカリフォルニアワインあらかるとと,後から見つけたもっと安いところ,両方紹介しておきます。

ロドニー・ストロング「シンメトリィ・レッド・メリタージュ・アレキダンダー・ヴァレー」2002(赤)
インポーター希望小売価格4,200円 (税込)を
ドッキリ価格2,980円 (税込3,129円) 送料別


【ロドニー ストロング】 レッド・メリタージュ
"シンメトリィ" アレキサンダー・ヴァレー [2002]
輸入元希望小売価格7,800円 のところ
あらかると特価
57%OFF3,300円 (税込3,465円) 送料別


インポータの希望価格が全然違うのがかなり妙ですが,値下げしたのでしょうか。
Date: 2007/0626 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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新たな輸入元になったワイン・イン・スタイルのサイトでセールをやっています。例えばMelvilleのTerracesなら7407円。かなり安いです。下のボタンから「新規輸入取り扱い商品をお試し価格にて限定販売中!」をクリックしてください。ほかにもClos Pepe Estate,Turnbullなどがあります。



ちなみに楽天だったら「クイーンズワイン」という店が最安です。
エステート・ピノ・ノワール・カリーズ[2005]メルヴィル
価格 7,500円 (税込) 送料別

Date: 2007/0626 Category: ワイナリ訪問
Posted by: Andy
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パリ・テイスティング」で白ワイン1位になったのはCh. Montelenaのシャルドネ。そのときのワインメーカーだったMike Grgich氏が開いたGrgich Hillsが30周年を迎えます。7月7日は30周年記念パーティ。
"Dust off those polyester suits, baggies and platform shoes—1970s attire is encouraged. And, “Put On Your Boogie Shoes,” because “You Should Be Dancin’” at our “Disco Inferno” with music from The Cheeseballs, the Bay Area’s top ‘70s cover band."

winery detail

ワイナリのメンバーは77ドル。一般のお客さんは97ドルです。ワイナリが作られた1977年は映画「サタデー・ナイト・フィーバー」が作られた年。7月7日のパーティはこの時代に戻ろうということで,70年代の服装で来ることが奨励されています。もしかしたら30年前のワインも登場するかも。

ちなみにワイナリのプレ・リリース・パーティも兼ねるそうです。
Date: 2007/0626 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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「ワインセラー専門店 セラー専科」でユーロカーブ製ワインセラーのセールをやっています。僕もユーロカーブ使っていますが,値段高いだけあって安定性も高いような気がします。棚が多いものを選べばワインの出し入れも楽です。

フランス製ワインセラー ユーロカーブ
【機種限定20%OFFセール実施中!!】
Date: 2007/0625 Category: ワイナリ訪問
Posted by: Andy
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ナパのダウンタウンにCopia(The American Center for Wine, Food and the Arts)が鳴り物入りで開設したのは2001年11月。それから5年半,集客に苦しみ続けるCopiaの新たな戦略は「ワインに注力」することでした。
"One of those innovations is a series of Wine Stations, which will allow visitors to combine wine education with tasting and do it on their own."

Napa Valley Register | Innovations

具体的には「Station」と呼ぶワインのオートマティック・ディスペンサーを10個ほど設置するなどの強化を行います。Stationには「Best of Napa Valley Appellation」,「Best of Sonoma County Appellations」,「Finding Fault With Your Wine」,「Guess the Grape Variety」などがあります。例えば「Finding Fault With Your Wine」ではブショネのワインのテイスティングなどができるようになっているとか。

元記事には,読者からのコメントもありますが,賛否両論真っ二つに分かれています。なかなかCopiaの生き残り,難しそうですが,今回のリニューアル,一見の価値はあるかもしれません。
Date: 2007/0624 Category: 読書感想
Posted by: Andy
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ブログを始めてから,6月23日の慰霊の日の前後は沖縄戦について書くことが通例になっています。今年は特に教科書に集団自決の軍強制があったかどうかの記述に付いて,様々な議論が起こり,例年に増してきなくさい感じが強くなっています。

ここでは,その議論については取り上げませんが,集団自決うんぬん以前に,沖縄戦で何が起こったのか,住民が今なおその“呪縛”から逃れられないのはなぜなのか,ということをもっと知るべきだと思います。

そのために,ここでは本を一冊紹介します。「沖縄戦の絵―地上戦・命の記録」。沖縄戦の記憶を,多くの住民が絵に描き,それを集めたものです。発行は2006年6月。中には戦後60年以上,だれにも言ったことがなかった辛い経験を絵に描いた人もいます。

沖縄戦について現在残っている動画や写真はほとんどすべて米軍由来のもの。当然米軍視線であり,艦砲や機銃掃射の標的となった側からの視点はありません。絵はその点,より住民側に立ったものであり,「百聞は一見にしかず」を改めて思い知らされます。

あまりにショッキングで,子供の教育などに使うには難しいかもしれませんが,機会があったら手にとってみてください。

Date: 2007/0621 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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Wine Opinionsというワイン専門の調査会社があるのですが,そこがコンシューマの20ドル超のワイン購入に何が一番影響しているか調べた結果についてWineCollectorというブログで紹介しています

その結果によると,一番影響が大きいのは「ワインについて詳しい友人」で72%,2番目が店のスタッフ(61%)でした。3位がWine Spectator(54%),Robert Parkerは4位(41%)に甘んじました。
Date: 2007/0620 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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Araujoから今年のオファーが来ました。実際にワインが到着するのは秋になります。注文可能な最大本数と値段は

2004 Cabernet Sauvignon 235ドル 2本
2004 Syrah 110ドル 3本
Olive Oil Soap 3-3oz. Bar 6個
Olive Oil Soap 7oz. Bath Bar 6個

です。早い者勝ちなので,今週末までに頼む人が現れたらオーダーします。

なお,Robert Parkerのテイスティング・ノートを紹介して置きます
The 2004 Cabernet Sauvignon Eisele Vineyard is a stunner. ...it exhibits wonderful sweetness as well as subtle hints of a charcoal fire intermixed with acacia flowers, licorice, black currants, and a ouch of incense. Dense and rich with well-integrated acidity, tannin, and alcohol, this is an atypically elegant offering(for the vintage) ....An exotic, floral, litchi nut, blackberry jam, licorice, and spice-filled bouquet soars from the glass of the inky/blue/purple-hued 2004 Syrah Eisele Vineyard. The dollop of Vioginer included in the blend provides uplift to the aromatics of this opulent, flamboyant, ostentatious 2004

Date: 2007/0620 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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連日のThe Cork Boardネタですが,昨日の記事に書いたナパでのモンダヴィ本著者サイン会がキャンセルになったそうです。理由を正したところ,
"We placed a call to Copperfield’s and were told that a reading was never scheduled and that the signing was never 100 percent confirmed and had been canceled. When we asked why, we were told we’d have to speak with the store manager for details. They are however selling the book we were told."

The Cork Board Blog Archive ‘House of Mondavi’ already causing a stir in the valley?
と謎は明らかにされないまま。周囲への影響を慮ったのでしょうか。

なお,著者サイン会についてはこちらに一覧があります。
Date: 2007/0619 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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相変わらず「カレラ ジェンセン」で検索してくる人はたくさんいます。というかまだ増える一方です。Google Analyticsによると検索語トップ10のうち4つがカレラとジェンセンの組み合わせ。ということで,購入可能なものを紹介しておきます。

ジェンセンが入ったカレラ3本セット!!
価格24,990円 (税込) 送料別


は2003のJensen,Mills,2004 Ryanの3本セット。1本当たりの価格を考えたら,そこそこお買い得です。執筆時点で1セットあります。

同じセットで2万6250円のこちらはまだ19セットあります。

カレラ・エステート・ワイン3本セット
ジャンセン1、ミルズ1、ライアン1
価格25,000円 (税込26,250円) 送料別


同じページに6本で4万5000円のセットもあります。

タカムラでは今晩11時と,明日朝9時から11550円で販売するとのこと。本数は不明です。おそらく6本ずつくらいだと思いますが,一人1本限定です。

カレラ ピノ・ノアール[2003]
ジャンセン(赤ワイン)
販売期間06月19日23時00分~12月31日23時55分
価格11,000円 (税込11,550円) 送料別


カレラ ピノ・ノアール[2003]
ジャンセン(赤ワイン)
販売期間06月20日09時00分~12月31日23時55分
価格11,000円 (税込11,550円) 送料別


ちなみに,このページは携帯でもアクセスできますが,今PCから見ていて,購入時は携帯からアクセスしたいという人のために一応QRコードを貼っておきます。

11時からの販売ページはこちら(携帯専用)。 11pm

朝9時からの販売ページはこちら(携帯専用)。 9am
Date: 2007/0619 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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ワイン系ブログの中でも最近勢いがある「The Cork Board」にHouse of Mondaviの著者インタビューが載っていました。
"After conducting some 500 hours of interviews for her book, we turned the tables on author Julia Flynn Siler and asked her a few questions about the potentially explosive book that looks at the rise and fall of the Mondavi family empire."

The Cork Board Blog Archive Five questions with Julia Flynn Siler, author of ‘The House of Mondavi’
本の執筆の経緯や,先日紹介したRobert自身の財政破綻が背景にあったことを掘り出したことなど,なかなか興味深いインタビューです。本も読みたいです。

追記:6/22にNapaの書店でサイン会があるそうです。
Date: 2007/0618 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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最近は家で飲むワインはもっぱら600円台で買ったTurning LeafのSauvignon Blancか,Costcoで900円台で売っているRancho ZabacoのZinfandelか,1500円以下のピノではベストと思われるRex-GoliathのPinot Noirか,といった感があるのですが,柳屋のメルマガによると,このピノが販売終了なのだそうです。ワイナリでも売り切れということは,ノン・ヴィンテージなのでなぜ,って感じもありますが困ったことです。

というわけでとりあえずなくなる前に買っておくことをお勧めします。

●[シリーズ1000本突破記念] レックス ゴリアテ フリー ランジ ピノノワール カリフォルニア NV 【このページ掲載品6本で送料無料!バンドルセール対象品】
インポーター希望小売価格1,500円 のところ
ヤナギヤ特価1,380円 (税込1,449円) 送料別


追記:下の記事のBlake Gray記者によるこのワインのPodcastを見つけたので貼っておきます。
Date: 2007/0618 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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サンフランシスコ・クロニクルのGray記者が「Are ratings pointless? / The highs -- and lows -- of the 100-point scale」という記事を書いています。今は当たり前になった100ポイントのワイン採点法を改めて考える記事。面白いです。

Gray記者の奥様が,日本語でまとめてくださっているので,原文読むのが面倒な方はこちらをどうぞ。
ワインの100ポイント評価、本当に役立つの?
ワインのポイント評価、どう読むか?
満点ワイン、過激競争の舞台裏

記事によるといまや90点以上じゃないと,点を取る意味がないとのことですが,個人的には88点くらいで10ドル前後の価格といった辺りは,結構スイート・スポットの1つではないかと思います。
Date: 2007/0617 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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昨年あたりから,米国では「ロゼがブーム」という記事をよく見るようになり,ワイナリが出すロゼのワインも増えています。ニールセンの調査でそれが裏付けられました。
"Sales of higher-end rose wines have jumped 45 percent nationally in the past year, making $6-plus versions of the ros varietal"

Report: Ros wine sales in U.S. rise dramatically - East Bay Business Times:
2007年3月10日までの52週間で,リカーショップやドラッグストア,スーパーにおけるロゼの販売は前年より45%,900万ドル向上したとのこと。テーブル・ワイン全体の向上が8%だったのに比べ,極めて大きい伸びになっています。

スパークリング・ワインのロゼも40%向上。スパークリング・ワイン全体は4%とやや伸び悩んでいる中で突出しています。

また,「プレミアム・ロゼ」の分野では28銘柄が新登場。これも前年の15銘柄を上回っています。また,シャルドネなど他のヴァラエタルと異なり,トップ10ブランドが世界各国にちらばっているとのことです。他のヴァラエタルではトップ10中8個は米国産だとのこと。
Date: 2007/0616 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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「House of Mondavi」という本が6月19日に発売されます。その一部がWall Street Journal Onlineに出ていました。それによると,モンダヴィ凋落の遠因はモンダヴィ家絶頂の90年代末にあったとのこと。ロバートが,UC DavisやCopiaなどに多額の寄付をしたことが響いたのです。
"The roots of the problem lay in the late 1990s, when Mondavi stock was trading near the top of its range. "
How the Mondavis Lost an Empire

21世紀に入り,ドット・コム・バブルの崩壊とともに,カルト・ワイン・ブームも崩れ,高級ワイン市場は大きく衰退しました。さらにTwo Buck Chuckの台頭や,オーストラリアのYellow Tailのブームによって,稼ぎ頭だったWoodbridgeの業績にも大きな影響が出ました。これらによってモンダヴィの株価は急降下。寄付を支払うことがほとんど不可能な状況に陥ったのです。

ロバートを救う道,それはRobert Mondavi Wineryを手放すことしかなかったのでした。

誰もが敬愛し,ナパの繁栄の象徴であるRobert Mondavi。彼の不幸を読むのは,読むほうにとっても痛みを伴いそうです。ですが,カリフォルニアワイン・ファンとしては,読んでおかなければいけないかなあと思っています。

Date: 2007/0615 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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日本よりも多分米国の方が人気が高いTurley。日本での価格は割りと安めです(ワイナリ価格よりは高いけど米国の市場価格よりは安め)。通常3月くらいに入荷するのが多いと思うのですが,ウメムラで2005ヴィンテージものなどが入っています。濃いジンファンデル好きにはお勧め。

ターリー・セラーズ
ジンファンデル・ジュヴナイル・カリフォルニア[2005]750ml
価格4,580円 (税込4,809円) 送料別

Date: 2007/0614 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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Kosta Browne 2005 Rusiian River Valley Pinot Noirです。オークションで1万7000円から。2万円で一撃落札です。ちなみに同じワインの2004ヴィンテージは「カリフォルニアワインあらかると」で1万9740円でした。また,米国価格は125ドルくらいからです。


2005 コスタ ブラウン ピノノワール ソノマコースト
最低入札価格:17,000円 (税込) 送料1,000 円
一撃価格20,000円 (税込)
Date: 2007/0613 Category: 技術系
Posted by: Andy
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高品質のオリジナル・ワインが手ごろな価格で作れることで,ワイン・マニアから熱い視線を浴びるCrushpad。今度はオンライン・コミュニティを立ち上げ「Wine2.0」のリーダーとして走っているようです。

オンラインコミュニティはCrushnet。Wikiあり,Forumあり,ブログありと流行り物は全部取り入れている格好(^^)。A.P.VinのAndrew P. Vingiello氏がリーダーを務めるPinot Daysのグループもあったりします。

興味深かったのはメンバー検索のところ。現在2189人のメンバーがいますが,おそらくほとんどはCrushpadでワインを造っている人でしょう。仮に一人25ケース(1樽分)だとしても5万ケースくらいになるわけで,結構な量です。
Date: 2007/0612 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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週末に開催されたオークション・ナパ・ヴァレーの売上は980万ドル。1000万ドルを超えたおととしよりは低いものの,昨年を超えました。

また単一ロットでは従来の100万ドルを超えるビッドが。
Breaking new records, the Staglin Family Vineyards Lot 24 surged ahead in bidding that had stalled at $900,000 for a package that included not only wine, but a six-day driving trip with the Staglins in Italy with the use of two Maserati sports cars, when winery owners Shari and Garen Staglin added ownership of one of the Maseratis if the bidder advanced to $1.1 million.

スタッグリン夫妻との6日間イタリア旅行付きでなんと110万ドル。すごいですね。
Date: 2007/0611 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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このコーナーももう2年くらいやっているので,なんとなく年間のイメージが付いてきました。で,多分昨年も一昨年も紹介している1つがこれ。Harlanが1997年から始めているBondです(市場に出ているワインは1999年から?)。Harlanが自社畑のブドウからワインを作っているのに対し,Bondはナパの様々な畑と契約して作るワインで,St. Eden,Melbury,Vecinaに加えて2003年からPluribusがラインナップに入っています。

このワイン,メーリング・リスト・メンバーにはセット販売しかしていないので,1本買おうと思うのならMLはむしろ損。米国での価格は1本250ドルくらいからなので,3万円台前半で入手できる日本の価格は高くありません。

BondのWebにはParkerやWSのテイスティング・ノートも載っていますが,それを読む限り,St.Eden,Melbury,Pluribusは最初から飲みやすいタイプ。Vecinaは長熟型で,すぐに飲むべきではないタイプのようです。中ではSt.Edenが一頭地抜けている感じ。

ボンド セント・エデン[2003]
【パーカー95点】
【送料無料キャンペーン商品】
小売価格41,600円
オンライン特価32,500円 (税込34,125円) 送料込
Date: 2007/0608 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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Hendryの日本での人気は「Opus One」にブドウを卸していたというところから来ているようで,Cabernetが一番高価&入手困難です。米国ではむしろZinfandelの方が高く評価されています。ZinfandelもBlock 7とBlock 28がありますが,評価は甲乙付けがたいところ。

ワイナリ価格はCabernet Block 8を除くとどれも同じくらいです。ということは日本では一番安いZinfandel Block7が一番お買い得だと思います。ここでは3000円台で出している2社を紹介します。

ヘンドリー・ジンファンデル ブロック 7[2004]
《送料無料》
希望小売価格 4,935円 (税込) を
PWC価格3,990円 (税込) 送料別


ヘンドリー ジンファンデル ブロック7 [2004]
Hendry Zinfandel Block7
価格3,800円 (税込3,990円) 送料別

Date: 2007/0608 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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ゴージャスさで知られるNapa最大のオークション「Auction Napa Valley」今年も今週末開かれますが,既に「E Auction」はインターネット上で開催中。ロット#1~27は日本時間の6/9午前4時まで,ロット#28~54は同4時半まで,ロット#55~81は同5時まで入札できます。入札は世界中どこからでもOKとのことです。

既に1万ドルを超えているロットの例としては「Lot #135 Kongsgaard」があります。これはKongsgaardのライブラリワインから6本をビッダー自身が選べるほか,4人までKongsgaard夫妻と食事ができます。

一方,あまり人気がない例は「Lot #158 Sjoeblom Winery」これはCabernet Sauvignonのスパークリング・ワイン24本というちょっと微妙な感じのもの。これを書いている時点では600ドルですから1本25ドル相当です。ちなみに流通価格は1本37ドル程度。

あと気になるのが「Lot #101 Napa Valley Vintners」これは自宅までBBQグリルやワイン(Joseph Phelps),BBQ食材とともにやってきてディナーをしてくれるというもののよう。これって日本まで来てくれるのでしょうか? (きっと何か読み落としているのだと思いますが)。


Date: 2007/0607 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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米国では最近「Wine 2.0」なる言葉が取り沙汰されるようになってきています。6/1にはサンフランシスコでWine 2.0というイベントも開催されました(このイベントは昨年11月に続き2回目)。

Wine 2.0といわれてもイメージできないと思いますが,まずはこのイベントに参加する会社やブログの一覧を見てください。ここからWine 2.0のイメージを膨らませてみましょう。

例えばCrushpadがあります。ご存知のように,ここはだれでも“そこそこの”お金を出せば自分のワインが作れるというサービスです。Wine Library TVはここでも何回か取り上げていますが,Vlog(Video Blog)の代表例です。Provinaも以前紹介しましたが自宅でワインを作るキットを発売しています。RadCruは,小規模生産のワインに限定して紹介するWebサイトです。

ここから伺えるのは「自分のワイン」であったり「自分のコンテンツ」です。これまでのように少数のワイン評論家が評価したワインを皆が同じように買うのではなく,ワインの流通・情報などの経路が多様になってくる,というのがWine 2.0の本質だと思います。Pinotbloggerのようにワイナリを作る過程から公開してしまうといった例もあります。

こういった動きが日本にどう影響を与えるのかについては,また別に書きます。少なくともCrushpadは日本からでも利用できますし,日本も大きく見ればその流れに乗っていくのでしょうけれど,今のところはそれが見えていない感があります。
Date: 2007/0605 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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サクサム(サクソンという表記もあり)は,Syrahがとても高く評価されており,米国ではメーリング・リストも何年か待たないと入れない状態です。当然,ワインもプレミアムが付いて出回っていますが,日本の価格は比較的安いです。Broken Stones 2005はワイナリ価格が45ドルで,流通しているのは60ドルくらいから。日本ではWassy'sが特に安くて6380円です。

≪高得点≫
サクソン ブロークン ストーン シラー[2005]
【パーカー 92~95点】
小売価格7,500円
オンライン特価6,380円 (税込6,699円) 送料別


パーカーの掲示板のテイスティング・ノートによると,今飲んでおいしいワインのようです。カリフォルニアらしく果実味が前面に出ているという評価も。
Date: 2007/0604 Category: テイスティング・ノート
Posted by: Andy
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CWFC会長ナパさんのオリジナル・ワイン「Ch. igai Takaha」の第3弾はなんと,Brewer-Clifton/Melville/DiatomのGreg Brewerが自ら醸造するというChardonnayです。その名も「Samurai Beauty」。前2作がお嬢様の名前から取ったのと比べると,名称からも「ナパ趣味」へのこだわりが感じられます(笑)。米国でのお披露目に続き,日本でのお披露目会が6/2,神楽坂のs.l.oで開かれました。

ワインリストは以下の通り。
1. 2006 Melville inox, Chardonnay
2. 2006 Diatom Clos Pepe, Chardonnay
3. 2006 Ch. igai Takaha Samurai Beauty
4. 2002 Brewer-Clifton Kimberly, Pinot Noir
5. 2005 Brewer-Clifton Mount Carmel, Pinot Noir
6. Blind Tasting
7. 2005 Melville Carrie's Pinot Noir
8. 2005 Melville Syrah Donna's
ワインリスト

1,2ともに果実のフレッシュさを感じさせるようなChardonnay。どちらかというと2の方がクリスプな感じでした。甲乙付け難いです。

今日のメインの3はDiatomのHuber(100%ステンレス)を古い樽を使って熟成させたもの。アルコール度16.8%ということもあり,香りにボリュームが感じられます。新樽を使っていないせいか,押し付けがましくなく,おいしくまとまっていると思いました。抜栓後二日たっているとのことで,飲み頃は少し先になりそうです。

4のKimberlyは暴漢に襲われて亡くなったというグレッグのいとこを偲んで作るワイン。このワインの売上はNorth County Rape Crisis & Child Protection Centerに寄付されています。畑はMelvilleの1区画ですが,ここだけ極端な急斜面+極端な密植になっています。
このワインは何と言っても香りが素晴らしいです。グラスがテーブルに置いてあるときから,いちごやラズベリーなど赤系の果実の香りがぷんぷんとしてきます。味わいはエレガント。ちょっと味が弱いのではという意見もありましたが,それを補って余りある香りに敬意を表して,今日の一番に挙げておきます。

5のMount Carmelもすばらしかったです。ただKimberlyの印象が強すぎて,ちょっと記憶が…

ブラインドは今回はかすりもせず。Byronとは意表を突かれました。

7もおいしい。これがこの日の中では一番カリフォルニア・スタイルっぽいピノです。Melvilleのワインの方が,醸造方法に自ら制限をかけているBrewer-Cliftonよりも安定感があるかもしれません。まだややタンニンが強く感じられましたが,いいワインだと思います。

よくSyrahのようなピノといった言い方がありますが,8はピノのようなSyrah。Syrah独特の癖がなく
すいすい飲めてしまいます。これもおいしい。

神楽坂s.l.oの今回の料理は、

Amuse
生しらすとフレッシュトマトのブルスケッタ(写真なしです,ごめんなさい)
Appetizer
穴子と夏野菜のテリーヌ バルサミコソース
テリーヌ
Pasta
鴨モモ肉のラグーソース “リガトーニ”
パスタ
Main dish
和牛いちぼのロースト 緑胡椒ソース
いちぼ
Dessert
ガトーショコラとバニラアイス
デザート

アミューズはさっぱりさわやか。ちょっとアンチョビを使っているのでしょうか。塩気がワインとよく合います。
テリーヌは味がよくしみたナスがおいしかったです。
パスタはB-Cのピノによく合いました。
メインディッシュは絶品。イチボは脂が乗りながら,きちんと肉の味もし,しっかりした噛み応え。それに胡椒がときおりアクセントを付けます。付け合せの野菜もおいしい。おいしいくてワインが進みます。B-CよりMelvilleのPinotやSyarhにマッチしています。

ワインも料理もとてもレベルが高く,素晴らしい会でした。
Greg Brewer

はみこさんの記事はこちら。takuyaさんの記事はこちら
Date: 2007/0604 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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とにかく入手難であることでは今やトップのコスタ・ブラウンです。

2004と2005のSonoma Coastが2本で1撃価格3万9000円。

【コスタ ブラウン ピノノア 2本セット】
Kosta Browne Pinot Noir


シングル・ヴィンヤードなら
【コスタ・ブラウン】 ピノ・ノワール "アンバー・リッジ" [2004]
あらかると特価29,800円 (税込31,290円) 送料別


どちらも高いですが,後者は米国でも1本で150ドル以上の流通価格なので,まだそっちが少しお得でしょうか。2005のSonoma Coastだけなら100ドル未満で売っているところもあります。
Date: 2007/0601 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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人気のBrewer-Clifton,Melvilleの輸入元が変わるというのは以前に記事に書きましたが,新たなインポータはワイン・イン・スタイルに決まったそうです。値段は,残念ながら少し上がった様子。Melvilleのフラグシップであるテラス(Terraces),キャリーズ(Carrie's)で見ると昨年7000円前半で入手できたのが今年は税込みだと8000円を超えてしまいます。ただ,米国での実勢価格の中心は60ドルくらいなので,この値段でもそんなに割高なわけではありません。2004年がそれぞれRPで96/95という高評価を得たことを考えたらまだ安いといってもいいかもしれません。

●メルヴィル ピノノワール "テラシズ" 2005
インポーター希望小売価格8,300円 のところ
ヤナギヤ特価7,980円 (税込8,379円) 送料別