Wine Spectator誌によると,パリ・テイスティングで赤ワインのトップを取ったStag's Leap Wine Cellarsがワシントン州のSte. Michelle Wine EstateとイタリアのAntinoliの共同体に売却されたそうです。最大の理由は創設者でありオーナーであるWarren Winiarskiの高齢。売却先を探していたようです。
ウィニアスキは売却後も3年間,ワイナリに残るとのこと。
なお,St. MichelleはCh. Ste. Michelleのほか,Columbia Crest,Col Solareといったワシントン州のワイナリ,Villa Mt.Eden,Conn Creekといったカリフォルニアのワイナリを持っています。
全く余談ですが,8月1日にNBCのLate Night with Conan O'BrienにWine Library TVのGary Vernerchuk(つづり適当)が出るそうです。ますます「出世」ですね。
“I’ll be 79 in October,” Winiarski said Monday, joking, “Don’t you think it’s time?”
Iconic Napa Winery Stag’s Leap Sold
ウィニアスキは売却後も3年間,ワイナリに残るとのこと。
なお,St. MichelleはCh. Ste. Michelleのほか,Columbia Crest,Col Solareといったワシントン州のワイナリ,Villa Mt.Eden,Conn Creekといったカリフォルニアのワイナリを持っています。
全く余談ですが,8月1日にNBCのLate Night with Conan O'BrienにWine Library TVのGary Vernerchuk(つづり適当)が出るそうです。ますます「出世」ですね。
Crushpadが注目される今日このごろ,ワイナリを持つのか持たないのかというのに関係ある記事がたまたま二つありました。1つは,設備を持たないで「ワイナリ」ができることが,カリフォルニアワインのこの10年の発展を支えてきたというような話。米国では一般に「Custom Crash」(Crushpadもこの1つという見方もあります)と呼ばれている施設を使うことで,畑を持たない「Vineyards」,ワイナリを持たない「Winery」が成り立っています。
もう1つは,Napaに「(リアルの)ワイナリを持ちたい」という人のための「ガレージスト」ができるという話。最大12個のワイナリが入れるそうで,なんとなくロンポックの「ワインゲットー」を意識しているのかな,という気がしました。こちらは3500~6500スクエアフィート(約325~600平米)で,テイスティング・ルーム兼販売所としても使えるとのこと。場所はAmerican Canyonでナパ空港の少し南になるようです。
ちなみに月額年額レンタル料は1スクエア・フット当たり2.5ドルとのことで,3500スクエアフィートで約9000ドル,100万円を超えます。正直言って,こんな辺鄙なところでこれだけかかるということはやはりワイナリを持つというのは大変だなあと思いました。
《追記》コメント欄でshinさんに教えていただいたように,レンタル料は月額ではなく,年額でした。その後ろも書き直そうかどうか悩んだのですが,年額100万円でも場所を考えたらやっぱり結構高い気がしたので,そのままにしました。
もう1つは,Napaに「(リアルの)ワイナリを持ちたい」という人のための「ガレージスト」ができるという話。最大12個のワイナリが入れるそうで,なんとなくロンポックの「ワインゲットー」を意識しているのかな,という気がしました。こちらは3500~6500スクエアフィート(約325~600平米)で,テイスティング・ルーム兼販売所としても使えるとのこと。場所はAmerican Canyonでナパ空港の少し南になるようです。
ちなみに
《追記》コメント欄でshinさんに教えていただいたように,レンタル料は月額ではなく,年額でした。その後ろも書き直そうかどうか悩んだのですが,年額100万円でも場所を考えたらやっぱり結構高い気がしたので,そのままにしました。
ワイナリのショップでも1998年のピノが4本セットで210ドルで出ています。日本で98年のでセットになっているのは,これと比べるとちょっと割高になりそうです。ほかにもJensen単独で売っているもの,2004年のセットなどが出ています。それなりにお買い得感がありそうなものを紹介しておきます。
Crushpadに日本支社「クラッシュパッドジャパン」ができました。日本で醸造するのではなく,本社の窓口として日本向けのサポートをすることになります。代表はご存知,CWFCのナパ会長こと杉本隆英さん。CWGの菅原さん,SHIP2Uのかんちゃんも協力するとのことです。
CWFCでは,これを記念して,CWFC会員向けの特別ワインを作るそうです。一口5万円でChardonnay6本とPinot Noir6本。Kosta BrowneやFlowersも使っているGap's Crown Vineyardのブドウを使うそうです。
ワイン作りがだんだん身近になりそうです。
"自分仕様のワイン造りの文化を日本にも浸透させたい。 そんな想いでCrushpad Japanを設立いたしました。 ブドウ選びから、瓶詰めまで。。。あなたもワイン造りの喜びを現実にしてみませんか?"
クラッシュパッド For Wine Lovers
CWFCでは,これを記念して,CWFC会員向けの特別ワインを作るそうです。一口5万円でChardonnay6本とPinot Noir6本。Kosta BrowneやFlowersも使っているGap's Crown Vineyardのブドウを使うそうです。
ワイン作りがだんだん身近になりそうです。
Parkerの掲示板によるとAugust West/FreemanのEd KurtzmanがRoarのワインメーカーになったそうです。従来ワインメーカーだったSiduriのAdam Leeはコンサルティングという立場だとか。
RoarのオーナーであるGary FranscioniはもともとAugust Westのパートナーであり,August Westと言えばFranscioniの畑であるRosella'sが代表的なワインなので,Ed Kurtzmanがワインメーカーになるのは理解できますが,Adam Leeとは何かあったのでしょうか。個人的にはEdの作るワインは好きなので歓迎です。
RoarのオーナーであるGary FranscioniはもともとAugust Westのパートナーであり,August Westと言えばFranscioniの畑であるRosella'sが代表的なワインなので,Ed Kurtzmanがワインメーカーになるのは理解できますが,Adam Leeとは何かあったのでしょうか。個人的にはEdの作るワインは好きなので歓迎です。
Parker掲示板の概ねは,下にうえはらさんが書いてくれていますが,FermentatioのTom Wark氏はこう言ってます。
僕は高アルコール・ワインに対する意見は,否定や肯定するほど飲んでいないので,保留します。ただ,Randy Dunnは好きなので,その意見は尊重に値すると思います。
"As it turns out, I really hate being left out of a good old fashioned piling on of opinion. So, allow me my 2 cents: Those who disagree with Dunn and who defend the high alcohol wines, particularly those in the 15% range are simply wrong. Unless it"
Fermentation: The Daily Wine Blog: Ask For that Sweet Caress
僕は高アルコール・ワインに対する意見は,否定や肯定するほど飲んでいないので,保留します。ただ,Randy Dunnは好きなので,その意見は尊重に値すると思います。
Dunn VineyardsのRandy Dunnといえば,カリフォルニアワイン業界でも硬骨漢で知られています。その彼が,最近増えている高いアルコール度数のワインに反対する手紙をWineAboutのVirginie Booneに送っていました。
要は,15%を超えるような高いアルコール度数のワインは食事と合わせるには向かない。ワインは「消費」するものであって「試飲」するものではない。ワインのテイスティングをする人は,それを理解してほしい。そしてコンシューマは評論家まかせにするのではなく,自ら立ち上がって,低いアルコール度数のワインを求めて欲しい。とのことです。
《追記》Parkerの掲示板を見たら,このトピックで二日間に200を超えるリプライが付いていました。関心高いんですね。
"It is time for the average wine consumers, as opposed to tasters, to speak up."
Randy Dunn on high-alcohol wines
要は,15%を超えるような高いアルコール度数のワインは食事と合わせるには向かない。ワインは「消費」するものであって「試飲」するものではない。ワインのテイスティングをする人は,それを理解してほしい。そしてコンシューマは評論家まかせにするのではなく,自ら立ち上がって,低いアルコール度数のワインを求めて欲しい。とのことです。
《追記》Parkerの掲示板を見たら,このトピックで二日間に200を超えるリプライが付いていました。関心高いんですね。
超多忙で読む時間がないので自分メモです。Savannah Chanelleで始まり,Sonnet,Silver MountainとSanta Cruz Mountainsの注目のワイナリでワインを作るTony Craigのインタビューが載っていました。ピノ好きな方はどうぞ。
フランシスカンのカベルネがワイナリ価格28ドルに対して,3000円台前半で出ています。インポータ変更によるものだそうです。ワイナリ価格より安いですが,実売だと18ドル程度のところもあるので「現地価格並み」ということにしておきます。フランシスカンは「Rutherford Bench」*1があることで有名なワイナリ。カベルネも安定しておいしいです。デイリーより1ランク上のものとして,いいと思います。
ところで,このインポータ変更とはConstellation Brands社がじきじきに輸入に乗り出したということらしいです。先週は紹介していませんが「SIMI」が安くなったというのが来ていました。ちなみに,同じグループにはRobert Mondavi,Mount Veeder,Estancia,Ravenswoodも入っています。今後はそっちも安くなるんでしょうか。
*1Rutherford BenchとはRutherfordのHighway29よりも西側のこと。ゆるやかな丘状で,Rutherfordのいいワインの多くがここでできる。別AVAを申請する動きもあったが,なぜか認められなかった。Franciscanにあるのは,その名前を取ったベンチ。ちなみにFranciscanの正式名称はFranciscan Oakville EstateでOakvilleにある。
ところで,このインポータ変更とはConstellation Brands社がじきじきに輸入に乗り出したということらしいです。先週は紹介していませんが「SIMI」が安くなったというのが来ていました。ちなみに,同じグループにはRobert Mondavi,Mount Veeder,Estancia,Ravenswoodも入っています。今後はそっちも安くなるんでしょうか。
*1Rutherford BenchとはRutherfordのHighway29よりも西側のこと。ゆるやかな丘状で,Rutherfordのいいワインの多くがここでできる。別AVAを申請する動きもあったが,なぜか認められなかった。Franciscanにあるのは,その名前を取ったベンチ。ちなみにFranciscanの正式名称はFranciscan Oakville EstateでOakvilleにある。
いいかげん,飽きてきましたが,カレラ ジェンセンで検索してくる人も相変わらず多いので。
takuyaさんがパーカー掲示板発の情報として書いていますが,Brian Loringから来たレターにも2006年のヴィンテージについて言及がありました。
というわけでヴィンテージの力に,自身のワイン・メイキングの向上が加わって,これまでで「ダントツ」のヴィンテージになったとのことです。
ちなみに,これはいわゆるメーリング・リストのオファーの手紙ではありません。今年からオンラインで注文できるようにしたとのことで,その登録お願いというものでした。オファーは9月ころだと思いますので,楽しみに待っていてください。
Please believe me when I say that Kimberly and I truly believe that our 2006 vintage Pinots are the best we've made. That applies to each and every vineyard. And for some, it's not even a close call. The 2006 vintage Pinots are seriously good. I think it's a combination of the vintage and us simply getting better at making wine. The 2006 wines will be a combination of plush fruit., good acidity, and reasonable alcohol levels(mid 14%). Kimberly and I can't wait to get these wines bottled... so that we can start drinking them!
というわけでヴィンテージの力に,自身のワイン・メイキングの向上が加わって,これまでで「ダントツ」のヴィンテージになったとのことです。
ちなみに,これはいわゆるメーリング・リストのオファーの手紙ではありません。今年からオンラインで注文できるようにしたとのことで,その登録お願いというものでした。オファーは9月ころだと思いますので,楽しみに待っていてください。
Charles Creekというワイナリはあまり知られていませんが,調べた範囲では,コストパフォーマンスは結構良さそうです。オーキーでもないので,多分万人向けでしょう。値段も米国で20ドル近くするところもあるので2250円というのは,かなり安いです。この値段なら損はないでしょう。
なんだかややこしいことになっております。ハリー・ポッター・シリーズのセブルス・スネイプ役で知られるAlan Rickmanが,「パリスの審判」のライバル映画でパリ・テイスティングを主催したスティーブン・スパリエの役を演じることになったそうです。
何がややこしいかというと,同じ時期に同じテーマで二つの映画が作られるということなのです。一方は書籍「パリスの審判」を原作にした「オフィシャル」なもの。映画のタイトルは決まっておらず,スパリエ役はJude LawあるいはHugh Grantが演じるという話が上がっています。一方,今回明らかになった映画は「Bottle Shock」というタイトルで,Chateau MontelenaのBo Barrettが監修を務めるそうです。本家の方のプロデューサは,Bottle Shockの提訴も考えているとか。
というわけで,なんだかややこしいのでした。
"Hollywood star Alan Rickman will play Steven Spurrier in a rival to the forthcoming film of the Paris tasting, decanter.com can reveal."
Alan Rickman to play Steven Spurrier in rival
何がややこしいかというと,同じ時期に同じテーマで二つの映画が作られるということなのです。一方は書籍「パリスの審判」を原作にした「オフィシャル」なもの。映画のタイトルは決まっておらず,スパリエ役はJude LawあるいはHugh Grantが演じるという話が上がっています。一方,今回明らかになった映画は「Bottle Shock」というタイトルで,Chateau MontelenaのBo Barrettが監修を務めるそうです。本家の方のプロデューサは,Bottle Shockの提訴も考えているとか。
というわけで,なんだかややこしいのでした。
さすがにジェンセンはほとんどセットものでしか売られないようです。90年代末期のころを思い出します。セットでは1998年のものと2004年のものが出ていますが,1998年はCaleraの評判があまりよくないころなので,若干お勧めしにくいです。2004は多分よいのではないでしょうか。
カリストガの話を書いて思い出したのが¸ジャグジーのこと。泡が出る風呂として日本では一般に「ジャグジー」と呼ばれていますが¸英語で言えばwhirlpool。あるいはjet bath。で¸なぜこれがジャグジーかというと¸ジャグジーさんという人が作ったから。というのは本当は間違いでJacuzzi=ジャクージと読むのが正しいはず。ここまでは知っている人もいるかもしれませんが¸このJacuzzi家がSonomaのワイナリClineのオーナーだというのはご存知でしょうか。
このJacuzzi家が新しいClineとは独立してJacuzzi Familyとしてワインを作り始めたのは1994年とCline設立からわずか3年後のこと。それがこのほど長年の夢だった新しいワイナリを建立しました。
さて¸同じCarnerosのCornerstone Place(旧Cornerstone Garden)にも新しいテイスティング·ルームができます。Artesa¸Larson Familyに¸Roshamboが加わり¸さらにGrange Sonomaという謎のワイナリも入るそうです。
このJacuzzi家が新しいClineとは独立してJacuzzi Familyとしてワインを作り始めたのは1994年とCline設立からわずか3年後のこと。それがこのほど長年の夢だった新しいワイナリを建立しました。
Clineと比べると重厚な感じで「Artful」なワイナリを目指しているとか。ワインもClineより1ランク高く20ドル台が中心。100ケースそこそこしか生産しないものもあります。"A huge stone edifice, the winery has been modeled on the historic Jacuzzi family home in Friuli, Italy. It will consist of five buildings, 18,000 square feet in all. It will also house the new tasting room and pressing facility for The Olive Press, formerly up the road in Glen Ellen. The Olive Press has been pressing olive oil for Jacuzzi Family since 2003."
New crop of tasting rooms sprouts up | Santa Rosa Press Democrat // News for California
さて¸同じCarnerosのCornerstone Place(旧Cornerstone Garden)にも新しいテイスティング·ルームができます。Artesa¸Larson Familyに¸Roshamboが加わり¸さらにGrange Sonomaという謎のワイナリも入るそうです。
これまでNapaのリゾートといえばYoutvilleとかSt.Helenaが中心で,Calistogaはどちらかというと鄙びた温泉地といった感があったのですが,ついにCalistogaに豪華リゾートが誕生しました。
名前はSolage Calistoga。かのAuberge du Soleilの系列だそうです。気になるお値段は5月1日~10月31日までのハイシーズンが425ドル~975ドル,11月1日~3月31日までが325ドル~775ドル(4月はどこに行ったんだろう?)。
リゾート内にはもちろんSPAも完備しています。またユニークなのは部屋にペアの自転車が付いていること。これでCalistoga近辺のワイナリを回るのもいいかもしれません。
te
名前はSolage Calistoga。かのAuberge du Soleilの系列だそうです。気になるお値段は5月1日~10月31日までのハイシーズンが425ドル~975ドル,11月1日~3月31日までが325ドル~775ドル(4月はどこに行ったんだろう?)。
リゾート内にはもちろんSPAも完備しています。またユニークなのは部屋にペアの自転車が付いていること。これでCalistoga近辺のワイナリを回るのもいいかもしれません。
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ソノマでも評価の高いワイナリの1つ,Hartford Courtの単一畑がほぼワイナリ価格以下で出ています。ZinfandelのHighwireがワイナリ価格50ドルに対して6500円(税抜き,以下同様),Pinot NoirのLands Edgeが45ドルに対して5200円,ChardonnayのFour Heartsが40ドルに対して4500円です。
MLBのオールスターのイチローはすばらしかったですね。思わずYouTubeでビデオを探して見てしまいました。ランニング・ホームランが「Inside-the-park home run」だというのも実は初耳でした(ちなみにWikipediaのこの項目にはイチローのことも書いてあります)。
ところで,数日前に紹介したオールスターにかこつけたSF Chronicleの記事ですが,やはりほとんど日本では売っていませんでした。唯一見つかったのは,今年正月にシャープの太陽電池のCMに出たことでも知られているクラインのシラー。このワインは僕も以前飲んだことがありますが,シラーらしいシラーで,確かにコスト・パフォーマンスはいいと思います。
(楽天APIを叩くテストも兼ねてます,変だったら教えてください)
ところで,数日前に紹介したオールスターにかこつけたSF Chronicleの記事ですが,やはりほとんど日本では売っていませんでした。唯一見つかったのは,今年正月にシャープの太陽電池のCMに出たことでも知られているクラインのシラー。このワインは僕も以前飲んだことがありますが,シラーらしいシラーで,確かにコスト・パフォーマンスはいいと思います。
(楽天APIを叩くテストも兼ねてます,変だったら教えてください)
Crushpadが切り開いた「マイワイン作り」のムーブメントは,ますます大きくなっていくようです。Wine Spectatorの記事によるとCrushpadの今年のクライアントは5月の時点で既に2006年を超えているそうです。またソノマにも「Sonoma Grapemasters」という似たようなサービスができ,既に十数人の顧客が付いているとのこと。
Crushpadの創設者であるMichael Brillは,これを「新しいアメリカン・ドリーム」だと言っています。
また,コマーシャルにワインを売るサービスを使っている人も10分の1ほどいるとのこと。中にはWine Spectatorで92点を取ったDain WinesやJean Edwardsといったワイナリもあります。
mixiのCrushpadコミュもよろしく(^^)。
"There's this new American dream," said Michael Brill, founder of Crushpad, which after only three years in business has more than 2,500 clients in more than 30 states—and even a few other countries—making anywhere from 25 to 1,200 cases of their own wine. "People … want to have that wine-country life. But the reality is, they can't. They live in New York, and have a spouse and kids and a job."
Wine Spectator | Articles | Wanna Be a Winemaker?
Crushpadの創設者であるMichael Brillは,これを「新しいアメリカン・ドリーム」だと言っています。
また,コマーシャルにワインを売るサービスを使っている人も10分の1ほどいるとのこと。中にはWine Spectatorで92点を取ったDain WinesやJean Edwardsといったワイナリもあります。
mixiのCrushpadコミュもよろしく(^^)。
Wine Enthusiast誌がついにブログを始めました。7月10日付の三つ目の記事は,物議を醸しているTwo Buck ChuckがCalifornia State Fairでダブル・ゴールドを受賞した件を取り上げています。本当においしいのかどうか,他のワインと合わせてブラインド・テイスティングをしたのです。
その結果,Wine EnthusiastのJim Gordonの採点ではTwo Buck Chuck(Charles Shaw California 2005)は78点で4ワイン中4位。ただ,このテイスティングには20代から3代の素人が大部分で彼らには3位と4位のワインが人気だったそうです。
結果として以下のような考察をしています。
ステートフェアの採点システム自体の問題か,採点者が素人だったのか,テイスティングしたワインが別物だったのか。
今回の「快挙」には多くの人が異議を唱えていますが,ステートフェアのメダルの意味そのものも今後問われることになるのかもしれません。
その結果,Wine EnthusiastのJim Gordonの採点ではTwo Buck Chuck(Charles Shaw California 2005)は78点で4ワイン中4位。ただ,このテイスティングには20代から3代の素人が大部分で彼らには3位と4位のワインが人気だったそうです。
結果として以下のような考察をしています。
"1. The system of judging failed. Maybe the judges had tried too many wines that day, or disagreed heavily over more controversial wines that were either very oaky, unoaked, too heavy with malolactic or something, so the only wine they could agree that they all liked was the most innocuous one. I think this happens frequently in big competitions with multiple judges.
2. The judges themselves were not up to the task. Maybe not enough of them had experience with great Chardonnay, or maybe it happened to be a group prejudiced against high-alcohol or even against Chardonnay in general.
3. The samples sent to the competition were not the same wine that I tried in the blind tasting. This is probably true in a very straightforward sense, because with millions of cases of Two-Buck Chuck being sold, it can’t all have been blended from exactly the same base wines in the same proportions in the same tank."
Blind-tasting Two-Buck Chuck Wine Enthusiast Magazine’s Unreserved
ステートフェアの採点システム自体の問題か,採点者が素人だったのか,テイスティングしたワインが別物だったのか。
今回の「快挙」には多くの人が異議を唱えていますが,ステートフェアのメダルの意味そのものも今後問われることになるのかもしれません。
Napa Valley Register紙のワイン暇ネタコーナー?からネタを拝借。「レミーのおいしいレストラン」はこの夏の注目映画ですが,これにちなんで米国ではDisneyがワインを出しています。映画のテーマのひとつである「ラタトゥーユ」がその名前。ブルゴーニュの白ワインで13ドル。Costco限定だそうです。日本では売るのでしょうか。
記事の最後にポツリと書いてあった,「レミーが職業を食事からワインに変えたら,完璧な『cellar rat』(ワインセラーで働く人)になるだろう」というのにちょっと笑いました。
iPhoneのポテンシャルは想像を絶するほどですが,ナパのテイスティング・ルーム「Back Room Wines」のDan Dawsonによると,ワインのテイスティング能力もあるとのこと。ワインの好みに関するいくつか質問に答えておけば,ワインを買うときにその名前を入力すると,iPhoneがそのワインが好みに合うかどうか,買うべきかどうかを教えてくれるそうです。
彼はさらに言います「実際問題,ワインを飲む必要もなくなる。iPhoneがどういう味わいか教えてくれるし,どれくらい好きかも,何を一緒に食べるかも。最後には100ポイントでの採点も作ってくれるだろう」。
最後に,有名人の名を冠したワインはいろいろありますが,今度は「ウェイン・グレツキー」だそうです。カナダでワインを作るそうです。
"“Ratatouille,” a Disney film about Remy, a rat that creates fabulous food in a Paris restaurant, is one of the most hyped films to open this summer."
Napa Valley Register | Disney's in the wine biz
記事の最後にポツリと書いてあった,「レミーが職業を食事からワインに変えたら,完璧な『cellar rat』(ワインセラーで働く人)になるだろう」というのにちょっと笑いました。
iPhoneのポテンシャルは想像を絶するほどですが,ナパのテイスティング・ルーム「Back Room Wines」のDan Dawsonによると,ワインのテイスティング能力もあるとのこと。ワインの好みに関するいくつか質問に答えておけば,ワインを買うときにその名前を入力すると,iPhoneがそのワインが好みに合うかどうか,買うべきかどうかを教えてくれるそうです。
彼はさらに言います「実際問題,ワインを飲む必要もなくなる。iPhoneがどういう味わいか教えてくれるし,どれくらい好きかも,何を一緒に食べるかも。最後には100ポイントでの採点も作ってくれるだろう」。
最後に,有名人の名を冠したワインはいろいろありますが,今度は「ウェイン・グレツキー」だそうです。カナダでワインを作るそうです。
takuyaさんがmixiに書いていたネタですが,Robert Parkerが2004 年のKosta Browneに非公式ながら80点台の点数を付けたことで掲示板が「祭り」になっています。
Parker以前にInternational Wine CellarsのStephan Tanzerも80点台を付けており,Allen Meadowsという人が運営するBurghound.comでも似たような評価だったようです。
掲示板のコメントは賛否両論ですが,上記のこともあり,意外と冷静に受け止められているような感じがしました(多すぎてちゃんと読んでいませんが)。
なお,スレッド半ばにはRobert Parker本人が「降臨」。非公式な点数ですが,ボトル・コンディッションは良かったことや,「too jammy and superficial」だったことなど,評価を認める発言をしています。
これでKosta Browne熱が少し冷めるのでしょうか(多分そうならないでしょうけど)。
"2004 Kosta Browne Pinot Noir Amber Ridge Vineyard Russian River: 86 2004 Kosta Browne Pinot Noir Koplen Vineyard Russian River: 87 2004 Kosta Browne Pinot Noir Cohn Vineyard Russian River: 85? 2004 Kosta Browne Pinot Noir Kanzler Vineyard Sonoma Coast: 88"
Mark Squires
Parker以前にInternational Wine CellarsのStephan Tanzerも80点台を付けており,Allen Meadowsという人が運営するBurghound.comでも似たような評価だったようです。
掲示板のコメントは賛否両論ですが,上記のこともあり,意外と冷静に受け止められているような感じがしました(多すぎてちゃんと読んでいませんが)。
なお,スレッド半ばにはRobert Parker本人が「降臨」。非公式な点数ですが,ボトル・コンディッションは良かったことや,「too jammy and superficial」だったことなど,評価を認める発言をしています。
これでKosta Browne熱が少し冷めるのでしょうか(多分そうならないでしょうけど)。
MLBのオールスター・ゲームがもうじきサンフランシスコで行われますが,サンフランシスコ・クロニクル紙のWebサイトに,それにちなんで安ワイン・オールスターの記事が出ています(記者はおなじみのW. Blake Gray氏)。ベイエリアの11のワインショップなどの10ドル以下のお勧めをまとめたもので,通常はそこから記者がワインを選ぶところ,今回は候補をそのまま載せています。
Cabernet Sauvignon
2004 Avalon Napa Valley Cabernet Sauvignon ($8)
2004 Bishop's Peak Paso Robles Rock Solid Red ($10)
2004 Castle Rock Alexander Valley Cabernet Sauvignon ($10)
2005 Evil South Eastern Australia Cabernet Sauvignon ($10)
NV Hangtown Red Lot 34 El Dorado ($7.50) Boeger Winery
2005 McManis Family Vineyards California Cabernet Sauvignon ($10)
Chardonnay
2006 Amaroo New South Wales Chardonnay ($8)
2005 Antech Vin de Pays d'Oc Chardonnay ($9)
2005 Blason Friuli Isonzo Chardonnay ($10)
2003 Bottega Vinaia Trentino Chardonnay ($10)
2005 Cupcake Vineyards Central Coast Chardonnay ($10)
2005 Domaine Talmard Macon-Chardonnay ($10)
2006 Edna Valley Vineyard Paragon San Luis Obispo County Chardonnay ($10)
2005 Geyser Peak Winery Alexander Valley Chardonnay ($8)
2005 Lamblin & Fils Bourgogne Blanc Chardonnay ($10)
Pinot Noir
2005 Mark West California Pinot Noir ($10)
2006 Morande Casablanca Valley Pinot Noir ($9)
NV Pinot Evil Vin de Pays de l'Ile de Beaute Pinot Noir ($5)
2005 Schellhardt California Pinot Noir ($10)
Sauvignon Blanc
2005 Guenoc Lake County Sauvignon Blanc ($10)
2006 Joel Gott California Sauvignon Blanc ($10)
2006 La Playa Colchagua Valley Sauvignon Blanc ($8)
2005 Lourdes California Sauvignon Blanc ($9)
2005 Neil Ellis Sincerely Western Cape Sauvignon Blanc ($10)
2006 Oyster Bay Marlborough Sauvignon Blanc ($10)
2006 Pomelo California Sauvignon Blanc ($10)
Syrah (aka Shiraz)
2005 Cline California Syrah ($10)
2004 Grant Burge Barossa Shiraz ($10)
2005 McManis Family Vineyards California Syrah ($9)
2004 Rosenblum Cellars Vintners Cuvee California Syrah ($9)
2003 Three Thieves California Syrah ($10 for 1-liter jug)
2005 The Wolftrap Western Cape Syrah Cinsault Mourvedre Viognier ($10)
ごらんになって分かるように,カリフォルニア以外のものもかなりあります。また,自社畑はほとんどなく,買い付けたブドウで作るのがほとんどです。Pinot Noirの3番目,Pinot Evilにいたっては以前はカリフォルニアのブドウで作っていたのが,今はより安く買えるフランスのブドウに切り替えたとか。
詳しい解説や売っているショップは元記事をごらんください。
日本で売っているかどうかはちゃんと調べていませんが,Geyser PeakやEdna Valley,Clineくらいはありそうです。Pinotで取り上げられたMark Westも売られていたことはあったようです。
Cabernet Sauvignon
2004 Avalon Napa Valley Cabernet Sauvignon ($8)
2004 Bishop's Peak Paso Robles Rock Solid Red ($10)
2004 Castle Rock Alexander Valley Cabernet Sauvignon ($10)
2005 Evil South Eastern Australia Cabernet Sauvignon ($10)
NV Hangtown Red Lot 34 El Dorado ($7.50) Boeger Winery
2005 McManis Family Vineyards California Cabernet Sauvignon ($10)
Chardonnay
2006 Amaroo New South Wales Chardonnay ($8)
2005 Antech Vin de Pays d'Oc Chardonnay ($9)
2005 Blason Friuli Isonzo Chardonnay ($10)
2003 Bottega Vinaia Trentino Chardonnay ($10)
2005 Cupcake Vineyards Central Coast Chardonnay ($10)
2005 Domaine Talmard Macon-Chardonnay ($10)
2006 Edna Valley Vineyard Paragon San Luis Obispo County Chardonnay ($10)
2005 Geyser Peak Winery Alexander Valley Chardonnay ($8)
2005 Lamblin & Fils Bourgogne Blanc Chardonnay ($10)
Pinot Noir
2005 Mark West California Pinot Noir ($10)
2006 Morande Casablanca Valley Pinot Noir ($9)
NV Pinot Evil Vin de Pays de l'Ile de Beaute Pinot Noir ($5)
2005 Schellhardt California Pinot Noir ($10)
Sauvignon Blanc
2005 Guenoc Lake County Sauvignon Blanc ($10)
2006 Joel Gott California Sauvignon Blanc ($10)
2006 La Playa Colchagua Valley Sauvignon Blanc ($8)
2005 Lourdes California Sauvignon Blanc ($9)
2005 Neil Ellis Sincerely Western Cape Sauvignon Blanc ($10)
2006 Oyster Bay Marlborough Sauvignon Blanc ($10)
2006 Pomelo California Sauvignon Blanc ($10)
Syrah (aka Shiraz)
2005 Cline California Syrah ($10)
2004 Grant Burge Barossa Shiraz ($10)
2005 McManis Family Vineyards California Syrah ($9)
2004 Rosenblum Cellars Vintners Cuvee California Syrah ($9)
2003 Three Thieves California Syrah ($10 for 1-liter jug)
2005 The Wolftrap Western Cape Syrah Cinsault Mourvedre Viognier ($10)
ごらんになって分かるように,カリフォルニア以外のものもかなりあります。また,自社畑はほとんどなく,買い付けたブドウで作るのがほとんどです。Pinot Noirの3番目,Pinot Evilにいたっては以前はカリフォルニアのブドウで作っていたのが,今はより安く買えるフランスのブドウに切り替えたとか。
詳しい解説や売っているショップは元記事をごらんください。
日本で売っているかどうかはちゃんと調べていませんが,Geyser PeakやEdna Valley,Clineくらいはありそうです。Pinotで取り上げられたMark Westも売られていたことはあったようです。
Vin du 268で,TurleyのフラグシップHayneの垂直セットがオークションになっています。ZinfandelとPetite Sirahと2種類あり,いずれもヴィンテージは1998~2000。TurleyでもJuvenileなど安いものは日本で5000円以下で入手可能ですが,さすがにHayneとなると1万5000円はするでしょう。米国の価格を見ても,それぞれ120ドルが最低ラインだと思います。いくら付くのかちょっと気になります。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
TURLEY Vin du 268 コレクション
このセット価値を決めるのはあなたです。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
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TURLEY Vin du 268 コレクション
このセット価値を決めるのはあなたです。
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いつも数が多くて調べるのが大変な,ここのセールですが,今残っているものから米国価格と比べてもお買い得なものを挙げておきます。ここに挙げたワイナリのものは,概ねお買い得だと思います。
米国のワイン・イベントの中でも急成長がうかがえるのがサンフランシスコで開かれるPinot Days。今年も注目のワインが続々と登場したようです。とりあえず,いつも大量のテイスティング・ノートを報告するVinographyから「Best Values」(コスト・パフォーマンスが高いワイン)を引用しておきます。
パーカーの掲示板でも大量の報告が寄せられています。印象に残ったワイナリの名前をいくつか挙げておくと,Dain,Freeman, Native 9,Peay,Scherrer,Windy Oaks,Woodenhead,Chasseur,Calera,Joseph Swan,August West,Tantaraなどなど。
読んでいると頭の中で名前が飽和しそうです。結局全部おいしいのでは(笑)。
Best Valueで平均30ドルというのはこれ如何に,と思うのですが,価格の高騰は何とかしてほしいものです。"BEST VALUES:
2005 Melville "Verna’s Vineyard - Estate" Pinot Noir, Santa Barbara County. 9. $24.
2005 Joseph Swan Vineyards "Cuvee de Trois" Pinot Noir, Sonoma Coast. 9. $27.
2005 Melville Estate Pinot Noir, Santa Rita Hills. 9. $28.
2005 Elke "Donnelly Creek"Pinot Noir, Anderson Valley. 9. $30.
2003 Fort Ross Vineyard "Symposium" Red Blend, Sonoma Coast. 9/9.5 . $32.
2005 Russian Hill Estate Winery "Estate Vineyards" Pinot Noir, Russian River Valley. 9. $33."
Vinography: A Wine Blog: California's Best Pinot Noir: Tasting at Pinot Days 2007
パーカーの掲示板でも大量の報告が寄せられています。印象に残ったワイナリの名前をいくつか挙げておくと,Dain,Freeman, Native 9,Peay,Scherrer,Windy Oaks,Woodenhead,Chasseur,Calera,Joseph Swan,August West,Tantaraなどなど。
読んでいると頭の中で名前が飽和しそうです。結局全部おいしいのでは(笑)。
夏から秋にかけて,ワイナリのイベントも多くなります。秋は収穫シーズンで忙しいので,大掛かりなイベントは夏に開かれるようです。
ソノマの有名なワイナリGary Farrellは7月12~14日,25周年記念のイベントを開催します。12日はWinemakerディナーでDry Creek Kitchenにおいて7時から。参加費は一人200ドル。13日はカヌー/カヤックで川下り(9時半スタート),カヌーは1台65ドル,カヤックは35ドル。14日は「Premier Crew」と呼ぶ会員向け無料イベントで,2005年のピノの試飲などができます。
一方,14~15日はTaste of Sonoma Countyというイベントが開かれます。14日はMeet the Winemakers,15日はMeet the Chefs。チケットは1日150ドル。二日で250ドル。
ソノマの有名なワイナリGary Farrellは7月12~14日,25周年記念のイベントを開催します。12日はWinemakerディナーでDry Creek Kitchenにおいて7時から。参加費は一人200ドル。13日はカヌー/カヤックで川下り(9時半スタート),カヌーは1台65ドル,カヤックは35ドル。14日は「Premier Crew」と呼ぶ会員向け無料イベントで,2005年のピノの試飲などができます。
"Gary Farrell - 25th Anniversary Celebration Weekend July 12th, 13th & 14th ~ By Land & By Sea"
Gary Farrell – Winery Events
一方,14~15日はTaste of Sonoma Countyというイベントが開かれます。14日はMeet the Winemakers,15日はMeet the Chefs。チケットは1日150ドル。二日で250ドル。
今週は「パリ16区」のセールがあるので,もうワインの紹介はいいかと思っていたのですが,これは安いので書いておきます。RavenswoodのOld Hill Zinfandelはワイナリ価格で60ドルするフラグシップ・ワイン。店頭で安いところでも40ドルくらいするのが4500円です。ちなみにこの畑,1880年に植えられたRavenswoodでも一番古い畑で収量はなんと1エーカー当たり1.5トンという少なさです。
このブログでも何回か紹介している,米国のヴィデオブログ(Vlog)Wine Library TV。そのゲイリー・ヴェナチャックの記事がTIME誌のWebに出ていました。今や「ワイン業界のベスト・セールスマン」と言われるヴェナチャック自身に焦点を当てた,面白い記事です。
Wine SpectatorでBeringerCaymusのSpecial Selection Cabernet Sauvignonが1位になり,リカーショップを営んでいた父親を説き伏せて,そのワインの買い付けに行ったのです。他のショップが金儲け優先だったのに対しVaynerchukは「有名になりたいがために,ほかより40%安く売った」とのこと。彼自身もワインの勉強をして,顧客にワインを教えるようになります。リカーショップもワインショップとして衣替えしました。
彼は基本的に目立ちたがりであり,功名心が強いのですが,「文章が書けない」という理由でブログのブームに乗れず,かなりくやしい思いをしたとか。最初にヴィデオブログを見て,これだと思い,「Wine Library TV」という名称を考えてヴィデオを配信するようになったわけです。この春にはコミュニティサイトCork'dを買収するなど,今はすごい勢いで伸びているところです。
正直言って,これだけ目立つと反感を持つ人も多いのかと思ったのですが,Parkerの掲示板あたりでも非常に好感を持っている人が多いよう。少なくともWine Library TVが見ていて楽しいのは確かです。未見の人はぜひ。
現在31歳の彼がワインに興味を持ち始めたのはまだ10代のころ。Wine Spectator誌を読んで「ベースボール・カードを集めるようにワインを集める人がいる」ということを知ったのがきっかけのようです。1994年,19歳のときに一大転機が訪れます。"Vaynerchuk may be the best wine salesman in the country, but he"
Totally Uncorked - TIME
Wine Spectatorで
彼は基本的に目立ちたがりであり,功名心が強いのですが,「文章が書けない」という理由でブログのブームに乗れず,かなりくやしい思いをしたとか。最初にヴィデオブログを見て,これだと思い,「Wine Library TV」という名称を考えてヴィデオを配信するようになったわけです。この春にはコミュニティサイトCork'dを買収するなど,今はすごい勢いで伸びているところです。
正直言って,これだけ目立つと反感を持つ人も多いのかと思ったのですが,Parkerの掲示板あたりでも非常に好感を持っている人が多いよう。少なくともWine Library TVが見ていて楽しいのは確かです。未見の人はぜひ。
思い切りの良さでは抜群の「パリ16区」のカリフォルニアワインセール。今年もすごいです。今週一週間のみ。ここのは,価格的にはほぼはずれなしと言っていいと思います。売り切れも早いので,迷ったら買った方がいいです。例えば,シェイファー ヒルサイドセレクト 2002(WA100点)が2万円台だったり,今ならそれだけで目玉になるカレラ ジェンセンがひそかに混じっていたり,ボンドのメイトリアークが1万円そこそこだったり,などなど。リンク先のページに書かれていないヴィンテージのワインなども出ているので,気になるワイナリは必ずページを開いてチェックしてください。
◆パリ16区のカリフォルニアワイン・セール◆
◆パリ16区のカリフォルニアワイン・セール◆