カリフォルニアの2007年はどこもよかったようですが,特にセントラル・コーストに関してははずれがないという噂。かのロバート・パーカーも2007のセントラル・コーストは2000年代のベストと言っています。
そのパーカーが「Brewer-Clifton’s 2007 Pinots represent another top-notch vintage for this estate. All of the wines are very young and primary, but are bursting with potential.」と言っているBrewer-Cliftonの2007年が柳屋に入ってきています。値段も高くないです。これは「買い」だと思います。特にパーカーが96点つけたMt.Carmelのシャルドネとか95点のMt.Carmelのピノとか。
そのパーカーが「Brewer-Clifton’s 2007 Pinots represent another top-notch vintage for this estate. All of the wines are very young and primary, but are bursting with potential.」と言っているBrewer-Cliftonの2007年が柳屋に入ってきています。値段も高くないです。これは「買い」だと思います。特にパーカーが96点つけたMt.Carmelのシャルドネとか95点のMt.Carmelのピノとか。
カリフォルニアのシャルドネ,ピノ・ノワールの中で最も高価で取引されているのがおそらくMarcassinのワインです。ワインメーカーのHelen Turleyはカリフォルニアのワインメーカーの中でもビッグネーム。Bryant Familyをやめた後の訴訟など,ケチがついたところもありますが,近年は携わるワイナリが減っていることからますます稀少価値が増しています。おととしからの不況もここまでは影響及ばず相変わらずメーリングリストの列がつづいているとか。
このMarcassinがRussian River Valleyの中心Windsorのビジネスパークにワイナリを新設すると発表しました。MarcassinはかつてはHelen Turleyがワインメーカーを務めるMartinelliでワインを作っていたこともありますが,2008年にはBryan Kvammeがワインメーカーとして働くようになり,Martinelliとの縁も切れつつあるようです。例えばTree SistersやBlue Slide RidgeといったMartinelliの畑のブドウをMarcassinブランドでも作っていますが,これからはMarcassin Vineyardに集中していく意向のようです。
また,畑に近いところでワイナリを営むと,水が少なくて設備を洗浄できないといった問題が起こるそうです。
ビジネスパークを選んだのは交通の便に加えてDuMolが近くにあるからだとか。ワイナリの設計もDuMolと同じ人がするようです。
このMarcassinがRussian River Valleyの中心Windsorのビジネスパークにワイナリを新設すると発表しました。MarcassinはかつてはHelen Turleyがワインメーカーを務めるMartinelliでワインを作っていたこともありますが,2008年にはBryan Kvammeがワインメーカーとして働くようになり,Martinelliとの縁も切れつつあるようです。例えばTree SistersやBlue Slide RidgeといったMartinelliの畑のブドウをMarcassinブランドでも作っていますが,これからはMarcassin Vineyardに集中していく意向のようです。
また,畑に近いところでワイナリを営むと,水が少なくて設備を洗浄できないといった問題が起こるそうです。
ビジネスパークを選んだのは交通の便に加えてDuMolが近くにあるからだとか。ワイナリの設計もDuMolと同じ人がするようです。
Decanter誌の記事によると,1976年の「パリスの審判」で白ワインのトップだった1973年のChateau Montelena Chardonnayを英国のこれくたーが1万1325米ドルで落札したそうです。
このコレクターはそのときに登場したワイン全部を収集しており,これが最後の1本だったとか。3カ月ネットを調べてようやく見つけたそうです。
今回のはコレクション用で,英国に建造中のセラーに陳列するとのことですが,時分で飲む用のものも集める意向とか。車のソフトウエアを設計していた人だそうですが,相当お金が余っているようです。
このコレクターはそのときに登場したワイン全部を収集しており,これが最後の1本だったとか。3カ月ネットを調べてようやく見つけたそうです。
今回のはコレクション用で,英国に建造中のセラーに陳列するとのことですが,時分で飲む用のものも集める意向とか。車のソフトウエアを設計していた人だそうですが,相当お金が余っているようです。
ウメムラでキスラーのシャルドネ レ・ノワゼッティエール 2007が税抜き6990円で出ています。米国では50ドル台でも売られていることがあるワインですが,日米価格差の大きいキスラーの国内価格でこれは,かなり安いと思います。レ・ノワゼッティエールは樹齢の若い樹のブドウで作ったものだったと思います。高くてもすぐ売り切れるキスラーなのでお早めに。
2007年のLes Noisetiersの情報が少し分かりました。若い樹ということではなく,さまざまな畑のブレンドだそうです。醸造については他のKistlerシャルドネと同様,ホール・クラスタで100%マロラクティック発酵,半分が新樽,フィルターや精製なしでボトル詰めとのことです。米国ではこれが唯一小売店向けに出しているものになります。
それにしてもKistlerのサイトは情報量が少ないなあ…
2007年のLes Noisetiersの情報が少し分かりました。若い樹ということではなく,さまざまな畑のブレンドだそうです。醸造については他のKistlerシャルドネと同様,ホール・クラスタで100%マロラクティック発酵,半分が新樽,フィルターや精製なしでボトル詰めとのことです。米国ではこれが唯一小売店向けに出しているものになります。
それにしてもKistlerのサイトは情報量が少ないなあ…
柳屋のサマーセールでいくつかワインが追加されています。びっくりしたのはその先頭にOutpostのCabernet Sauvignon True Vineyard 2006があったこと。日本でのOutpost販売はおそらく初。
Outpostは近年,Zinfandelのトッププロデューサーの一つとして急激に人気が高まったワイナリ。ワインメーカーのThomas BrownはSchraderのワインメーカーでもあります。Wine Advocate誌の評価ではZinfandel以上にCabernet Sauvignonが高く,今回のものが94点,同じワインの2007年には98点が付いています。
「20年はもつ」とパーカーがいうこのワイン,カベルネ好きであれば押さえておいた方がいいかもしれません。
Outpostは近年,Zinfandelのトッププロデューサーの一つとして急激に人気が高まったワイナリ。ワインメーカーのThomas BrownはSchraderのワインメーカーでもあります。Wine Advocate誌の評価ではZinfandel以上にCabernet Sauvignonが高く,今回のものが94点,同じワインの2007年には98点が付いています。
「20年はもつ」とパーカーがいうこのワイン,カベルネ好きであれば押さえておいた方がいいかもしれません。
セントラル・コーストのさらにそのほぼ中央にあたるArroyo Grande Valleyの人気ワイナリTally。高評価でリーズナブルな価格のピノやシャルドネなどを作っていますが,その廉価版のBishop's Peakのワインがかわばた酒店で安く出ています。ピノが1980円,シャルドネが1500円(いずれも税抜き)。米国でもピノが15~20ドル,シャルドネが12ドル前後といったところが主流なので,それとあまり変わらない安さ。Tallyの家族の畑や周囲から購入したブドウで作っています。
かわばた酒店ではこのほかAu Bon ClimatのSanford & Benedict Historic Vineyardのピノもほぼ現地価格。Au Bon ClimatというとブレンドもののIsabelleやKnox Alexanderが有名ですが,価格的にはこちらの方が上。歴史的に見てもSanford & Benedictの畑はSanta Barbaraを切り開いてきた重要な畑です。
かわばた酒店ではこのほかAu Bon ClimatのSanford & Benedict Historic Vineyardのピノもほぼ現地価格。Au Bon ClimatというとブレンドもののIsabelleやKnox Alexanderが有名ですが,価格的にはこちらの方が上。歴史的に見てもSanford & Benedictの畑はSanta Barbaraを切り開いてきた重要な畑です。
というわけで豚しゃぶを堪能して,いよいよ本来の目的であるポスト印象派展に向かったのですが,さすが人気展覧会。午後3時でも40分待ちという人の多さ。ちなみにこの日は会期中唯一日曜日で8時までオープンしている日。そのせいもあったのかもしれません。
中もすごい人で一つの絵を見るのに5分くらいかかるような感じです。僕は後ろから見ても大丈夫ですが,子供たちは一番前に行かないとちゃんと見られないし。
ドガの「階段を上がる踊り子」は一番最初の絵。やっぱり光の使い方が上手だなあと思いました。モネの「日傘の女性」はここまで崩してしまっていいのかという,ちょっと衝撃すらある作品でした。
このほか,記憶に残った作品はジョルジュ・レメンの「ハイストの浜辺」,ゴッホの「アニエールのレストラン・ド・ラ・シレーヌ」,ゴーギャンの「黄色いキリストのある自画像」,フェリックス・ヴァロットンの「ボールで遊ぶ子供のいる公園」,アンリ・ルソーの「蛇使いの女」など。
特にルソーの作品は,暗いところの描写がすばらしく,それと蛇使いの女の目の強さは一番印象的でした。やっぱり本物を見るというのはいいものです。
これだけのボリュームのこれだけの名画をこれだけの人の中で見るのはかなり消耗しましたが,豚しゃぶパワーでなんとか乗り切れました。
中もすごい人で一つの絵を見るのに5分くらいかかるような感じです。僕は後ろから見ても大丈夫ですが,子供たちは一番前に行かないとちゃんと見られないし。
ドガの「階段を上がる踊り子」は一番最初の絵。やっぱり光の使い方が上手だなあと思いました。モネの「日傘の女性」はここまで崩してしまっていいのかという,ちょっと衝撃すらある作品でした。
このほか,記憶に残った作品はジョルジュ・レメンの「ハイストの浜辺」,ゴッホの「アニエールのレストラン・ド・ラ・シレーヌ」,ゴーギャンの「黄色いキリストのある自画像」,フェリックス・ヴァロットンの「ボールで遊ぶ子供のいる公園」,アンリ・ルソーの「蛇使いの女」など。
特にルソーの作品は,暗いところの描写がすばらしく,それと蛇使いの女の目の強さは一番印象的でした。やっぱり本物を見るというのはいいものです。
これだけのボリュームのこれだけの名画をこれだけの人の中で見るのはかなり消耗しましたが,豚しゃぶパワーでなんとか乗り切れました。
パリのオルセー美術館が改修中ということで,これまでにない規模の作品が来ているという「ポスト印象派」展に行ってきました。ついでに,というわけではないですが,会場である国立新美術館に隣接している「豚組 しゃぶ庵」にもいい機会なので,行くことに。初しゃぶ庵は家族での訪問になりました。先日紹介した「『小さなお店のツイッター繁盛論』 @hitoshi にみるお勝手口理論」のお店です。
出かける前にちょっとすったもんだがあったので大分出遅れ,「しゃぶ庵」についたのは1時40分過ぎ。もちろんTwitterで@hitoshiさんに連絡してその時間に個室を取ってもらっています。
しゃぶ庵に来たのは,単純に来てみたかったのもありますが,子どもが鍋でしゃぶしゃぶする本当のしゃぶしゃぶを食べたことがないと言うことなので。しゃぶ庵は1000円のビュッフェランチもあるのですが,今日はちょっと張り込んでしゃぶしゃぶランチにしました。
ここの豚しゃぶはスタンダード銘柄とプレミアム銘柄,特撰銘柄と3種類あるのですが@hitoshiさんからの大サービスもあり,全部味わうことができました。この日はプレミアムは鹿児島の黒豚,特撰は幻霜ポークという銘柄。
はっきり言ってスタンダードでも十分すぎるくらいおいしいのですが,プレミアム,特撰と移るとまた個性があっておいしいのです。特にバラ肉よりもロースで味の違いが大きく感じました。幻霜ポークは甘みと旨みが一味違う感じ。黒豚は旨みと力強さがありました。
漬けダレも塩ダレ,フルーツポン酢,ごまだれとあって,どれも秀逸。ただ,豚肉の違いを味わうには,味の強いごまだれよりも塩ダレやフルーツポン酢の方がいいと思います。
肉だけでなく,野菜や,〆のラーメン,デザートのシャーベットもどれもおいしかったです。家族も大満足で連れていった甲斐がありました。
この日はランチだったのでアルコールは抜きでしたが,仮にワインに合わせるとしたら何がいいかなあ…結構難しいです。肉ですから脂はありますが,そんなにしつこい脂ではないので,赤よりも白の方が合うような気がします。シャルドネのフルボディのものとかかなあ。赤だったら熟成したピノ,イメージ的にはカリフォルニアよりブルゴーニュな感じでしょうか。ロゼのスパークリングあたりもいいかもしれません。
長くなったのでポスト印象派展については続きで。
出かける前にちょっとすったもんだがあったので大分出遅れ,「しゃぶ庵」についたのは1時40分過ぎ。もちろんTwitterで@hitoshiさんに連絡してその時間に個室を取ってもらっています。
しゃぶ庵に来たのは,単純に来てみたかったのもありますが,子どもが鍋でしゃぶしゃぶする本当のしゃぶしゃぶを食べたことがないと言うことなので。しゃぶ庵は1000円のビュッフェランチもあるのですが,今日はちょっと張り込んでしゃぶしゃぶランチにしました。
ここの豚しゃぶはスタンダード銘柄とプレミアム銘柄,特撰銘柄と3種類あるのですが@hitoshiさんからの大サービスもあり,全部味わうことができました。この日はプレミアムは鹿児島の黒豚,特撰は幻霜ポークという銘柄。
はっきり言ってスタンダードでも十分すぎるくらいおいしいのですが,プレミアム,特撰と移るとまた個性があっておいしいのです。特にバラ肉よりもロースで味の違いが大きく感じました。幻霜ポークは甘みと旨みが一味違う感じ。黒豚は旨みと力強さがありました。
漬けダレも塩ダレ,フルーツポン酢,ごまだれとあって,どれも秀逸。ただ,豚肉の違いを味わうには,味の強いごまだれよりも塩ダレやフルーツポン酢の方がいいと思います。
肉だけでなく,野菜や,〆のラーメン,デザートのシャーベットもどれもおいしかったです。家族も大満足で連れていった甲斐がありました。
この日はランチだったのでアルコールは抜きでしたが,仮にワインに合わせるとしたら何がいいかなあ…結構難しいです。肉ですから脂はありますが,そんなにしつこい脂ではないので,赤よりも白の方が合うような気がします。シャルドネのフルボディのものとかかなあ。赤だったら熟成したピノ,イメージ的にはカリフォルニアよりブルゴーニュな感じでしょうか。ロゼのスパークリングあたりもいいかもしれません。
長くなったのでポスト印象派展については続きで。
めぼしいニュースがないので久しぶりの小ネタ集です。
●ソノマの有名なワイナリ,Sonoma-Cutrerが創設約20年にしてついにテイスティング・ルームを作りました(Sonoma-Cutrer Winery Opens its Doors to the Public)。ここのシャルドネはとてもポピュラーなので,米国にいれば多分一度は飲んだことがあるのではないかと思います。
Location: 4401 Slusser Rd, Windsor, CA 95492
Open Thursday – Monday
Tours & Tastings available by appointment
For Tours/Tastings: 877-797-3489
Tasting: $10; Tasting & Tour: $25
●先日,Richard ArrowoodがArrowoodを離れたというニュースを書きましたが,ArrowoodのオーナーであるJackson Family Wines(マイケル・ジャクソンとは何の関係もありません。Kendall-Jacksonの会社です)が,生産設備を現在のソノマから,ナパのOakvilleに移すと発表しました。ただ,ソノマを引き払ってしまうわけではなく,あくまで生産設備の移動だけだそうです。理由はコスト削減。このあたりがRichardがやめた本当の理由なのかもしれません。
●Pine Mountain-Mayacmas AVAという新しいAVAがソノマで提案されており,Mayacamasなどナパのワイナリがイライラしているそうです。MayacamasではなくMayacmasというのがちょっと嫌らしい感じ。
●Wine Spectatorで約20年間ボルドーなどを担当してきたJames Sucklingがやめたそうです(Shock as Suckling leaves Wine Spectator)。有名人だけにネットでもいろいろなことが書かれているようですが,Wine Spectator誌がこれを機会にボルドーなどのテイスティングを多くのスタッフがいるニューヨークに移すといっていることがちょっとひんしゅくを買っている感じです。
以上,4点お送りしました。
●ソノマの有名なワイナリ,Sonoma-Cutrerが創設約20年にしてついにテイスティング・ルームを作りました(Sonoma-Cutrer Winery Opens its Doors to the Public)。ここのシャルドネはとてもポピュラーなので,米国にいれば多分一度は飲んだことがあるのではないかと思います。
Location: 4401 Slusser Rd, Windsor, CA 95492
Open Thursday – Monday
Tours & Tastings available by appointment
For Tours/Tastings: 877-797-3489
Tasting: $10; Tasting & Tour: $25
●先日,Richard ArrowoodがArrowoodを離れたというニュースを書きましたが,ArrowoodのオーナーであるJackson Family Wines(マイケル・ジャクソンとは何の関係もありません。Kendall-Jacksonの会社です)が,生産設備を現在のソノマから,ナパのOakvilleに移すと発表しました。ただ,ソノマを引き払ってしまうわけではなく,あくまで生産設備の移動だけだそうです。理由はコスト削減。このあたりがRichardがやめた本当の理由なのかもしれません。
●Pine Mountain-Mayacmas AVAという新しいAVAがソノマで提案されており,Mayacamasなどナパのワイナリがイライラしているそうです。MayacamasではなくMayacmasというのがちょっと嫌らしい感じ。
●Wine Spectatorで約20年間ボルドーなどを担当してきたJames Sucklingがやめたそうです(Shock as Suckling leaves Wine Spectator)。有名人だけにネットでもいろいろなことが書かれているようですが,Wine Spectator誌がこれを機会にボルドーなどのテイスティングを多くのスタッフがいるニューヨークに移すといっていることがちょっとひんしゅくを買っている感じです。
以上,4点お送りしました。
Santa Barbara WineryのZinfandel Essenceといえば,カリフォルニアのデザートワインの中でも日本での人気がトップクラスのワインでした。わずか6ヴィンテージしか作られず,樹の寿命によって2003年が最後になってしまったのですが,輸入元変更で倉庫からわずかに発掘されたものが柳屋に出ています。珍しい赤のデザートワイン。おすすめです。
ワイナリ価格で40ドルするCalera Ryanの2007年が税込みで3980円という破格の値段で出ています。最近は新作のde Villiersの話題が中心になり,Ryanは忘れられがちになってますが,それでも3000円台というのは安いです。2007年はセントラルコーストのピノの当たり年でもあり,お買い得度はかなり高いと思います。
以前「西麻布の豚組で厚さ3cm,肉汁たっぷりのとんかつを食す #3cmbuta」という記事で紹介した西麻布の豚組や六本木の「豚組しゃぶ庵」などを経営する@hitoshiこと中村仁さんがTwitterを使ったマーケティングの本を書きました。加ト吉など大手企業のブランディングとしてのTwitter利用については,ほかにも雑誌やムックなどで結構取り上げられていますが,数軒の店舗に実際に足を運んでもらって利益を出さないといけない立場でTwitterをどう使うかというのは,全く異なり,日本でそれを一番考え,実践してきた@hitoshiさんの書くものにはさすがに説得力があります。
例えば,店の名前を使った公式アカウントと,担当者個人の名前を使ったアカウントを分けることで,担当者のパーソナリティをTwitter上でのコミュニケーションに生かす方法などは多くの店(店舗に限りませんが)にとって参考になるのではないかと思います。
ところで,本書の中で一番琴線に触れたフレーズが「勝手口が主役」というところ。豚組の例でいうと@butagumiという公式アカウントが玄関口であるのに対して,@hitoshiが勝手口。上記で言うと「担当者個人」のアカウントのことです。実はこのブログ,Googleで「お勝手口」で検索すると2位,「勝手口」でも10位以内に入るのです。Twitterの話とは異なりますが,ここもいつの間にか主役が「玄関口」から「勝手口」に変わっています。というわけで僕も「勝手口マーケティング」,勝手に応援します。
例えば,店の名前を使った公式アカウントと,担当者個人の名前を使ったアカウントを分けることで,担当者のパーソナリティをTwitter上でのコミュニケーションに生かす方法などは多くの店(店舗に限りませんが)にとって参考になるのではないかと思います。
ところで,本書の中で一番琴線に触れたフレーズが「勝手口が主役」というところ。豚組の例でいうと@butagumiという公式アカウントが玄関口であるのに対して,@hitoshiが勝手口。上記で言うと「担当者個人」のアカウントのことです。実はこのブログ,Googleで「お勝手口」で検索すると2位,「勝手口」でも10位以内に入るのです。Twitterの話とは異なりますが,ここもいつの間にか主役が「玄関口」から「勝手口」に変わっています。というわけで僕も「勝手口マーケティング」,勝手に応援します。
柳屋で売っているCaverinaというワインセラー。18本入りで39800円(税抜き,送料別)だから1本あたり2000円強。これも値ごろ感ありますね。国内メーカー品なのでサポートも安心かもしれません。
このブログの最近の読者だとCh. Igai Takahaについては知らない人もいるかもしれないので,飲んだワインの話ですがまずは背景から書いておきます。
カリフォルニアのサンタ・バーバラでピノやシャルドネを作っているBrewer-Cliftonはカリフォルニア・ワインのファンであれば聞いたことがある人が多いでしょう。Wine Advocate誌で95点を超えるワインを輩出している超ハイクオリティの人気ワイナリです。このワイナリを営むGreg BrewerとSteve Cliftonの両氏,どちらも自分自身のワイナリを持っておりGreg BrewerはDiatom,Steve CliftonはPalminaといいます(GregはこのほかMelvilleのワインメーカーも兼任)。
Palminaはイタリアのブドウ品種を専門に手がけているのですが,そこが作ったのが今回のワイン。ではシャトー・イガイ・タカハは,というと,CWFC(カリフォルニアワインのファンクラブ)の会長であるナパさんのブランドで,彼がクラッシュパッドで作ったり,DiatomやPalminaに依頼して作ってもらったワインに付けている名前なのです。名前の由来は家紋の「違い鷹羽」をローマ字にして最初のChをシャトーに見立てたということ。
今回のBiancoはPalmina製ですが,Palminaのワインに別のラベルを貼っているというわけではなく,ナパさんの依頼に基づいて,特別に醸造したワインなのです。
さて,ようやく本題に入りますが,白を飲みたい気分で選んだのがこのワイン。しかしラベルにはぶどう品種の記載もありません。飲んでみるとトロピカルフルーツのフレーバーに加え,レモンのような柑橘系の味わいが全体を引き締めており,さらにグレープフルーツのようなちょっとした苦味もあります。食事に合わせていくらでも飲めそうな感じ。夏にぴったりのワインです。ブドウ品種は第一印象はソヴィニョン・ブランぽいかと思いましたが,苦味の出方やレモンのフレーバーが似ているとはいうものの何か違う感じ。ピノ・グリージョかなあと想像しました。
このワインの販売ページで見たところ,ピノ・グリージョ 50%,トカイ・フリウラーノ 50%とのこと。言われてみるとなるほどという感じもありますがトカイ・フリウラーノは全くわかりませんでした。
夏向けのワインとしてお勧めです。
カリフォルニアのサンタ・バーバラでピノやシャルドネを作っているBrewer-Cliftonはカリフォルニア・ワインのファンであれば聞いたことがある人が多いでしょう。Wine Advocate誌で95点を超えるワインを輩出している超ハイクオリティの人気ワイナリです。このワイナリを営むGreg BrewerとSteve Cliftonの両氏,どちらも自分自身のワイナリを持っておりGreg BrewerはDiatom,Steve CliftonはPalminaといいます(GregはこのほかMelvilleのワインメーカーも兼任)。
Palminaはイタリアのブドウ品種を専門に手がけているのですが,そこが作ったのが今回のワイン。ではシャトー・イガイ・タカハは,というと,CWFC(カリフォルニアワインのファンクラブ)の会長であるナパさんのブランドで,彼がクラッシュパッドで作ったり,DiatomやPalminaに依頼して作ってもらったワインに付けている名前なのです。名前の由来は家紋の「違い鷹羽」をローマ字にして最初のChをシャトーに見立てたということ。
今回のBiancoはPalmina製ですが,Palminaのワインに別のラベルを貼っているというわけではなく,ナパさんの依頼に基づいて,特別に醸造したワインなのです。
さて,ようやく本題に入りますが,白を飲みたい気分で選んだのがこのワイン。しかしラベルにはぶどう品種の記載もありません。飲んでみるとトロピカルフルーツのフレーバーに加え,レモンのような柑橘系の味わいが全体を引き締めており,さらにグレープフルーツのようなちょっとした苦味もあります。食事に合わせていくらでも飲めそうな感じ。夏にぴったりのワインです。ブドウ品種は第一印象はソヴィニョン・ブランぽいかと思いましたが,苦味の出方やレモンのフレーバーが似ているとはいうものの何か違う感じ。ピノ・グリージョかなあと想像しました。
このワインの販売ページで見たところ,ピノ・グリージョ 50%,トカイ・フリウラーノ 50%とのこと。言われてみるとなるほどという感じもありますがトカイ・フリウラーノは全くわかりませんでした。
夏向けのワインとしてお勧めです。
takuyaさんのilovecalwineがカリフォルニアのPinot Noir生産者の中でも人気が高いRoarの輸入を始めたというのは以前紹介しましたが,カリフォルニアワインあらかるとで発売されています。このブログでもなんども取り上げているこのワイナリ,Santa Lucia HighlandsではPisoniの畑を擁するPisoni(Lucia)と双璧であり,これも人気のGarys' Rosella'sの二つの畑を持っているGary Franscioni氏が所有しています。現在のワインメーカーはEd Kurtzman氏。Ed氏についてもなんども取り上げていますが,同じくilovecalwineが輸入しているAugust Westのワインメーカーでもあります(ちなみにGary Franscioni氏はAugust Westにも出資しており親密さが伺えます)。
今回の発売はRoarの中では一番普及ラインのSanta Lucia HighlandsというAVAもの。全5ケース(60本)の輸入の中で18本ですから,この先の追加はほとんど期待できません。もちろんワイナリでも売り切れてます。気になる人はお早めに。
ところでSanta Lucia Highlandsは「サンタルチアハイランズ」ではなく「サンタルシアハイランズ」と発音するそうです。
今回の発売はRoarの中では一番普及ラインのSanta Lucia HighlandsというAVAもの。全5ケース(60本)の輸入の中で18本ですから,この先の追加はほとんど期待できません。もちろんワイナリでも売り切れてます。気になる人はお早めに。
ところでSanta Lucia Highlandsは「サンタルチアハイランズ」ではなく「サンタルシアハイランズ」と発音するそうです。
カレラの新しい畑de VILLIERS(ド・ヴィリエ)のデビュー・ビンテージ2007が再入荷しています。入手難なワインなので気になる方はお早めに。
カレラの単一畑はこれで六つめですが,五つめのRyanと比べると,①畑の場所が最初の四つに近い,②Ryanよりもぶどうの樹を植えたのは早く(1997年),タニックだというのがリリースを遅らせた理由らしい,③生産量が少ない,④デビューの2007年はカリフォルニアの良年で,はずれが少ない,⑤単一畑の中で今のところ最安,と「買い」の要素がいろいろあります。そのせいかこれまでも入荷するごとにすぐ売り切れというのが各ショップの状況。
カレラの単一畑はこれで六つめですが,五つめのRyanと比べると,①畑の場所が最初の四つに近い,②Ryanよりもぶどうの樹を植えたのは早く(1997年),タニックだというのがリリースを遅らせた理由らしい,③生産量が少ない,④デビューの2007年はカリフォルニアの良年で,はずれが少ない,⑤単一畑の中で今のところ最安,と「買い」の要素がいろいろあります。そのせいかこれまでも入荷するごとにすぐ売り切れというのが各ショップの状況。
梅雨は明けていませんが,真夏のような蒸し暑さが続く関東地方です。ワイン好きな方でもワインセラーを持っている人となるとやはりまだマニアの領域に入るのでしょうけど,ワインのためを思えば日本の夏は過酷です。
これについては私がぐだぐだ書くよりもリアルワインガイド誌で何年もかけて実験してきた渡邉修三さんがYomiuri Onlineに書いたものが,簡潔にしてよくまとまっており,ぜひ一度は読んでほしいと思います。簡単に言えば空調が効いていない部屋に一夏置いたワインは確実に劣化します。よく「押し入れならば」などといいますが,おそらく最高気温は押入れもさほど変わらないでしょう。日が当たるところに置くよりはマシといった程度だと思います。
熱が当たって劣化したワインはどうなるかというと何かぼやっとした味わいになります。野菜や果物のように腐ってしまうわけではないところが,わかりにくいのではないかと思います。
何か分かりやすい例えがないかと考えたところ思いついたのが牛乳です。低温殺菌の牛乳のすっきりした味わいと,高温殺菌の牛乳のちょっとぼてっとした感じ,この違いに似ているような気がします。
それほど違うのかと思うか,その程度なら,と思うかそのあたりは人にもよるでしょうけど,本来の味わいではなくなってしまうことは知っておいてほしいなあと思います。
セラーも昔は20万円,30万円しましたが,今は5万円しないものもあります。今からでもぜひセラーに入れてあげてください。安いものは湿度管理機能がありませんが10年単位の保存でなければ違いはでないだろうと思います。
これについては私がぐだぐだ書くよりもリアルワインガイド誌で何年もかけて実験してきた渡邉修三さんがYomiuri Onlineに書いたものが,簡潔にしてよくまとまっており,ぜひ一度は読んでほしいと思います。簡単に言えば空調が効いていない部屋に一夏置いたワインは確実に劣化します。よく「押し入れならば」などといいますが,おそらく最高気温は押入れもさほど変わらないでしょう。日が当たるところに置くよりはマシといった程度だと思います。
熱が当たって劣化したワインはどうなるかというと何かぼやっとした味わいになります。野菜や果物のように腐ってしまうわけではないところが,わかりにくいのではないかと思います。
何か分かりやすい例えがないかと考えたところ思いついたのが牛乳です。低温殺菌の牛乳のすっきりした味わいと,高温殺菌の牛乳のちょっとぼてっとした感じ,この違いに似ているような気がします。
それほど違うのかと思うか,その程度なら,と思うかそのあたりは人にもよるでしょうけど,本来の味わいではなくなってしまうことは知っておいてほしいなあと思います。
セラーも昔は20万円,30万円しましたが,今は5万円しないものもあります。今からでもぜひセラーに入れてあげてください。安いものは湿度管理機能がありませんが10年単位の保存でなければ違いはでないだろうと思います。
Sierra FoothillsにあるワイナリPerry Creekの人気ジンファンデルZinmanが残念ながらインポーター終売ということでセールになっています。ワイナリ価格14ドルのところが1480円。この価格帯のものはどうしても送料の比率が高くなることから日米価格差はついてしまうのですが,これはほぼ投げ売り価格といっていいでしょう。お早めにどうぞ。このワイン,Wine Spectator誌が2010年に15 Best-Value Zinfandelsの一つに選んでおり,品質は悪くないだろうと思います。
柳屋にNovyのナパ・シラーが2980円で出ています。Novyはピノノワールのスペシャリストとして知られているSiduriのAdam Leeの別ブランドでSyrahを中心にChardonnay,Zinfandel,Grenacheといったワインを作っています。Siduriと同様,コストパフォーマンスの高さが売り。今回のNapa Valley Syrahは米国では20ドル程度とさらに安いですがWine Advocate誌で91点など高く評価されています。Robert Parkerのコメントは
夏のバーベキューなどにもぴったり合いそうなワインです。
The 2007 Syrah is a textbook effort revealing notes of pepper, forest floor, black olives, earth, and copious black fruits. It is a fleshy, round, dense wine with gorgeous purity as well as a long, heady finish.
夏のバーベキューなどにもぴったり合いそうなワインです。
もう一週間以上前のニュースですが,書きそびれていたので備忘録も兼ねて。
4回目となる北米のWine Blog大賞が発表されました(2010 Wine Blog Award Winners Announced!)。結果は以下のとおり。
Best Wine Blog Graphics, Photography, & Presentation: Good Grape
Best Industry/Business Wine Blog: Criteria: Good Grape
Best Wine Reviews on a Wine Blog: Bigger Than Your Head
Best Single Subject Wine Blog: Criteria: New York Cork Report
Best Winery Blog: Criteria: Been Doon So Long
Best Writing On a Wine Blog: Catavino
Best New Wine Blog: Criteria: Swirl, Smell Slurp
Best Overall Wine Blog: Criteria: 1 Wine Dude
Best Overall Wine Blogに2回連続で入ったVinographyが今年は賞なし。前回までで卒業という感じなのでしょうか。代わって大賞を受賞した「1 Wine Dude」は珍しく私が知らなかったブログ。
ただ,全体的に見るとやや停滞気味かなあという感じもあります。初回のBest Podcast or Video BlogにWine Library TVが入ったときのような発見や興奮はちょっとなくなっているような。それだけブログが当たり前になってきているのかもしれませんが。Best Tweeterみたいな賞もあってもいいかも。
4回目となる北米のWine Blog大賞が発表されました(2010 Wine Blog Award Winners Announced!)。結果は以下のとおり。
Best Wine Blog Graphics, Photography, & Presentation: Good Grape
Best Industry/Business Wine Blog: Criteria: Good Grape
Best Wine Reviews on a Wine Blog: Bigger Than Your Head
Best Single Subject Wine Blog: Criteria: New York Cork Report
Best Winery Blog: Criteria: Been Doon So Long
Best Writing On a Wine Blog: Catavino
Best New Wine Blog: Criteria: Swirl, Smell Slurp
Best Overall Wine Blog: Criteria: 1 Wine Dude
Best Overall Wine Blogに2回連続で入ったVinographyが今年は賞なし。前回までで卒業という感じなのでしょうか。代わって大賞を受賞した「1 Wine Dude」は珍しく私が知らなかったブログ。
ただ,全体的に見るとやや停滞気味かなあという感じもあります。初回のBest Podcast or Video BlogにWine Library TVが入ったときのような発見や興奮はちょっとなくなっているような。それだけブログが当たり前になってきているのかもしれませんが。Best Tweeterみたいな賞もあってもいいかも。
SpottswoodeのSauvignon Blancとか報告していないワインもいくつかあるような気がしますが,それはまた気が向いたときに書くとして,この週末に開けたのが表題のワイン。
KanzlerというとKosta Browneにブドウを提供していることで知られている畑ですが,そこのワイナリのものをどうして買おうと思ったのかはすっかり忘れてました。それがワイナリのレビューのページを見てやっと思い出したのですが,かのGary Vaynerchukがこのワインは「ホームラン」だと激賞していたのでした。あまり高得点を出さないGaryveeとしては珍しいほどの94点。非常にオールドワールドな作りだというあたりも気になりました。
2007年のこのワイン,表記はSonoma CoastとAVAになっていますが,実際には単一畑もののようです。ワイナリではこのワインとReserveとしてクローンを限定したものを出しています。ちなみに2008年からはSaltonstall Vineyardという畑のクローン115のブドウがブレンドされるとのこと。
Garyveeのビデオと同様,ややにごって紫がかった色。ブルーベリーの香りや味わいが強く感じられます。Garyveeが言うようなレザーやGameyな感じはあまりしませんが,非常にバランスもよくおいしいピノです。ちなみにWine Spectator誌では96点が付いているとか。僕としても最近飲んだピノの中ではピカイチでした。
KanzlerというとKosta Browneにブドウを提供していることで知られている畑ですが,そこのワイナリのものをどうして買おうと思ったのかはすっかり忘れてました。それがワイナリのレビューのページを見てやっと思い出したのですが,かのGary Vaynerchukがこのワインは「ホームラン」だと激賞していたのでした。あまり高得点を出さないGaryveeとしては珍しいほどの94点。非常にオールドワールドな作りだというあたりも気になりました。
2007年のこのワイン,表記はSonoma CoastとAVAになっていますが,実際には単一畑もののようです。ワイナリではこのワインとReserveとしてクローンを限定したものを出しています。ちなみに2008年からはSaltonstall Vineyardという畑のクローン115のブドウがブレンドされるとのこと。
Garyveeのビデオと同様,ややにごって紫がかった色。ブルーベリーの香りや味わいが強く感じられます。Garyveeが言うようなレザーやGameyな感じはあまりしませんが,非常にバランスもよくおいしいピノです。ちなみにWine Spectator誌では96点が付いているとか。僕としても最近飲んだピノの中ではピカイチでした。
カリフォルニアでピノ・ノワールを作っている有名なワイナリといと,かつてはKistler,Marcassin,Rochioliといったあたりが米国では評価が高く,入手も困難でした。それらに対して,2000年代に入ってピノ・ノワールを専門で作る新世代のワイナリが続々登場してきましたが,その代表格がKosta Browne。Wine Spectator誌で高く評価されてたちまち入手難になりました。一時期は単一畑ものだと300ドル以上,Russian River Valley,Sonoma CoastなどAVAものでも150ドルとかしましたが,ずいぶん落ち着いてきました。
今回柳屋ではAVAものが税抜きで8000円台。米国でも80ドル台や90ドル台ですから,なかなか安いです。Amber Ridgeの単一畑は13800円。
今回柳屋ではAVAものが税抜きで8000円台。米国でも80ドル台や90ドル台ですから,なかなか安いです。Amber Ridgeの単一畑は13800円。
これまで何度浮上して何度沈んでいったか分からないAmazon.comのワイン販売について新たな動きがありました。
今回はWoot.comというオンラインショッピングの会社を買収,子会社にしたというもの。Woot.comはワインショップではありませんが「Woot.com is an online store and community that focuses on selling cool stuff cheap.」と言っているように,ちょっと変わったものを安価で提供するのがモットーのところ。週に1回程度,ワインのオファーもあります。
Amazon.comはWoot.comを独立した会社として残す方針だそうです。
今回はWoot.comというオンラインショッピングの会社を買収,子会社にしたというもの。Woot.comはワインショップではありませんが「Woot.com is an online store and community that focuses on selling cool stuff cheap.」と言っているように,ちょっと変わったものを安価で提供するのがモットーのところ。週に1回程度,ワインのオファーもあります。
Amazon.comはWoot.comを独立した会社として残す方針だそうです。
San Luis ObispoにあるPithy Little Wine Companyというワイナリがテイスティング・ルームにiPadを設置したそうです(Fermentation: The Daily Wine Blog: The iPad in the Wine Tasting Room)。
iPadの使い道としては,➀メール・アドレスの収集,➁ワインクラブ会員の申し込みや変更,③発送用ワインのオーダー,➃テイスティング・ノートの書き込み,➄ワインの地域を示す地図の表示,➅ワイナリの写真の閲覧,➆FacebookやTwitter,Yelpへのアクセス,➇メール,――といったことを提供しています。仮にメールチェックだけに使われたとしても顧客サービスになるという考え。
ユーザーにとってはキーボードがついたパソコンよりもiPadの方が使うのに抵抗がないのかもしれません。面白い試みだと思います。
iPadの使い道としては,➀メール・アドレスの収集,➁ワインクラブ会員の申し込みや変更,③発送用ワインのオーダー,➃テイスティング・ノートの書き込み,➄ワインの地域を示す地図の表示,➅ワイナリの写真の閲覧,➆FacebookやTwitter,Yelpへのアクセス,➇メール,――といったことを提供しています。仮にメールチェックだけに使われたとしても顧客サービスになるという考え。
ユーザーにとってはキーボードがついたパソコンよりもiPadの方が使うのに抵抗がないのかもしれません。面白い試みだと思います。