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Date: 2012/0731 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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夏ですね。毎日暑いですね。とても赤ワイン飲む気にはならないという人も多いと思います。この季節、手軽に飲めておいしい白ワインは重宝します。

というのにぴったり合いそうなのが、カリフォルニアワインあらかるとのエスタンシア現品限り価格。税込み1197円で6本買ったら送料無料(ほかのワイン含めて12本まで)。なかなかこの価格で納得のいくシャルドネはありませんから、まとめ買いを超絶お薦めします。

Date: 2012/0731 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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Flowersの最高峰というとCamp Meeting Ridgeという畑が知られていますが、そこからポジティブ・セレクションで選んだ最高級のものがMoon Selectです。一般にはピノ・ノワールのイメージが強いブランドですが、実はシャルドネもあります。昨年末に飲んだものは、おいしいシャルドネをいろいろ飲んだ昨年の中でもトップの1つでした(年末こじんまりワイン会)。

柳屋に、これの最新ヴィンテージ2009が入荷しています。Wine Spectator誌では94点とFlowersのワインの中でも一番高い評価になっています(2007年は未評価)。おいしいシャルドネが飲みたいなら鉄板の1つといってもいいでしょう。

Date: 2012/0729 Category: グルメ
Posted by: Andy
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7月28日、カリフォルニアワインファンに惜しまれながら麻布十番のCWG(California Wine Garden)が閉店しました。

閉店パーティでもワイン、料理ともにすばらしく、改めて残念だなあと思うのでした。これから、カリフォルニアワインファンはどこでワイン会やったらいいでしょうね。いいお店をご存知の方はぜひ教えてください。

料理、いろいろ出ましたが写真は2枚。1つは鴨肉のパイ包み焼き(手前)。
パイ包み
鴨肉の味わい深さをパイ包みで閉じ込めた逸品でした。

もう1つは大人気の餃子。
餃子
かなり大ぶりで、おにぎりくらいの大きさです。中の餡もタップリしていて肉汁が溢れてきます。こんなにワインに合う餃子を食べたのは初めてです。

こちらがシェフです。閉店後は大塚のレストランのシェフになるとのこと。
槻山シェフ

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Date: 2012/0727 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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7月23日にロバート・パーカーが65歳の誕生日を迎えました。当日はスペインでロゼを飲んでいたとTwitterに書いていたパーカーですが、W. Blake Gray氏が、パーカーの半生を総括する記事を書いています(The Gray Report: Robert Parker reaches retirement age)。

今のライターにとっては、パーカーを批判するというのが、立ち位置を確立するためのやや安直な手段になっています。

しかし、冷静に振り返ってみると、「カリフォルニアワインにとって、ポジティブな影響を与えたことは否定出来ない」し、他のほとんどの地域にとっても同じ事が言えるでしょう。

100点満点のレイティングも、様々な地域を横並びで見られる指標という意味ではやはり大きなものだっと言わざるをえないでしょう。

ということで、Gray氏は次のようにまとめています。
But it's also because Robert M. Parker Jr. is a great man, a giant of the wine industry. Happy Birthday, Mr. Parker. I give your career, hmm, 98 points.
Date: 2012/0726 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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かじわら酒店でShaferのHillside Select 2007が税抜き1万8000円という安さで出ています。米国でも最低220ドルくらいするワイン。びっくりするような安さです。Wine Advocate誌では98+という評価のワイン。2001年の100点以降では最高の点数です。パーカーも「5、6年後には100点ワインになるポテンシャルを持っている」と評価しています。

ShaferのHillside Select、100点取ったヴィンテージなどは飲んでいませんが、いままでの経験だと、とにかくはずれのないお手本のようなカベルネ・ソヴィニョンです。

Date: 2012/0725 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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私が米国にいたのはもう10年以上前ですが、当時よく飲んでいたシャルドネの1つがランドマークのオーバールックでした。当時20ドルくらいの価格でしたが、実にいいワインでした。

ランドマークは、かのHelen Turleyがワインメーカーをしていたこともあるワイナリですが、日本ではあまり知られていないような気がします。オーバールックのような「高品質なワインをそこそこの価格で」というのは意外と日本では目立たないのかもしれません。

このワイン、珍しいのは地域表示がCaliforniaなこと。複数の地域の畑から購入したブドウをブレンドしているのです。そういった作り方で高品質を保っているというのも面白いと思います。

Date: 2012/0721 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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IWSR (International Wine & Spirit Research)の調査によると、世界的に低アルコール化と低カロリー化の傾向が進んでおり、それを牽引しているのは女性だとのことです(Women drive global low-alcohol trend | Grapes content from Western Farm Press)。

例えば、中国では蒸留酒の白酒(バイジュウ)からワインを好む傾向が強まっており、日本ではノンアルコール飲料が伸びていること。米国では体重を気にして低カロリーなものを選ぶ傾向が強いことなどが挙げられています。

どれも、そりゃそうだよなって話ではありますが、ワインの低アルコール化とつながるかというと、ちょっと違う話のような気もします。
Date: 2012/0721 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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SFクロニクル紙にナパのソヴィニョン・ブランの記事が出ていました(Napa Sauvignon Blanc: Chronicle recommends - SFGate)。

お薦めの8本は以下の通り。
2011 Green & Red Catacula Vineyard Napa Valley Sauvignon Blanc
2011 Farella-Park La Luce Coombsville Sauvignon Blanc
2011 Franciscan Estate Napa Valley Sauvignon Blanc
2011 Alta Napa Valley Sauvignon Blanc
2011 Pine & Brown Napa Valley Sauvignon Blanc
2011 Whitehall Lane Napa Valley Sauvignon Blanc
2011 Cade Napa Valley Sauvignon Blanc
2011 Selene Hyde Vineyards Carneros Sauvignon Blanc

Green & RedはChiles Valley、Farella-ParkはCoombsvilleと、なかなか渋いところから選ばれています。いわゆるビッグネームに入りそうなのはミア・クラインのSeleneくらいでしょうか。

FranciscanやWhitehall Laneもカベルネ・ソヴィニョンは有名ですが、Sauvignon Blancは飲んだことないような気がします。

この夏のソヴィニョン・ブランの候補にいかがでしょうか。

Date: 2012/0719 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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カリフォルニアで女性のワインメーカーの人口に対する比率を調べた調査がありました(Wines & Vines - Wine Industry News Headlines - More Women at Acclaimed Wineries)。これによると、ナパ/ソノマなどのワイン産地では男性の比率を大きく上回っていまし・

女性ワインメーカーというと、ハイジ・バレットやヘレン・ターリーなど、すぐに名前がいくつか出てきます。この結果も当たり前っぽいですが、彼女らが出てくるまではやはり男性が圧倒的に多い職場だったのです。
Date: 2012/0716 Category: 技術系
Posted by: Andy
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Fans:Fansのキャンペーンでキヤノンのドキュメントスキャナー「DR-P215」が当選しました。個人的には初のドキュメントスキャナー。まだどういうときに使うのがベストなのか手探りの状態ではありますが、思った以上に使い勝手がよかったファーストインプレッションを書いておきたいと思います。

まずはその小ささ。「引き出しに収まる」ということで、幅28.5cm☓高さ4cm、奥行き9.5cm。出っ張ったところがないので収納は楽です。

次に接続。USBでつなぐだけ。通信兼給電用のケーブル1本でも使えますし、付属する給電専用のUSBケーブルと2本のUSBを使えば高速なスキャンができます。

第3にソフト。プリンタなど周辺機器をつなぐときに面倒なのは、あらかじめドライバをインストールしておかないといけないことですが、この機種はドライバをインストールしなくても利用できます。標準的なストレージ・デバイスとしてマウントされ、ドライブの中にあるソフトを起動すれば、それでスキャンできるのです。

実は事前インストール型のドライバやソフトも付いており、それも入れたのですが、そちらはなかなか思うように動かず、インストールなしのソフトを使う方が遥かに楽でした。

さて、このスキャナ、なりは小さいですが、ドキュメントスキャナーというだけあって、フィーダーを使って連続スキャンできるし、両面スキャンも自動でできます。12ページほどのパンフレットを簡単にPDFにできました。数百ページの本を自炊するような用途には向かないでしょうけど、20~30ページのものなら十分に対応できそうに思いました。
Date: 2012/0716 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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カプコンCEOの辻本憲三氏がナパに作ったワイナリKenzoのワインがWine Spectator誌で注目のニューフェースに選ばれています(8 Impressive New Faces from California | Tasting Highlights | News & Features | Wine Spectator)。

8つのワイナリが取り上げられた中でKenzoは2番目(スコアの高い順、92点が3つありました)となかなか好位置。選ばれたワインは「紫鈴(Rindo)」の2008年です。カベルネ・ソーヴィニヨン37.3%、メルロ28.8%、カベルネ・フラン27.5%、プティ・ヴェルド4.9%、マルベック1.6%というブレンド。

KenzoはワインメーカーにHeidi Barrett。畑のマネージャーにDavid Abreuという超有名人を起用して話題になりましたが、これまではワインはそれほど高く評価されたわけではありませんでした。これでようやくタレントの実力発揮となるのでしょうか。
Date: 2012/0716 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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ウメムラの決算セールで、カルト系のワインがいろいろ安く出ています。

多分一番の目玉はHarlan Estate 2006。税抜き5万円を切るのは日本ではめったにありません。米国の価格と比べても遜色ないところ。ワイナリのリリース価格が500ドルであり、これ以上安くなることはまずないでしょう。Wine Advocate誌では96点とハーランにしてはそれほどいい評価ではありませんが、このワインの魅力は点数ではなく、その個性だろうと思います。



また、グレース・ファミリーは2003~2005年がいずれも税抜き2万3600円。これもここのワインとしては相当安い値段です。わずか1エーカーの畑で、バイオダイナミック農法で作られるワイン。元祖カルトワインとしても知られています。

Date: 2012/0715 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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SFクロニクルでソノマのRussian River Valleyのピノ・ノワールのお薦めが出ていました(The Chronicle recommends: Russian River Valley Pinot Noir - SFGate)。

ラインナップは以下の通り。

2010 Papapietro Perry Russian River Valley Pinot Noir
2010 Suacci Carciere Russian River Valley Pinot Noir
2010 Romilily Wines Russian River Valley Pinot Noir
2010 Freeman Russian River Valley Pinot Noir
2010 Williams Selyem Russian River Valley Pinot Noir
2010 Arista Longbow Russian River Valley Pinot Noir
2010 Twomey Russian River Valley Pinot Noir
2010 Dutton Goldfield Dutton Ranch Russian River Valley Pinot Noir
2010 Von Holt Bacigalupi Vineyard Russian River Valley Pinot Noir
2010 Kenwood Russian River Valley Pinot Noir

日本で馴染み深いところだと、日本人オーナー「アキコ」さんがいるFreemanが選ばれています。ワインメーカーは、August WestやRoarなどで知られるEd Kurtzmanですが、アキコさんもワインメーカーとして名を連ねており、記事でも「Credit a winemaking team of Ed Kurtzman and Akiko Freeman with finding just the right balance」と書かれています。

ちなみに、これまでは2009年ヴィンテージのSonoma Coastピノ・ノワールのお薦めや、2011年のトップ100ワインでもフリーマンが取り上げられています。

このほか興味深かったのはTwomeyが入っていたこと。ここはSIlver Oakのオーナーが作ったワイナリで、どうしてもピノ・ノワールのエレガンスとはイメージがつながらないのですが、意外と評価たかいようです。

Date: 2012/0713 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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ワインショップTODAの特売に、いろいろ安いの出ています。特にお宝ワイン的なものが安くなっています。Kosta Browneの単一畑1万円切りなど、現地価格より安いものもあります。ピックアップしたワインは、私が「これは安い」と思ったもの、それ以外は下のリンクから見てください。

ワインショップTODAの特売会場

Date: 2012/0713 Category: 技術系
Posted by: Andy
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こんにちは。元OSマニアのAndyです。

iPhoneのマルチタスクバー(下の画面の一番下のところです)からアプリって消してますか?
マルチタスクバー

という疑問を抱いたのは「マルチタスクから超高速でアプリを消す方法!通常の2倍〜4倍速くなります!」という記事をAppBankさんで読んだからでした。

実は私、マルチタスクバーでアプリを消したこと、ほとんどありません(iOS4になったばかりはやったことがありますが)。あまり意味がないような気がするからです。

そこで、ちょっとした検証をしてみたのですが、その話をする前に、まずiPhone(iOS)のメモリ管理について私が理解していることをまとめておきましょう。

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Date: 2012/0712 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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神の雫で大々的に取り上げられ、あっという間に市場から消えてしまったダイアトムのシャルドネ。新ヴィンテージの2011年が柳屋で販売開始しています。入荷は今月末。

Diatomのシャルドネは、2010年から「波紋」「鼓動」「風音」「花偲」「美夜」という漢字ラベル5種のラインナップになりました。畑名は明らかにしていません。日本向けのパッケージというわけではなく、全世界でこのラベルを使っています。

以前から変わっていないのは、樽を全く使っていないこと。日本食との相性は抜群です。波紋の94点を筆頭に、Wine Advocate誌のAntonio Galloniも高く評価しています。

生産量はどれも200ケース台。市場に出回る数はさほど多くないのでお早めに。




価格は高いですが、2010年5本セットに、「サムライ・ビューティ」(ダイアトムのシャルドネに古樽によるフレーバーを付けた特別品)を加えたものも別の店にあります(1セット限り)。
Date: 2012/0711 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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ソノマのBuena Vistaが大掛かりなリノベーションを実行中です(Buena Vista reborn - Sonoma News - News 2012 - Sonoma, CA)。

Buena Vistaといえばカリフォルニア最古のワイナリとして歴史に名を刻んでおり、創設者であるAgoston Haraszthy(アゴストン・ハラツィー)は多くの苗を欧州から輸入するという功績を上げています。また、最初のワイン・カーヴを備え、シャンパーニュと同じ製法でスパークリング・ワインを作った。

リノベーションでは、そういった歴史に光を当てていくそうです。
Date: 2012/0707 Category: 技術系
Posted by: Andy
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EvernoteのDevcupという年に1回のアプリのコンテストに自作の機能拡張「Recipenote」を応募しました。(Recipenote | The Evernote Devcup)。

これは、いろいろなレシピサイトから簡単にEvernoteに登録できるようにするChrome用の機能拡張。Chromeお使いの方はぜひお試しください(インストールはこちらから)。

recipenote

投票は、登録が必要ですが、簡単にできます。また、7月23日まで1人1日1回投票できます。ぜひともご協力をお願いします。

投票はこちらから(上のリンクと一緒です)

ついでに、というかこっちの方がむしろ大事ですが、機能要望や、このサイトにも、対応してなど、ご意見も大歓迎です。まだまだ発展途上なので、よろしくお願いします。

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Date: 2012/0705 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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6月27日に参加した豪華ワイン会。ggwine主催のものでggwineのカナさんが、米国時代などに買い集めたワインを中心に飲もうというもの。ワイン自体の貴重さもさることながら、思い出がいっぱいつまったワインを飲ませてもらうというありがたさもあります。

会場は西麻布のアフェット。料理も1つひとつ、とても凝ったものでした。気がついたら終電間近。

ワインリストです。


料理の一覧。



ワインはまずはスパークリング2つから。スパークリングのコメントは苦手ですが、どちらもおいしい。甲乙つけがたいワイン。


次は目玉ワインの1つであるGrgich Hillsのシャルドネ1986年。とんがったところはすべて消えて、甘露のようになったワイン。ごちそうさまでした。

次のハンゼル1995年は意外にもまだ若々しいワイン。

赤に移って1996年のAcacia BeckstofferとCalera Jensenの2つのピノ・ノワール。どちらも果実味の力強さをまだまだ感じさせるワイン。Calera Jensen 1996は、私がカレラに行ったときにテイスティングして感動したワインですが、まだ熟成のピークには時間がかかりそうでした。

次にDalla Valle Maya 1989とShaferのHillside Select 98。

Mayaはこれがセカンド・ヴィンテージ。とても美味しいのですが、カベルネ・フランのシルキーさよりもカベルネ・ソヴィニョンの力強さの方がちょっと前面に出ていたかも。

最後のHillside Selectはパーフェクト。このワインを飲むといつも「かっちりしている」というイメージを持つのですが、今回も揺らぐところのない教科書のようなカベルネ・ソヴィニョンでした。1998年というと、どちらかというとオフ・ヴィンテージと言われていますが、そんなことを微塵も感じさせないワインです。

続きでは料理の写真を載せています。

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Date: 2012/0703 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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Mark Westはピノ・ノワールで人気のブランド。近年では米国で最もよく売れるピノ・ノワールの1つのようですが、そこがConstellation Brandsに買収されました。

価格は1億6000万ドル。正直Mark Westってそんなに有名だと思っていなかったのでちょっとびっくりしました。生産量は60万ケースですから、1ケースあたりと考えても200ドル以上です。それだけ将来性があるということなのでしょうか。
Date: 2012/0702 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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ウメムラの決算セールでAlma RosaのSta. Rita Hillsピノ・ノワール2004が2000円台の安さです。

Alma RosaはSanta Barbaraの草分けの1つであるSanfordを作ったRichard Sanfordが同ワイナリの売却後に作ったワイナリ。2004年は最初のヴィンテージです。

Date: 2012/0701 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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先日は2002年のナパのワインの回顧テイスティングの部分を紹介しましたが、それ以外にもパーカーがMarcassinとHundred Acreの垂直テイスティングをしています。

MarcassinではシャルドネのMarcassin Vineyardが1996年から2007年まで再レビュー。デビュー2年めの1996年、1998、2001、2002年に100点が付いており、シャルドネ100点が昨年までゼロだったことを考えるとこれも大盤振る舞い。1996年のものは1997年の最初の評価が96点、1998年には97点、1999年に99点、そして2012年に100点とどんどん点が上がっています。

Hundred Acreでは2002年、2007年が100点。ここは収穫をぎりぎりまで遅くして滑らかなタンニンを実現しているところ。かなり個性的なオーナーで、カリフォルニアの「新カルト」の中でも目立つ存在の1つです。

Date: 2012/0701 Category: グルメ
Posted by: Andy
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コストコに行って大量に鶏肉(胸肉ばかりだけど)買ったので、コンフィに挑戦してみました。といっても本格的に作るのは大変すぎるので、炊飯器を使った安直な方法です。

まず、胸肉3枚(コストコの胸肉は1パックに2枚のときと3枚のときがあります)に、塩麹大さじ1.5をなすりつけ、ビニール袋に入れてローズマリーとともに1時間ほど放置しました。

次に、炊飯器にお湯を2/3ほど入れます。ビニール袋にオリーブオイル(適当だけど100ccくらいか?)を注いで全体に行き渡るようにし、お湯に沈めて空気を抜いて、きつくしばります。

後は70℃で3時間。温度設定がない炊飯器なら保温機能でいけるでしょう。

粗熱を取った後は、オイルと肉汁で付け合せの野菜(玉ねぎとジャガイモを煮ます。肉はフライパンで焼き色を付けて1cmくらいにカット。

コンフィ

できはどうなんでしょうね。そもそもコンフィの経験がそんなにないし、普通は胸肉では作らないだろうからうまく行ったのかどうかはよく分かりません。もっと脂っこくなるかと思いましたが、胸肉なので意外とさっぱり、塩味も適度に染みこんでいい味でした。付け合せもおいしかったです。

しっとり度合いは鶏ハムの方が上かなとも思いましたが、鶏ハムは時間かかりますしね(鶏ハム用の肉も冷蔵庫に待機中)。これはこれでアリだろうと思いました。