ワインの通訳などを幅広く手掛ける山本香奈さんが西馬込で開いたワインショップ/レストラン「イルドコリンヌ」でコロナ退散の願いを込めた「コロナゼロ」ワインセットを販売しています。値段はコロナゼロにちなんだ5670円で、税込み送料込みでワインが2本送られてきます。内容は店主におまかせもできますし、「ジンファンデルを入れて」など、ある程度リクエストすることも可能です。
ワインには店主自筆のワインの説明も添えられて来ます。かなりお得なセットですよ。
注文はこちらから。
5670ワインセット注文フォーム
ワインには店主自筆のワインの説明も添えられて来ます。かなりお得なセットですよ。
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4月22日のアースデイを記念して、今週はナパ・ヴァレー・ヴィントナーズはサステナビリティの認証プログラム「ナパ・グリーン」のワイナリーを紹介する週になっているそうです。私も便乗して、ナパ・グリーンのワイナリーのワインを開けました。
セインツベリー(Saintsbury)は1981年にデイヴィッド・グレーヴスと故リチャード・ワードによって設立されたワイナリーで、ナパのカーネロスのシャルドネやピノ・ノワールのパイオニアです。ナパ・グリーンも最も初期に認証を受けています。
具体的には
・コンポストや有機肥料の利用
・表土を守るためのカバー・クロッピング
・表土を守るために耕うんをしない
・害虫を防ぐための益虫の導入
・猛禽類などのための巣箱の設置
・ワイナリーにおける水の再利用
・灌漑の最適化と病害虫を防ぐためのウェザー・ステーション
・不足灌漑の採用
・太陽光発電の利用
・統合的病虫害防御
といった環境のための活動を行っています。
セインツベリーのワインは、ブルゴーニュ的な繊細さを重視した作り。濃厚パワフルなワインが多いナパの中では異色といってもいいかもしれません。「ニュー・カリフォルニア」ブームでエレガントなワインが増えた昨今にそうなったわけではなく、1980年代から一貫してエレガントなワインを作り続けています。
開けたワインはこちら。2014年のカーネロスのシャルドネです。
白い花の香り、レモンやオレンジの柑橘類、酸味は比較的おだやかです。濡れた石、バニラ、トースト、シナモン、ナッツ。6年経っているので果実味だけでなく熟成による魅力もましてきています。味わいは優しく、食事の邪魔をしません。
流行りのワインというわけではないですし、評論家から高い点を取っているわけでもないですが、セインツベリーのワインはほっとする味わいで、家に帰ってきたような安心感があります。ステイホームな今に必要なのはこういうワインなのかも、と思いながら味わっています。
ちなみに、来週のナパ・ヴァレー・ヴィントナーズのテーマはジンファンデルだそうです。
セインツベリー(Saintsbury)は1981年にデイヴィッド・グレーヴスと故リチャード・ワードによって設立されたワイナリーで、ナパのカーネロスのシャルドネやピノ・ノワールのパイオニアです。ナパ・グリーンも最も初期に認証を受けています。
具体的には
・コンポストや有機肥料の利用
・表土を守るためのカバー・クロッピング
・表土を守るために耕うんをしない
・害虫を防ぐための益虫の導入
・猛禽類などのための巣箱の設置
・ワイナリーにおける水の再利用
・灌漑の最適化と病害虫を防ぐためのウェザー・ステーション
・不足灌漑の採用
・太陽光発電の利用
・統合的病虫害防御
といった環境のための活動を行っています。
セインツベリーのワインは、ブルゴーニュ的な繊細さを重視した作り。濃厚パワフルなワインが多いナパの中では異色といってもいいかもしれません。「ニュー・カリフォルニア」ブームでエレガントなワインが増えた昨今にそうなったわけではなく、1980年代から一貫してエレガントなワインを作り続けています。
開けたワインはこちら。2014年のカーネロスのシャルドネです。
白い花の香り、レモンやオレンジの柑橘類、酸味は比較的おだやかです。濡れた石、バニラ、トースト、シナモン、ナッツ。6年経っているので果実味だけでなく熟成による魅力もましてきています。味わいは優しく、食事の邪魔をしません。
流行りのワインというわけではないですし、評論家から高い点を取っているわけでもないですが、セインツベリーのワインはほっとする味わいで、家に帰ってきたような安心感があります。ステイホームな今に必要なのはこういうワインなのかも、と思いながら味わっています。
ちなみに、来週のナパ・ヴァレー・ヴィントナーズのテーマはジンファンデルだそうです。
しあわせワイン倶楽部で5月まで、ジョエル・ゴットのカベルネ・ソーヴィニヨン「815」2017がセールになっています。税込みでも2508円と通常より500円程度も安くなっています。
ジョエル・ゴットは、ハンバーガーショップ「ゴッツ・ロードサイド」でも知られていますが、ワインも秀逸なものを作っています。自社畑は持たず、いいブドウを買い付けてワインを作っており、この815(娘の誕生日が8月15日というのが名前の由来)は北はメンドシーノ、南はパソ・ロブレスまでのブドウをブレンドしています。アメリカンオークの新樽を25%使用し、アルコール度数は13.9%。非常にバランス良く飲みやすいワインです。まさに万人向けといっていいでしょう。
2017年は特に評価が高く、テイスティング・パネルで92点を取っているほか、ワイン・アンド・スピリッツ誌の「50ドル以下の人気お買い得ワイン10本」、フード・アンド・ワイン誌の「エクセレント・カリフォルニア・バリュー」にも選ばれています。
ジョエル・ゴットは、ハンバーガーショップ「ゴッツ・ロードサイド」でも知られていますが、ワインも秀逸なものを作っています。自社畑は持たず、いいブドウを買い付けてワインを作っており、この815(娘の誕生日が8月15日というのが名前の由来)は北はメンドシーノ、南はパソ・ロブレスまでのブドウをブレンドしています。アメリカンオークの新樽を25%使用し、アルコール度数は13.9%。非常にバランス良く飲みやすいワインです。まさに万人向けといっていいでしょう。
2017年は特に評価が高く、テイスティング・パネルで92点を取っているほか、ワイン・アンド・スピリッツ誌の「50ドル以下の人気お買い得ワイン10本」、フード・アンド・ワイン誌の「エクセレント・カリフォルニア・バリュー」にも選ばれています。
ヴィナスのアントニオ・ガッローニが絶賛するワイナリー「セリタス(Ceritas)」の2017年ヴィンテージが勝田商店に入荷されています。以前から輸入されていたようですが、気がついておりませんでした。
セリタスは2005年にジョンとフィービーのレイテック夫妻が設立したワイナリー。ジョンはニュージーランドでワイン造りを学び、フラワーズ、リース、コパンで働いていた人。リースは立ち上げ時に参加していました。また、2011年から2016年にはリオコ(Lioco)でワインメーカーを務めていました。フィービーはソノマのロシアン・リバー・ヴァレーのガーンヴィルで育ち、両親が始めたポーター・バス・ヴィンヤードは現在セリタスのシャルドネのソースの一つとなっています。彼女は栽培を担当しています。
ワイナリーのある本拠地はソノマで、多くのワインは長期契約を含む自社畑で作っています。その中にはキスラーのキュヴェ・キャサリンに使われていたオキシデンタル・ヴィンヤードも含まれています。また、サンタ・クルーズ・マウンテンズのトラウト・ガルチとピーター・マーティン・レイの畑からもワインを作っています。トラウト・ガルチはクッチ(Kutch)やアルノー・ロバーツ(Arnot-Roberts)でも有名な畑ですが、セリタスはこれらに勝るとも劣らない評価を得ています。
リオコやリースとのコネクションでわかるように、ニュー・カリフォルニア系の生産者であり、ジョン・ボネの「ニュー・カリフォルニア・ワイン」でもシャルドネのトップ・プロデューサーに選ばれています。近年ではピノ・ノワールの評価も非常に上がっており、2017年についてはアントニオ・ガッローニがピノ・ノワールを「並外れた(off the charts)」と表現しています。実際、7種のピノ・ノワールのうち5本が95点以上、97点も2つと極めて高い評価になっています(2017年のピノ・ノワール評価で最高は98点が1本)。シャルドネではトラウト・ガルチが95点で一番の評価となっています。
セリタスは2005年にジョンとフィービーのレイテック夫妻が設立したワイナリー。ジョンはニュージーランドでワイン造りを学び、フラワーズ、リース、コパンで働いていた人。リースは立ち上げ時に参加していました。また、2011年から2016年にはリオコ(Lioco)でワインメーカーを務めていました。フィービーはソノマのロシアン・リバー・ヴァレーのガーンヴィルで育ち、両親が始めたポーター・バス・ヴィンヤードは現在セリタスのシャルドネのソースの一つとなっています。彼女は栽培を担当しています。
ワイナリーのある本拠地はソノマで、多くのワインは長期契約を含む自社畑で作っています。その中にはキスラーのキュヴェ・キャサリンに使われていたオキシデンタル・ヴィンヤードも含まれています。また、サンタ・クルーズ・マウンテンズのトラウト・ガルチとピーター・マーティン・レイの畑からもワインを作っています。トラウト・ガルチはクッチ(Kutch)やアルノー・ロバーツ(Arnot-Roberts)でも有名な畑ですが、セリタスはこれらに勝るとも劣らない評価を得ています。
リオコやリースとのコネクションでわかるように、ニュー・カリフォルニア系の生産者であり、ジョン・ボネの「ニュー・カリフォルニア・ワイン」でもシャルドネのトップ・プロデューサーに選ばれています。近年ではピノ・ノワールの評価も非常に上がっており、2017年についてはアントニオ・ガッローニがピノ・ノワールを「並外れた(off the charts)」と表現しています。実際、7種のピノ・ノワールのうち5本が95点以上、97点も2つと極めて高い評価になっています(2017年のピノ・ノワール評価で最高は98点が1本)。シャルドネではトラウト・ガルチが95点で一番の評価となっています。
シルバー・オークのアレキサンダー・ヴァレーのワイナリーが「リビング・ビルディング・チャレンジ」の認証を受けたことが判明しました。これまで既にLEEDのプラティナムという認証をナパとアレキサンダー・ヴァレーで受けていましたが、リビング・ビルディング・チャレンジで認証を受けるのはワイナリーとしては初めて。さらにこれまでこの認証を受けた最大の製造設備だそうです。
「“生きたビル”、最新のエコ建築 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト」によるとリビング・ビルディング・チャレンジは「最も持続可能性に優れた建築設計技術を定義し、現在の技術の限界と、理想的なソリューションとのギャップを埋めていく取り組みを進めています。認定を獲得した建築プロジェクトは、“世界最高レベルの環境技術”とアピールできます」とのこと。他の認証プログラムと大きく異なるのは、水や電力などの消費が本当に標榜したレベルに達しているか、一年間実測して調べる過程が入ること。それだけにパスするのはなかなか大変です。それだけにCEOのデビッド・ダンカンの喜びもひとしおのようです。
「“生きたビル”、最新のエコ建築 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト」によるとリビング・ビルディング・チャレンジは「最も持続可能性に優れた建築設計技術を定義し、現在の技術の限界と、理想的なソリューションとのギャップを埋めていく取り組みを進めています。認定を獲得した建築プロジェクトは、“世界最高レベルの環境技術”とアピールできます」とのこと。他の認証プログラムと大きく異なるのは、水や電力などの消費が本当に標榜したレベルに達しているか、一年間実測して調べる過程が入ること。それだけにパスするのはなかなか大変です。それだけにCEOのデビッド・ダンカンの喜びもひとしおのようです。
カリフォルニアワイン協会が提供する「Behind The Wines」のウェビナー(Webセミナー)シリーズの特別編として、日本向けにアキコ・フリーマンさんが登場します。
日 時:2020年4月29日(祝)12:00~13:00
ホスト:イレイン・チューカン・ブラウン
ゲスト:アキコ・フリーマン
ホストはHawk Wakawakaの名前で知られているイレイン・チューカン・ブラウンさん。このシリーズ全体でホストを務めています。通訳は山本香奈さん。
お申し込みはこちらから。
ビハインド・ザ・ワインズ ~ワインの裏側~ ウェビナー参加申込
参加者はチャットでコメントできるほか、質問を送ることもできます。セミナー中に質問に答えてもらえる可能性もあります。
当日試飲するワインは後日発表されますが、一緒に飲んだらさらに参加している感が強くなりそうです。
日 時:2020年4月29日(祝)12:00~13:00
ホスト:イレイン・チューカン・ブラウン
ゲスト:アキコ・フリーマン
ホストはHawk Wakawakaの名前で知られているイレイン・チューカン・ブラウンさん。このシリーズ全体でホストを務めています。通訳は山本香奈さん。
お申し込みはこちらから。
ビハインド・ザ・ワインズ ~ワインの裏側~ ウェビナー参加申込
参加者はチャットでコメントできるほか、質問を送ることもできます。セミナー中に質問に答えてもらえる可能性もあります。
当日試飲するワインは後日発表されますが、一緒に飲んだらさらに参加している感が強くなりそうです。
インポーターのアイコニック ワイン・ジャパンが飲食店を応援するワインセットの販売を始めています。レストランで使えるお食事券とセットにしたもので、お食事券分の売上はその飲食店に渡ります。購入者は後日、お食事券を使ってレストランで食事ができるという仕組みです。2割以上割引されており、実質お食事券分はただみたいなものでかなりお得です。ワインの送料も込みです。
注文はこちらから
最初に紹介されたのは学芸大学のINDIGO。
ワインはモーガンのシャルドネとストルプマンのロゼ、ホワイトホール・レーンのカベルネ・ソーヴィニヨンという組み合わせ。「カリフォルニア頑固オヤジ3本セット」と銘打たれています。3400円の食事券が付いて1万1700円。
麻布十番のBlueからは4種類のセット。
赤3本はフィールドレコーディングズのカベルネ・フランにストルプマンのシラー、ホワイトホール・レーンのカベルネ・ソーヴィニヨン。3500円の食事券が付いて1万80円。フィールドレコーディングズは個人的にも注目しているワイナリー。ぜひ飲んでみてほしいワインです。
白3本はストルプマンのソーヴィニヨン・ブランにサン・リージュのローヌ系白ブレンド、サブミッションのシャルドネ。3200円の食事券が付いて1万100円です。このワインの選択にはちょっとうならされました。サン・リージュはセントラル・コーストのローヌ系スペシャリストです。
田原シェフのおすすめセットはピカユーンのソーヴィニヨン・ブランにネイティブ9のピノ・ノワール、グラウンドワークのシラー、5500円の食事券がついて1万8000円。ピカユーンはネゴシアンスタイルで女性2人が作るワイン。あまり知られていないですがフレンチランドリーにも入っているワインです。グラウンドワークはサン・リージュの別ブランド。どれも実力派でさすがの選択です。
4つめは渡部シェフのおすすめセット。フィールドレコーディングズのシュナン・ブランにストルプマンのサンジョベーゼ、エバレーのカベルネ・ソーヴィニヨン。3800円の食事券が付いて1万2350円です。
5つめは「ナパを満喫 6本」のワインセット。9000円の食事券が付いて2万9900円。ワインはホワイトホール・レーンからソーヴィニヨン・ブランとレッド・ブレンド、カベルネ・ソーヴィニヨン。カモミのシャルドネとピノ・ノワール。クレーン・アッセンブリーのジンファンデルという安心感のある組み合わせです。
3番めのレストランは恵比寿のHonda 7。
おすすめピノ3本セットはモーガンにメルヴィル、サムサラというかなりの王道。5700円の食事券がついて1万8750円。
「俺のシャルドネ」3本セットはモーガンとメルヴィルとロンゴリア。4700円の食事券が付いて1万5400円。
最後は「信じてついて来て6本セット」。8000円の食事券が付いて2万6070円。ワインはコンブのペットナット、ストルプマンのロゼ、ピーチーキャニオンのヴィオニエ、ストルプマンのサンジョベーゼ、グラウンドワークのムールヴェードル、モーガンのローヌ系ブレンド。
コンブのペットナットはトゥルソーを使った「今どき」のワイン。ストルプマンにラジャ・パー、マイケル・クルーズというマニアックですが夢のような組み合わせのワインです。ストルプマンのサンジョベーゼはマセラシオン・カルボニックで醸造したチャーミングなワイン。これも面白いワイン揃いです。
この後も続くようですので、ぜひチェックしてみてください。
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最初に紹介されたのは学芸大学のINDIGO。
ワインはモーガンのシャルドネとストルプマンのロゼ、ホワイトホール・レーンのカベルネ・ソーヴィニヨンという組み合わせ。「カリフォルニア頑固オヤジ3本セット」と銘打たれています。3400円の食事券が付いて1万1700円。
麻布十番のBlueからは4種類のセット。
赤3本はフィールドレコーディングズのカベルネ・フランにストルプマンのシラー、ホワイトホール・レーンのカベルネ・ソーヴィニヨン。3500円の食事券が付いて1万80円。フィールドレコーディングズは個人的にも注目しているワイナリー。ぜひ飲んでみてほしいワインです。
白3本はストルプマンのソーヴィニヨン・ブランにサン・リージュのローヌ系白ブレンド、サブミッションのシャルドネ。3200円の食事券が付いて1万100円です。このワインの選択にはちょっとうならされました。サン・リージュはセントラル・コーストのローヌ系スペシャリストです。
田原シェフのおすすめセットはピカユーンのソーヴィニヨン・ブランにネイティブ9のピノ・ノワール、グラウンドワークのシラー、5500円の食事券がついて1万8000円。ピカユーンはネゴシアンスタイルで女性2人が作るワイン。あまり知られていないですがフレンチランドリーにも入っているワインです。グラウンドワークはサン・リージュの別ブランド。どれも実力派でさすがの選択です。
4つめは渡部シェフのおすすめセット。フィールドレコーディングズのシュナン・ブランにストルプマンのサンジョベーゼ、エバレーのカベルネ・ソーヴィニヨン。3800円の食事券が付いて1万2350円です。
5つめは「ナパを満喫 6本」のワインセット。9000円の食事券が付いて2万9900円。ワインはホワイトホール・レーンからソーヴィニヨン・ブランとレッド・ブレンド、カベルネ・ソーヴィニヨン。カモミのシャルドネとピノ・ノワール。クレーン・アッセンブリーのジンファンデルという安心感のある組み合わせです。
3番めのレストランは恵比寿のHonda 7。
おすすめピノ3本セットはモーガンにメルヴィル、サムサラというかなりの王道。5700円の食事券がついて1万8750円。
「俺のシャルドネ」3本セットはモーガンとメルヴィルとロンゴリア。4700円の食事券が付いて1万5400円。
最後は「信じてついて来て6本セット」。8000円の食事券が付いて2万6070円。ワインはコンブのペットナット、ストルプマンのロゼ、ピーチーキャニオンのヴィオニエ、ストルプマンのサンジョベーゼ、グラウンドワークのムールヴェードル、モーガンのローヌ系ブレンド。
コンブのペットナットはトゥルソーを使った「今どき」のワイン。ストルプマンにラジャ・パー、マイケル・クルーズというマニアックですが夢のような組み合わせのワインです。ストルプマンのサンジョベーゼはマセラシオン・カルボニックで醸造したチャーミングなワイン。これも面白いワイン揃いです。
この後も続くようですので、ぜひチェックしてみてください。
2010年代のカリフォルニアのベストワインは何でしょう?
いろいろ考え方はあると思いますが、単純に2010年以降のヴィンテージで「パーカー100点」を取った回数の多いワインを調べてみました。
もちろん、まだ2018年や2019年のワインの評価は出ていませんが、これまでのところでは一番多いのが4回の満点。7つのワインがあります。
Colgin Cabernet Sauvignon Tychson Hill Vineyard
Colgin IX Proprietary Red Estate
Dominus Proprietary Red Wine
Lokoya Cabernet Sauvignon Mount Veeder
Peter Michael Winery Chardonnay Point Rouge
Realm Cabernet Sauvignon Beckstoffer Dr Crane Vineyard
Screaming Eagle
なんと、コルギンがIX Estate(ナンバーナイン・エステート)とティクソンヒルの2つのワインで4回取っています。レアムはアブサードの方が多いかと思っていたら、ベクストファー・ドクター・クレーンが4回も取っていました。ピーター・マイケルのポイント・ルージュは唯一シャルドネで4回取っています。スクリーミング・イーグルはさすがというところですが、ドミナスもすごいです。価格はこの中ではダントツで安いでしょう。
次点の3回は17ワイン。
Bond Vecina
Eisele Vineyard Cabernet Sauvignon
Harlan Estate
Hundred Acre Vineyard Cabernet Sauvignon Ark Vineyard
Hundred Acre Vineyard Cabernet Sauvignon Few and Far Between
Hundred Acre Vineyard Cabernet Sauvignon Wraith
Kapcsandy Family Winery Cabernet Sauvignon Grand Vin State Lane Vineyard
Kongsgaard Chardonnay The Judge
Morlet Family Vineyards Cabernet Franc Force de la Nature
Paul Hobbs Cabernet Sauvignon Beckstoffer Dr Crane Vineyard
Plumpjack Cabernet Sauvignon Reserve
Realm The Absurd
Scarecrow Cabernet Sauvignon
Schrader Cellars Cabernet Sauvignon Old Sparky Beckstoffer To Kalon Vineyard
Shafer Vineyards Cabernet Sauvignon Hillside Select
Spottswoode Cabernet Sauvignon
Vérité La Muse
ハンドレッド・エーカーはなんと3つのワインで3回100点。コングスガードのジャッジはシャルドネで2番目の3回満点。面白いのはモルレ・ファミリーのカベルネ・フランや、メルロー主体のヴェリテ・ラ・ミュゼが入っているところ。シェーファー・ヒルサイド・セレクトやスポッツウッドといった実力派も入っています。ポール・ホブズのベクストファー・ドクター・クレーンも3回。ドクター・クレーンが4回と3回に一つずつ現れたのもちょっとびっくり。ただ、トータルではベクストファー・ト・カロンが14回でドクター・クレーンの倍近くになっています。
ちなみ
にワイナリーで集計すると、一番多いのはハンドレッド・エーカーの12回、次がコルギンの11回となります。その次の10回にシネ・クア・ノン。シネ・クア・ノンは毎年ワインの名前を変えるので、上の集計では明らかに不利になります。ちなみにグルナッシュとシラーと5回ずつ100点を取っているので、影の1位はシネ・クア・ノンといってもいいかもしれません。
いろいろ考え方はあると思いますが、単純に2010年以降のヴィンテージで「パーカー100点」を取った回数の多いワインを調べてみました。
もちろん、まだ2018年や2019年のワインの評価は出ていませんが、これまでのところでは一番多いのが4回の満点。7つのワインがあります。
Colgin Cabernet Sauvignon Tychson Hill Vineyard
Colgin IX Proprietary Red Estate
Dominus Proprietary Red Wine
Lokoya Cabernet Sauvignon Mount Veeder
Peter Michael Winery Chardonnay Point Rouge
Realm Cabernet Sauvignon Beckstoffer Dr Crane Vineyard
Screaming Eagle
なんと、コルギンがIX Estate(ナンバーナイン・エステート)とティクソンヒルの2つのワインで4回取っています。レアムはアブサードの方が多いかと思っていたら、ベクストファー・ドクター・クレーンが4回も取っていました。ピーター・マイケルのポイント・ルージュは唯一シャルドネで4回取っています。スクリーミング・イーグルはさすがというところですが、ドミナスもすごいです。価格はこの中ではダントツで安いでしょう。
次点の3回は17ワイン。
Bond Vecina
Eisele Vineyard Cabernet Sauvignon
Harlan Estate
Hundred Acre Vineyard Cabernet Sauvignon Ark Vineyard
Hundred Acre Vineyard Cabernet Sauvignon Few and Far Between
Hundred Acre Vineyard Cabernet Sauvignon Wraith
Kapcsandy Family Winery Cabernet Sauvignon Grand Vin State Lane Vineyard
Kongsgaard Chardonnay The Judge
Morlet Family Vineyards Cabernet Franc Force de la Nature
Paul Hobbs Cabernet Sauvignon Beckstoffer Dr Crane Vineyard
Plumpjack Cabernet Sauvignon Reserve
Realm The Absurd
Scarecrow Cabernet Sauvignon
Schrader Cellars Cabernet Sauvignon Old Sparky Beckstoffer To Kalon Vineyard
Shafer Vineyards Cabernet Sauvignon Hillside Select
Spottswoode Cabernet Sauvignon
Vérité La Muse
ハンドレッド・エーカーはなんと3つのワインで3回100点。コングスガードのジャッジはシャルドネで2番目の3回満点。面白いのはモルレ・ファミリーのカベルネ・フランや、メルロー主体のヴェリテ・ラ・ミュゼが入っているところ。シェーファー・ヒルサイド・セレクトやスポッツウッドといった実力派も入っています。ポール・ホブズのベクストファー・ドクター・クレーンも3回。ドクター・クレーンが4回と3回に一つずつ現れたのもちょっとびっくり。ただ、トータルではベクストファー・ト・カロンが14回でドクター・クレーンの倍近くになっています。
ちなみ
ブライアント・ファミリーが元財務コンサルタントから訴えられていた件で、ニューヨークの地方裁判所で判決がおり、ブライアント・ファミリーが勝訴しました(Bryant Family Vineyards owners win dismissal of consultant’s compensation case | Wine Industry Insight)。
以前、「ブライアント・ファミリー、財政的に窮地?」で報じた件で、その後ブライアント側の反訴が「スラップ訴訟」として却下されたこともあり、ブライアント側に不利な展開が続いていましたが、契約不履行について十分な証拠を提示しなかったとして今回の判決に至りました。
元財務コンサルタント側が上告するかどうかは不明です。
以前、「ブライアント・ファミリー、財政的に窮地?」で報じた件で、その後ブライアント側の反訴が「スラップ訴訟」として却下されたこともあり、ブライアント側に不利な展開が続いていましたが、契約不履行について十分な証拠を提示しなかったとして今回の判決に至りました。
元財務コンサルタント側が上告するかどうかは不明です。
ワイン・スペクテーターのカリフォルニアのコスパワイン10本の記事でペドロンチェリのピノ・ノワール2018が選ばれていました。ペドロンチェリはどちらかというと地味なワイナリーではありますが、非常に堅実に美味しいワインを作っています。
今回のワインは22ドルでレイティングは88点。日本でも2000円台半ばですからほとんど米国と変わらない価格で購入可能です。日本にもすでに同ヴィンテージが入っています。
今回のワインは22ドルでレイティングは88点。日本でも2000円台半ばですからほとんど米国と変わらない価格で購入可能です。日本にもすでに同ヴィンテージが入っています。
毎年恒例のカリフォルニアワインバイザグラスのキャンペーンですが、政府の緊急事態宣言を受けて今年は中止ということになりました。カリフォルニアワイン協会が主催するイベントとしては最大級のものですから、みなさま大変残念だろうと思いますが、現在の状況ではいたしかたないところです。
多くのレストランがテイクアウトやデリバリーを模索しており、バイザグラスに参加していたレストランでテイクアウトやデリバリー、ワイン販売しているところが一覧になっています。
カリフォルニアワイン・バイザグラス・プロモーション2020|カリフォルニアワイン
お近くの店があったらぜひ使ってあげてください。
私も家の近所の店ではテイクアウト活用しています。
また、Facebookには「コロナ支援・訳あり商品情報グループ」といったグループもあり、食材の処分に困ったレストランなどが格安で商品を販売する情報を提供しています。いろいろな形でお店の支援ができたらいいですね。
3月上旬から基本在宅勤務が続いています。その間部署の異動もありましたが、引っ越しで1日出社した以外は在宅勤務。
家で仕事するのは全然苦にはなりませんが、どうしても運動不足になるのは否めないところ。1日ほとんど動いていない日も出てきてしまいます。
そこで少し体調管理をしないといけないと思って毎朝ランニングをするのと同時に、活動量計を導入しました。最近は安価でバッテリー持ちがよく、機能もしっかりしているシャオミのMi Band 4が人気とのことで、最初はそれを検討したのですが、最終的に選んだのはHuawei Band 4 Pro。7000円台(購入時はタイムセールで6000円台でした)と、Mi Band 4と比べるとちょっと効果ですが、活動量計としては珍しくGPSを内蔵しているのが決め手となりました。
ランニング用のGPSウォッチは以前から使っていますし、スマホのランニングアプリも使っていますが、毎朝の軽いランニングで使うにはちょっと大層な感じ。スマホはポーチやホルダーを付けるのが面倒だし、GPSウォッチはGPSの捕捉に数分間時間がかかるのがいらいらします。
Huawei Band 4 Proは多様なスポーツのモードを持っており、屋外ランニングを選ぶとものの数秒でGPS初期化も終わって走り始められます。GPSの使用時間は最大7時間とそれほど長くはありませんが、普段のランニングには十二分です。心拍計測もありますから、普段使っている1万円台のGPSウォッチと比べても高機能です。
バッテリーの持ちは数日とやや短いのが難点ではありますが、機能的には満足しています。後はアプリがRunkeeperなどのランニングアプリと連携してくれると言うことないのですが。ちなみにiPhoneでは文字盤の変更機能に制限があるようですが、後は普通に使えるようです。
もうひとつは、どうしても娯楽が少なくなる中で、テレビ視聴をより充実すべくアマゾンのFire TV Stickを購入。前から買おうかとは思っていたのですが、テレビのすぐ横にPCがあるので、プライムビデオやYouTubeなどをテレビで見るならPCとつなげばいいかと、これまで延ばしのばしになっていました。ただ、やはり頻度が増えると面倒だし、Huluにも入ろうと思っていたので、ついに購入することにしました。
4月10日にオーダーしたときは、納期1カ月後。それでもしかたないかと思いましたが実際には1週間で到着しました。現在は「一時的に在庫切れ; 入荷時期は未定です」となっていますが、おそらくはそれほど待たないで来るのではないでしょうか。
使ってみるとやっぱり便利。特に音声で検索できるのはいいですね。なんでこれまで買わなかったのだろうと思うほどです。家族も大喜び、これはいい買い物でした。
このほか仕事用にはノートパソコンの画面を注視して目が疲れるので外部ディスプレーを購入(これも結構品薄になっているよう。最初に買おうと思ったのは1カ月待ちでした)。あと、ZoomやTeamsなどの会議用にUSBヘッドセットも使うようになりましたが、これは新規購入ではなく数年前に買ったものを発掘してきました。
いつまで続くかわからないこの生活ですが、だんだん充実してきました。
家で仕事するのは全然苦にはなりませんが、どうしても運動不足になるのは否めないところ。1日ほとんど動いていない日も出てきてしまいます。
そこで少し体調管理をしないといけないと思って毎朝ランニングをするのと同時に、活動量計を導入しました。最近は安価でバッテリー持ちがよく、機能もしっかりしているシャオミのMi Band 4が人気とのことで、最初はそれを検討したのですが、最終的に選んだのはHuawei Band 4 Pro。7000円台(購入時はタイムセールで6000円台でした)と、Mi Band 4と比べるとちょっと効果ですが、活動量計としては珍しくGPSを内蔵しているのが決め手となりました。
ランニング用のGPSウォッチは以前から使っていますし、スマホのランニングアプリも使っていますが、毎朝の軽いランニングで使うにはちょっと大層な感じ。スマホはポーチやホルダーを付けるのが面倒だし、GPSウォッチはGPSの捕捉に数分間時間がかかるのがいらいらします。
Huawei Band 4 Proは多様なスポーツのモードを持っており、屋外ランニングを選ぶとものの数秒でGPS初期化も終わって走り始められます。GPSの使用時間は最大7時間とそれほど長くはありませんが、普段のランニングには十二分です。心拍計測もありますから、普段使っている1万円台のGPSウォッチと比べても高機能です。
バッテリーの持ちは数日とやや短いのが難点ではありますが、機能的には満足しています。後はアプリがRunkeeperなどのランニングアプリと連携してくれると言うことないのですが。ちなみにiPhoneでは文字盤の変更機能に制限があるようですが、後は普通に使えるようです。
もうひとつは、どうしても娯楽が少なくなる中で、テレビ視聴をより充実すべくアマゾンのFire TV Stickを購入。前から買おうかとは思っていたのですが、テレビのすぐ横にPCがあるので、プライムビデオやYouTubeなどをテレビで見るならPCとつなげばいいかと、これまで延ばしのばしになっていました。ただ、やはり頻度が増えると面倒だし、Huluにも入ろうと思っていたので、ついに購入することにしました。
4月10日にオーダーしたときは、納期1カ月後。それでもしかたないかと思いましたが実際には1週間で到着しました。現在は「一時的に在庫切れ; 入荷時期は未定です」となっていますが、おそらくはそれほど待たないで来るのではないでしょうか。
使ってみるとやっぱり便利。特に音声で検索できるのはいいですね。なんでこれまで買わなかったのだろうと思うほどです。家族も大喜び、これはいい買い物でした。
このほか仕事用にはノートパソコンの画面を注視して目が疲れるので外部ディスプレーを購入(これも結構品薄になっているよう。最初に買おうと思ったのは1カ月待ちでした)。あと、ZoomやTeamsなどの会議用にUSBヘッドセットも使うようになりましたが、これは新規購入ではなく数年前に買ったものを発掘してきました。
いつまで続くかわからないこの生活ですが、だんだん充実してきました。
豊作だった2018年産から、カリフォルニアでもついにワイン余り状態に陥っており、醸造したものの売り先のないバルクワインが出てきています。そういったワインを使ってお買い得なワインを作るワイナリーも登場しているという話がSFクロニクルに出ていました(Top-tier Napa Cab for $10? With bulk wine prices so low, new brands offer deep discounts - SFChronicle.com)。
登場するワイナリーは「de Negoce」と「Bêcheur」の2つ。
de Negoceを立ち上げたのはキャメロン・ヒューズ。キャメロン・ヒューズは2001年に同名のワイナリーを立ち上げ、同じようにバルクワインを使ってコスト・パフォーマンスの高いワインを作って一世を風靡しました。その都度、安価に仕入れられたものを売るため、毎年同じワインを作るのではなく、ロット番号を付けて毎回違うワインをt作っていました。ただ、売り先のほとんどがコスコ(コストコ)だったことと、2010年、2011年の不作の年に自社での醸造に切り替えざるを得なくなったことから財務状況が悪化して2017年にヴィンテージ・ワイン・エステーツに売却することになりました。
今回はその反省に立って、中間コストを極力排除し、ワインのリリース前に「フューチャー」としてメールを送って注文を受ける形にしています。最初にリリースするのはナパのカベルネ・ソーヴィニヨン。通常であれば50ドルになるワインをなんと10ドルで販売しました。
Bêcheurを立ち上げたのはマイケル・テリエンという人。オブシディアン・リッジというワイナリーの共同創設者兼ワインメーカーでもあります。彼の場合は友人のワインメーカーたちが、作ったワインを本来売るはずだったブランドで売れなくなり、二束三文で売らざるを得なくなった状況を憂いて、このワイナリーを始めたとのこと。
ワイナリーのサイトを見ると、売っているワインは一つだけ。上の写真が添えられており、ワインのコストが詳らかにされています。
ここの仕組みはユニークで、ワインが売れれば売価を上げ、売れなければ下げる形になっています。本来40ドルで売られるはずだったアンダーソン・ヴァレーのピノ・ノワールは1ドルで売り始め、現在は23.92ドルになっています。その値段の推移もすべて明らかにしています。
ワイン余りで生まれる新しいワイナリー、これからもあるかもしれません。
登場するワイナリーは「de Negoce」と「Bêcheur」の2つ。
de Negoceを立ち上げたのはキャメロン・ヒューズ。キャメロン・ヒューズは2001年に同名のワイナリーを立ち上げ、同じようにバルクワインを使ってコスト・パフォーマンスの高いワインを作って一世を風靡しました。その都度、安価に仕入れられたものを売るため、毎年同じワインを作るのではなく、ロット番号を付けて毎回違うワインをt作っていました。ただ、売り先のほとんどがコスコ(コストコ)だったことと、2010年、2011年の不作の年に自社での醸造に切り替えざるを得なくなったことから財務状況が悪化して2017年にヴィンテージ・ワイン・エステーツに売却することになりました。
今回はその反省に立って、中間コストを極力排除し、ワインのリリース前に「フューチャー」としてメールを送って注文を受ける形にしています。最初にリリースするのはナパのカベルネ・ソーヴィニヨン。通常であれば50ドルになるワインをなんと10ドルで販売しました。
Bêcheurを立ち上げたのはマイケル・テリエンという人。オブシディアン・リッジというワイナリーの共同創設者兼ワインメーカーでもあります。彼の場合は友人のワインメーカーたちが、作ったワインを本来売るはずだったブランドで売れなくなり、二束三文で売らざるを得なくなった状況を憂いて、このワイナリーを始めたとのこと。
ワイナリーのサイトを見ると、売っているワインは一つだけ。上の写真が添えられており、ワインのコストが詳らかにされています。
ここの仕組みはユニークで、ワインが売れれば売価を上げ、売れなければ下げる形になっています。本来40ドルで売られるはずだったアンダーソン・ヴァレーのピノ・ノワールは1ドルで売り始め、現在は23.92ドルになっています。その値段の推移もすべて明らかにしています。
ワイン余りで生まれる新しいワイナリー、これからもあるかもしれません。
リヴァース・マリーの2018年のワインが入荷してきています。シュレーダーのワインメーカーとしてパーカー100点のワインを輩出して一躍スター・ワインメーカーになったトーマス・リヴァース・ブラウンのプライベートブランド。
ワインメーカーとしてはナパのカベルネ・ソーヴィニヨンを作ることが圧倒的に多い彼ですが、リヴァース・ブラウンではピノ・ノワールとシャルドネに力を入れています。特にソノマ・コーストやアンダーソン・ヴァレーといった冷涼な地域から秀逸なワインを作っています。
彼のワインを高く評価する一人がヴィナスのアントニオ・ガッローニ。リヴァース・マリーのピノ・ノワール プラット・ヴィンヤード2018 にピノ・ノワールとしては初の100点を付けています。2018年は何の問題も起こらなかったと言われる秀逸なヴィンテージだけあって、他のワインもこぞって高評価です。
しかも、リヴァース・マリーのワインの国内価格はかなり割安です。一番安いソノマ・コーストのピノ・ノワールだと4000円台(しかも送料無料)で販売する店もあります。これでヴィナスでは94点。リース(Rhys)の畑ベアワローのシャルドネやピノ・ノワールも格安です。
ワインメーカーとしてはナパのカベルネ・ソーヴィニヨンを作ることが圧倒的に多い彼ですが、リヴァース・ブラウンではピノ・ノワールとシャルドネに力を入れています。特にソノマ・コーストやアンダーソン・ヴァレーといった冷涼な地域から秀逸なワインを作っています。
彼のワインを高く評価する一人がヴィナスのアントニオ・ガッローニ。リヴァース・マリーのピノ・ノワール プラット・ヴィンヤード2018 にピノ・ノワールとしては初の100点を付けています。2018年は何の問題も起こらなかったと言われる秀逸なヴィンテージだけあって、他のワインもこぞって高評価です。
しかも、リヴァース・マリーのワインの国内価格はかなり割安です。一番安いソノマ・コーストのピノ・ノワールだと4000円台(しかも送料無料)で販売する店もあります。これでヴィナスでは94点。リース(Rhys)の畑ベアワローのシャルドネやピノ・ノワールも格安です。
どっちを向いてもコロナの話ばかりで殺伐とした今日このごろ、それを癒すような動画をシェーファーがアップしています。
シェーファーでは伸びすぎたカバークロップをへらすため、毎年春になると30匹程度の羊を畑に連れてきます。その羊を撮影した動画1時間を6回繰り返して6時間の動画にしています。
BGMもなく、聞こえるのは羊の鳴き声やときどき鳥の声や牧羊犬?の吠え声がするだけ。草を食べている羊もいますが、樹の下で昼寝中の羊も多数。ただ歩いている羊もいます。
のんびりした気分を味わいたいときにどうぞ。4K動画なので大画面テレビにもぴったりです。
シェーファーでは伸びすぎたカバークロップをへらすため、毎年春になると30匹程度の羊を畑に連れてきます。その羊を撮影した動画1時間を6回繰り返して6時間の動画にしています。
BGMもなく、聞こえるのは羊の鳴き声やときどき鳥の声や牧羊犬?の吠え声がするだけ。草を食べている羊もいますが、樹の下で昼寝中の羊も多数。ただ歩いている羊もいます。
のんびりした気分を味わいたいときにどうぞ。4K動画なので大画面テレビにもぴったりです。
ワインや酒、スピリッツなどの教育コースを提供するThe Wine & Spirit Education Trust(WSET)は2020年4月15日、新型コロナウイルスによるスクール閉鎖などを受けてオンラインでのコース受講を拡大すると発表しました(WSET ramps up digital learning in response to Covid-19)。
オンラインでのライセンス・プログラムはこれまで英語でのコースに限られていましたが、今回、ZoomやMicrosoft Teamsなどのオンライン・ミーティング・ツールを使って他の言語でも提供することが許可されました。
また、試験についてもオンライン化を進めていくとのことで、現在は酒コースのレベル1で実験中だそうです。
日本では青山のキャプランが現在のところ英語でのオンラインのコースを提供しています。ただ、テイスティングの授業と試験については教室での受講が必要になっています。
試験に試飲があるコースでは完全オンラインはなかなか難しいとは思いますが、これも一つの時代の趨勢なのでしょう。
私は5月予定の試験が8月になり、勉強ペースが落ちてしまっています。しっかりしないと。
ナパ観光協会がZoomなどのオンライン・ミーティングで使える背景画像をダウンロードできるようにしています。
ダウンロードはこちらから。
Napa Valley Zoom Backgrounds for Your Virtual Meetings - The Visit Napa Valley Blog
写真はBob McClenahanというフォトグラファーによるもの。「Napa Spotlight」誌の表紙などナパの写真をずっと撮ってきた人のようです。氏のサイトを見ると美しい写真のオンパレードです。
Bay Area Lifestyle Photographer | Bob McClenahan Photography
早く平穏な日々が戻ってこんな美しい景色を見に行きたいものですね。
それまではまず、背景画像で行った気分になりましょう。
ダウンロードはこちらから。
Napa Valley Zoom Backgrounds for Your Virtual Meetings - The Visit Napa Valley Blog
写真はBob McClenahanというフォトグラファーによるもの。「Napa Spotlight」誌の表紙などナパの写真をずっと撮ってきた人のようです。氏のサイトを見ると美しい写真のオンパレードです。
Bay Area Lifestyle Photographer | Bob McClenahan Photography
早く平穏な日々が戻ってこんな美しい景色を見に行きたいものですね。
それまではまず、背景画像で行った気分になりましょう。
輸入停止によるセールはありがたいけど寂しいものです。ヘス・コレクションは輸入元が変更になり、普及価格帯のヘス・セレクトは今後は輸入対象外になるとのこと。そこで、残っているヘス・セレクトのソーヴィニヨン・ブランがしあわせワイン倶楽部でセールになっています。従来より約1000円も安く税込みでも1000円台は嬉しい価格。
しあわせワイン倶楽部ではジョエル・ゴットのカベルネ・ソーヴィニヨン「815」もセールになっています。こちらも通常より1000円近く安く税込み2508円。3000円のカリフォルニアのカベルネ・ソーヴィニヨンの中でも非常にバランス良く飲みやすいワイン。さらにこれだけ安くなるのはかなりのお買い得です。
しあわせワイン倶楽部ではジョエル・ゴットのカベルネ・ソーヴィニヨン「815」もセールになっています。こちらも通常より1000円近く安く税込み2508円。3000円のカリフォルニアのカベルネ・ソーヴィニヨンの中でも非常にバランス良く飲みやすいワイン。さらにこれだけ安くなるのはかなりのお買い得です。
先日久々に飲んだカリフォルニアワインとして紹介したトロワ・ヴォワイエルなど、廃業したワイナリーやワイナリーの倉庫に眠っていた古いヴィンテージのワインなどを格安で入手するのに長けているインポーターが布袋ワインズです。オーナーがソノマのヒールズバーグに在住。そのコネクションでそういったワインを見つけてきています。
その最新の入手ものが「ゴーディアン・ノット(Gordian Knot)」。まさにオーナーの地元であるヒールズバーグのワイナリーです。ワイナリー価格34ドルのジンファンデル2種が税込みでも2000円台、28ドルのアルバリーニョが税抜なら1000円台という格安です。2017年には「100 Best Wines of Sonoma」に選ばれたこともあるというから実力は十分です。
ジンファンデル2種はドライクリークとアレキサンダー・ヴァレーの単一畑。アルバリーニョは2006年にソノマで初めて植えたものだそうです(「Enjoy the last hot days of the season with unique whites like chenin blanc」で大きく取り上げられています)。
その最新の入手ものが「ゴーディアン・ノット(Gordian Knot)」。まさにオーナーの地元であるヒールズバーグのワイナリーです。ワイナリー価格34ドルのジンファンデル2種が税込みでも2000円台、28ドルのアルバリーニョが税抜なら1000円台という格安です。2017年には「100 Best Wines of Sonoma」に選ばれたこともあるというから実力は十分です。
ジンファンデル2種はドライクリークとアレキサンダー・ヴァレーの単一畑。アルバリーニョは2006年にソノマで初めて植えたものだそうです(「Enjoy the last hot days of the season with unique whites like chenin blanc」で大きく取り上げられています)。
コンステレーション・ブランズからガロへのブランド売却に伴う日本での販売停止(ガロに移ってから再開される可能性はあります)。昨年終わりから行われているさよならセールでシミ(Simi)のカベルネ・ソーヴィニヨン「ランドスライド」が安くなっています。ワイナリー価格が45ドルに対し、税込みでも4300円台は激安といっていいでしょう。
ランドスライドはその名の通り、地すべりがあった土地にちなんだ畑名。断層に位置しており、複雑な土壌がワインに寄与しています。2014年ということでちょうど飲み頃に入っているでしょう。ソノマのアレキサンダー・ヴァレーを代表するワインの一つだと思います。
現品限りなので、お早めに。
ランドスライドはその名の通り、地すべりがあった土地にちなんだ畑名。断層に位置しており、複雑な土壌がワインに寄与しています。2014年ということでちょうど飲み頃に入っているでしょう。ソノマのアレキサンダー・ヴァレーを代表するワインの一つだと思います。
現品限りなので、お早めに。
このところWSETの勉強で、あえてカリフォルニアワインを避けてワインを買っていました。例えば直近で飲んでいたのはアルゼンチンのマルベック、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ、アルザスのリースリング…。
ですが、本来であれば5月初頭の予定だった試験が8月に延期になったこともあり、久しぶりにカリフォルニアワインを開けてみました。1年ほど前に格安の熟成ワインとして紹介した「トロワ・ヴォワイエル カベルネ・ソーヴィニヨン 2005」です。
やっぱりこれ美味しいです。適度に凝縮感もあるし果実味もまだ残っていて、プルーンやドライフィグ、皮革や土といった熟成によるアロマも楽しめます。これで3000円台は安い。ほかのワインをいろいろ飲んでもやっぱりカリフォルニアワインが好きだと再認識しました。
残念ながらこの2005年はもう売り切れたようですが、より古い2003年のカベルネ・ソーヴィニヨンや、2006年のソーヴィニヨン・ブランはまだ在庫があります。
ですが、本来であれば5月初頭の予定だった試験が8月に延期になったこともあり、久しぶりにカリフォルニアワインを開けてみました。1年ほど前に格安の熟成ワインとして紹介した「トロワ・ヴォワイエル カベルネ・ソーヴィニヨン 2005」です。
やっぱりこれ美味しいです。適度に凝縮感もあるし果実味もまだ残っていて、プルーンやドライフィグ、皮革や土といった熟成によるアロマも楽しめます。これで3000円台は安い。ほかのワインをいろいろ飲んでもやっぱりカリフォルニアワインが好きだと再認識しました。
残念ながらこの2005年はもう売り切れたようですが、より古い2003年のカベルネ・ソーヴィニヨンや、2006年のソーヴィニヨン・ブランはまだ在庫があります。
新型コロナウイルス対策でソーシャル・ディスタンシングを徹底するため、米国のスーパーマーケットでは通路を一方通行にする試みが始まっています(Grocers implement one-way aisles | Grocery Dive)。
Photo by Northwest Retail、License CC BY-SA 2.0
一方通行にし、他の客とカート2つ分離れることを徹底させることで、距離を保とうというわけです。
米国中西部を中心とするハイヴィー(Hy-Vee)では既に始まっており、ウォルマートも追随しようとしています。サンフランシスコに本社のあるセーフウェイ(Safeway)も客に一方通行を呼びかけています。クローガー(Kroger)は1ストアでテスト中。
コネティカット州では、実行可能なストアでは一方通行を実践するよう、ルールを定めました。
米国のスーパーでは既に入場制限も行っており、ウォルマートの場合だと1000平方フィート(約93平米)で5人に制限しています。今回の措置はそれをさらに補強するものになります。
日本では、スーパーマーケットなど、いつも以上に人が群がっており、入場制限もなければレジの列に並ぶときもぎちぎちに詰めています。前の人と距離を開けたら割り込まれる始末。正直に言って恐怖を感じるレベルです。地元の店であれば安心といった意識があるのでしょうか。緊急事態宣言が出ても変わった様子はありません。
人との接触を8割減らすのが目標ということですが、これではとうていおぼつかないのではないかと不安です。日本でもソーシャル・ディスタンシングの徹底をしていってほしいと感じています。
Photo by Northwest Retail、License CC BY-SA 2.0
一方通行にし、他の客とカート2つ分離れることを徹底させることで、距離を保とうというわけです。
米国中西部を中心とするハイヴィー(Hy-Vee)では既に始まっており、ウォルマートも追随しようとしています。サンフランシスコに本社のあるセーフウェイ(Safeway)も客に一方通行を呼びかけています。クローガー(Kroger)は1ストアでテスト中。
コネティカット州では、実行可能なストアでは一方通行を実践するよう、ルールを定めました。
米国のスーパーでは既に入場制限も行っており、ウォルマートの場合だと1000平方フィート(約93平米)で5人に制限しています。今回の措置はそれをさらに補強するものになります。
日本では、スーパーマーケットなど、いつも以上に人が群がっており、入場制限もなければレジの列に並ぶときもぎちぎちに詰めています。前の人と距離を開けたら割り込まれる始末。正直に言って恐怖を感じるレベルです。地元の店であれば安心といった意識があるのでしょうか。緊急事態宣言が出ても変わった様子はありません。
人との接触を8割減らすのが目標ということですが、これではとうていおぼつかないのではないかと不安です。日本でもソーシャル・ディスタンシングの徹底をしていってほしいと感じています。
ホリエモンこと堀江貴文氏が2月に開催されたプルミエ・ナパ・ヴァレー・オークションに参加、そのレポートをYouTubeに上げています。オークションやその前のパーティの雰囲気などがわかる貴重なレポートです。
ホリエモンはレストランを経営していますから、その伝手で参加したのかと思っていたのですが、今回は中川ワインに帯同した形だったようです。
オークションで出すワインを事前に試飲できる前日のパーティではダックホーンやルイス、ホーニッグなどのワインを試飲。試飲レポートもわかりやすく、よくまとまっていたと思います。
そして、オークション本番。ホリエモンが落札したのはやっぱりカベルネかなあと思いきや、なんとハドソンのシャルドネでした。試飲では「樽が効いている」と評していました。
プルミエ・ナパ・ヴァレーに出展されるワインは、専用に作られたもので、今回の「ラフィング・ランズ(Laughing Lands)」はハドソンの畑の中でもウェンテ・クローンで収穫量も少ない「レディバグ」と「リトルビット」の畑のシャルドネで作ったもの。思わず笑みが浮かぶほど美味しいということで、この名前を付けているそうです。
このワイン自体は販売されていませんが、ハドソンのシャルドネは国内で販売しています。キスラーやオーベールのハドソン・シャルドネは2万円くらいの価格ですが、ハドソン自身のシャルドネはほぼ半額とお買い得でもあります。
ホリエモンはレストランを経営していますから、その伝手で参加したのかと思っていたのですが、今回は中川ワインに帯同した形だったようです。
オークションで出すワインを事前に試飲できる前日のパーティではダックホーンやルイス、ホーニッグなどのワインを試飲。試飲レポートもわかりやすく、よくまとまっていたと思います。
そして、オークション本番。ホリエモンが落札したのはやっぱりカベルネかなあと思いきや、なんとハドソンのシャルドネでした。試飲では「樽が効いている」と評していました。
プルミエ・ナパ・ヴァレーに出展されるワインは、専用に作られたもので、今回の「ラフィング・ランズ(Laughing Lands)」はハドソンの畑の中でもウェンテ・クローンで収穫量も少ない「レディバグ」と「リトルビット」の畑のシャルドネで作ったもの。思わず笑みが浮かぶほど美味しいということで、この名前を付けているそうです。
このワイン自体は販売されていませんが、ハドソンのシャルドネは国内で販売しています。キスラーやオーベールのハドソン・シャルドネは2万円くらいの価格ですが、ハドソン自身のシャルドネはほぼ半額とお買い得でもあります。
カリフォルニアワイン協会は4月6日、第6回となるカリフォルニア・グリーン・メダルの受賞ワイナリーを発表しました(Winners Announced for Sixth Annual California Green Medal | Wine Institute)。
リーダーシップ賞に輝いたのはJロアー。環境、コミュニティ、ビジネスというサスティナビリティの3つの要素でいずれも卓越していると評価されました。太陽光発電でパソロブレスの本拠地では65%、グリーンフィールドの新しいワイナリーでは100%の電力を賄うほか、水の利用を減らして1リットルのワインを作るのに使う水を3.5リットルから1.3リットルにまで減らしました。ナパのセントヘレナに持つ畑ではナパ川とのボーダーで自然の再生に力を入れています。
このほか、従業員と長期契約を結び、健康保険にも加入するなども評価されています。他のワイナリーをリードする働きもあり、リーダーシップに選ばれました。
このほか、環境賞にはメンドシーノのボンテラ、コミュニティ賞にはナパのクリフ・ファミリー、ビジネス賞にはサンタルシアハイランズのピゾーニ家が選ばれています。
リーダーシップ賞に輝いたのはJロアー。環境、コミュニティ、ビジネスというサスティナビリティの3つの要素でいずれも卓越していると評価されました。太陽光発電でパソロブレスの本拠地では65%、グリーンフィールドの新しいワイナリーでは100%の電力を賄うほか、水の利用を減らして1リットルのワインを作るのに使う水を3.5リットルから1.3リットルにまで減らしました。ナパのセントヘレナに持つ畑ではナパ川とのボーダーで自然の再生に力を入れています。
このほか、従業員と長期契約を結び、健康保険にも加入するなども評価されています。他のワイナリーをリードする働きもあり、リーダーシップに選ばれました。
このほか、環境賞にはメンドシーノのボンテラ、コミュニティ賞にはナパのクリフ・ファミリー、ビジネス賞にはサンタルシアハイランズのピゾーニ家が選ばれています。
古木の畑にこだわってワインを作るベッドロック。そのワインの中でもレア度が高く、またその内容に否応なく惹かれてしまうのが、「オークヴィル・ファームハウス」のワインです。
カリフォルニアでグラン・クリュを選ぶとしたら100%間違いなく選ばれる「ト・カロン』。そのオリジナルの姿に近いのがこのワインです。
「ト・カロン」の話はセミナーでもそれだけで30分以上話すことがあるくらい、興味深く、またいろいろややこしいのですが、そこを初めに切り開き、「ト・カロン」(ギリシャ語で至高の美の意味)の名前を付けたのがハミルトン・ウェブという人。そのオリジナル・ト・カロンに含まれる畑のブドウで造ったのがベッドロックの「オークヴィル・ファームハウス」。1930年代、禁酒法が終わっだ直後の時代に植えられた畑です。当時はまだ、畑に複数品種を混植する「フィールドブレンド」が使われており、今でもジンファンデル、プティ・シラー、モンデュース、ネグレット、カリニャン、シュナンブランなどが飢えられています。
ト・カロンの名前はコンステレーション・ブランドが商標登録しているので利用できないこのワイン、今回新しく入荷した2016年はアントニオ・ガッローニが95点を付けています。日本への入荷自体、非常に本数が少なく、私も試飲したことないのですが、色々な意味で好奇心を掻き立てられるワインです。
カリフォルニアでグラン・クリュを選ぶとしたら100%間違いなく選ばれる「ト・カロン』。そのオリジナルの姿に近いのがこのワインです。
「ト・カロン」の話はセミナーでもそれだけで30分以上話すことがあるくらい、興味深く、またいろいろややこしいのですが、そこを初めに切り開き、「ト・カロン」(ギリシャ語で至高の美の意味)の名前を付けたのがハミルトン・ウェブという人。そのオリジナル・ト・カロンに含まれる畑のブドウで造ったのがベッドロックの「オークヴィル・ファームハウス」。1930年代、禁酒法が終わっだ直後の時代に植えられた畑です。当時はまだ、畑に複数品種を混植する「フィールドブレンド」が使われており、今でもジンファンデル、プティ・シラー、モンデュース、ネグレット、カリニャン、シュナンブランなどが飢えられています。
ト・カロンの名前はコンステレーション・ブランドが商標登録しているので利用できないこのワイン、今回新しく入荷した2016年はアントニオ・ガッローニが95点を付けています。日本への入荷自体、非常に本数が少なく、私も試飲したことないのですが、色々な意味で好奇心を掻き立てられるワインです。
しあわせワイン倶楽部で売っている「日本で飲もう最高のワイン」でフルボディのワインとして2017年にベストワインを受賞したワイン「マスート ピノ・ノワール イーグルピーク 2013」。今はなきピノの専門誌ピノレポートでも95点という高得点を取っています。
2月の入荷時にも紹介しているこのワインですが、この4月はしあわせワイン倶楽部で送料無料の対象になっています。通常は670円(クール便使えば+390円)かかる送料が無料ですから、とりあえず1本試しに買ってみるといったことも気軽にできます。
ピノ・ノワールを得意としているショップですし、店長さんは私もよく知っているとても真面目な方。お薦めします。
2月の入荷時にも紹介しているこのワインですが、この4月はしあわせワイン倶楽部で送料無料の対象になっています。通常は670円(クール便使えば+390円)かかる送料が無料ですから、とりあえず1本試しに買ってみるといったことも気軽にできます。
ピノ・ノワールを得意としているショップですし、店長さんは私もよく知っているとても真面目な方。お薦めします。
新型コロナウイルス対策で「Stay at Home」が続く米国で、ワインなどアルコールの販売が好調です。3月21日に終わる週のデータで見ると、前年比でアルコールの販売が55%増加しています。特に伸びているのはスピリッツで75%。ワインは66%、ビールは42%伸びています。マグナムなど大容量のものも売れています。
特にオンラインのセールスは好調で前年比243%増というすごい伸び方です。
また、ワイナリーではバーチャル・テイスティングを開催するところがあります。大体が米国の午後なので、日本だと午前中でちょっと参加しにくいところなのが残念ではありますが(20 Napa, Sonoma wineries are doing virtual wine tastings)。そこのワイナリーのワインを飲みながらワインメーカーなどと語り合えるような形式のものが多いようです。バーチャル試飲用のワインを送ってくるところもあります。ケンダル・ジャクソンはテイスティングルームの中を公開する代わりに、VRで中を歩き回れるようにしています。
日本ではズーム飲み会を開催している人が結構いるようです。私も時間があれば参加してみたいですが、お呼びがかかりません(笑)。
特にオンラインのセールスは好調で前年比243%増というすごい伸び方です。
また、ワイナリーではバーチャル・テイスティングを開催するところがあります。大体が米国の午後なので、日本だと午前中でちょっと参加しにくいところなのが残念ではありますが(20 Napa, Sonoma wineries are doing virtual wine tastings)。そこのワイナリーのワインを飲みながらワインメーカーなどと語り合えるような形式のものが多いようです。バーチャル試飲用のワインを送ってくるところもあります。ケンダル・ジャクソンはテイスティングルームの中を公開する代わりに、VRで中を歩き回れるようにしています。
日本ではズーム飲み会を開催している人が結構いるようです。私も時間があれば参加してみたいですが、お呼びがかかりません(笑)。
ワイン・インスタイルが低価格品を中心に約50品目のワインを値下げしました。日米貿易協定で関税が引き下げられたのが主な理由ですが、その他のコスト削減やワイナリー側の協力もあるそうです。
一番値下げ幅が大きいのはコッポラのダイヤモンド・シリーズ。特に希望小売価格3600円だったジンファンデルやカベルネ・ソーヴィニヨンなど。2800円へと2割以上も値下げしました。4100円のクラレットも3500円に、これも600円の値下げ。
コスパでもともと定評のあるハーンも100数十円ですが値下げしています。
ワイン業界全体(だけではないですが)、なかなか元気が出ない中、この値下げはうれしいニュースです。
一番値下げ幅が大きいのはコッポラのダイヤモンド・シリーズ。特に希望小売価格3600円だったジンファンデルやカベルネ・ソーヴィニヨンなど。2800円へと2割以上も値下げしました。4100円のクラレットも3500円に、これも600円の値下げ。
コスパでもともと定評のあるハーンも100数十円ですが値下げしています。
ワイン業界全体(だけではないですが)、なかなか元気が出ない中、この値下げはうれしいニュースです。
毎年恒例のカリフォルニアワイン・バイザグラスのプロモーションが始まりました(カリフォルニアワイン・バイザグラス・プロモーション2020|カリフォルニアワイン)。
プロモーションに参加したレストランではカリフォルニアワインをグラス注文できる「バイザグラス」を提供します。プロモーション自体は4月1日から5月31日ですが、お店によって参加期間は違うので、上記サイトを参考にしてください。
昨年から始まった参加者向けのキャンペーンもあります。インスタグラムで投稿した人の中から1人に3万円のお食事券、100人にカリフォルニアワイン1本をプレゼントします。
新型コロナウイルスが猛威をふるい、外食産業にとってもあまりにも苦しい日々が続いています。今回のプロモーションも、今後政府が緊急事態宣言を出した場合は中止するとしています。また、地方自治体などによる外出自粛の要請にも従うようにと明記されています。
私も在宅勤務が中心になり、レストランに出かけるのも難しいのが現状ではありますが、皆さんの応援をしたいと思います。
プロモーションに参加したレストランではカリフォルニアワインをグラス注文できる「バイザグラス」を提供します。プロモーション自体は4月1日から5月31日ですが、お店によって参加期間は違うので、上記サイトを参考にしてください。
昨年から始まった参加者向けのキャンペーンもあります。インスタグラムで投稿した人の中から1人に3万円のお食事券、100人にカリフォルニアワイン1本をプレゼントします。
新型コロナウイルスが猛威をふるい、外食産業にとってもあまりにも苦しい日々が続いています。今回のプロモーションも、今後政府が緊急事態宣言を出した場合は中止するとしています。また、地方自治体などによる外出自粛の要請にも従うようにと明記されています。
私も在宅勤務が中心になり、レストランに出かけるのも難しいのが現状ではありますが、皆さんの応援をしたいと思います。
ナパのワイナリーが3月30日と31日(現地時間)限定でライブラリーのワインを販売しています。
Open the Cellar
ナパ・ヴァレー・ヴィントナーズが主導して行っているもので、古いものでは1990年代のワインもあります。
ただし、オーダーは各ワイナリーのサイトで行うので、日本への発送が可能かどうかなどは、個々のワイナリーによります。また、複数のワイナリーへのオーダーをまとめることもできません。
いい試みですが、期間も短いしもう少しいろいろ頑張ってくれたらよかったかなという感じもあります。
Open the Cellar
ナパ・ヴァレー・ヴィントナーズが主導して行っているもので、古いものでは1990年代のワインもあります。
ただし、オーダーは各ワイナリーのサイトで行うので、日本への発送が可能かどうかなどは、個々のワイナリーによります。また、複数のワイナリーへのオーダーをまとめることもできません。
いい試みですが、期間も短いしもう少しいろいろ頑張ってくれたらよかったかなという感じもあります。