中川ワインの試飲会から気になったワイン(2017夏)
前の記事「これはすごい、カリフォルニアワインの親子鷹、ピーターソン父の新作」以外で、中川ワインの試飲会から、お薦めのワイン、気になったワインを紹介します。なお、価格は希望小売価格(税別)です。
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ワシントン州のグラマシー・セラーズのヴィオニエ(4000円)です。2016年のヴィンテージになりました。すごくエレガントなヴィオニエ。ここのヴィオニエを試飲するのはこれで3、4回めだと思いますが、個人的にはおいしいヴィオニエのスタンダード的な位置づけになっています。
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ホーニッグのソーヴィニヨン・ブラン(3500円)。非常に香り豊か。ソーヴィニヨン・ムスクが入っているのかと思いましたが、そうではなさそう。おいしいです。
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ロドニー・ストロングのシャルドネ(3000円)。この価格帯にしては、複雑さがありレベルの高いシャルドネです。
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ルイスのシャルドネ(9800円)。樽のしっかり効いたシャルドネ。最近また、こういうタイプがおいしく感じられるようになってきています。やりすぎず、バランスはしっかり取れています。
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トアーのデュレル・ヴィンヤード シャルドネ(1万2500円)。この値段ですからまずかったら困りますが、文句なくおいしいです。
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中川ワイン向けに作られているオー・ボン・クリマの「ミッション・ラベル」シャルドネ(3980円)。海苔の風味がサンタ・バーバラらしいところ。バランスいいです。
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「50ドル未満のすばらしいピノ・ノワール15選」で紹介したドメーヌ・ド・ラ・コートのピノ・ノワール(8000円)。日本ではさすがに50ドルとはいきませんが、おいしいピノ・ノワール。果実味とスパイシーさのバランスが高いレベルで取れています。
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中村倫久さんの作るピノ・ノワール(7500円)。やわらかい果実味。やさしい味わい。
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リヴァース・マリーのオキシデンタル・リッジ ピノ・ノワール(8800円)。トーマス・リヴァース・ブラウンの作るワインにはずれなし、と思います。バランスいいワイン。
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解散してしまったIPOBの中心メンバーだったリオコのピノ・ノワール ハーシュ・ヴィンヤード(1万2000円)。IPOBのワインというと、酸が強いというイメージを持つ人も多いかもしれませんが、ハーシュ・ヴィンヤードのワインは、パワーがあり、そのバランスが高いレベルで達成できているものが多いように思います。
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トーマス・リヴァース・ブラウンが作るアストンのピノ・ノワール(1万7000円)。ここは上記の逆で、非常にパワフルなんだけど、酸がきれいなので嫌味にならないワイン。「トーマス・リヴァース・ブラウンの凄さの一端に触れ、まさに「天才」だと思った話(後編)」でも紹介していますが、個人的には大絶賛中のワインです。できれば試飲会でなくゆっくり飲みたいワイン。
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リースのホースシュー・ヴィンヤード シャルドネ(2万3000円)。フルーツにスパイス。美味しいです。ちょっと値段が高いですが…
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三ツ星レストラン「フレンチ・ランドリー」のハウスワインとして有名になったシフレット。その後継となるのがこの8687ワインズです。8687とは後を継いだ姉弟の生まれ年である86年、87年から付けたものだとか。カベルネ・ソーヴィニヨンとシラーが50%ずつというレッド・ブレンド(5400円)。面白くておいしい。親しみやすいワイン。
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ヴィオニエを紹介したグラマシー・セラーズ(ワシントン州)のカベルネ・ソーヴィニヨン(8000円)。骨格がしっかりしたワイン。おいしいです。
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派手さではだれにも負けないJCBことジャン・シャルル・ボワセのレッド・ブレンド「パッション」(1万円)。ボトルデザインも派手ですが、ワインもカラフルな味わいで飲んで楽しいワイン。元気が出ます。
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最後はアミューズ・ブーシュ3連発(2013年~2015年、いずれも3万8000円》。ハイジ・バレットが作るプレミアムなメルロー。その昔、このワインが最初に作られたころは「こんな高いメルローだれが買うの?」と思いましたが、カベルネ・ソーヴィニヨンのプレミアムが、これくらいの価格になっていますから、今となっては納得できる値付けです。ラベルも含めてワインはアートだなあと思いました。
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ワシントン州のグラマシー・セラーズのヴィオニエ(4000円)です。2016年のヴィンテージになりました。すごくエレガントなヴィオニエ。ここのヴィオニエを試飲するのはこれで3、4回めだと思いますが、個人的にはおいしいヴィオニエのスタンダード的な位置づけになっています。
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ホーニッグのソーヴィニヨン・ブラン(3500円)。非常に香り豊か。ソーヴィニヨン・ムスクが入っているのかと思いましたが、そうではなさそう。おいしいです。
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ロドニー・ストロングのシャルドネ(3000円)。この価格帯にしては、複雑さがありレベルの高いシャルドネです。
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ルイスのシャルドネ(9800円)。樽のしっかり効いたシャルドネ。最近また、こういうタイプがおいしく感じられるようになってきています。やりすぎず、バランスはしっかり取れています。
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トアーのデュレル・ヴィンヤード シャルドネ(1万2500円)。この値段ですからまずかったら困りますが、文句なくおいしいです。
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中川ワイン向けに作られているオー・ボン・クリマの「ミッション・ラベル」シャルドネ(3980円)。海苔の風味がサンタ・バーバラらしいところ。バランスいいです。
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中村倫久さんの作るピノ・ノワール(7500円)。やわらかい果実味。やさしい味わい。
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リヴァース・マリーのオキシデンタル・リッジ ピノ・ノワール(8800円)。トーマス・リヴァース・ブラウンの作るワインにはずれなし、と思います。バランスいいワイン。
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トーマス・リヴァース・ブラウンが作るアストンのピノ・ノワール(1万7000円)。ここは上記の逆で、非常にパワフルなんだけど、酸がきれいなので嫌味にならないワイン。「トーマス・リヴァース・ブラウンの凄さの一端に触れ、まさに「天才」だと思った話(後編)」でも紹介していますが、個人的には大絶賛中のワインです。できれば試飲会でなくゆっくり飲みたいワイン。
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三ツ星レストラン「フレンチ・ランドリー」のハウスワインとして有名になったシフレット。その後継となるのがこの8687ワインズです。8687とは後を継いだ姉弟の生まれ年である86年、87年から付けたものだとか。カベルネ・ソーヴィニヨンとシラーが50%ずつというレッド・ブレンド(5400円)。面白くておいしい。親しみやすいワイン。
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ヴィオニエを紹介したグラマシー・セラーズ(ワシントン州)のカベルネ・ソーヴィニヨン(8000円)。骨格がしっかりしたワイン。おいしいです。
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派手さではだれにも負けないJCBことジャン・シャルル・ボワセのレッド・ブレンド「パッション」(1万円)。ボトルデザインも派手ですが、ワインもカラフルな味わいで飲んで楽しいワイン。元気が出ます。
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最後はアミューズ・ブーシュ3連発(2013年~2015年、いずれも3万8000円》。ハイジ・バレットが作るプレミアムなメルロー。その昔、このワインが最初に作られたころは「こんな高いメルローだれが買うの?」と思いましたが、カベルネ・ソーヴィニヨンのプレミアムが、これくらいの価格になっていますから、今となっては納得できる値付けです。ラベルも含めてワインはアートだなあと思いました。