ナパの栽培者団体ナパ・ヴァレー・グレープグロワーズは今週、今年のワイン用ブドウの収穫が75パーセント終了したと発表しました(Napa Countys wine grape harvest is about 75 percent completed)。

今年は6月が2006年以来、8月が2003年以来という高温に見舞われましたが、秋に入ってからは順調でほとんど問題のない収穫となっています。

100パーセント自社畑のブドウを使っているトレフェセンでは既に90パーセント収穫を終了。先週はこのブログでも報じたPG&Eの大規模計画停電がありましたが、発電機を準備して乗り切ったとのことです。

クリフ・レイディは今週、すべての収穫を終了。気候がマイルドだったので、最後数日間収穫を遅らせて、味わいがさらに良くなったと今年の出来に自信を示します。

ランチョ・キミレスという栽培家は現在約半分を収穫。カベルネ・ソーヴィニヨンの収穫真っ最中とのことです。

停電を除いては大きな問題の起こっていない今年の収穫、2018年に続いていい年になりそうです。