2020年のナパのワイン生産、金額ベースで半分以下の大打撃
ナパ郡が、2020年の農業生産の報告書をまとめました。
Crop Reports | Napa County, CA
既にカリフォルニアの「クラッシュ・レポート」によって昨年の大幅な生産減少は報告されていますが(カリフォルニアのブドウ収穫、2020年は大幅減少し過去10年で最少)、それをより端的に示す結果となっています。
ワインの生産は金額ベースでナパの農産物の99%近くを占めていますが、2020年は2019年から51%ダウンして4億6200万ドル。トータルも同様に51%ダウンとなっています。
特に打撃が大きいのは赤ワイン用のブドウ。白ワイン用が2割くらいの減少で収まっているのに、赤ワイン用は54%ダウン。赤ワイン用の方が畑の面積で8割くらいを占めるため、そのまま全体に影響した形です。
実は、畑の面積自体は増えており、煙などの被害で使えなかったブドウが多いことと、単価が大幅に下がったことがダブルで影響しました。
白ワイン用は畑の面積も単価も横ばい。煙の被害で2割減った格好になります。
Crop Reports | Napa County, CA
既にカリフォルニアの「クラッシュ・レポート」によって昨年の大幅な生産減少は報告されていますが(カリフォルニアのブドウ収穫、2020年は大幅減少し過去10年で最少)、それをより端的に示す結果となっています。
ワインの生産は金額ベースでナパの農産物の99%近くを占めていますが、2020年は2019年から51%ダウンして4億6200万ドル。トータルも同様に51%ダウンとなっています。
特に打撃が大きいのは赤ワイン用のブドウ。白ワイン用が2割くらいの減少で収まっているのに、赤ワイン用は54%ダウン。赤ワイン用の方が畑の面積で8割くらいを占めるため、そのまま全体に影響した形です。
実は、畑の面積自体は増えており、煙などの被害で使えなかったブドウが多いことと、単価が大幅に下がったことがダブルで影響しました。
白ワイン用は畑の面積も単価も横ばい。煙の被害で2割減った格好になります。