すき焼きの老舗「人形町今半」が、毎年1月24日の牛肉記念日(明治天皇が初めて牛肉を食べた日だそうです)にすき焼きの食べ放題を行うイベントに行ってきました。店は永田町にある「紀尾井町ガーデンテラス店」。人形町今半の店の中には、お店の人が肉を焼いてくれる店と自分で焼く店がありますが、ここはお店の人が焼いてくれる店です。



この日は、すごい量の肉が消費されるので肉の産地も複数あるそうですが、今回は青森の肉だったそうです。

肉は3枚120gが通常の1人前。今回の価格(1万4300円、税込み)は大体1人前を食べたときの価格です。というわけで2人前以上食べれば元はしっかり取れる計算です。


事前にワインを持ち込めるか聞いたところ1本3000円で持ち込めるということだったので、1996年のエチュード(Etude)カベルネ・ソーヴィニヨン ナパ・ヴァレーを持っていきました。その昔、ワイナリーで買ったワインです。個人的には非常に思い出深く、またワイナリーでテイスティングした中でも最も印象的だったワイン。もちろん、このころはまだトニー・ソーターが作っています。

ピークを過ぎていないかちょっと心配だったのですが、非常に素晴らしいです。まだ果実味もありますし、熟成によって革やマッシュルームの風味も出てきています。ボリューム感もほどよくあって牛肉に負けていません。ちょっと気が早すぎますが、今年のベストワインと言っても過言ではなさそう。

さて、肝心の牛肉ですが、結局4人で36枚ほどを食べました。私は11~12枚、4人前近くを食べたようです。途中から、くずだれとスダチでさっぱりいただいたので、そこそこ食べられました(最高20枚食べた人もいるそうです)。肉を食べるのが中心だったので、ワインは1本でちょうど足りました。

席を取るのはかなり大変なこの日ですが、がんばった甲斐がありました。