ナパのホーニッグがフォイル撤廃、「トップレス」キャンペーン
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ナパのラザフォードにあるワイナリー「ホーニッグ(Honig)」がボトルのネック部分に巻くフォイルを撤廃しました。これに合わせて、顧客に送るポストカードにプールサイドでカメラに背を向け、ビキニ・トップを上に掲げた女性たちの写真を採用して目を引きました。
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ホーニッグはサスティナビリティに力を入れているワイナリーの一つで、最近ではボトルの軽量化にも取り組んでいます。
ボトルのフォイルはかつてはコルクをカビなどから守るために意味があるとされてきましたが、現在では単なる飾り以上の意味はありません。多くのワイナリーにとってはロゴを入れるなどブランディングのために使われているのが実情です。
また、ワイナリーにとってはフォイルを撤廃することで、ワイン1本あたり1ドル程度の節約にもなるといいます。
一方で、ワインの美的イメージを損なうのではないかという懸念もありましたが、少なくともホーニッグでは海外のインポーター1社から否定的な反応があっただけで、あとは良好だといいます。
フォイルもないのが当たり前の日が近づいているかもしれません。