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Date: 2008/0430 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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インターネットは,ワイン飲みにどういう影響を与えているか,ワインブログのリード役として知られるFermentationのTom Wark氏が調べました(「Fermentation: The Daily Wine Blog: What Does It All Mean?」)。

結果の一覧はこちら。このサーベイ自体がインターネットを使って行われているので,その分を差し引いて考えなければいけないですが,問3と問4とを比較するとすべての分野において,出版物よりもネットの情報の方が質が高いと評価されていることになります。

その筆頭がワインの価格の情報。このサイトでもよく参考にするWine-Searcherなどの存在によるものだと思われます。まあ妥当な結果だと言っていいでしょう。ただ,それだけでなく「一般的なワインの情報」においても印刷物では「Good」が36.9%と一番多かったのに対し,ネットの情報では「Very Good」が45.5%と大勢を占めました。

一方で,ワインをインターネットで買う人は6割。ネットで買ったワインを持っていない人が36.1%,10%以下が23.3%とネットのワイン購入はあまり盛んではありません。

最大の理由は米国における州間ワイン移送の制限でしょう。問9における最大の不満点では47.0%を占めています。

日本ではもっとネットの比率は高そうな気がしますが実際のところはどうでしょうね。普段飲みワインは近所の店で買っていて,いいものはネットといった使い分けが多いのでしょうか。
Date: 2008/0430 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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いまや自身のブランドDiatom(Ch. Igai Takaha Samurai Beautyもここ製のワイン)でも知られるようになったGreg Brewerがワインメーカーを勤めるメルヴィルは良質かつ安定的な品質のピノやシラー,ヴィオニエなどを良心的な価格で作っています。当然のことながら米国でも大人気。日本での価格は現地価格並みとまではいきませんが,現地価格+1000円程度とまずまずお買い得の部類に入ります。なかでもEstateのPinotはこの価格帯ではベストの一つでしょう。いろいろな店に入っていますが遠からず売り切れる可能性が大です。

なお,一緒に紹介した2005のシラーVerna'sは3000円台でRP90点。Melvilleのワインの中でもお買い得度が高い一品。



なお,前の前の記事で紹介したワイン・イン・スタイルのGirardのセットは4月中で終了です。お早めにどうぞ。
Date: 2008/0425 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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Wine Spectator誌の記事によると,今回の霜の影響は,ちょうど新しい枝がまだ安定していないときなので,特に大きくなりそうだとのことです。被害が大きかったのはMendocinoからNapa,Sonomaあたり。Central Coastはブドウの生長が数週間遅いため,影響は少ないだろうとのこと。

また,SF Chronicle紙の記事によると,Dry Creek ValleyやAlexander Valleyといったソノマの谷地区で特に被害が大きかったもよう。これらの地域は冷たい空気が滞ってしまいがちだからだそうです。
Date: 2008/0424 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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ジラードのZinfandelが柳屋で税抜き2000円台で出ています。2004年のビンテージのものは以前紹介していますが,ここ2年くらいに飲んだZinfandelではTurleyの次くらいによかったです。ブログに書いていませんが2005も飲んでます。この値段なら圧倒的にお勧め。


輸入元のワインインスタイルではGirardの5本で1万8000円のセットを売っています。

リンク先からトピックの「Girard」をクリックしてください。
Date: 2008/0424 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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2008年4月19~21日にナパ,ソノマで大規模な霜による被害がありました。10数%から20%にもわたる収穫減が予想されます。
"Grape-growing mogul Andy Beckstoffer, chairman and CEO of Beckstoffer Vineyards, which owns 1,000 acres in Napa County, said this is the worst frost he’s witnessed since the early 1970s."

$1 million-plus in damage to vineyards due to frost | Napa Valley Register
というように多くの人にとって経験がないほどの大規模な霜だったようです。例えば霜の被害を防ぐための風を吹き付ける機械があるのですが,それが役立たないほどの冷気だったようです。20%の収穫減だというPinotbloggerには温度変化のグラフも掲載されています。ソノマ全体でも最大15%というニュースがあります。

ここ数年,あまり霜の話は聞かなかったような気がするのですが,今年は大変そうです。
Date: 2008/0423 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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フランシスコ・フォード・コッポラが,ソノマで買収したシャトー・スーヴェランの建物を改修するプランについて,目玉の一つである「光るピラミッド」が郡の委員会で拒絶されました。
"Filmmaker Francis Ford Coppola's new Sonoma County winery will still be one of the seven wonders of Wine Country, just without the Hollywood-style glowing pyramids."

Pressdemo.com News
コッポラは既にこのワイナリをRosso & Bianccoと改称しており,コッポラの中でも一般向けのワインをこちらで作っています。改修プランではよりファミリー向けにするためにプールを作るなどが提案されていましたが,その中の「光るピラミッド」が今回問題になったわけです。

基本的には夜間に大きな建物から光を発することがだめだということなので,夜間のライティングをしないなどの計画変更が必要になるようです。
Date: 2008/0422 Category: テイスティング・ノート
Posted by: Andy
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映画サイドウェイで重要な舞台として使われたレストランがヒッチング・ポスト(Hitching Post)。映画で取り上げられたハウスワインはハイライナーという上級版ですが,今回飲んだのはCork Dancerという安いほうのもの。昨年ワイン・イン・スタイルのセールで2000円台で購入しました。

色はかなり濃い目。香りはあまり強くありませんが,どちらかというとモワッとした妖艶なタイプです。味わいも同様。渋みは少なく,ジャミーな甘さを感じます。飲みやすく,親しみやすいワインですが,ちょっと味がやぼったいような。もう少し,締まるところが締まってメリハリが付くとすばらしいワインになりそうです。とはいえ,この値段でそこまで求めるのは酷でしょう。

2000円台なら◎,3000円台なら○といったところだと思います。

Date: 2008/0422 Category: ワイナリ訪問
Posted by: Andy
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Wine Enthusiast誌が2008年5月号で「America's Best Tasting Rooms」として全米から25のワイナリを選出したそうです。ソノマとナパがそれぞれ6個と他地域をリード。中でもHealdsburgから4個のワイナリが選出されて町の中でトップになりました(元記事)。

Healdsburgから選ばれたワイナリの一つであるHannaワイナリのChristine Hanna社長は次のように言っています。

"People come to Healdsburg wine country with high expectations," Hanna says. "After dinner at a restaurant like Cyrus, the mindset is that a winery visit will be special. We've always taken pride in the experience we offer, and obviously that starts with excellent wines. But meeting visitor expectations also means having a knowledgeable, helpful staff, as well as extras like local, artisan foods that take the visit beyond simply tasting."

ほかにソノマから選ばれたワイナリはArrowood Vineyard & Winery (Glen Ellen); J Vineyards & Winery(Healdsburg); Gary Farrell Winery (Healdsburg); Preston Vineyards(Healdsburg); and Rosso & Bianco (Geyserville).ナパからはFrank Family Vineyards (Calistoga); Louis Martini Winery (St. Helena); Mumm Napa Valley (Rutherford); Nickel & Nickel (Oakville); Rubicon Estate (Rutherford); and Revana Family Vineyards (St. Helena).
Date: 2008/0421 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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「自分で」ワインを作れるサービスとして人気が上がっているCrushpadで作られたワインをVin du 268でいろいろ扱い始めました。「自分で」といっても,畑は地域でも有名なところを取り揃えているし,実際の作業はCrushpadのプロが行ってくれるので,決して素人くさいワインではなく,評論家に高評価されるものも出てきています。

以前から販売しているCh. Igai TakahaのDivine Wish,Jewel Wish,Dragon Beautyのほか,今回はTabby'sのシャルドネ,Dainのピノ,Nichollsのシャルドネやピノなど4種を売り始めました。

Tabby'sは樽を使っていない,最近流行の「すっぴん」タイプ。猫のラベルもかわいいです。DainのピノAmerican Beautyは,Ch. Igai TakahaのDivine Wishと同様,Amber Ridgeの畑のブドウを使ったもの(0906も同じ畑)。2006ヴィンテージはRobert Parkerが91点を付けています。「The light ruby-hued 2006 Pinot Noir American Beauty Amber Ridge is a full-bodied, luscious effort offering red currant, sweet cherry, anise, forest floor, and subtle background oak characteristics. Enjoy this opulent, fleshy Pinot for its sheer pleasure and beautiful varietal character over the next several years.」というのがパーカーのコメント。NichollsのピノもSan Francisco Chronicle紙のワイン・コンペティションでゴールド・メダルをもらったというもの。

Date: 2008/0421 Category: ワイナリ訪問
Posted by: Andy
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最近,テレビで「なんでもアリフォルニア」というカリフォルニア州観光局のコマーシャルをやっていますね。ハリウッドやブランド・ショッピングだけでなく,ワイナリもあるよといった内容ですが,最後に映るワイナリはどこでしょう?

キャンペーンのページによるとサンタバーバラのワイナリのようですが。ご存知の方,教えてください。なお,CMのサンプルもこのページで見られます。
Date: 2008/0419 Category: テイスティング・ノート
Posted by: Andy
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毎年この時期に開かれるTaste Napa Valley試飲会に参加してきました。今年はいつもより参加ワイナリが少なめ,会場も人が少し少なかったような感じ。ちょっとさびしかったです。半面,割と落ち着いてテイスティングできたため,出ていたワインの大部分を試すことができました。

全体的な感想を先に書くと「カベルネの味が分からなくなっている…」。ここ2,3年ほど飲むワインにカベルネが占める割合がぐんと減り,赤だとピノ,シラー,ジンファンデルといったところが中心になってきています。そのためかカベルネを飲んでおいしいと感じることが減ってしまったように思えます。特に今回はやや青臭く感じられることがしばしばありました。おそらくは,ワイン自体が変わったのではなく,私が変わってしまったのでしょう。そのあたりは割り引いてみていただけたらと思います。

参加した22(DuckhornとParaduxxを別と考えると)のワイナリの中でカベルネやカベルネ系のブレンドを出していなかったのはSaintsburyとSchramsbergだけ。一方でピノはArtesa,Clos du Val,Saintsburyの三つだけ,Syrah系はDarioush,Shaferだけといった風にナパなのでカベルネ系にかなり偏って出ています。

その中でCabernet Sauvignon系ではJoseph PhelpsとHeitzのMartha's,BondのMelburyはひとつ抜けていた感じがしました。ChappelletのSignature,Cain Fiveがそれに続くところ。

一方で今回はMerlotにおいしいものが多く思えました。Darioush,Duckhornはかなりおいしく,BlackbirdというMerlot中心のブレンドも結構よかったです。数が少ないですが上記二つのシラー(DarioushとShafer),Zinfandelとカベルネ系のブレンドParaduxxもよかったです。ピノはSaintsburyはよかったですが,後の二つはいまいち。

白ワインではSt. SuperyのSauvignon Blanc,TrefethenのDry Rieslingが意外とよく,ChardonnayではGrgich Hills,Saintsburyが印象的でした。ShaferのRed Shoulder Ranchは好きなChardonnayなのですが,今回(2006)はあまりよく感じませんでした,ちょっと残念。

米国では昨年,Merlotの盛り返しという話がありましたが,Pinotにとられた分を取り返したというよりも,Cabernetから移っていっているのかなあ,といったことをちょっと想像しました。正直に言ってカベルネは値段を考えるとあまり魅力的には思えなかったのが残念でした。カリフォルニアのワイン,また勢力図が変わっていくかもしれません。

Date: 2008/0418 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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ダッラヴァッレのMayaやスクリーミング・イーグルを有名にした立役者であるハイジ・バレットがFantescaというワイナリのワインメーカーになりました。2002年が最初のヴィンテージという新しいワイナリです。オーナーはSusan and Duane Hoff夫妻。ヴィンヤード・マネジャはこれまた有名なジム・バーバー。Spring Mountainに位置するそうです。

Wines & Vinesによる2007年10月のインタビュー記事によるとハイジ・バレットが現在ワインメーカーを務めるのは以下のワイナリ。
Barrett is currently winemaker for Amuse Bouche, Revana Family, Jones Family Vineyards, Barbour Vineyards, Paradigm Winery and Lamborn Family. But she is also now focusing heavily on her own label, La Sirena (The Mermaid), and for the first time has started promoting the wine with winemaker dinners and other marketing efforts.


FantescaはSpring Mountainのブドウを使ったカベルネとPetit Verdot,Carnerosのブドウを使ったChardonnay,またRussian River Valleyのブドウを使ったPinot Noirを作っています。ピノは45ケース,プチ・ヴェルドは25ケースとごく少量。シャルドネは670ケース,カベルネが800ケース。カベルネのワイナリ価格は現行60ドルとやや抑え目。ハイジ・バレットになってもこの値段をキープしてくれるのならいいのですが。

Date: 2008/0417 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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takuyaさん経由読売新聞のサイトの記事です。Robert Parkerのサイトの日本語版が今月NTTドコモ向けにスタートするそうです。auとソフトバンクは来月。PC版も5月。

料金は携帯電話向けが月額315円でPC版が年間1万2000円。英語版が年間99ドルですから,PC版は同程度,携帯電話向けは公式サイトの制限からでしょうが,安すぎるくらいの値段です。

英語版は私も入っていますが,ワインの情報を書くときにはかなり重宝します。ですから携帯だけというのは考えられませんが,閲覧するだけだったら携帯向けの安さは魅力ですね。

余談ですが,英語版のドメイン名は erobertparker.com 。入力するときは,つい「エロ」とつぶやいてしまいます(笑)。
Date: 2008/0417 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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柳屋にアイアンホースのウェディング・キュベなど3種のスパークリングが入っています。久しぶりですね。値段はちょっと高めですが,人気のワインですぐに売り切れると思うのでお早めに。3種のスパークリング計6本購入で送料無料です。

ついでといってはなんですが,シャトー・スーヴェランの1998年カベルネが税抜き2980円。実はここのカベルネ好きなんです。ヴィンテージによる当たり外れも少ないワイナリです。もっと新しいヴィンテージで,もうちょっと安く売っているところもありますが,僕も年のせいか,だんだん若いカベルネが飲めなくなってきているので,こちらに惹かれます。これも限定本数なのでお早めに。

Date: 2008/0417 Category: 技術系
Posted by: Andy
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まだPCの設定中なのですが困ったことが二つ判明。
ひとつはPaintShop Proの現在持っているディスクがアップグレード専用のものであること。それより前のバージョンはダウンロード販売で買ったもので、今となってはどこにあるのか分かりません。

もうひとつはGoogleトーク。なぜかGmailを開くときにIEを使います。デフォルトのブラウザはFirefoxなのに。設定を探しているのですが見つかりません。

う~む。
Date: 2008/0416 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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Wine Library TVのGary Vaynerchukが「 Gary Vaynerchuk's 101 Wines: Guaranteed to Inspire, Delight, and Bring Thunder to Your World」という本を出すそうです。5月に発刊予定。

最近は「Web2.0」界隈でも名前が知られるようになってきたGary Vaynerchuk。Twitterを使ったコミュニケーションにも熱心に取り組んでいます。

補遺:今見たらAmazon.comの書籍で45位に入っています。すごいです。
Date: 2008/0416 Category: 技術系
Posted by: Andy
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データ移行はほぼ完了したはず。ようやく新しい方の環境構築に取り掛かりました。以下は作業のメモというか覚書のようなものです。

Windows Updateは基本として,まずはIEを立ち上げてFirefoxをダウンロード。それからGoogle Talk,Aptana Studio。

後は何が要るだろう。Picasa,Hidemaruは必須。OfficeはCDを探してインストールしないと。PaintShop Proも。プリンタのドライバも忘れずに。Adobe Readerも必要ですね。

大事なものを忘れているような気もしますが,これだけあれば生きていけるでしょう(^^)
Date: 2008/0415 Category: 技術系
Posted by: Andy
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注文していたパソコンが到着しました。まだデータの移行中なので,ほとんど何もしていませんが,VistaでAero使うにはチップセット内蔵グラフィックスではさすがに厳しそう(分かっていたけど)。安いグラフィックスボードを追加しようと思っています。

それから,XPからVistaへのデータ移行ですが,せっかくルーターがあるので両方ともネットワークにつないで転送させています。当初はXP側で共有設定をしてVistaから吸い上げようとしたのですが,共有設定で時間ばかりかかってしまい,しかもアクセス権の問題などで移行できないデータも出てきてしまうなど,あまり得策ではありませんでした。Vista側にゲストアクセスできるフォルダを用意して(実際にはパブリック・フォルダを利用),そこにXPからデータを入れる方がはるかに早く,手間もかかりません。

ということに気付くのがちょっと遅かった(笑)。

ちなみに今回のPCはHP製。日本ではHPのパソコンはマイナーですが,世界最大のパソコンメーカーです。デルと比べても安いと思います。特にキャンペーン品はお勧め。マザーボードはAsus製のようでした。

ただ,メモリは標準オプションだと高いので別に買いました。上海問屋で2Gバイト3799円。これだけで標準オプションより1万円安(^_^)v。

Date: 2008/0414 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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最近カリフォルニアのバック・ヴィンテージをよく入れているワールドリカーショップに1990年代のBryant Family Cabernet Sauvignonが3本入っています。いずれも高いですが,米国の実勢価格とそれほど乖離しているわけではありません。いずれもHelen Turleyの“全盛時代”のワインと呼んでも過言ではないでしょう。

目玉は1994年。WAでは98点ですが「the Bryant Family Vineyard's 1994 should evolve into one of California's legendary Cabernets. It will age effortlessly for 25-30 years.」と褒め称えています。93年は当初WAで95点と付けたものが97点に上がったワイン。「It exhibits an opaque purple/black color, and a huge, fragrant, penetrating bouquet of minerals, licorice, toast, and remarkable layers of black fruits. Although extremely full-bodied, the wine's hugeness and massive concentration come across as beautifully poised, balanced, and delineated.」と評しています。92年はちょっとランクが落ちて91点です。

Date: 2008/0414 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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パリ16区でスポッツウッド,ジョーンズ・ファミリー,アワーグラス,コングスガード,フォクセン,ロバート・モンダヴィ,アルカディアン,ジェリコ・キャニオン,ダン・ヴィンヤーズ,バイロンの10ワイナリのセールをやっています。とりあえずお勧めは以下の五つ。


スポッツウッドのセカンドラベル,リンデンハーストです。ワイナリ価格が多分50ドルくらいなので5380円は実質同程度。MLで買っても送料やら税金やらで結局8000円程度にはなってしまうことを考えたらかなりお買い得。米国での小売価格は80ドルくらいするところもあります。WAで90点。スポッツウッドが満を持して作ったセカンドなので品質的にもお墨付き。


コングスガードのシャルドネ2005は,ショップのページにはWAで92-94+と書かれていますが,最新の評価では95点に上がっています。「the 2005 Chardonnay boasts copious notes of floral, honeysuckle, and orange oil offered in a full-bodied white. It possesses terrific acidity, a striking terroir-based minerality, and beautiful delineation as well as purity. This is a large-scaled yet remarkably fresh wine with the balance and grace of a world-class ballerina.」とのコメント。熟成も楽しめそうです。米国の小売価格は95~200ドルなので,1万2800円はかなり安い部類。


アルカディアンのピゾーニ2004はWAで90点。Parkerは酸を重視するArcadianのピノはスタイル的に好みではないと言っていますが,その中でこれだけは琴線に響いたようです。恐らくPisoniのよさとArcadianのよさが共に出ているのではないでしょうか。米国での小売価格は80ドル程度です。


飲み頃がなかなかこないことで知られるDunnのカベルネですが,WAでは2009-2024と比較的短めの評価。いつもの年よりもむしろ飲みやすいできになっているようです。過熟と高アルコールを批判するRandy Dunnの渾身の作品。米国での小売価格は80-120ドル程度。



バイロンのNielson Vineyard Pinot Noir 1999。WAでの評価は87とあまりよくなく,飲み頃も2002-2006となっていますが,ワイナリ価格が45ドルであり,3000円台はそれより安くなっています。
Date: 2008/0414 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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オレゴン産のピノで2000円台で入手できるという“貴重”なウィラメット・バレー・ヴィンヤーズ。

色は明るくクリア。ベリー系の香り。味わいもミドルボディでベリー系をやや感じます。やや控えめながら酸味もあり,バランスがなかなかいいです。アルコール度数が14.5%とわりと高いのですが,そういった感じはほとんどありません。どちらかというとさわやかな感じ。これは値段からしたら,かなりいいピノだと思います。やや単調なのは否めませんが,二日後まで味わいはほとんど変化しませんでした。お勧め。

Date: 2008/0411 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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ナパのカベルネは値段が高くなってしまい,今では50ドル以下というのは安価な部類に入ってしまいます。SFクロニクル紙が120本の50ドル以下ナパ・カベルネをテイスティングした結果を発表しています。

☆☆☆
2004 Flora Springs Napa Valley Cabernet Sauvignon ($35)
2004 Truchard Vineyards Carneros Cabernet Sauvignon ($35)

☆☆★
2005 Buehler Vineyards Papa's Knoll Napa Valley Cabernet Sauvignon ($45)
2004 Cedar Knoll Vineyard Co. Napa Valley Cabernet Sauvignon ($45)
2005 Green Lion Napa Valley Cabernet Sauvignon ($20)

☆☆
2005 Bell Wine Cellars Napa Valley Cabernet Sauvignon ($40)
2005 Bennett Family Reserve Napa Valley Cabernet Sauvignon ($27)
2005 Chiarello Vineyards Bambino Napa Valley Cabernet Sauvignon ($35)
2005 Egret Napa Valley Cabernet Sauvignon ($25)
2005 Frog's Leap Napa Valley Cabernet Sauvignon ($39)
2004 Gott 4 Sarah's Metier Napa Valley Cabernet Sauvignon ($40)
2004 Judd's Hill Napa Valley Cabernet Sauvignon ($42)
2004 Long Meadow Ranch Napa Valley Cabernet Sauvignon ($42)
2003 McKenzie-Muller Vineyards and Winery Napa Valley Cabernet Sauvignon ($45)
2004 Merryvale Starmont Napa Valley Cabernet Sauvignon ($27)
2006 Pavilion Napa Valley Cabernet Sauvignon ($14)
2004 Sensorium Napa Valley Cabernet Sauvignon ($36)
2004 Sequoia Grove Napa Valley Cabernet Sauvignon ($34)
2005 Summers Adrianna's Cuvee Napa Valley Cabernet Sauvignon ($25)

元ページにはテイスティング・ノートが付いていますが,ここではリストだけ。また,星の数順に並べてみました(元記事はアルファベット順)。最高の三ツ星はフローラ・スプリングスとトゥルチャードの二つ。フローラ・スプリングスはコスコ(コストコ)にたまに入っていますが,これはあったかどうか不明(先日行ったとき,上位のTrilogyはありました)。

このほか日本国内で買えそうなのを見ると,フロッグス・リープとメリヴェイルのスターモントがあります。スターモントは国内でも3000円台で割とお買い得感があります。このほかヴィンテージ違いでビューラーとロング・メドゥ・ランチもありました。ロング・メドゥ・ランチは安価なランチ・ハウス・レッドを以前飲んで好印象でした。


Date: 2008/0410 Category: 健康
Posted by: Andy
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Wine Spectator誌の記事によると,赤ワインが2型糖尿病患者にいいという研究結果があるそうです。

2型糖尿病患者は食事の後に血糖値が急上昇し,それが心臓や高血圧,他の臓器の疾患につながりやすくなります。赤ワインや紅茶はその急上昇を抑えるのに役立つというのが実験の結果として現れているそうです。

ただし
In spite of this, Shetty warns that red wine as a type 2 diabetes therapy is still in the distant future as it is difficult to create a daily dosage recommendation for the general population based on one study. "I would not suggest drinking red wine to solve a problem all on its own," he said. "I would suggest one to two glasses [of red wine daily] plus four to five glasses of tea and a range of choices of whole foods," in order to consume optimal levels of phenols.

ということで,まだこれを鵜呑みにしてワインを「治療」に使うのは危険だとのこと。1日1~2杯のワインや4~5杯の紅茶くらいにするのがよさそうです。
Date: 2008/0409 Category: 音楽系
Posted by: Andy
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月曜日は下の子の入学式でした。式では当然のごとく「横浜市歌」を歌ったのですが,市歌を歌うところって横浜以外は少ないようですね。自分が横浜市立の小学校卒なので当たり前に思っていましたが(特に,自分が卒業した学校は新設で校歌がなかったので,何かのときに歌うのは必ず横浜市歌でした)。なんだかそれ以来,頭の中でこの歌がリピートしています。

ちなみに「市歌」でぐぐるとトップは横浜市の市歌のページ。譜面や試聴もできます。
Date: 2008/0408 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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「Drink Wine, Save Water」というのはWine & Spirits誌のワイン・テイスティング・イベントの名前で環境保全とは関係ありませんが,ワイン作りは「サステイナブル」(持続可能な)といった「ロハス的」形容詞もよく使われるように環境保全にはかなり敏感になっていると思います。このブログでも太陽電池関係など,いくつかの記事をこれまで書いています。

Drink wine, save water

今回のニュースは,ソノマで廃水を再利用しようという話が一つ。Santa Rosa近くのビジネスパークで近所の工場の廃水の熱を使って冷暖房をしたり,畑の灌漑をしようというもの。「ワイン・ビジネスのビッグネームもプロジェクトに参加している」とのこと。

もう一つは同じくソノマのJacuzzi Wineryで太陽発電のパネル設置が終わったというニュース。三菱電機のパネルを使っています。ここでちょっと面白いのは以前記事に書きましたが,このワイナリはClineと同じ家族が経営するもの。Clineといえば2007年1月にシャープが太陽電池のテレビCMで使ったワイナリです。同じ家族が今度は三菱を使ったとのことで,三菱でも対抗してCMを作らないかと期待しています。
Date: 2008/0407 Category: テイスティング・ノート
Posted by: Andy
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柳屋で「2008年、恐らくコストパフォーマンスにおいて、これを上回るカリピノは現れないことでしょう」と書かれたワインです。旨安ピノというとRex-Goliathがこれまででは最強だったと思うのですが,それを上回ることができるかどうか。

香りはチェリー系で,かなりよく匂います。この時点で好感度10%アップ。色はやや薄めのクリアな感じ。味わいは,うーん,やっぱりチェリー系が強いでしょうか。やや甘さを感じます。

アメリカ人のテイスティング・ノートを見ているとキャンディとか咳止めシロップといった表現によく出くわしますが,このワインについては僕も「あ,これが咳止めだ」と思いました。日本人にはなじみないと思いますが,米国で子供用の薬でよく使われるチェリー味に似ているのです。

このワイン,この(やや不自然な感じがしないでもない)甘さをどうとらえるかで評価が大きく変わりそうです。個人的にはややマイナス。レックス・ゴライアスの方が好きですが,柳屋が誇大宣伝ということではなく,あくまでも個人の好みでということで。もうちょっとうまく酸が入ると評価が上がりそうです。

Date: 2008/0405 Category: 読書感想
Posted by: Andy
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「ナパヴァレーのワイン休日」という本が出ました。著者は濱本純さんという人。大手広告代理店を退社後,ナパにオフィスを構えてナパヴァレー文化の日本への紹介に尽力されているそうです。

本の内容はガイドブック的ではなく,ナパのライフスタイルを中心にしたもの。ああ,こんな暮らしをしてみたいなあと思うような話が,美しい写真と共につづられます。現地の雰囲気が分かるということではよく書けています。現地に行く前に読んでいくと,向こうでの過ごし方が大分変わるのではないかと思います。ただし,ワイナリの情報はあまり多くないので,弊サイトなどを参考にしていただけたらと思います。

1つだけ間違いを指摘しておきます。「パリスの審判」の書籍を元に映画「Bottle Shock」が作られたと書いてありますが,パリスの審判がChateau Montelenaからパリ・テイスティングの成功を元に独立してGrgich Hillsを作ったMike Grgich氏を中心としているのに対し,Bottle ShockはMontelenaのJim Barrett/Bo Barrettを中心にした別のものです。パリスの審判を元にした映画は別途作られる予定なのでお間違いなく。


Date: 2008/0404 Category: イベント
Posted by: Andy
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ナパ・ヴァレー・ヴィントナーズが4月12~15日,東京と大阪でテイスト・ナパヴァレーのイベントをいくつか開催します。一般の方も参加可能なものを紹介します。

Taste Napa Valley

4月12日(土)ワインテイスティング
場所:ディーン&デルーカ六本木店(東京ミッドタウン)および品川店
時間:14:00~17:00
参加ワイナリー:六本木店 ガーギッチヒルズ、ハイツワインセラーズ
品川店 ケークブレッド、セインツべりー

4月12日(土)ワインメーカーディナー
場所:リッツカールトン東京 レストラン『フォーティ・ファイヴ』 
時間:17:30~
料金:お一人様13,000円
予約:0120-798-688 (レストラン予約直通)  
営業時間:平日午前10時より午後9時まで
土日祝午前10時より午後5時まで
参加ワイナリー:ダックホーン・ヴィンヤード、ハイツ・ワインセラーズ、パラダックス、シュラムズバーグ、シェイファー・ヴィンヤーズ

4月12日(土)ワインメーカーディナー
場所:キュイジーヌ219
時間:18:30~
料金:お一人様7,000円
予約:03-5772-2190
参加ワイナリー:アーテッサ、ビューラー、ページ・ワイン・セラーズ

4月12日(土)ワインテイスティング&レセプション
場所:フォーシーズンズホテル丸の内 Ekki Bar&Grill 
時間:19:00~21:30
料金:お一人様10,000円
予約:03-5222-7222
参加ワイナリー:アーテッサ、ブラックバード、ビューラー、ケークブレッド、シャペレィ、クロ・デュ・ヴァル、ガーギッチ・セラーズ、オークヴィル・ランチ、ページ・ワイン・セラーズ、セインツベリー、サン・スペリー

4月13日(日)ワインメーカーディナー
場所:ダズル・レストラン
時間:17:30~テイスティンバー、18:30~ディナー
料金:お一人様12,000円
予約:03-5159-0991
参加ワイナリー:ブラックバード、ガーギッチ・セラーズ、ハイツ・ワイン・セラーズ、オークヴィル・ランチ

4月15日(火)ワインテイスティング
場所:クラウンプラザ神戸
時間:18:00~カクテルタイム 19:00~ディナー
料金:お一人様10,000円
予約:0120-75-4160 (10:00am-7:00pm) e-mail: event@cpkobe.com
参加ワイナリー:アーテッサ、ブラックバード、ビューラー、ケークブレッド、ダックホーン、ガーギッチ・セラーズ、ハイツ・ワイン・セラーズ、オークヴィル・ランチ、ページ・ワイン・セラーズ、パラダックス、セインツベリー、サン・スペリー、ヴィアダー
Date: 2008/0403 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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パリ16区で,カリフォルニアワインの各種残り1本セールをやっています。1980年代のワインもあり,なかなかユニークなラインナップ。一見の価値があります。中でも無条件でお勧めできそうなのはDunn Cabernet Sauvignon 1996と,Etude Cabernet Sauvignon 1997。値段もそれぞれ12800円,13800円といいところ。

DunnはWAで94点。Etudeは96点です。Dunnについては「The opaque blue/purple-colored 1996 Cabernet Sauvignon Napa boasts an exceptional nose of creme de cassis, minerals, and spice. It takes at least a decade for wines such as this to begin to reveal more identity and vintage character. The cassis/blackberry liqueur-like fruit are present, as are mouthsearing levels of tannin and impressive extract. This blockbuster should be at its peak between 2010-2040.」とのこと。まだ飲み頃が始まってもいません。

Etudeは「Don't miss it! Opaque purple-colored, with a gorgeously seamless personality, this unfined/unfiltered wine exhibits classic aromas of cassis, licorice, chocolate, and toast.」こちらは既に飲み頃でしょう。これは間違いなくおいしいと思います。

すべて1本限りなのでお早めに。

Date: 2008/0402 Category: テイスティング・ノート
Posted by: Andy
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ワイナリ価格55ドルなのに日本では3000円台で入手できるRodney Strong Symmetryを試してみました。ヴィンテージは2002。結論から言うと,3000円台なら十分お買い得と思えるいいワインでした。ただし飲み方には注意が必要です。

初日,はっきり言って失敗したと思いました。味わいが平べったく,薄っぺら。ふくよかさも複雑さも欠けていました。55ドルは論外,3000円でも高いなと思うほど。

二日目,よくなりました。これならOK。55ドルはちょっと微妙だけど,3000円はお買い得でしょう。骨格もしっかりし,目覚めた感じです。

三日目…はワインを飲まず四日目。断然すばらしい。これなら55ドルでも十分。深みもありふくよかささえ出てきました。濃縮感も強くなったような。濃いだけではないので,「カリカベはちょっと」という人でも納得すると思います。これほど変わるというのはどういうことでしょう?

ということで,今飲むなら三日前に抜栓するか(笑),デカンタして十分時間を置いたほうがいいと思います。ゆめゆめ抜栓してすぐ飲むことなかれ。

納得できたので,安心してお勧めできます。

Date: 2008/0402 Category: 技術系
Posted by: Andy
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Katsumiさんのところで見つけたエイプリルフール用ビデオ。これはよくできてます。感心したので転載(あまり見られていないし)。BBCが作成したようです。いい仕事してます\(^o^)/

Date: 2008/0401 Category: 業界ニュース
Posted by: Andy
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Decanter誌のWebサイトにロバート・パーカーの伝記(邦題「ワインの帝王ロバート・パーカー」,本サイトのレビュー)に基づいた映画が作られるというニュースが載っていました。主演はまだ確定していませんが,「ノーカントリー」で今年のアカデミー賞助演男優賞を獲得したハビエル・バルデムが有力候補だとか。

ただし,このニュース4月1日付けです。昨年は「パリス・ヒルトンがボルドーの広告塔に」というエイプリール・フールの記事を載せた実績があるので,これもちょっと眉に唾つけておいたほうがいいかもしれません。記事はまともに書いてありますが。

もう一つのニュースはJancis Robinsonが実はパーカーと険悪ではなかったというもの。不仲説が横行する二人ですが,ジャンシス女史自ら,Webサイトに写真を掲載しています

これも合成ではとか,パーカーはそっくりさんではとかちょっと疑ったのですが,記事の日付は3/31。しかもパーカーもJancisにあったと書いていました。ということで,本当の話です。