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Date: 2011/1227 Category: テイスティング・ノート
Posted by: Andy
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以前はビールをケースで買っておくこともありましたが、飲み切るのに半年くらいかかるので、最近はあまり買っていませんでした。ただ、先日コストコに行く前に、生ビールブログ@draftbeermanさんから、コストコで売っているビールがおいしいと聞いたので、試しに買ってみました。

beer

Kirklandというのはコストコのプライベート・ブランドですが、4種類のエール・ビールが6本ずつ入って4000円弱でした。1本170円弱というのは、発泡酒と比べたら高いですが、この手のエールビールを普通に買ったら400円~500円くらいしますから、それと比べたら激安です。

写真は最近人気のタイプと聞いているIndia Pale Ale(IPA)というタイプのもの。苦味が強いビールです。なかなかおいしい。たまにはビールもいいものです。
Date: 2011/1007 Category: テイスティング・ノート
Posted by: Andy
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先日、コストコに行ったらモンダヴィのNapa Valley Cabernetがなんと1800円台。国内だと普通は4000円しますから破格な値段です。これにつられて、久しぶりにカベルネを飲みました。

いやいや、このワインおいしいですよ。カベルネ、どうしても飲み疲れてしまいがちなのですが、ミディアムボディで、だれたところがないワイン。こんなワインばかりなら、またカベルネ飲もうかなと思ったくらいです。

コストコに行く人はお勧めですよ。
Date: 2011/0925 Category: テイスティング・ノート
Posted by: Andy
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友人の「かもしだ」さんからお誘いを受けて、注文から届くまで6年かかるという幻のコロッケをいただいてきました。

このコロッケ、血統書付きの神戸牛の肉と、肥料に牛糞しか使っていないジャガイモでできているという逸品(神戸ビーフコロッケ「極み」)。
血統書

肉はひき肉ではなく細切れのもの。ジャガイモは甘みが強く、確かに普通のコロッケとは一線を画していました。
コロッケ

もちろん、ただコロッケを食べただけではなく、ワインも飲んでいます。今回は私の持参したシャルドネと、かもしださん宅のシャルドネとカリフォルニアのシャルドネを2本いただきました。

B-C Mt. Carmel Chardonnay 2007

まずはBrewer-CliftonのMt. Carmelのシャルドネ2007年です。色はかなり濃い目の黄金色。柑橘系の効いたシャープなシャルドネです。さすがのきれいな味わい。

Neely

つぎは近年絶賛売り出し中のNeely。Holly's Cuveeの2008年です。これもきれいなシャルドネ。B-Cに比べると、若干トロピカルフルーツ的な味わいがありますが、それ以上に酸が伸びてくる印象。甲乙付けがたいおいしいシャルドネですが、あえてどちらかというなら、こちらの方が味の広がりが大きかったような。

最近、あらためてシャルドネおいしいなあと思っているのですが、どちらも大満足のワインでした。どちらもレアでなかなか買えないのだけが問題。
Date: 2011/0807 Category: テイスティング・ノート
Posted by: Andy
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久しぶりにニュージーランドのソヴィニョン・ブランを飲みました。コストコで1500円くらいで売っていたものですが,ネットでも2000円弱とかなりお買い得です。

この価格帯としては,異例なほどのミネラル感(みづきさん,ありがとう)満載のワイン。かなり個性的な味わいですが,おいしい。これはレベル高いです。カリフォルニアのソヴィニョン・ブランでこの味だったら3000円クラスじゃないかなあ。

次行くときまで残っているかどうかは分かりませんが,リピート候補にしておきます。

Date: 2011/0728 Category: テイスティング・ノート
Posted by: Andy
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August Westから間違って届いてしまったワインを使ってのワイン会第2弾を開催しました。前回はワイン関係でない知り合いをお招きしましたが,今回は気楽にFacebookやTwitterで呼びかけて集まりました。皆さんワイン好きなので,August West以外のワインもちょっと気張って出してみました。レストランは前回と同じく麻布十番のカリフォルニア・ワイン・ガーデンです。ワインに合わせて料理も考えていただいたようで,ワインも料理もおいしいワイン会でした。

ウェルカムのスパークリング・ワイン(Roederer Estate,これもおいしかった)の後,最初はシャルドネ2本です。一つはAugust Westのシャルドネ(2008年)。もう一つはPatz&HallのWoolsey Road 2000年です。Patz&Hallがちょっと心配だったのですが,まだ十分においしく,「Woolsey Roadはちょっと海藻っぽい風味があるので,海苔を合わせてみました」という前菜(夏野菜のラタトゥーユ)とよく合いました。August Westのシャルドネも,もちろん期待を裏切らない味。このワイナリをピノ専業だと思うと大きな間違いです。
シャルドネ
前菜

続く料理はもう一つ前菜で鱸のソテー。これもシャルドネに合います。
スズキのソテー

ワインはピノ2つ。August Westの2009年のSanta Lucia Highlandsと2003年のRosella's。

2003年はAugust Westの最初のヴィンテージ。ちゃんと熟成していることが分かってよかったです。Santa Lucia Highlandsの方はAVA名が付いているものの,中身はRosella'sの単一畑。とてもコストパフォーマンスのいいワイン。
ピノ

料理はなすと鰯のテリーヌ。鰯とピノは合いますね。
なすといわしのテリーヌ

さて,もう一本ピノが続いてKanzlerの2007年。これはここ2年くらいで一番気に入ったワインの一つなので,ほかのワイン好きの皆さんにも知ってほしいと思って出したのですが,予想以上に大好評。これ,マジでおいしいです。
Kanzler

メインディッシュは豚肉。ワインはAugust Westのシラー(写真撮り忘れました)。昔はシラーはあまりピンと来ないワインの一つでしたが,今はCabernet飲むよりシラーを選ぶ方が多いくらい。「今度はシラー会をしましょう」という話がまとまりました。
豚肉

ワインの最後はデザートワイン。Sine Qua NonのNobleman。シャルドネのデザートワインです。甘いのですが,ちょっと抜けるようなすっきり感もあってさすがの作りでした。
デザートワイン

デザートもおいしかったです。
デザート

カリフォルニア・ワイン・ガーデンは,何度もワイン会で使っていますが,ワインの順番さえ決めてけば後は安心してお任せできるので,幹事としてはとても楽です。料理も前回と全く違うものばかりでさすがのシェフの実力を感じました。

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Date: 2011/0613 Category: テイスティング・ノート
Posted by: Andy
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先日紹介したCh. Igai Takahaがいわき市の復興用にとチャリティで提供していたワイン2種を飲みました。どちらもPalminaで作っているイタリア系品種のワインです。

白のSamurai Bellezioはトカイ・フリウラーノ100%。アルコール度11.5%というのはカリフォルニアでは異例の低さです。華やかで優しいワイン。敢えて言えばViognierに近いような感じ。ほのかな甘みを酸がほどよくバランスを取っています。

赤のNadeshiko BellezioはNebbioloとSangioveseのブレンド。Sangioveseっぽさは表にはあまり現れず,Nebbioloの力強さを感じるワインでした。ただ,パワフルでぐいぐい押してくるというより複雑さを中に保った感じ。おいしいです。こういう味わいはカリフォルニアではかなり珍しいと思います。

Date: 2011/0515 Category: テイスティング・ノート
Posted by: Andy
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カリフォルニアにはMt. EdenとVilla Mt. Edenというちょっと紛らわしい名前の二つのワイナリがあります。この二つのワイナリ,どちらもカリフォルニアではかなり古くからあります。

Mt. Edenはカリフォルニアワインの歴史で必ず登場するMartin Rayが作ったサンタ・クルーズにあるワイナリ。Martin Rayは今の自然派の先駆けのような人で,二酸化窒素不添加のワインを作っていたそうです(うまくいくときはあまりなかったという説もありますが)。

一方,Villa Mt. Edenの方はナパのワイナリで,設立は19世紀。ただし禁酒法を挟んで長らく低迷しもっぱらブドウをBeaulieuに売っていたそうです。1969年にMcWilliams夫妻が買い取ってから改めてワイン作りに取り組んでいるとか。

ちなみに日本では通常「マウント・エデン」と発音されていますが,本来の発音はどちらも「マウント・イーデン」が近いようです。

さて,現状ワインの評価が高いのはVillaがつかないMt. Edenの方ですが,Villa Mt. Edenもコストパフォーマンスが高い,いいワインを作っています。

今回飲んだシャルドネは3000円前後で流通していますが,サンタ・バーバラの著名畑Bien Nacidoの単一畑です。リッチな味わいのワインですが,けばけばしくなく,おいしいです。良心的なワインだと思います。

Date: 2011/0503 Category: テイスティング・ノート
Posted by: Andy
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楽天が買収したbuy.comの送料無料キャンペーンで買ったリッジのリットン・スプリングス2008を飲みました。2671円と,国内価格の半分以下です。ラベル上は品種名が名乗られていませんが,Zinfandelが74%,プチシラーが21%,カリニャンが5%という比率。Zinfandel主体のブレンドです。

Lytton Springs
Lytton Springsの畑はソノマのドライ・リバー・バレーの北の方。木の寿命は100年をちょっと超えたくらいのはずです。多くのワイナリではOld Vinesなどとうたうところでしょうが,それをしないのもこのワイナリらしいストイックさ。

味わいはZinfandelらしいふくよかさを持ちながら,かなりスパイシーでもありミネラルっぽさを感じる筋肉質系。このあたりがRidgeのZinfandel系ワインの特徴であるように感じます。Zinfandelはちょっと甘くて,という人もこのワインなら文句が付けられないでしょう。おいしかったです。

Date: 2011/0409 Category: テイスティング・ノート
Posted by: Andy
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麻布十番のカリフォルニアワインガーデンで開かれたCWFCのワイン会に出席しました。ワインリストは

0. Mumm DVX
1. Palmina PG 2009
2. Magnifica5 CH 2008(郷ひろみオリジナルワイン)
3. Takaha CH Samurai Beauty 2009
4. Heart O' the Mountain PN 2008
5. Heart O' the Mountain PN (Pommard Clone) 2008
6. Takaha PN Divine Wish Split Rock 2009
7. Takaha Cab Dragon Beauty 2008
8. Takaha Syrah Transcendence 2007

2番,6番,7番,8番はCrushpadで作ったワイン。3は以前紹介しましたがGreg BrewerのDiatomで作っているワインです。4番と5番はSanta Cruzにあるワイナリのものでどちらも畑は同じ。4番が複数のクローンを使っているのに対し,5番はポマール・クローンだけというややマニアックな違いです。

白ではSamurai Beautyがやっぱりおいしい。赤ではカベルネ・ソヴィニョンのDragon Beautyが実は一番気に入りました。最近カベルネはあまり飲まないのですが,これはすばらしくバランスがいいワイン。ラベルにはRutherfordとだけ記されていますが,実はRutherfordにある有名畑のブドウを使っているそうです(そこのブドウを使っているワイナリとの兼ね合いで名前が出せないとか)。

会では久しぶりにお会いする人多数。終わった後もちょっと名残り惜しく,残った4人でもう一本飲んでしまいました。最後に飲んだのはCh. Igai TakahaのPinot Noir Divine Wish Doctor's Vineyard。サンタルシアハイランズの畑です。SLHのピノはやっぱり好きです。

最後に料理とワインの写真を載せておきます。

前菜は手前が生しらす。右奥が桜えびのフライ,左奥が玉ねぎのキッシュ。生しらす食べられてうれしい
前菜

アイナメのソテーです。菜の花,空豆添え。淡白なアイナメとちょっと苦味のある野菜が好マッチ
アイナメ

パスタはトマトの冷製。トマトが甘くておいしい
パスタ

地鶏のロースト。きのこソース。文句なくおいしい。写真は一口食べた後です
チキン

デザートはチーズケーキといちご
デザート

ワイン
ワイン
Date: 2011/0406 Category: テイスティング・ノート
Posted by: Andy
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先日ヴィオニエを飲んだマクマニス・ファミリーのワインで今度はシャルドネを開けてみました。

これはと~っても分かりやすいワイン。濃厚なトロピカル・フルーツの味わいでおいしいです。甘ったるくなく,きちんと酸があり締まるべきところは締まっているので,かなり好感度アップ。やや温度は高めで飲んだほうがいいように感じました(温度が低いとトロピカル・フルーツ系の味わいがでてこないので)。

個人的にはヴィオニエよりこちらの方が好きです。リピート候補。


Date: 2011/0404 Category: テイスティング・ノート
Posted by: Andy
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東北地方の応援ということで,福島県の仁井田本家の日本酒を飲みました。いくつか種類があったのですが,山廃燗誂(やまはいかんあつらえ)というお燗でおいしい種類だそうです。今回はお燗ではなく常温で飲みました。

純米酒のせいかアルコールっぽさはあまりなく,旨みが目立つお酒でした。なかなかおいしかったです。やっぱりお燗でも飲んでみるべきでしたでしょうか。これで720ml,1000円そこそこというのはワイン的な基準からすると安く感じます。

Date: 2011/0323 Category: テイスティング・ノート
Posted by: Andy
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以前「マクマニス・ファミリーの母さんの二の腕に惚れたよ」という記事で紹介したMcManis Familyのワイン。最近は国内のワインショップでの扱いも増えてきているようです。

飲んでみようと思いつつ,なかなか機会がなかったのですが,先日ヴィオニエとシャルドネとピノを買ってみました。まず空けたのはヴィオニエ。

ヴィオニエはそんなに飲んだことがない品種ですが,芳醇な半面,ちょっと酸が少なくだるっとした感じになりがち,という印象があります。

このヴィオニエは逆。香りはヴィオニエとしてはちょっと控えめな感じですが,酸が強く引き締まった味わいです。あまりヴィオニエっぽくはないですが,1000円台半ばの白ワインとしては十分合格点だと思います。

Date: 2011/0218 Category: テイスティング・ノート
Posted by: Andy
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発端は昨秋のことでした。August WestからSHIP2U経由で送られてきたワインが6本のはずだったのに12本でした。慌てて注文を確認しても6本しか頼んでいないしクレジットカードも6本分だけ請求されています。

「間違ってほかの人のが来ちゃったのかな」と思い,SHIP2Uからのメールをチェックすると,あれ…。6本届きましたというメールがたしかに2回来ていました…「どうやら出荷したのに気づかないでもう一回出荷したらしい」

そこでAugust WestのEd Kurtzman氏に「送り返すのも面倒だから6本分チャージしてください」とメールしたら,「それは僕のミスだから君にあげるよ。August Westを知らない人に飲んでもらえたらうれしいな」と,貴重なワインが6本転がり込んできました。

そういう事情なので,普段からカリフォルニアワインを飲んでいる人でなく,もっといろいろな人に飲んでもらおうと誘ってワイン会を開きました。とはいえ結局IT系の人に偏ってしまったのは僕の人脈や某イベントに重なってしまったためでしょうか…

しかも唯一声をかけたワイン知り合いの方がなんとMarcassinを持ってきてくれるとのこと(下の写真。先日Judgeを飲んだ効果のようです)。もはやAugust Westの会なのか何なのかわかりませんが,せっかく持ってきてくれるというのを断るはずがありません。というわけでたっぷりワインを堪能。久しぶりにうかがったカリフォルニアワインガーデンの料理もすばらしくおいしかったです。

Marcassin

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Date: 2011/0119 Category: テイスティング・ノート
Posted by: Andy
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コストコで買ったスパークリング。600円台という激安です。米国でも9ドルとか10ドルくらいで売っているのでコストコ価格のほうが安いです。コストコでは安ければ安いほど満足度が高いというのがこれまでの経験なので,試しに買ってみました。

すごくあっさりしていますが,酸味がしっかりしているので,飲みやすく結構おいしいです。どちらかというと夏に飲みたい味ですね。泡は比較的早く消えてしまう感じがしました。家に常備しておくと,いざというときに役に立つかもしれません。
Date: 2011/0116 Category: テイスティング・ノート
Posted by: Andy
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誕生日に開けたワインです。10年ほど前はカレラのジェンセンと並んでカリフォルニアを代表するピノとして,日本では大人気でした。そのころは1万円超が当たり前だったワインですが,最近は5000円を切る値段で入手できるようになっており,時代の流れを感じます。このサイトでは,カリフォルニアにはカレラ,Au Bon Climat(ABC)以外にもおいしいピノはたくさんあるんだよ,ということをずっと書いてきたので,少しは報われたのかなあという気もします。

余談が長くなりましたが,ABCのイザベル,昔も今も変わらないのはボトルの重さ。ボトルだけで1kgくらいありそうで,昨今のエコブームには完全に背を向けていますが,これもかつては高級品の象徴とみなされていたような。

さて,ワインの感想ですが,実は開けた誕生日には全然おいしくありませんでした。香りがなく果実味もなく,複雑さもなく。どうしてこんなスカスカなワインになってしまったのかとちょっと悲しかったほど。

ところが,二日目,三日目とだんだん良くなってきます(保存方法は,バキュバン用のゴム栓を挿して涼しいところに置いておいただけです。空気も抜いてません)。三日目はかなりいいワインになっていました。最後はまだあるかなあと思ったら,空になっていてちょっと残念(ボトルが重いので中身がなくなっても分からないのです)。初日にデカンタして飲んだらよかったかもしれません。

Date: 2011/0110 Category: テイスティング・ノート
Posted by: Andy
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10年来のワイン仲間たちと久しぶりのワイン会を開きました。店はワイン好きの間では知られた店である吉祥寺のボナペティ。この会でも何年か前に来たことがあります。今回は新春にふさわしいというかなんというか,すごいワインばかりで自分は大変申し訳なかったです。

タコのゆず風味
最初の料理は「北海道産タコの柚子風味。キャビアを添えて」。シャンパーニュに合わせていただきました。どちらも爽やかな味で明るい滑り出しです。

Judge
と,いきなり「Judge」来ました! このブログでも何度か紹介しているカリフォルニアのシャルドネの最高峰の一つKongsgaardのJudgeです。もう香りを嗅いでいるだけでも幸せになってしまうワイン。グラスをスワリングする必要もなく,むせ返るほどの香りがグラスから立ち上ります。若いだけにやや樽の風味もありますが,これまで飲んだカリフォルニアのシャルドネの中ではやはりトップだったと思います。スケールの大きなワイン。

Corton Charlemagne
と,お次は今度はブルゴーニュはMartrayのCorton-Charlemagne 1990。20年を越えているとは思えないほどフレッシュなワイン。状態がいいんでしょうねえ。こちらもすばらしいです。この2本でごちそうさまして帰ってもいいのではないかと思ったくらい。

タラバ蟹と茸のグラチナード
料理は「タラバ蟹と茸のグラチナード,アメリケーヌソース」。クリーミーなグラタンが濃厚なシャルドネによく合います。

コンソメジュレ
ついで料理は「有機野菜のコンソメジュレ。人参のムースとともに」。さわやかな料理でちょっと箸休めという感じです。


Grands Echezeaux
ここで登場したのがDRCのグラン・エシェゾーというからさらにびっくりです。ヴィンテージは1980年!当日ハンドキャリーでしたがオリも舞わずすばらしいコンディション。これも香りがすばらしく,枯れてきてはいるけど背筋がしゃんと伸びた感じ。かつおぶし系の旨みが強烈です。いや,すばらしい。

フォワグラ
料理はフォアグラドカナール黒胡椒風味。これもおいしいです。

Clos de Vougeot
2本めのピノもすばらしい。メオ・カミュゼのクロ・ド・ヴージョです。

和牛とシャラン産鴨のデュエット
「特選黒毛和牛とシャラン産鴨のデュエット。シャンピニヨンのデュクセル詰め。トリュフのソース」

Matriarch
最後のワインは私が持参したBondのMatriarch 2005。まずくはないですが,他の弩級的ワインと比べるとちょっと格落ちでした。申し訳ない。

デザート
デザートもおいしく頂きました。