Vin du 268でシャトー・イガイ・タカハの漢字シリーズのワインがセールで出ています。通常はセールには全くならないワインですが、ラベル破損品だとのこと。当然本数もごく少量。1本ないし2本です。しかも本日限定。
それ以外にも、ロキオリのソーヴィニヨン・ブランなんかも出ていますよ!
それ以外にも、ロキオリのソーヴィニヨン・ブランなんかも出ていますよ!
カリフォルニアワインあとりえにクロ・デュ・ヴァルのエッチングボトル入りワイン「Just for You」があります。ハートマークのエッチングで、彼氏彼女奥さんご主人へのプレゼントに最適でしょう。箱入りのものと箱なしがあります。限定品なので早めの購入をお薦めします。
また、クロ・デュ・ヴァル毎年恒例のクリスマス・バージョンもあります。デザインは3種ありますが、クリスマス・リースあたりが良さげな感じ。いつもと一味ちがうクリスマスにいかがでしょう。
ちなみに中身はジンファンデル。クロ・デュ・ヴァルといえば1976年のパリ・テイスティングにも出場した名門ですから、品質は心配ありません。
また、クロ・デュ・ヴァル毎年恒例のクリスマス・バージョンもあります。デザインは3種ありますが、クリスマス・リースあたりが良さげな感じ。いつもと一味ちがうクリスマスにいかがでしょう。
ちなみに中身はジンファンデル。クロ・デュ・ヴァルといえば1976年のパリ・テイスティングにも出場した名門ですから、品質は心配ありません。
ダイアモンド・クリーク(Diamond Creek)はナパのワイナリーの中でも「カルト」の走り的な存在です。1970年代からわずか数百ケースという単一畑のカベルネ・ソーヴィニヨンだけを作り、マニアから熱狂的に支持されてきました。創設者の故アル・ブラウンスタインは2010年にカリフォルニアワインの名誉の殿堂に選ばれています。
米国でも200ドル近く出さないと買えないワインであり、生産量の少なさから日本で見かけることはめったにありません。
それがヴォルカニック・ヒル2006年、2007年、グレイヴェリー・メドウ2006年、2007年の4本セットで税込み5万4000円で出ています。1本あたりでは1万3500円で、現地価格より全然安くなっています。
5セット限りですが、これは超お薦めです。
米国でも200ドル近く出さないと買えないワインであり、生産量の少なさから日本で見かけることはめったにありません。
それがヴォルカニック・ヒル2006年、2007年、グレイヴェリー・メドウ2006年、2007年の4本セットで税込み5万4000円で出ています。1本あたりでは1万3500円で、現地価格より全然安くなっています。
5セット限りですが、これは超お薦めです。
未曾有の旱魃が続いているカリフォルニアですが、ついに恵みの雨がやってくるとの予報が来ました(Above-normal rainfall now predicted)。
これによると12月の降雨は例年を超える見込みであり、雨季の間中、多雨傾向は続きそうだとのことです。
いやいや、良かったですね。ブドウ栽培のみならず、カリフォルニアの農家の方々もこれでちょっと息をつけるのではないでしょうか。
これによると12月の降雨は例年を超える見込みであり、雨季の間中、多雨傾向は続きそうだとのことです。
いやいや、良かったですね。ブドウ栽培のみならず、カリフォルニアの農家の方々もこれでちょっと息をつけるのではないでしょうか。
カリフォルニアワインの産地というと、まず名前が上がるのがナパ、ソノマ。それに加えてサンタ・バーバラ、パソ・ロブレス、サンタ・ルシア・ハイランズなどのセントラル・コーストといったところが普通でしょう。なかなかアンダーソン・ヴァレーにまでは思いを馳せないと思います。そのアンダーソン・ヴァレーの紹介記事が出ていました(Lovers Of California Wine, Keep An Eye On Anderson Valley : NPR)。
ナパも40年前の1970年代には25くらいのワイナリーしかなく、ただの田舎町だったわけで、現在のアンダーソン・ヴァレーは当時のナパを彷彿とさせるような、田舎っぽさがいい意味でも悪い意味でも残っているようです。
もちろん、ミシュラン三つ星などファンシーなレストランはありません。素敵なグッズを売っているところもありません。
ただ、ワインに関してはLittorai、Copain、Drewなど既に名の知られたワイナリーがブドウを使っています。
いつかアンダーソン・ヴァレーも現在のナパのようになる日が来るのでしょうか。
個人的には田舎っぽさが残っている間に行ってみたいものです。
ナパも40年前の1970年代には25くらいのワイナリーしかなく、ただの田舎町だったわけで、現在のアンダーソン・ヴァレーは当時のナパを彷彿とさせるような、田舎っぽさがいい意味でも悪い意味でも残っているようです。
もちろん、ミシュラン三つ星などファンシーなレストランはありません。素敵なグッズを売っているところもありません。
ただ、ワインに関してはLittorai、Copain、Drewなど既に名の知られたワイナリーがブドウを使っています。
いつかアンダーソン・ヴァレーも現在のナパのようになる日が来るのでしょうか。
個人的には田舎っぽさが残っている間に行ってみたいものです。
シャンパーニュのメーカーの中でも一目置かれる存在であるルイ・ロデレールが米国に作ったワイナリーがロデレール・エステートです。
ここの上級キュベが「エルミタージュ」。スタンダードなキュベはノン・ヴィンテージですが、こちらはヴィンテージが付いたスパークリング・ワインになります。エルミタージュだけでも国内にはめったに入荷しない、というか作られる年も限定されています。さらに、そのロゼとなるとさらにレア。実はこれまで4回しか作られていないようです。
柳屋によると2006年のもののWine Enthusiastでの評価は96点。2006年産のロゼ・スパークリングの中では、ルイ・ロデレールのクリスタル・ロゼを抑えて世界トップの評価となっているとのこと。クリスタル・ロゼの方は5万円以上するワインですから、1万円以下で買えるこちらのロゼとしては大健闘以上といっていいでしょう。
何か大事なときに開けたいスパークリング・ワインです。
ここの上級キュベが「エルミタージュ」。スタンダードなキュベはノン・ヴィンテージですが、こちらはヴィンテージが付いたスパークリング・ワインになります。エルミタージュだけでも国内にはめったに入荷しない、というか作られる年も限定されています。さらに、そのロゼとなるとさらにレア。実はこれまで4回しか作られていないようです。
柳屋によると2006年のもののWine Enthusiastでの評価は96点。2006年産のロゼ・スパークリングの中では、ルイ・ロデレールのクリスタル・ロゼを抑えて世界トップの評価となっているとのこと。クリスタル・ロゼの方は5万円以上するワインですから、1万円以下で買えるこちらのロゼとしては大健闘以上といっていいでしょう。
何か大事なときに開けたいスパークリング・ワインです。
ワインスペクテーターの年間トップ100ワインで11位に入ったのがマウント・エデン(イーデン)のシャルドネ・サンタ・クルーズ・マウンテンズ2011。
そのときはまだ2010年のものまでしか国内には入っていませんでしたが、満を持して2011年が入ってきました。
ただし、円安もあってか価格は上昇しています(値上げはトップ100発表前に公開されていたので便乗ではありません)。数年前の円高時には5000円台で入手できたことを思うと、残念ですが、現地でも人気のワインですから仕方ないでしょう。
サンタ・クルーズ・マウンテンズのシャルドネではヴァーナー/ニーリー、リッジとこのマウント・エデンが3トップと言っていいのではないかと思います。共通するのはとても酸が豊かなこと。凛と引き締まった感じが大好きです。
カリフォルニアのシャルドネは甘くて…と思っている方には特に飲んでほしいワインです。
そのときはまだ2010年のものまでしか国内には入っていませんでしたが、満を持して2011年が入ってきました。
ただし、円安もあってか価格は上昇しています(値上げはトップ100発表前に公開されていたので便乗ではありません)。数年前の円高時には5000円台で入手できたことを思うと、残念ですが、現地でも人気のワインですから仕方ないでしょう。
サンタ・クルーズ・マウンテンズのシャルドネではヴァーナー/ニーリー、リッジとこのマウント・エデンが3トップと言っていいのではないかと思います。共通するのはとても酸が豊かなこと。凛と引き締まった感じが大好きです。
カリフォルニアのシャルドネは甘くて…と思っている方には特に飲んでほしいワインです。
ソノマの小さな畑「Terra de Promise」(テラ・ドゥ・プロミス「約束された土地」の意)のオーナーが、カーネロスにあるスパークリング・ワイン・メーカーであるドメーヌ・カーネロスを提訴しました(Domaine Carneros Sued Over Vineyard Name | News | News & Features | Wine Spectator)。
Terra de Promiseは2002年にピノ・ノワールを植え始めた畑でリンマー、シドゥーリ、ウィリアムズ・セリウムなど7つのワイナリーが、この畑の名前を冠したワインを作っています。また、コスタ・ブラウンのソノマ・コースト・ピノ・ノワールにも使用されているとのことです。2013年には自身でもピノ・ノワールを作り始めています。2007年に名前を商標登録しています。
一方、ドメーヌ・カーネロスは同じ2002年に「La Terre Promise」というピノ・ノワールの畑を植えており、2009年に商標登録しています。
2012年ころからTerra de Promiseに、ドメーヌ・カーネロスにブドウを売っているか問い合わせが入るようになり、初めてこの名前に気付いたそうです。当初は和解を目論んだものの、交渉が成立せず、提訴に至りました。
提訴状によると、ドメーヌ・カーネロスは商標登録時に意図的に英語訳を「The Earth's Promise」(本来はTerre de Promiseと同様Promised Landの意)に変えて出願したとのこと。オーストラリアのTaylorsワインが持つ「Promised Land」とのコンフリクトを避けるためだったようです。
この記事を読む限りは、ドメーヌ・カーネロスにはあまり理がなさそうですが、法廷はどのように判断するのでしょうか。裁判の日程はまだ決まっていません。
Terra de Promiseは2002年にピノ・ノワールを植え始めた畑でリンマー、シドゥーリ、ウィリアムズ・セリウムなど7つのワイナリーが、この畑の名前を冠したワインを作っています。また、コスタ・ブラウンのソノマ・コースト・ピノ・ノワールにも使用されているとのことです。2013年には自身でもピノ・ノワールを作り始めています。2007年に名前を商標登録しています。
一方、ドメーヌ・カーネロスは同じ2002年に「La Terre Promise」というピノ・ノワールの畑を植えており、2009年に商標登録しています。
2012年ころからTerra de Promiseに、ドメーヌ・カーネロスにブドウを売っているか問い合わせが入るようになり、初めてこの名前に気付いたそうです。当初は和解を目論んだものの、交渉が成立せず、提訴に至りました。
提訴状によると、ドメーヌ・カーネロスは商標登録時に意図的に英語訳を「The Earth's Promise」(本来はTerre de Promiseと同様Promised Landの意)に変えて出願したとのこと。オーストラリアのTaylorsワインが持つ「Promised Land」とのコンフリクトを避けるためだったようです。
この記事を読む限りは、ドメーヌ・カーネロスにはあまり理がなさそうですが、法廷はどのように判断するのでしょうか。裁判の日程はまだ決まっていません。
Wine Enthusiast誌の年間トップ100が発表されました。1位にオレゴンのケン・ライト・セラーズのピノ・ノワール(おそらく日本未輸入品)が来るなど、ピノ・ノワールやシャルドネ好きが喜びそうなワインが比較的多く入っています(Top 100 Wines of 2014 - Wine Enthusiast Buying Guide - Wine Enthusiast Buying Guide)。
カリフォルニアワインでトップだったのはアイアン・ホースのスパークリングワイン「ウェディング・キュベ」。いわゆる「ブラン・ド・ノワール」でピノ・ノワールを中心としており、ほのかなピンク色がきれいなスパークリングワインです。日本でも人気が高く、個人的にも今まで一番多く飲んでいるスパークリングワインだと思います。2010年の評価は95点。
このほか、日本で現在販売しているものだと44位に入ったレッド・カーのロゼがあります。柳屋によると93点というレイティングはWine Enthusiast誌の米国ロゼ評価の中で歴代2位とのこと。価格的にも手を出しやすい1本です。
日本に今後入荷しそうなものだとマウント・エデンのエドナ・ヴァレー・シャルドネ2012が20ドルながら93点で17位に入っているのが興味深いところです。国内の現行ヴィンテージは2011。マウント・エデンのワインの中では最廉価のものです。
サンタ・バーバラでソーヴィニヨン・ブランを作るブランダーは92点で74位。入賞ワインは2013年ですが、国内の現行ヴィンテージは2012年です。これもかなりお安いワインです。
カリフォルニアワインでトップだったのはアイアン・ホースのスパークリングワイン「ウェディング・キュベ」。いわゆる「ブラン・ド・ノワール」でピノ・ノワールを中心としており、ほのかなピンク色がきれいなスパークリングワインです。日本でも人気が高く、個人的にも今まで一番多く飲んでいるスパークリングワインだと思います。2010年の評価は95点。
このほか、日本で現在販売しているものだと44位に入ったレッド・カーのロゼがあります。柳屋によると93点というレイティングはWine Enthusiast誌の米国ロゼ評価の中で歴代2位とのこと。価格的にも手を出しやすい1本です。
日本に今後入荷しそうなものだとマウント・エデンのエドナ・ヴァレー・シャルドネ2012が20ドルながら93点で17位に入っているのが興味深いところです。国内の現行ヴィンテージは2011。マウント・エデンのワインの中では最廉価のものです。
サンタ・バーバラでソーヴィニヨン・ブランを作るブランダーは92点で74位。入賞ワインは2013年ですが、国内の現行ヴィンテージは2012年です。これもかなりお安いワインです。
アタロンといえば、ワイナリーの在庫品を発掘したものとして、人気が出たワインです。日本経済新聞の土曜日に掲載される「NIKKEIプラス1」で8位になったことでも話題を呼びました。
最初に発掘されたのが2004年のヴィンテージで、なぜかその後さらに古い2003年ヴィンテージが発掘されたのですが、既に2004年ものは市場からは消え去っていました。
ところが、柳屋に少量ですが2004年も入っています。2003年もあり、飲み比べも可能です。
なお、インポーター在庫は既に2003年もナシ。現在店頭にあるものが売り切れたら、このような貴重な熟成品の低価格放出はしばらくないかもしれません。
ところで、このワインが元々市場に出たであろう2005年、2006年ころは、例の「サイドウェイ」効果でメルローの人気がガタ落ちしていたことが想像されます。もしかするとそれが「不良在庫化」につながったのかもしれないと思うと面白いですね。
最初に発掘されたのが2004年のヴィンテージで、なぜかその後さらに古い2003年ヴィンテージが発掘されたのですが、既に2004年ものは市場からは消え去っていました。
ところが、柳屋に少量ですが2004年も入っています。2003年もあり、飲み比べも可能です。
なお、インポーター在庫は既に2003年もナシ。現在店頭にあるものが売り切れたら、このような貴重な熟成品の低価格放出はしばらくないかもしれません。
ところで、このワインが元々市場に出たであろう2005年、2006年ころは、例の「サイドウェイ」効果でメルローの人気がガタ落ちしていたことが想像されます。もしかするとそれが「不良在庫化」につながったのかもしれないと思うと面白いですね。
元Wine Advocate誌のレビュワーで、現在は自身のVinous(ヴィナス)を運営するアントニオ・ガッローニがInternational Wine Cellar(IWC)を吸収合併すると発表しました(Vinous To Acquire Stephen Tanzer)。
ステファン・タンザーが主宰するIWCは1985年に創刊された歴史ある雑誌。Wine Advocate誌やWine Spectator誌などと同様、100点満点でレイティングを付けています。近年点数がインフレ気味のWine Advocate誌などと比べ、抑えた点数を付けており、ワインのプロには高く評価されています。また、濃くて味が強いワインに高い点数がつきがちな他誌と比べて、デリケートな味わいを重要視しているとも言われています。
一方、ヴィナスは2013年2月にガッローニがWine Advocate誌をやめて作ったメディア。紙の雑誌は発行せず、ネット上の発信(有料モデル)だけを行っています。元々イタリアのワインのレビューから2004年にWine Advocate誌に入ったガッローニですが、Wine Advocate時代の終盤はカリフォルニアワインも担当。レビューの信頼性は高く評価されていました。特に、ピノ・ノワールなどはパーカーのレビューよりもガッローニを評価する人が多かったように感じます。
今回の吸収合併後は、IWCのコンテンツ(14万5000のレビューと500本の記事)はすべてヴィナスのサイトに掲載されます(11月末の予定)。タンザーを初めとするIWCのレビュワーはヴィナスの編集チームに加わり、タンザーが編集長になります。カリフォルニアではタンザーがナパの担当になり、IWCから移ったジョシュ・レイノルズがパソ・ロブレスとサンタ・ルシア・ハイランズの担当になります。ちなみにブルゴーニュはガッローニとタンザーが2人で担当することになるようです。
今回の合併、やや旧態依然のメディアといった感があったIWCにとっては、新しい技術の元でコンテンツが生かされるメリットがあり、ヴィナスにとっては、「歴史」が手に入れられるというメリットがあります。比較的高年齢層に支持されるIWCと若い世代に人気があると言われるヴィナス。どちらもプロの支持が高いという点は共通なので、両者にとって、プラスになるのではないかと思います。
気になるのは今後のレイティングがどうなるかです。IWC基準だと、今のヴィナスの点数よりは低くなってくるでしょう。おそらく、コンシューマへの「受け」を意識するならば、ある程度高得点に振る必要はあると思いますが、タイザーがそれを是とするでしょうか。
下のビデオは今回とは関係ありませんが、ガッローニが出ているもの。
ステファン・タンザーが主宰するIWCは1985年に創刊された歴史ある雑誌。Wine Advocate誌やWine Spectator誌などと同様、100点満点でレイティングを付けています。近年点数がインフレ気味のWine Advocate誌などと比べ、抑えた点数を付けており、ワインのプロには高く評価されています。また、濃くて味が強いワインに高い点数がつきがちな他誌と比べて、デリケートな味わいを重要視しているとも言われています。
一方、ヴィナスは2013年2月にガッローニがWine Advocate誌をやめて作ったメディア。紙の雑誌は発行せず、ネット上の発信(有料モデル)だけを行っています。元々イタリアのワインのレビューから2004年にWine Advocate誌に入ったガッローニですが、Wine Advocate時代の終盤はカリフォルニアワインも担当。レビューの信頼性は高く評価されていました。特に、ピノ・ノワールなどはパーカーのレビューよりもガッローニを評価する人が多かったように感じます。
今回の吸収合併後は、IWCのコンテンツ(14万5000のレビューと500本の記事)はすべてヴィナスのサイトに掲載されます(11月末の予定)。タンザーを初めとするIWCのレビュワーはヴィナスの編集チームに加わり、タンザーが編集長になります。カリフォルニアではタンザーがナパの担当になり、IWCから移ったジョシュ・レイノルズがパソ・ロブレスとサンタ・ルシア・ハイランズの担当になります。ちなみにブルゴーニュはガッローニとタンザーが2人で担当することになるようです。
今回の合併、やや旧態依然のメディアといった感があったIWCにとっては、新しい技術の元でコンテンツが生かされるメリットがあり、ヴィナスにとっては、「歴史」が手に入れられるというメリットがあります。比較的高年齢層に支持されるIWCと若い世代に人気があると言われるヴィナス。どちらもプロの支持が高いという点は共通なので、両者にとって、プラスになるのではないかと思います。
気になるのは今後のレイティングがどうなるかです。IWC基準だと、今のヴィナスの点数よりは低くなってくるでしょう。おそらく、コンシューマへの「受け」を意識するならば、ある程度高得点に振る必要はあると思いますが、タイザーがそれを是とするでしょうか。
下のビデオは今回とは関係ありませんが、ガッローニが出ているもの。
今年のNational Zinfandel Dayは今日、11月19日です。いくつかのワイナリーではテイスティング・イベントなどを行います(ZAP - Zinfandel Advocates & Producers)。
ZAP(Zinfandel Advocates and Producers)では、ワイン・テイスティング・パーティを開くことを推奨しています。要はジンファンデルを飲めばいいのです。
日本からもどんどん参加しましょう。ソーシャルメディアでのハッシュタグは #ZinDay を使いましょう。
ワイン・テイスティング・パーティを開こう
逆さにしたワイングラスにワインが吸い込まれるトリック
ジンファンデルのテイスティング
ZAP(Zinfandel Advocates and Producers)では、ワイン・テイスティング・パーティを開くことを推奨しています。要はジンファンデルを飲めばいいのです。
日本からもどんどん参加しましょう。ソーシャルメディアでのハッシュタグは #ZinDay を使いましょう。
ワイン・テイスティング・パーティを開こう
逆さにしたワイングラスにワインが吸い込まれるトリック
ジンファンデルのテイスティング
Wine Spectator誌が先日のトップ10発表に続いて、トップ100の一覧を発表しました(All Lists of Top 100 Wines | Top 100 of 2014 | Wine Spectator)。
トップ10ではカリフォルニアワインは8位にブリュワー・クリフトンが入っただけでしたが、トップ100では18ワインが入っています。
なお、今年の1位は1997年以来のポート。Dow Vintage Port 2011(99点)でした。
以下はカリフォルニアワインのトップ100に入ったもの。
8位 ブリュワー・クリフトン ピノ・ノワール サンタ・リタ・ヒルズ 2012 94点
11位 マウント・エデン(イーデン) シャルドネ サンタ・クルーズ・マウンテンズ 2011 95点
15位 ベッドロック ザ・ベッドロック・ヘリテージ 2012 95点
20位 ピーター・マイケル シャルドネ マ・ベル・フィーユ 2012 95点
26位 エメリタス ピノ・ノワール ホールバーグ・ランチ 2011 93点
30位 デュモル シラー ルシアン・リバー・ヴァレー 2012 94点
32位 ヒドゥン・リッジ カベルネ・ソーヴィニヨン 55%スロープ 2009 93点
33位 オリン・スウィフト マシェット 2012 93点
36位 マーカッサン(マーカッシン) ピノ・ノワール マーカッサン・ヴィンヤード 2009 97点
38位 オーベール シャルドネ イーストサイド 2012 95点
41位 ロンバウアー シャルドネ カーネロス 2012 92点
46位 ターリー ジンファンデル ジュヴナイル 2012 91点
54位 マム・ナパ ブリュット プレスティージュ NV 91点
58位 トゥエンティフォー カベルネ・ソーヴィニヨン ナパ・ヴァレー 2010 93点
71位 ロアー ピノ・ノワール ロゼーラ・ヴィンヤード 2012 93点
83位 ラウンド・ポンド ソーヴィニヨン・ブラン ラザフォード 2013 90点
86位 パリ・ワイン ピノ・ノワール ハンティントン 2012 90点
89位 キャロル・シェルトン ジンファンデル ワイルド・シング 2011 90点
国内で現在、現行ヴィンテージが入っているのはターリーとパリ・ワインの2つのようです。どちらも非常にコスト・パフォーマンスが高いワインだと思います。
11位のマウント・エデンは毎年確実に入荷されるので楽しみですね。
トップ10ではカリフォルニアワインは8位にブリュワー・クリフトンが入っただけでしたが、トップ100では18ワインが入っています。
なお、今年の1位は1997年以来のポート。Dow Vintage Port 2011(99点)でした。
以下はカリフォルニアワインのトップ100に入ったもの。
8位 ブリュワー・クリフトン ピノ・ノワール サンタ・リタ・ヒルズ 2012 94点
11位 マウント・エデン(イーデン) シャルドネ サンタ・クルーズ・マウンテンズ 2011 95点
15位 ベッドロック ザ・ベッドロック・ヘリテージ 2012 95点
20位 ピーター・マイケル シャルドネ マ・ベル・フィーユ 2012 95点
26位 エメリタス ピノ・ノワール ホールバーグ・ランチ 2011 93点
30位 デュモル シラー ルシアン・リバー・ヴァレー 2012 94点
32位 ヒドゥン・リッジ カベルネ・ソーヴィニヨン 55%スロープ 2009 93点
33位 オリン・スウィフト マシェット 2012 93点
36位 マーカッサン(マーカッシン) ピノ・ノワール マーカッサン・ヴィンヤード 2009 97点
38位 オーベール シャルドネ イーストサイド 2012 95点
41位 ロンバウアー シャルドネ カーネロス 2012 92点
46位 ターリー ジンファンデル ジュヴナイル 2012 91点
54位 マム・ナパ ブリュット プレスティージュ NV 91点
58位 トゥエンティフォー カベルネ・ソーヴィニヨン ナパ・ヴァレー 2010 93点
71位 ロアー ピノ・ノワール ロゼーラ・ヴィンヤード 2012 93点
83位 ラウンド・ポンド ソーヴィニヨン・ブラン ラザフォード 2013 90点
86位 パリ・ワイン ピノ・ノワール ハンティントン 2012 90点
89位 キャロル・シェルトン ジンファンデル ワイルド・シング 2011 90点
国内で現在、現行ヴィンテージが入っているのはターリーとパリ・ワインの2つのようです。どちらも非常にコスト・パフォーマンスが高いワインだと思います。
11位のマウント・エデンは毎年確実に入荷されるので楽しみですね。
先日、ナパ・ヴァレー・ヴィントナーズ主催のランチに参加する機会があったのですが、そのときに同じテーブルでお話したのがHoopesというワイナリーのリンゼイさん(写真撮り忘れました、失礼)。Hoopesはナパのオークヴィルにあり、1998年にワインを作り始めた比較的新しいワイナリーです。実はそれ以前からブドウの栽培をずっと手がけており、ぽっと出のワイナリーというよりも、地道に続けているワイナリーという印象を受けました。
ランチで供されたワインのうち、シャルドネがここのHoopla(フープラ)という比較的安価なもの。カベルネがフラグシップのオークヴィルのものでした。
共通するのは、昨今のナパのワインでは珍しいといってもいいくらい、穏やかな作りであること。もちろんナパのワインですから、薄いということは全くないのですが、強烈な味わいを提供することよりも、食事に合わせやすいワインを目指しているようです。例えば、シャルドネではオーク樽を10%だけ使用しているとのことで、樽を押し出すでもなく、樽を使わない「ネイキッド」として売るわけでもなく、バランスを意識している感じがしました。
今回、初めて国内輸入が始まったようです。輸入元はアイコニック ワイン・ジャパン(参考:4000円以下で美味しいワインを紹介していきたい――アイコニック アンドリュー・ダンバー社長)。
国内では、船橋の山城屋さんに入っているようです(ご注文はこちらから)。紹介遅くなりましたが、この週末の有料試飲で出しているとのこと。
まずはシャルドネあたりから試していただきたいワインです。
ランチで供されたワインのうち、シャルドネがここのHoopla(フープラ)という比較的安価なもの。カベルネがフラグシップのオークヴィルのものでした。
共通するのは、昨今のナパのワインでは珍しいといってもいいくらい、穏やかな作りであること。もちろんナパのワインですから、薄いということは全くないのですが、強烈な味わいを提供することよりも、食事に合わせやすいワインを目指しているようです。例えば、シャルドネではオーク樽を10%だけ使用しているとのことで、樽を押し出すでもなく、樽を使わない「ネイキッド」として売るわけでもなく、バランスを意識している感じがしました。
今回、初めて国内輸入が始まったようです。輸入元はアイコニック ワイン・ジャパン(参考:4000円以下で美味しいワインを紹介していきたい――アイコニック アンドリュー・ダンバー社長)。
国内では、船橋の山城屋さんに入っているようです(ご注文はこちらから)。紹介遅くなりましたが、この週末の有料試飲で出しているとのこと。
まずはシャルドネあたりから試していただきたいワインです。
シャトー・イガイ・タカハの漢字シリーズ全7種、Vin du 268にも入っています。とりあえずリンクだけ置いておきます。
Wine Spectatorの年間トップ100、10位から1位の発表が始まっています(Top 10 Wines Revealed | Top 100 of 2014 | Wine Spectator)。毎日2つずつ発表しており、現在10位から5位までが分かっています。
今のところトップ10にカリフォルニアは1つだけ。ブリュワー・クリフトンのピノ・ノワール2012サンタ・リタ・ヒルズです。40ドルで94点という高評価を得ています(Wine Spectatorでは価格や入手しやすさも考慮に入ります)。
日本にはまだ2011年までしか入っていないようですが、果たして2012年は入荷するのでしょうか?
ちなみに、シャトー・イガイ・タカハの「漢字」シリーズもブリュワー・クリフトンの自社畑で同じワインメーカー(グレッグ・ブリュワー)が作っていますから、ポテンシャルは変わらないと思っていいでしょう。
今のところトップ10にカリフォルニアは1つだけ。ブリュワー・クリフトンのピノ・ノワール2012サンタ・リタ・ヒルズです。40ドルで94点という高評価を得ています(Wine Spectatorでは価格や入手しやすさも考慮に入ります)。
日本にはまだ2011年までしか入っていないようですが、果たして2012年は入荷するのでしょうか?
ちなみに、シャトー・イガイ・タカハの「漢字」シリーズもブリュワー・クリフトンの自社畑で同じワインメーカー(グレッグ・ブリュワー)が作っていますから、ポテンシャルは変わらないと思っていいでしょう。
ロウダイで古木のジンファンデルをピュアな形で味わうワインを作る「ネイティヴ・ジンファンデル」というプロジェクトがあることを以前書きました(odiで「Native Zinfandel」のワインが販売開始)。
このプロジェクトのアップデートがWine Searcherに出ていました(Lodi Winemakers Strip Back Their Zinfandel)。
このプロジェクトで作るワインは、単一畑で、天然酵母、補酸やオークチップなどは使ってはいけないという、取り決めがあります。通常、ジンファンデルは濃くてアルコール度数が高く大柄なワインがいいとされ、そのためにはワインの「操作」も珍しくありません。ネイティヴ・ジンファンデルの制約はロウダイのワインメーカーにとっては未経験なワイン作りでした。特に自然酵母はアルコール度数が高いと死んでしまうことが多く、とまどったようです。そこで著名ワインメーカーのグレッグ・ラフォレがアドバイスしていたとのことです。
最初の2012年は6ワイナリーが参加しましたが、次の年は2ワイナリーがドロップ。しかし、ワインが発売された今年は12ワイナリーの参加となったようです。
最初のワインは6本パックのみで販売。まだ少し残っているとのことです。
飲んでみたいなあ。日本に輸入は難しいですかね?
このプロジェクトのアップデートがWine Searcherに出ていました(Lodi Winemakers Strip Back Their Zinfandel)。
このプロジェクトで作るワインは、単一畑で、天然酵母、補酸やオークチップなどは使ってはいけないという、取り決めがあります。通常、ジンファンデルは濃くてアルコール度数が高く大柄なワインがいいとされ、そのためにはワインの「操作」も珍しくありません。ネイティヴ・ジンファンデルの制約はロウダイのワインメーカーにとっては未経験なワイン作りでした。特に自然酵母はアルコール度数が高いと死んでしまうことが多く、とまどったようです。そこで著名ワインメーカーのグレッグ・ラフォレがアドバイスしていたとのことです。
最初の2012年は6ワイナリーが参加しましたが、次の年は2ワイナリーがドロップ。しかし、ワインが発売された今年は12ワイナリーの参加となったようです。
最初のワインは6本パックのみで販売。まだ少し残っているとのことです。
飲んでみたいなあ。日本に輸入は難しいですかね?
グレッグ・ブリュワーのダイアトムで人気を博した漢字ラベルのワイン(『神の雫』でも取り上げられました)が2011年のヴィンテージで終了し、2012年からはワインライフ社のシャトー・イガイ・タカハのワインとして作られるようになりました。もちろんワインメーカーはグレッグ・ブリュワーのまま。ブドウの畑は非公開とされていますが、サンタ・リタ・ヒルズでブリュワー・クリフトンの自社畑から取られています。
参考:
全都道府県でワイン会をやっていきたい――ワインライフ 杉本隆英社長
ダイアトムの漢字ラベル・ワイン、2012年はシャトー・イガイ・タカハから装い新たに登場へ
シャルドネからピノに代わったシャトー・イガイ・タカハの漢字ラベル・ワインが発売
その最新ヴィンテージ2013年のワインが11月11日に解禁になりました。シャルドネが「美夜」「波紋」「花偲」、ピノ・ノワールが「風音」「鼓動」そして「園」です(「侍」はまだ入荷していないようです)。
追記:シャトー・イガイ・タカハのサイトでは「侍」を含んだセットなども販売しています。
昨年の段階では花偲はヴィオニエになる予定でしたが、廉価版シリーズとして作った「クロスド・ウイング」で出したヴィオニエの出来がよかったため、花偲はあらためてシャルドネになりました。
また、今回のスペシャルワインは「園」。このワインの名前はワインライフの杉本社長の奥様美代子さん(漢字ラベルの字を書いたのはこの方です)の旧姓から取ったもの。今回、奥様が還暦になるとのことでキャップがこれだけ赤になっています。また、これだけブドウがメリー・エドワーズ・セレクションのクローン、除梗なしで作られています。
ヴィオニエはこちら
参考:
全都道府県でワイン会をやっていきたい――ワインライフ 杉本隆英社長
ダイアトムの漢字ラベル・ワイン、2012年はシャトー・イガイ・タカハから装い新たに登場へ
シャルドネからピノに代わったシャトー・イガイ・タカハの漢字ラベル・ワインが発売
その最新ヴィンテージ2013年のワインが11月11日に解禁になりました。シャルドネが「美夜」「波紋」「花偲」、ピノ・ノワールが「風音」「鼓動」そして「園」です(「侍」はまだ入荷していないようです)。
追記:シャトー・イガイ・タカハのサイトでは「侍」を含んだセットなども販売しています。
昨年の段階では花偲はヴィオニエになる予定でしたが、廉価版シリーズとして作った「クロスド・ウイング」で出したヴィオニエの出来がよかったため、花偲はあらためてシャルドネになりました。
また、今回のスペシャルワインは「園」。このワインの名前はワインライフの杉本社長の奥様美代子さん(漢字ラベルの字を書いたのはこの方です)の旧姓から取ったもの。今回、奥様が還暦になるとのことでキャップがこれだけ赤になっています。また、これだけブドウがメリー・エドワーズ・セレクションのクローン、除梗なしで作られています。
ヴィオニエはこちら
Wine-searherに「パーカー100点」のワインについて分析した記事が載っていました(Perfect Parker Scores Keep On Coming | Wine News & Features)。
Wine-searcherによるとWine Advocate誌でこれまで100点がついたワインは511本に及ぶとのこと。2013年には102本が100点を得ており、2014年も10月までで69本が満点の栄誉を受けているとのこと。おそらく年末には昨年に並ぶレベルにまで増えることでしょう。
5年前には年間の満点本数は38本、10年前にはわずか17本だったことを考えると昨今のインフレ気味な満点がよくわかります。
地域別に見るとローヌが107本でトップ、カリフォルニアは97本で2番め、3番めはボルドーで86本でした。
満点の価格への影響を見るとシャーブの「2003 Hermitage Cuvée Cathelin」は2518ドルだったものが1本5270ドルにまで値上がりしたとのこと。これは極端な例にしても、価格上昇に寄与しているのは間違いないところです。
レビュワーについて見てみると、ロバート・パーカーが100点を与えたというのが一番価値があります。一方で、多くの消費者はWine Advocate誌とRobert Parkerを区別していないというのも事実なようです。
また、パーカーを非難する人が多くいる一方で、100点を取ったワインは一番検索されているとのこと。
Wine-searcherによるとWine Advocate誌でこれまで100点がついたワインは511本に及ぶとのこと。2013年には102本が100点を得ており、2014年も10月までで69本が満点の栄誉を受けているとのこと。おそらく年末には昨年に並ぶレベルにまで増えることでしょう。
5年前には年間の満点本数は38本、10年前にはわずか17本だったことを考えると昨今のインフレ気味な満点がよくわかります。
地域別に見るとローヌが107本でトップ、カリフォルニアは97本で2番め、3番めはボルドーで86本でした。
満点の価格への影響を見るとシャーブの「2003 Hermitage Cuvée Cathelin」は2518ドルだったものが1本5270ドルにまで値上がりしたとのこと。これは極端な例にしても、価格上昇に寄与しているのは間違いないところです。
レビュワーについて見てみると、ロバート・パーカーが100点を与えたというのが一番価値があります。一方で、多くの消費者はWine Advocate誌とRobert Parkerを区別していないというのも事実なようです。
また、パーカーを非難する人が多くいる一方で、100点を取ったワインは一番検索されているとのこと。
柳屋にピーター・マイケルのシャルドネ「ベル・コート」2012が入荷しています。
これまでWine Advocate誌でカリフォルニアのシャルドネにおいて100点を取ったのはマーカッサンのみ。このワインは(98-100)点という評価で将来は100点になる期待もあります(個人的にはこれをもって暫定100点という言い方をするのはおかしいと思うのですが)。
ちなみに2012年のシャルドネは高評価が多く、同じように
Aubert Chardonnay Sugar Shack Estate
Aubert Chardonnay Eastside Vineyard
Peter Michael Winery Chardonnay Point Rouge(以上は99-100)
Aubert Chardonnay Cix Vineyard
Aubert Chardonnay Lauren Vineyard
Kongsgaard Chardonnay The Judge
Morlet Family Vineyards Chardonnay Coup de Coeur
Peter Michael Winery Chardonnay Cuvee Indigene(以上は98-100)
と、100の見える評価のワインがあります。
いずれ劣らぬレアかつ高価なワインではありますが、今回は税込み1万円台と、このクラスにしては安価になっています。
これまで第2の100点が出るとしたらジャッジだろうと思ってましたが、この流れだとオーベールかピーター・マイケルが先んじるかもしれないですね。
これまでWine Advocate誌でカリフォルニアのシャルドネにおいて100点を取ったのはマーカッサンのみ。このワインは(98-100)点という評価で将来は100点になる期待もあります(個人的にはこれをもって暫定100点という言い方をするのはおかしいと思うのですが)。
ちなみに2012年のシャルドネは高評価が多く、同じように
Aubert Chardonnay Sugar Shack Estate
Aubert Chardonnay Eastside Vineyard
Peter Michael Winery Chardonnay Point Rouge(以上は99-100)
Aubert Chardonnay Cix Vineyard
Aubert Chardonnay Lauren Vineyard
Kongsgaard Chardonnay The Judge
Morlet Family Vineyards Chardonnay Coup de Coeur
Peter Michael Winery Chardonnay Cuvee Indigene(以上は98-100)
と、100の見える評価のワインがあります。
いずれ劣らぬレアかつ高価なワインではありますが、今回は税込み1万円台と、このクラスにしては安価になっています。
これまで第2の100点が出るとしたらジャッジだろうと思ってましたが、この流れだとオーベールかピーター・マイケルが先んじるかもしれないですね。
先日、ワインメーカーであるエーレン・ジョーダンの記事を掲載しましたが、IPOB(バランス追求派)の重要ワイナリーの1つであるFailla(ファイラ)のワインがカリフォルニアワインあとりえでセールになっています。AVAもののシャルドネとピノ・ノワールは税抜きで4000円台という安さ。概ね、各品2000円くらい安くなっています。
レア物ですから当然すべて現品限り。現状すべて残り1桁です。
キーファー・ランチはソノマコーストのペタルマ・ギャップ側の代表的な畑です。
サヴォイはアンダーソン・ヴァレーを代表する畑です。
ハドソンはハイドと並ぶカーネロスの超有名畑。あのコングスガードやレイミーといった超一流ワイナリーばかりがブドウを購入しています。
無名な畑ですが、ソノマ・ヴァレーで珍しい古木のシャルドネだそうです。
ところで、弊サイトでのワイナリー紹介で現状Faillaは掲載ありません。どうしてかというと、ソノマのワイナリーだと思い込んでいたのです。実はワイナリー自体はナパのSt. Helenaにあるのですが、それに気づいたのがソノマ編を作っているときだったので、ついつい掲載しそこなってしまいました。【追記】登録住所はカリストガだそうで、ますますもってややこしい感じです。
近いうちに載せたいと思います。
レア物ですから当然すべて現品限り。現状すべて残り1桁です。
キーファー・ランチはソノマコーストのペタルマ・ギャップ側の代表的な畑です。
サヴォイはアンダーソン・ヴァレーを代表する畑です。
ハドソンはハイドと並ぶカーネロスの超有名畑。あのコングスガードやレイミーといった超一流ワイナリーばかりがブドウを購入しています。
無名な畑ですが、ソノマ・ヴァレーで珍しい古木のシャルドネだそうです。
ところで、弊サイトでのワイナリー紹介で現状Faillaは掲載ありません。どうしてかというと、ソノマのワイナリーだと思い込んでいたのです。実はワイナリー自体はナパのSt. Helenaにあるのですが、それに気づいたのがソノマ編を作っているときだったので、ついつい掲載しそこなってしまいました。【追記】登録住所はカリストガだそうで、ますますもってややこしい感じです。
近いうちに載せたいと思います。
ナパ・ヴァレー・ヴィントナーズは2014年11月1日~12月31日に「ナパヴァレー・バイザグラスプロモーション2014」を実施します(Napa Valley Vintners/プログラム&イベント/バイザグラス・プロモーション)。
これは参加するレストランにおいて、ナパのワインをグラスワインとして注文できるというもの。
同じようなプロモーションとして毎年春にもバイザグラスがありますが、そちらはワイン・インスティテュートが主催。こちらはナパ・ヴァレー・ヴィントナーズが主催です。
レストランによっては、ナパワイン無料試飲券があったり、持ち込み料が安くなったりするところもあるので、上記のリンク先でレストランを確認して行ってみましょう。
地震からの復興のためにも、ナパのワインを応援しましょう。
これは参加するレストランにおいて、ナパのワインをグラスワインとして注文できるというもの。
同じようなプロモーションとして毎年春にもバイザグラスがありますが、そちらはワイン・インスティテュートが主催。こちらはナパ・ヴァレー・ヴィントナーズが主催です。
レストランによっては、ナパワイン無料試飲券があったり、持ち込み料が安くなったりするところもあるので、上記のリンク先でレストランを確認して行ってみましょう。
地震からの復興のためにも、ナパのワインを応援しましょう。
Failla(ファイラ》のワインメーカーであるエーレン・ジョーダンが、オーストラリアの有名ワイナリー ジェイコブス・クリークとコラボしてワインを作っています(Australian and Californian Winemakers Join Forces | Harvey Steiman At Large | Blogs | Wine Spectator)。「Two Lands」というブランド名で2015年に発売する予定。
ちょっと意外な組み合わせですが、接点があるそうです。
ジェイコブス・クリークはオーストラリアのワインの中では軽いスタイルになています。また、エーレン・ジョーダンはTurleyで濃いスタイルに慣れており、FailaもIPOB(バランス追求派)の中では濃い方のワインです。ちょうどその交わるところがあったということなのでしょう。
最初に作ったワインはピノ・グリ、シャルドネ、カベルネ・ソーヴィニヨン、シラーズの4種類。それぞれ14ドルで発売する予定です。
記事によると、白ワインの方が現在のところ出来がよいとのこと。
どんなワインなのかちょっと興味があります。
ちょっと意外な組み合わせですが、接点があるそうです。
ジェイコブス・クリークはオーストラリアのワインの中では軽いスタイルになています。また、エーレン・ジョーダンはTurleyで濃いスタイルに慣れており、FailaもIPOB(バランス追求派)の中では濃い方のワインです。ちょうどその交わるところがあったということなのでしょう。
最初に作ったワインはピノ・グリ、シャルドネ、カベルネ・ソーヴィニヨン、シラーズの4種類。それぞれ14ドルで発売する予定です。
記事によると、白ワインの方が現在のところ出来がよいとのこと。
どんなワインなのかちょっと興味があります。
3回目のフルマラソンとなる湘南国際マラソンで、初のサブフォー(4時間を切ること)を達成しました。
最初のマラソンだった昨年3月の板橋はサブフォーを目前にしながら、残り1kmで脱水症状でダウン。昨年の湘南国際マラソンは8月の骨折で十分な練習ができず、4時間切りはならず。3度めの正直となる今回でした。
とはいえ、今回も3月に痛めたアキレス腱をだましだましの練習。骨折こそしなかったものの、練習中の派手な転倒もありました(膝の擦り傷は2カ月たった今も完治していません)。
それでも今回は30km走も4回走れたし、気温が低ければ1km4分40秒くらいで走れるようになったので、4時間は切れるだろうと思っていました。3時間40分が実力だろうと見ていたので、結果はほぼ予測通り。気温が21℃くらいとかなり上がった分3時間40分を超えてしまいました。
タイムを見てみると、最初の5kmは27:23(1kmあたり5:29)。以下
5~10km 25:12(5:02)
10~15km 25:15(5:03)
15~20km 24:48(4:58)
20~25km 25:10(5:02)
25~30km 26:24(5:17)
30~35km 27:10(5:26)
35~40km 28:38(5:44)
40km~ゴール 13:20(6:04)
最初の5kmが人混みでゆっくり走るしかなく、遅めで入るつもりにしても予想より大分かかってしまったので、5km~15kmがちょっとペースを上げすぎてしまったかもしれません。本当は後半でスピードを上げたかったのですが、25km以降は余力がなくなってきているのが如実にわかります。
30kmから先は西湘バイパスに入り、日差しをさえぎるものがなく、かなり辛かったです。特に、ゴールの大磯プリンスホテルを過ぎてから第2折り返しまでの2.5kmあまりは無限にも感じられる長さでした。
次は2月の東京マラソン。気温は低いはずなので、もうちょっといいタイムが出るように走りたいものです。
ところで今回、レース前に買ったのが「Flipbelt」(フリップベルト)というウエストポーチ。レースの時はiPhoneに加え、補給用のジェル3個や、給水時に糖分とミネラルを加えて経口補水液を口の中で作るためのフラスクなど、荷物が多く、普通のウエストポーチでは入りきらないのが悩みでした。
このウエストポーチは伸縮性の素材でできており、チューブ状になっていて、荷物を出し入れするスリットが数箇所に開いています。ウエスト全体が収納に使えるのと、普通のウエストポーチよりも装着感が楽なのでずいぶん走りやすく感じました。洗濯機で洗濯もできます。お薦めです。
最初のマラソンだった昨年3月の板橋はサブフォーを目前にしながら、残り1kmで脱水症状でダウン。昨年の湘南国際マラソンは8月の骨折で十分な練習ができず、4時間切りはならず。3度めの正直となる今回でした。
とはいえ、今回も3月に痛めたアキレス腱をだましだましの練習。骨折こそしなかったものの、練習中の派手な転倒もありました(膝の擦り傷は2カ月たった今も完治していません)。
それでも今回は30km走も4回走れたし、気温が低ければ1km4分40秒くらいで走れるようになったので、4時間は切れるだろうと思っていました。3時間40分が実力だろうと見ていたので、結果はほぼ予測通り。気温が21℃くらいとかなり上がった分3時間40分を超えてしまいました。
タイムを見てみると、最初の5kmは27:23(1kmあたり5:29)。以下
5~10km 25:12(5:02)
10~15km 25:15(5:03)
15~20km 24:48(4:58)
20~25km 25:10(5:02)
25~30km 26:24(5:17)
30~35km 27:10(5:26)
35~40km 28:38(5:44)
40km~ゴール 13:20(6:04)
最初の5kmが人混みでゆっくり走るしかなく、遅めで入るつもりにしても予想より大分かかってしまったので、5km~15kmがちょっとペースを上げすぎてしまったかもしれません。本当は後半でスピードを上げたかったのですが、25km以降は余力がなくなってきているのが如実にわかります。
30kmから先は西湘バイパスに入り、日差しをさえぎるものがなく、かなり辛かったです。特に、ゴールの大磯プリンスホテルを過ぎてから第2折り返しまでの2.5kmあまりは無限にも感じられる長さでした。
次は2月の東京マラソン。気温は低いはずなので、もうちょっといいタイムが出るように走りたいものです。
ところで今回、レース前に買ったのが「Flipbelt」(フリップベルト)というウエストポーチ。レースの時はiPhoneに加え、補給用のジェル3個や、給水時に糖分とミネラルを加えて経口補水液を口の中で作るためのフラスクなど、荷物が多く、普通のウエストポーチでは入りきらないのが悩みでした。
このウエストポーチは伸縮性の素材でできており、チューブ状になっていて、荷物を出し入れするスリットが数箇所に開いています。ウエスト全体が収納に使えるのと、普通のウエストポーチよりも装着感が楽なのでずいぶん走りやすく感じました。洗濯機で洗濯もできます。お薦めです。
10月末に発表されたWine Advocate誌215号にはセントラル・コースト担当のJeb Dunnuckによる短い記事(ワインのレビューは185本でナパの記事の10分の1程度)も掲載されています。主には2012年のサンタ・ルシア・ハイランズを中心とするセントラル・コーストのピノ・ノワールとシャルドネを取り上げたものです。
最高点は96点でピゾーニのエステート・ピノ・ノワール2012のほかニーリーのシャルドネ・ホーリーズ・キュベとヴァーナーのシャルドネ・ビー・ブロックが取っています。
ニーリーとヴァーナーは同じワイナリーです。ややこしいですが、シャルドネではヴァーナーが単一畑でニーリーがそれらのブレンド、ピノ・ノワールではニーリーが単一畑でヴァーナーがブレンドになっています。ニーリーのシャルドネ・ホーリーズ・キュベはかつて98点も取ったことがあり、非常にレベルの高いシャルドネです(しかも日本での価格は6000円台です!)。
このほか、ピゾーニ関連のルシアとロアーも高得点のワインを輩出しています(ルシアはピゾーニ・エステートと同じくピゾーニの畑のオーナーであるピゾーニ家のワイナリー。ロアーはその盟友であるフランシオーニ家のワイナリー)。
日本で売っているものだとルシアのピノ・ノワール・ソベラネス、シャルドネ・ソベラネス、シャルドネ・サンタ・ルシア・ハイランズがそろって94点。
ロアーは入荷済みのものだとサンタ・ルシア・ハイランズのピノ・ノワールが91点。
このほかルシアの廉価版に相当するルリもピノ・ノワール、シャルドネともに90点と安定した点を取っています。
最高点は96点でピゾーニのエステート・ピノ・ノワール2012のほかニーリーのシャルドネ・ホーリーズ・キュベとヴァーナーのシャルドネ・ビー・ブロックが取っています。
ニーリーとヴァーナーは同じワイナリーです。ややこしいですが、シャルドネではヴァーナーが単一畑でニーリーがそれらのブレンド、ピノ・ノワールではニーリーが単一畑でヴァーナーがブレンドになっています。ニーリーのシャルドネ・ホーリーズ・キュベはかつて98点も取ったことがあり、非常にレベルの高いシャルドネです(しかも日本での価格は6000円台です!)。
このほか、ピゾーニ関連のルシアとロアーも高得点のワインを輩出しています(ルシアはピゾーニ・エステートと同じくピゾーニの畑のオーナーであるピゾーニ家のワイナリー。ロアーはその盟友であるフランシオーニ家のワイナリー)。
日本で売っているものだとルシアのピノ・ノワール・ソベラネス、シャルドネ・ソベラネス、シャルドネ・サンタ・ルシア・ハイランズがそろって94点。
ロアーは入荷済みのものだとサンタ・ルシア・ハイランズのピノ・ノワールが91点。
このほかルシアの廉価版に相当するルリもピノ・ノワール、シャルドネともに90点と安定した点を取っています。
ワイナリー・ビジネスをコンサルティングしているシリコンバレー・バンクが先日、ナパの中小ワイナリーを対象に講演をしました(DtC Is Lifeblood of Wineries, Banker Says - Wines & Vines - Wine Industry News Headlines)。
それによると、ナパのワイナリーのワイン販売のうち、卸売が占める割合は4割以下。テイスティング・ルームが3割弱、ワインクラブ(メーリング・リスト)が2割強で、これら直販がほぼ半分を占めています。輸出は約3%。
ナパのワイナリーの95%は家族経営で78%は1万ケース以下の小規模となっており、卸売業者にとっては取り扱いにくい商品になりがちです。直販の重要性が増す理由です。
ただ、ナパのワイナリーでテイスティング・ルームを持っているところは80%とソノマなどと比べて低くなっています。また1990年に施行された法律のため、その後にできたワイナリーは予約のみとなっています。この割合は65%。ソノマの15%などと比べて極端に高くなっています。直販が重要なのに、直販のための壁が高いという状況です。
また、観光客を多く呼びこむような施策は許可を得るための壁が高く、認められないことも多々あります。
ナパのワイナリーというと高額ワインを販売でき、派手なイメージがありますが、実態はいろいろと大変なようです。
日本のインポーターにとってはナパは既に開拓されすぎて、新たにワイナリーを探すのは難しいという見方が多いようですが、このような状況を考えるとまだまだいろいろなビジネスチャンスはあるような気がします。
それによると、ナパのワイナリーのワイン販売のうち、卸売が占める割合は4割以下。テイスティング・ルームが3割弱、ワインクラブ(メーリング・リスト)が2割強で、これら直販がほぼ半分を占めています。輸出は約3%。
ナパのワイナリーの95%は家族経営で78%は1万ケース以下の小規模となっており、卸売業者にとっては取り扱いにくい商品になりがちです。直販の重要性が増す理由です。
ただ、ナパのワイナリーでテイスティング・ルームを持っているところは80%とソノマなどと比べて低くなっています。また1990年に施行された法律のため、その後にできたワイナリーは予約のみとなっています。この割合は65%。ソノマの15%などと比べて極端に高くなっています。直販が重要なのに、直販のための壁が高いという状況です。
また、観光客を多く呼びこむような施策は許可を得るための壁が高く、認められないことも多々あります。
ナパのワイナリーというと高額ワインを販売でき、派手なイメージがありますが、実態はいろいろと大変なようです。
日本のインポーターにとってはナパは既に開拓されすぎて、新たにワイナリーを探すのは難しいという見方が多いようですが、このような状況を考えるとまだまだいろいろなビジネスチャンスはあるような気がします。
Wine Advocate誌の215号が発表されました。以前12月に公開だったナパのレビューが10月になっています。今回は、良ヴィンテージと言われている2012年のレビューが中心。それもあってか、100点のワインが15本も出ています。
シェーファーのヒルサイド・セレクト2010が唯一2012年以外の100点(国内流通は現在2009年です)。
このほかの100点は
Favia La Magdalena
Schrader Cellars Cabernet Sauvignon Beckstoffer to Kalon Vineyard CCS
Schrader Cellars Cabernet Sauvignon T6 / Old Sparky Clone 6 Block D2 Beckstoffer To Kalon Vineyard
Bevan Cellars Cabernet Sauvignon McGah
Bevan Cellars Proprietary Red Sugarloaf Mountain
Odette Estate Winery Cabernet Sauvignon Reserve
Lokoya Cabernet Sauvignon Mount Veeder
Realm Cabernet Sauvignon Beckstoffer Dr Crane Vineyard
Realm The Absurd Proprietary Red Win
Kapcsandy Family Winery Cabernet Sauvignon Grand Vin State Lane Vineyard
Carter Cellars Cabernet Sauvignon Beckstoffer To Kalon The G.T.O (magnum).
Screaming Eagle Cabernet Sauvignon
The Debate Cabernet Sauvignon Beckstoffer To Kalon Vineyard
Lail Vineyards Cabernet Sauvignon J.Daniel Cuvee
Favia、Block D2、Odette、Realm、Carter、The Debate、Lailは初の100点。
特にすごいのは、Beckstoffer To Kalonの畑。Schrader、Block D2、Carter、The Debateと4ワイナリーで100点を出しました。
日本に入ってきているものでは、まだあまり調べられていませんが、ケイマスの40周年記念ボトルが96点で、税抜き7500円のワインとしては、かなりの高得点になっています。
シェーファーのヒルサイド・セレクト2010が唯一2012年以外の100点(国内流通は現在2009年です)。
このほかの100点は
Favia La Magdalena
Schrader Cellars Cabernet Sauvignon Beckstoffer to Kalon Vineyard CCS
Schrader Cellars Cabernet Sauvignon T6 / Old Sparky Clone 6 Block D2 Beckstoffer To Kalon Vineyard
Bevan Cellars Cabernet Sauvignon McGah
Bevan Cellars Proprietary Red Sugarloaf Mountain
Odette Estate Winery Cabernet Sauvignon Reserve
Lokoya Cabernet Sauvignon Mount Veeder
Realm Cabernet Sauvignon Beckstoffer Dr Crane Vineyard
Realm The Absurd Proprietary Red Win
Kapcsandy Family Winery Cabernet Sauvignon Grand Vin State Lane Vineyard
Carter Cellars Cabernet Sauvignon Beckstoffer To Kalon The G.T.O (magnum).
Screaming Eagle Cabernet Sauvignon
The Debate Cabernet Sauvignon Beckstoffer To Kalon Vineyard
Lail Vineyards Cabernet Sauvignon J.Daniel Cuvee
Favia、Block D2、Odette、Realm、Carter、The Debate、Lailは初の100点。
特にすごいのは、Beckstoffer To Kalonの畑。Schrader、Block D2、Carter、The Debateと4ワイナリーで100点を出しました。
日本に入ってきているものでは、まだあまり調べられていませんが、ケイマスの40周年記念ボトルが96点で、税抜き7500円のワインとしては、かなりの高得点になっています。
1000円台前半のブランドとして人気の高いサイクルズ・グラディエーター。ハーン・ワイナリーの低価格ブランドという位置付けでしたが、今年前半に売却していたそうです(Hahn Wines Pivots Toward Quality - Wines & Vines - Wine Industry News Headlines)。
ハーンの低価格ブランドとしては以前はレックス・ゴライアスがあり、2005年にこれをコンステレーション・ブランズに売却しています。その後立ち上げたブランドがサイクルズ・グラディエーターでした。
今後は、ハーンはサンタ・ルシア・ハイランズのAVA名を付けたものなど、これまでよりも高価格帯のワインを中心にしていくとのことです。ハーンのワインというとカベルネ・ソーヴィニヨンが人気ですが、AVAものではピノ・ノワールやシャルドネだけを作っています。推奨小売価格はピノ・ノワールが35ドル、シャルドネが25ドルとなっていますから、ハーンがこれまで得意としてきた10ドル台のワインとは大分市場が違ってきそうです。
ハーンは1100エーカーの自社畑を持っており、そのうち650エーカーがサンタ・ルシア・ハイランズに入っているとのことです。同地域で最大の栽培者であり、それを生かした戦略に転換するというのが今回の目的のようです。
これだけうまく行っているブランドを2回も売却したハーン。今回の戦略はうまくいくのでしょうか。
リアルワインガイドで「旨安大賞」を取ったハーンの代表的ワイン
送料無料のお試しセット
実はスミス&フックもハーンのブランド。こちらは今後もハーンに残ります
ハーンの低価格ブランドとしては以前はレックス・ゴライアスがあり、2005年にこれをコンステレーション・ブランズに売却しています。その後立ち上げたブランドがサイクルズ・グラディエーターでした。
今後は、ハーンはサンタ・ルシア・ハイランズのAVA名を付けたものなど、これまでよりも高価格帯のワインを中心にしていくとのことです。ハーンのワインというとカベルネ・ソーヴィニヨンが人気ですが、AVAものではピノ・ノワールやシャルドネだけを作っています。推奨小売価格はピノ・ノワールが35ドル、シャルドネが25ドルとなっていますから、ハーンがこれまで得意としてきた10ドル台のワインとは大分市場が違ってきそうです。
ハーンは1100エーカーの自社畑を持っており、そのうち650エーカーがサンタ・ルシア・ハイランズに入っているとのことです。同地域で最大の栽培者であり、それを生かした戦略に転換するというのが今回の目的のようです。
これだけうまく行っているブランドを2回も売却したハーン。今回の戦略はうまくいくのでしょうか。
リアルワインガイドで「旨安大賞」を取ったハーンの代表的ワイン
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実はスミス&フックもハーンのブランド。こちらは今後もハーンに残ります