スティーブ・キスラーが新しいワイナリー「オクシデンタル(オキシデンタル)」を始めた話はこのブログで繰り返し取り上げています。
参考:
キスラー謎のオーナー変更とスティーブ・キスラーの新ワイナリ
スティーブ・キスラーの新ワイナリは、ちょっとガセっぽかった
キスラーの新ワイナリ、さらに続報
その後、キスラーのワインメーカーの座もジェイソン・ケスナーに譲り、キスラーからは実質的にほとんど手を引いてしまいました。
一方で、新ワイナリーのワインは高評価を受けています。キスラーのピノ・ノワールについては、以前から熟成能力に不満を持っていたスティーブ・キスラーは、大分違う作りを目指しているように感じます。
パーカーがスティーブ・キスラーの「オキシデンタル」に高評価
そのオクシデンタルのWAで98点を取ったSWKとキュベ・エリザベスが柳屋に入っています。新しいスティーブ・キスラーのワインに興味がある方はぜひ。本数はごく限定です。
参考:
キスラー謎のオーナー変更とスティーブ・キスラーの新ワイナリ
スティーブ・キスラーの新ワイナリは、ちょっとガセっぽかった
キスラーの新ワイナリ、さらに続報
その後、キスラーのワインメーカーの座もジェイソン・ケスナーに譲り、キスラーからは実質的にほとんど手を引いてしまいました。
一方で、新ワイナリーのワインは高評価を受けています。キスラーのピノ・ノワールについては、以前から熟成能力に不満を持っていたスティーブ・キスラーは、大分違う作りを目指しているように感じます。
パーカーがスティーブ・キスラーの「オキシデンタル」に高評価
そのオクシデンタルのWAで98点を取ったSWKとキュベ・エリザベスが柳屋に入っています。新しいスティーブ・キスラーのワインに興味がある方はぜひ。本数はごく限定です。
大人気のヴァーナー/ニーリーですが、先日紹介したサンタ・バーバラ産のブドウを使った新作「エル・カミーノ」も好調に売れているようです。
パシフィックワインセラーズではこのワインの大ヒット記念として、超品薄のヴァーナー単一畑ものの「隠し在庫」を放出しています。
ところで「エル・カミーノ」の情報を探していたら面白いブログ記事を見つけました(2013 Varner Chardonnay – El Camino Vineyard, Santa Barbara County | The Wine House San Francisco)。The Wine Houseというサンフランシスコのワインショップによるものです。
この記事によると、ヴァーナーがこの新作を作った理由は、これまでのワインがあまりにも品薄で、ワインが欲しいという人に「もう売るものがないんです」と伝えるのが辛くなったからだとか。人柄が伺えるようで面白いです。僕もメールで問い合わせてみようと思いつつ、忘れていました(今度送ってみます)。
味わいは、ヴァーナーの特徴とも言えるきれいな酸を持ちながら、サンタ・バーバラ特有のトロピカルフルーツの風味があるそうです。これまでのヴァーナーの延長線上というよりも、このワインとしての味わいを楽しむのが良さそうです。
パシフィックワインセラーズではこのワインの大ヒット記念として、超品薄のヴァーナー単一畑ものの「隠し在庫」を放出しています。
ところで「エル・カミーノ」の情報を探していたら面白いブログ記事を見つけました(2013 Varner Chardonnay – El Camino Vineyard, Santa Barbara County | The Wine House San Francisco)。The Wine Houseというサンフランシスコのワインショップによるものです。
この記事によると、ヴァーナーがこの新作を作った理由は、これまでのワインがあまりにも品薄で、ワインが欲しいという人に「もう売るものがないんです」と伝えるのが辛くなったからだとか。人柄が伺えるようで面白いです。僕もメールで問い合わせてみようと思いつつ、忘れていました(今度送ってみます)。
味わいは、ヴァーナーの特徴とも言えるきれいな酸を持ちながら、サンタ・バーバラ特有のトロピカルフルーツの風味があるそうです。これまでのヴァーナーの延長線上というよりも、このワインとしての味わいを楽しむのが良さそうです。
カリフォルニアワインあとりえでノヴィ(シドゥーリの別ブランド)のロゼラズ・ヴィンヤード・シャルドネが税抜き価格で2000円台(税込みで3230円)で出ています。現地価格よりも安い破格の値段。
安さの秘密は、このヴィンテージが最後になること(シドゥーリがケンダル・ジャクソン・グループに買収された副作用のようです)、米国での納品先の予定がなくなってしまったこと。余ったものを全量日本のインポーターが輸入したそうです。
というわけでもちろん、インポーター在庫限りの破格値。お早めにどうぞ。
安さの秘密は、このヴィンテージが最後になること(シドゥーリがケンダル・ジャクソン・グループに買収された副作用のようです)、米国での納品先の予定がなくなってしまったこと。余ったものを全量日本のインポーターが輸入したそうです。
というわけでもちろん、インポーター在庫限りの破格値。お早めにどうぞ。
柳屋のメールでパライソのピノ・ノワールが4000円台から2000円台に値下げしたとのこと。
先日、本ブログで京橋ワインでの同ワインを紹介したところなので、確認したところ、残念ながら柳屋の方は税抜きで2980円。税込みだと3218円でした。京橋ワインは税込みで2700円なので500円の差があります。
というわけで一応柳屋のリンクも貼っておきますが、今のところは京橋ワインをお薦めしておきます。リースリングと併せてどうぞ。
先日、本ブログで京橋ワインでの同ワインを紹介したところなので、確認したところ、残念ながら柳屋の方は税抜きで2980円。税込みだと3218円でした。京橋ワインは税込みで2700円なので500円の差があります。
というわけで一応柳屋のリンクも貼っておきますが、今のところは京橋ワインをお薦めしておきます。リースリングと併せてどうぞ。
リッジを代表するワインといえばサンタ・クルーズ・マウンテンズのモンテベッロで作られるカベルネ・ソーヴィニヨンですが、もう一つの雄がソノマの歴史ある畑リットン・スプリングスのワインです。
リットン・スプリングスは1900年初頭に作られた畑でジンファンデルが70%、プチ・シラーが15%など、畑に様々な品種が混ぜて植えられているいわゆるフィールド・ブレンドになっています。
このワイン、品質は申し分なく、ジンファンデル系ワインの最高峰の一つと言っても過言ではないのですが、国内ではちょっと値段が高いのが短所でした。
それがいま、5000円強と現地価格の40ドル前後とほとんど変わらない価格で売っている店があります。ハーフボトルでももっと高い場合があるので、見間違えかと思いましたが750mlとちゃんと書いてあります。
どうしてこの値段にできたのか気になるところではありますが、ジンファンデル好きなら要チェックです。
なお、店の紹介ページには直輸入で安くしている旨が書いてありますが、リッジの場合、親会社が大塚食品なので、他の会社に卸すことはほとんど考えられないんですよね。
リットン・スプリングスは1900年初頭に作られた畑でジンファンデルが70%、プチ・シラーが15%など、畑に様々な品種が混ぜて植えられているいわゆるフィールド・ブレンドになっています。
このワイン、品質は申し分なく、ジンファンデル系ワインの最高峰の一つと言っても過言ではないのですが、国内ではちょっと値段が高いのが短所でした。
それがいま、5000円強と現地価格の40ドル前後とほとんど変わらない価格で売っている店があります。ハーフボトルでももっと高い場合があるので、見間違えかと思いましたが750mlとちゃんと書いてあります。
どうしてこの値段にできたのか気になるところではありますが、ジンファンデル好きなら要チェックです。
なお、店の紹介ページには直輸入で安くしている旨が書いてありますが、リッジの場合、親会社が大塚食品なので、他の会社に卸すことはほとんど考えられないんですよね。
カリン・セラーズは、10年以上瓶で熟成したワインしか扱っていないことで知られるユニーっくなワイナリです。
これまではピノ・ノワール、シャルドネ、セミヨンがありましたが、このほどソーヴィニヨン・ブランが登場しました。ヴィンテージは2001。
詳しいことがほとんどわかっていないですが、カリン・セラーズのソーヴィニヨン・ブランは以前、1997年のヴィンテージがWine Advocateで90点などを取っています。
これまではピノ・ノワール、シャルドネ、セミヨンがありましたが、このほどソーヴィニヨン・ブランが登場しました。ヴィンテージは2001。
詳しいことがほとんどわかっていないですが、カリン・セラーズのソーヴィニヨン・ブランは以前、1997年のヴィンテージがWine Advocateで90点などを取っています。
NFLのオークランド・レイダースの共同創設者であるEWマガーという人がいます。息子のエディー・マガーはメジャーリーグの名選手というスポーツ一家です。その家族が作ったワイナリーがマガー・ファミリー・セラーズで、現在はスカーレット・ワインという名前になっています。
スカーレットというと、最近新しい翻訳が相次いで出て話題になった『風と共に去りぬ』が思い浮かびますが、全然関係なく、オーナーの娘の名前だそうです。ただ、その娘さんをモデルにしたのかと思われるラベルは秀逸です。
ワインも高く評価されており、2012年のカベルネはWine Adovocateで95点を受けています。
新橋のワインバー「ワイン蔵」のオンラインショップにここのカベルネがクール便込みで送料無料になっています。ソーヴィニヨン・ブランもあります。
【ワイン蔵ONLINEキャンペーン】新商品!送料無料(クール便)!マガーファミリーセラーズ|ワイン蔵TOKYOのブログ
スカーレットというと、最近新しい翻訳が相次いで出て話題になった『風と共に去りぬ』が思い浮かびますが、全然関係なく、オーナーの娘の名前だそうです。ただ、その娘さんをモデルにしたのかと思われるラベルは秀逸です。
ワインも高く評価されており、2012年のカベルネはWine Adovocateで95点を受けています。
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NFLのオークランド・レイダースの共同創設者であるEWマガーという人がいます。息子のエディー・マガーはメジャーリーグの名選手というスポーツ一家です。その家族が作ったワイナリーがマガー・ファミリー・セラーズで、現在はスカーレット・ワインという名前になっています。
スカーレットというと、最近新しい翻訳が相次いで出て話題になった『風と共に去りぬ』が思い浮かびますが、全然関係なく、オーナーの娘の名前だそうです。ただ、その娘さんをモデルにしたのかと思われるラベルは秀逸です。
ワインも高く評価されており、2012年のカベルネはWine Adovocateで95点を受けています。
新橋のワインバー「ワイン蔵」のオンラインショップにここのカベルネがクール便込みで送料無料になっています。ソーヴィニヨン・ブランもあります。
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スカーレットというと、最近新しい翻訳が相次いで出て話題になった『風と共に去りぬ』が思い浮かびますが、全然関係なく、オーナーの娘の名前だそうです。ただ、その娘さんをモデルにしたのかと思われるラベルは秀逸です。
ワインも高く評価されており、2012年のカベルネはWine Adovocateで95点を受けています。
新橋のワインバー「ワイン蔵」のオンラインショップにここのカベルネがクール便込みで送料無料になっています。ソーヴィニヨン・ブランもあります。
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Wine Advocate誌で94点の評価を得たターリーのジンファンデル「ジュヴナイル」。さすがに本国でも人気が高く、インポーターへの追加入荷はないらしいです。
先日は柳屋で紹介しましたが、カリフォルニアワインあとりえにもほぼ同価格で入っています。送料はこちらの方が安いです(柳屋は店に取り置きすれば送料ゼロになりますが)。
おそらく3000円~5000円のジンファンデルとしては、これとベッドロックのオールド・ヴァインが双璧といっていいのではないでしょうか。
先日は柳屋で紹介しましたが、カリフォルニアワインあとりえにもほぼ同価格で入っています。送料はこちらの方が安いです(柳屋は店に取り置きすれば送料ゼロになりますが)。
おそらく3000円~5000円のジンファンデルとしては、これとベッドロックのオールド・ヴァインが双璧といっていいのではないでしょうか。
京橋ワインでパライソのピノ・ノワールが税込みでも2700円と安くなっています。
パライソのワインはヴィノスやまざきが輸入販売していますが、京橋ワインではヴィノスやまざきとの提携によって同社輸入のワインを扱っているとのこと。ワインによってはヴィノスやまざきより安くなっており、このピノ・ノワールの場合は500円も安いです。
元々コスト・パフォーマンスの高いワインですから、この価格はかなりお得です。送料500円ですから(クール代除く)、2本以上買えばヴィノスやまざきで買うより安くなります。
このほか、パライソのリースリングも結構好きです。リースリングを飲む頻度はあまり多くないですが、たまに飲みたくなるワインです。
パライソのワインはヴィノスやまざきが輸入販売していますが、京橋ワインではヴィノスやまざきとの提携によって同社輸入のワインを扱っているとのこと。ワインによってはヴィノスやまざきより安くなっており、このピノ・ノワールの場合は500円も安いです。
元々コスト・パフォーマンスの高いワインですから、この価格はかなりお得です。送料500円ですから(クール代除く)、2本以上買えばヴィノスやまざきで買うより安くなります。
このほか、パライソのリースリングも結構好きです。リースリングを飲む頻度はあまり多くないですが、たまに飲みたくなるワインです。
ターリーといえば、カリフォルニアの濃いジンファンデルの代表格でしたが、近年はよりソフトなスタイルに変わっているようです。日本には10年近く入荷のブランクがありましたが、2012年からまた入ってきています。
ターリーはまた、単一畑の高価なものが多いのですが、その廉価版で比較的若い木のブドウから作られるジュヴナイルがあります。これの非常に評価の高い2013年版が入荷されています。
どれくらい高評価かというと、Wine Advocate誌では94点、Wine Spectatorでも90点を超えています。ロバート・パーカーは「単一畑でないからといって下に見てはいけない好例だ」と書いています。
日本の価格でも税抜き3000円台。かなりお買い得なワインです。
僕も先週あたりから、そろそろこの2013年が入ってくるのではないかとウォッチしていました。グッドタイミングです。
ターリーはまた、単一畑の高価なものが多いのですが、その廉価版で比較的若い木のブドウから作られるジュヴナイルがあります。これの非常に評価の高い2013年版が入荷されています。
どれくらい高評価かというと、Wine Advocate誌では94点、Wine Spectatorでも90点を超えています。ロバート・パーカーは「単一畑でないからといって下に見てはいけない好例だ」と書いています。
日本の価格でも税抜き3000円台。かなりお買い得なワインです。
僕も先週あたりから、そろそろこの2013年が入ってくるのではないかとウォッチしていました。グッドタイミングです。
大人気のヴァーナーに新作シャルドネが登場しました。いろいろ意外でびっくりしています。
何が意外かというと、①サンタバーバラ産であること、②単一畑でありながら価格が3000円台(税抜き)と安いこと、③ヴァーナーブランドだけど自社畑ではないこと、などです。
畑の名前はエル・カミーノ。サンタバーバラのロスアラモス地区にあります。サンタリタヒルズなどと比べると温暖な地区で、そのためマロラクティック発酵なしで作られているそうです。
発酵に使うのもステンレスタンクが75%、大樽が25%と、従来の小樽発酵と異なっています。
これらを合わせて考えると、従来の単一畑と、フォックスグローブ(セントラルコーストから購入したブドウで、ステンレスタンクを使い、マロラクティック発酵なしで作られています)の間的な存在になるのでしょうか。
それでも、ヴァーナーブランドを付けているのですから品質には自信があるのでしょう。気になります。
何が意外かというと、①サンタバーバラ産であること、②単一畑でありながら価格が3000円台(税抜き)と安いこと、③ヴァーナーブランドだけど自社畑ではないこと、などです。
畑の名前はエル・カミーノ。サンタバーバラのロスアラモス地区にあります。サンタリタヒルズなどと比べると温暖な地区で、そのためマロラクティック発酵なしで作られているそうです。
発酵に使うのもステンレスタンクが75%、大樽が25%と、従来の小樽発酵と異なっています。
これらを合わせて考えると、従来の単一畑と、フォックスグローブ(セントラルコーストから購入したブドウで、ステンレスタンクを使い、マロラクティック発酵なしで作られています)の間的な存在になるのでしょうか。
それでも、ヴァーナーブランドを付けているのですから品質には自信があるのでしょう。気になります。
日本人の中村倫久さんがカリフォルニアで作るワイン「ノリア」。2013年のピノ・ノワールがインポーター希望価格で1600円値上げすることが発表されています。2012年の希望価格が5600円だったのに対し、2013年は7200円。
2012年は税抜き4000円台で売っているショップもありましたが、2013年は6000円台が避けられないでしょう。シャルドネの価格は明らかになっていませんが、こちらも値上げされるでしょう。
2012年は税抜き4000円台で売っているショップもありましたが、2013年は6000円台が避けられないでしょう。シャルドネの価格は明らかになっていませんが、こちらも値上げされるでしょう。