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Date: 2018/1230 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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初めての企画として、今年の個人的ベストワインを挙げてみます。といっても順位をつけるのは難しいので、品種ごとに一番印象に残っているワインを取り上げます。

まずはソーヴィニヨン・ブラン。出合ったのは2017年でしたが、今年は持ち寄りのワイン会に選んで持っていったワインです。今まで飲んだソーヴィニヨン・ブランの中でこのワインの香りが一番好きです。
TOQUADE(トカードゥ)2016
ナパ・ヴァレー・ツアーのリユニオン

シャルドネは難しかったのですが、あえてカリフォルニアではなくオレゴンのイヴニングランドを選びました。イヴニングランドのシャルドネは目からウロコが落ちるくらい美味しかったです。
イヴニングランド サマム 2015
イヴニングランドはシャルドネもすごいんです(後編)

ジンファンデルでは記事には書いていませんが、香奈さんのアカデミー・デュ・ヴァンのセミナーを聴講させてもらったときに試飲したラファネリにはちょっとびっくりしました。エレガントで最初はピノ・ノワールかと思ったくらい。ものすごくきれいなワインです。残念ながら飲食店向けにしか販売していないそうですが。
A.ラファネリ ドライ・クリーク・ヴァレー 2015

ピノ・ノワールも圧倒的にこれ、というのが今年はありませんでしたが、ポテンシャルへの期待をこめてウェイフェアラーを挙げておきます。今でも相当おいしいですが、ここはまだまだレベルが上っていきそうな気がします。
ウェイフェアラー 2013
まだまだ進化中のウェイフェアラー、ピュアなシャルドネに感激、ピノ・ノワールに感嘆

シラーでは「ぶっとばされた」くらい圧倒的な印象だったのがドネランのオブシディアン。2017年の火事で畑が消失してしまったのが本当に惜しまれます。
ドネラン(Donelan) オブシディアン・ヴィンヤード2014
ソノマの多様性をAVAから解き明かすセミナー

プティ・シラーは、最近気になる品種の一つですが、リッジのリットン・エステートはプティ・シラーらしさを満喫できるワイン。ガツンときます。
リッジ リットン・エステート 2014
ワイン・インスティテュート試飲会でおいしかったワイン

カベルネ・ソーヴィニヨン(ブレンド含む)も悩みましたが、コンティニュームとリッジ・モンテベロの2つを挙げてきます。実は2つとも自分のアカデミー・デュ・ヴァンのセミナーで試飲したワイン。コンティニュームはモダン系。完成度の高さがさすがです。リッジ・モンテベロはできたら20年後にまた出合いたいワイン。バランスがすばらしい。こちらはクラシックな味わい。セミナーではスタッグス・リープ・ワイン・セラーズのSLVやモンテリーナのエステート・カベルネも素晴らしかったです。我ながら、いいワインを試飲に出していると思います(宣伝です笑)。
コンティニューム 2014
リッジ モンテベロ 2013

その他の品種ではトレフェッセンのドラゴンズ・トゥースをあげておきます。マルベックとプティ・ヴェルドというユニークなブレンド。ラベルのドラゴンもかわいい。辰年生まれとしても気になるワインです笑。
トレフェッセン ドラゴンズ・トゥース 2014
トレフェッセンはもっと評価されていいと思う(後編)

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【正規品】リッジ モンテベロ[2013]
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Date: 2018/1228 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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楽天のパリ16区が店舗移転のため、年内のセールをやっています。
一通り見てみましたが、ここは2010年より前のワインをかなり持っており、それが当時と変わらない価格で出ているので、現在から見るとかなりお買い得になっています。例えばボンドの単一畑ものが3万円台。今ではブレンドのメイトリアークでも3万円。単一畑は5万円を下りません。米国で買っても300ドル以上しますから格安です。今や10万を超えるのが普通のハーラン・エステートも8万円からあります。

コルギンのシラーが2万円だったり、IX(ナンバーナイン)のレッド・ワインが4万円だったりもかなり安いです。楽天で検索するとコルギンのIXレッドは4万円台のものがいくつかあるのですが、実はそれらはハーフボトルばかり、同じ価格でフルボトルなのですから、相当お得です。

セールワインの一覧はこちら

2004年のコルギンはパーカー97点です。


シラー2005は95点。


セント・エデンの2009年は97点。


クェラ2009は96点。


ヴェシーナ2009はなんと98+という高得点。


ハーラン2003は98+

Date: 2018/1224 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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2019年の干支はイノシシ。カリフォルニアワインでイノシシといえば…やっぱりマーカッシン(Marcassin、マーカッサン)ですね。入手が大変だし価格もますます高くはなっていますが、シャルドネで7本、ピノ・ノワールで3本の「パーカー100点」を輩出している、カリフォルニアを代表するシャルドネ、ピノ・ノワールのプロデューサーです。個人的には、あまり縁のないワイナリーではありますが…

なお、イノシシラベルは自社畑のマーカッシン・ヴィンヤードのものだけなのでお気をつけて。




このマーカッシンの畑を見下ろすところに畑を作り、その名もボアーズ・ビュー(ボアーはイノシシのこと)と、マーカッシンを意識した名前を付けたワイナリーもあります。ワイナリーを造ったのが、ナパで「パーカー100点」のカベルネ・ソーヴィニヨンを18本も出しているシュレーダーなので、ピノ・ノワールにも本気でお金をかけるつもりなのでしょう。畑のマネージャーは今年急死したユリシス・ヴァルデス、ワインメーカーはシュレーダーと同じトーマス・リヴァース・ブラウンと、これ以上はない組み合わせ。最初のヴィンテージから95点を出して、今後はマーカッシンのライバルになりそうです。





それにしてもどちらも高額なので、そうそうは買えないですね。現実的にはイタリアのこちらあたりを選ぶことになるでしょうか。


Date: 2018/1223 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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ワイン・アドヴォケイトで100点、いわゆるパーカー100点のワインを21本も排出しているのがシネ・クア・ノン。きちんと調べたわけではないですが、この本数はカリフォルニアではトップだと思います(シュレーダーは18本)。

シラーやグルナッシュで知られるシネ・クア・ノンですが、2005年まではピノ・ノワールを造っていました。2003年まではオレゴンのシェア(Shea)ヴィンヤードのブドウを使い、2004年と2005年はサンタ・リタ・ヒルズのアリタ・ヒルズという畑のものでした。その後は、自社畑中心のワイン造りに転換したせいかピノ・ノワールは作られていません。

パーカーの評価は90点台前半と、他の品種と比べると低かったものの、彼の好みの一つだったようで、作られなくなるのが非常に残念だとレビューで書いています。

そのシネ・クア・ノンの貴重なピノ・ノワール、しかもシェアの最後のヴィンテージのものがWine Cellar Katsudaのアウトレット・セールで安くなっています。液漏れがあるとのことですが、税込み5万円台は、ワイン・サーチャーの同ワインの平均価格500ドルとほぼ同等。何よりもシネ・クア・ノンのピノ・ノワール自体が貴重です。

ちなみに別の店で扱っている最終2005ヴィンテージのピノ・ノワールは10万円弱。




Date: 2018/1218 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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カリフォルニアのスパークリング・ワインの中にはなぜだか現地で買うより日本で買うほうが安いものがあります。そんなスパークリング・ワインを3つ紹介します。

グロリア・フェラー ロイヤル・キュベ・ブリュットはグロリア・フェラーの中でも高級品のスパークリング・ワイン。ディスゴージングまで7年の時間をかけています。ワイナリー価格で37ドル、ワイン・サーチャーでの最低価格も26ドル(税抜き)が税込みで2600円台と完全に日本で買う方が安くなっています。



同じくグロリア・フェラーのブラン・ド・ノワールもワイナリー価格22ドルが税込み2300円台と、ロイヤル・キュベ・ブリュットほどではないですが日本の方が安くなっています。コスパでいえばロイヤル・キュベ・ブリュットなのですが、ブラン・ド・ノワールはピノ・ノワールが92%入っているので、チキンなどにはよく合うんですよね。実は我が家の一番の定番はこれです。とりあえずこれがあれば安心という感じ。
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グロリア・フェラー ブラン・ド・ノワール
価格:2354円(税込、送料別) (2018/12/18時点)



ドメーヌ・カーネロスのル・レーヴはここの最上級キュベでワイナリー価格は115ドルですが。日本ではほぼ半額の6000円台。もちろん日本だけ粗悪品が送られているといったことではありません。全く同じものが半額なのです。Wine-Searcherで見ても平均価格は100ドルです。



Date: 2018/1216 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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ナパのアリルというワイナリーが廃業のため、処分価格で日本に入って来ています。

アリルは2008年に設立された比較的新しいワイナリー。廃業の理由は定かではありませんが、オーナーのハーモン・ブラウンさんはスポッツウッドの社長を努めていた人ですし、ワインメーカーのアレン・ジョーダンはターリーでワインメーカーを務めていた、カリフォルニアでも有数の著名ワインメーカー。人材的には十分すぎるほどのメンバーです。

カベルネ・ソーヴィニヨンの畑も自社畑でプリチャード・ヒルにあるというこれ以上は望めないようなところです。

【追記】すみません。畑はプリチャードヒルではなく、カリストガのものだそうです。そちらの方が品質が良かったとのこと。

そのカベルネ・ソーヴィニヨンはワイナリー価格で125ドル(税別)のものが税込みでも7000円台前半という安さ。

ヴィンテージは最初2012年のものが入ってきて、その後2014年が入荷しているようです。ヴィンテージ的には2014の方が評価が高いです。2012年は悪くないヴィンテージなのですが、収量が少なかった2011年の翌年で、質より量を重視してしまったワイナリーが多かったと言われています。そのあたりの事情はワイナリーによっても違いますが参考まで。






Date: 2018/1209 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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楽天のウメムラwine cellarで新春福袋が始まっています。かねてから人気のこの福袋ですが、私は昨年初めて購入。こりゃ頼まない理由がないなと思えるものでした。

その理由は中身のリクエストができること。もちろんウメムラの在庫にないワインは無理ですし、1万円の福袋に2万円のワインをリクエストするのも無理ですが、ピンポイントでワインを指定することもできます。

昨年は、まだ飲んだことがなかったピノ・ノワール(4500円くらい)をピンポイントでリクエストして、あとはカリフォルニアしばりでお任せにしました(1万円の福袋)。

来たワインはウメムラの売価ベースで1万2000〜3000円くらいだったかと思いますが、要は買いたいワインを2、3割引で買えるようなものです。

福袋はこの1万円で4本というものから6本で54万円などさまざまな価格帯や本数のものがあります。狙いたいワインを見つけてからどれを頼むか決めるのがいいのではないかと思います。

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2019年 新春福袋(そ) 4本
価格:10800円(税込、送料別) (2018/12/9時点)





Date: 2018/1207 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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ロバート・モンダヴィのナパ・ヴァレー・カベルネ・ソーヴィニヨンがしあわせワイン倶楽部で特価になっています。税込み3000円台はワイナリー価格の34ドルと比べても安いくらいの価格。ブドウはスタッグス・リープにある自社畑ワッポ・ヒルやオークヴィル産のもの。買いブドウも含まれていると思いますが、ちゃんとしたナパのワインです。

先日、アカデミー・デュ・ヴァンのセミナー1回目でもこのワイン試飲しました。モンダヴィはナパのカベルネとしては酸が結構豊かでエレガント系ですが、ナパらしい芳醇さもあります。スタンダードなカベルネ・ソーヴィニヨンとして十分な品質だと思います。


Date: 2018/1205 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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楽天のMy Wine Clubで楽天スーパーセールの期間中、オーパス・ワンの2014年が税抜き3万9800円で出ています。オーパスで3万円台を見るのは久しぶり。翌2015年は5万円からになりますから、2014の方がだいぶお買い得です。しかもポイント5倍付くので、それだけでも2000円近くになります。かれこれ10数年間オーパス・ワンの価格を見てきていますが、現状ではこれ以上安く出ることは、まずないと思います。

ワイン・アドヴォケイトの評価で見ると2013、2015、2016の97+に対して2014は96なのでちょっとだけ落ちますが、十分すぎるくらいの高評価です。